2017年01月09日

◆ このデータを探せ(リコール車)

 情報のあふれる現代で、情報不足が問題となっている。リコール車の所有者のデータが見つからないという。

 ──

 リコール車の所有者にリコール通知を送りたいのだが、所有者がどこの誰だかわからなくて、通知を送れないという。
 車のリコール(回収・無償修理)を通知するダイレクトメール(DM)の1割が、持ち主に届いていないことが国土交通省の調査でわかった。2015年度は推計約180万台分が届かなかった。転居時に車検証の住所変更をしない人がいるためだ。
 メーカーや販売店は、法令に基づいて提供された車検証の情報や、独自の顧客情報を使って持ち主を探し、DMで知らせる。このため、転居時に住所変更を怠り、販売店にも知らせていない場合、DMが届かなくなる。個人情報保護の観点から、住民票など、別の個人情報をもとに持ち主をたどるのは困難だ。
( → 朝日新聞 2017-01-09

 情報のあふれる現代に、情報不足が問題となるとは、何とも皮肉な( or 馬鹿げた)ことだ。笑うしかない。


shaken.jpg

 ──

 では、どうする? そこは、困ったときの Openブログ。アイデアを出そう。こうだ。
 「自動車の方からデータを探るのではなく、所有者の方からデータを探る。自動車保険のデータで、所有者の一覧を得て、そこから該当車種の所有者だけを抽出する」

 所有者のデータには、車種のデータも付随しているはずだ。そこで、「車種 → 所有者」というふうにデータを得る代わりに、「所有者 → 車種」というふうにデータを得るわけだ。
 こうして、データベースの操作によって、該当の車種の所有者を抽出することができる。
 これで解決。

 ※ エクセルで言えば、社員の名簿が 50音順になっているときに、データをうまく抽出して、「年齢が 20代だけ」の名簿一覧を得るようなものだ。データが入力されていれば、抽出は簡単だ。



 [ 付記 ]
 自動車保険には、自賠責と任意保険とがある。
 このうち、任意保険の車両保険(自損事故が対象)なら、必ず、車種が登録されている。だから、車両保険のデータベースなら、必ず所有者がわかる。
 自賠責の方は、車種が登録されているかどうかわからないが、常識的に言えば、自動車の車種も個体番号も登録されているはずだ。さもなくば「身代わり」という形で、他人の車や他人の保険で、保険金詐欺が横行してしまうからだ。したがって、自賠責の方からも、リコール車の所有者が見つかるはずだ。

  • ※ 車種や個体番号が登録されていないとしたら、それは、自賠責に保険としての制度的欠陥があることになる。まさか、そんなことはあるまい。保険金詐欺を招く。


posted by 管理人 at 08:26| Comment(5) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
引っ越しをして車検書の住所変更をしなくても税金だけは必ず払えと通知が来ますよね。
当然そのデータには排気量や車体番号の記述があるはずです。
だから 納税書を送っている部署から通知をすればイイだけだと思いますが。。。
如何にもその辺は融通が利かないようですねぇ〜
Posted by 白金の豚 at 2017年01月09日 13:31
↑ ちょっと調べた限りでは、自動車税は地方税であり、自治体が管轄しているので、全国統一のデータはないようです。
 県や政令都市などで、あちこちのデータを集める必要がある。データの形式が統一されている保証もなく、かなり大変っぽい。
Posted by 管理人 at 2017年01月09日 15:00
車検のときに業者がリコール対象車かどうか調べるように義務付けれはいいように思います
Posted by P助 at 2017年01月10日 18:55
車検時のリコール実施有無の確認は必ずやってますよ。
Posted by やまさん at 2017年01月11日 08:10
>車検時のリコール実施有無の確認は必ずやってますよ。
そうなんですか?ディーラーなら当然ですが
安い民間車検なら面倒な手続きは極力しないと思うんですけど。(リコールはディーラーに持ち込みなので)
Posted by P助 at 2017年01月11日 08:53
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