2017年01月01日

◆ IH調理器のカバー

 IH調理器にカバーをつけるといい。

 ──

 IH調理器のガラス天板が割れた、という報告をときどき聞く。これは、熱の差が理由だ。
  ・ 熱いガラス天板に、冷たい鍋を載せる。
  ・ 冷たいガラス天板に、熱い鍋を載せる。

 この二通りがあるが、通常は、前者だろう。この場合、ガラスが熱収縮するので、すぐに割れてしまいそうだ。

 この問題を避けるには、上記のようなことをしなければいいわけだが、ついつい、うっかりしてミスってしまうこともありそうだ。
 ならば、それを避けるための措置を取ればいい。フェイル・セーフ。

 ──

 具体的には、どうする?
 「 IH調理器の上にカバーを載せる」

 という方法で済むだろう。これによって、熱いものと冷たいものが直接接触するのを防ぐ。

 その素材は? 不燃性のガラス繊維やアラミド繊維が販売されている。




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 しかしこれはちょっと不便だ。
  ・ 価格がけっこう高い。
  ・ サイズが小さい。(21cm)
  ・ すぐにすべって、ずれてしまう。

 それでいて、過剰なスペックがある。それは「不燃性」だ。IH調理器は、火が出ないのだから、不燃性は特に必要ない。せいぜい、揚げ物ときに、油が跳ねて、油滴がくっつくことぐらいだろうが、そんなことで火が出るはずがない。
 なお、油が過熱して、油に火が付くことは、ないとは言えない(特にステンレス鍋を使ったとき)のだが、油に火が付いたら、もはや手遅れだ。カバーの問題では済まない。

 ──

 というわけで、私のおすすめは、
 「厚紙を載せること」
 だ。これならば、特に問題はないだろう。すべるようならば、四隅を事務用の糊で接着すればいい。糊だから、あとで洗い流すのも簡単だ。
 なお、厚紙は、100円ショップで買える。ダイソーならば、A4サイズが3枚 100円だ。厚さは1mm 弱。



 [ 付記1 ]
 カバーを付けることの最大の美点は、次のことだ。
 「ガラス天板が汚れない」
 これは次の二つを防止する。
  ・ 鍋の底の汚れがこびりつかない。
  ・ 鍋からあふれた汁の材質がこびりつかない。


 特に後者が大事だ。鍋からあふれた汁は、ガラス天板に乗っかると、蒸発して、汁材質がこびりつく。これを洗うのは面倒臭い。適当にさっと拭いておいて、何度か繰り返したあとは、この紙を(汚れのまま)捨ててしまえばいい。

 [ 付記2 ]
 カバーを載せると、IH調理器の効率が下がるのでは? という心配があるかもしれない。だが、その心配は不要だ。電磁的な効果によるので、紙やガラス繊維には影響されない。

 [ 付記3 ]
 カバーを載せると、センサーの感度が下がるのでは? という心配があるかもしれない。たしかに、そうだ。
 だが、普通の加熱料理(煮物・湯沸かし)のときには、どうせ 100度以下にしかならないはずだから、センサーの感度に無闇にうるさくなることは必要ないだろう。
 焼き物のときには、目で見ているはずだ。(さもないと、焦げてしまう。)だから、この場合も、問題ないだろう。
 一方、揚げ物のときには、カバーをはずした方がいいかもしれない。ちゃんと目で見ていれば問題ないが、席を外して放置するような使い方をすると、危ない。(もっとも、揚げ物のときにそんな使い方をするのが論外だが。)

 センサーの感度が精密に必要となる揚げ物のときに限り、カバーをはずした方がいい、と言える。といっても、高熱にしなければ問題ない。温度設定を「高温」にして長く使うのでない限り、大丈夫だろう。
 なお、揚げ物の場合に大事なのは、「ステンレス鍋を使ってはいけない」ということだ。理由は、下記。
 ステンレスの鍋は、底面がフラットではない。板が薄いので、波状に凸凹している。さもないと、強度を保てないからだ。
 一方、鉄の鍋は、厚みがあって、強度があるので、底面はフラットだ。
 このような形状の違いが、センサーの精度に影響しているのかもしれない。
 つまり、ステンレス鍋が駄目なのは、熱伝導率の問題じゃなくて、薄くて形状が凸凹しているから。そう理解するといいようだ。
( → IH 調理器 / 電気圧力鍋(火事予防): Open ブログ(コメント欄)


posted by 管理人 at 07:29| Comment(1) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
耐熱ガラスを過信するから生じる問題ですね。鍋底でガラスに細かい傷をつけたら割れます。
傷を防ぐためにはラップでもいいかもしれません。
Posted by 京都の人 at 2017年01月01日 23:50
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