2016年12月31日

◆ 小笠原にプロペラ用滑走路

 小笠原にプロペラ用の滑走路を建設する案が浮かんでいる。しかしこれはペテンだ。

  ※ 最後に 【 追記 】 あり。重要。

 ──

 小笠原にプロペラ用の滑走路を建設する案が浮かんでいる。ちょっと古い記事だが。
 本土から約1千キロ離れた小笠原諸島・父島で、都と小笠原村が協議している空港案の概要がわかった。洲崎(すさき)地区にプロペラ機用の1200メートル級の滑走路を設け、羽田空港と結ぶ案だ。
( → 朝日新聞 2016年10月10日

 これと似た案は、私も前に述べた。
 小笠原の急患を運ぶためにオスプレイを使うといい、という案があるが、もっといい案がある。軽飛行機を飛ばす空港を作ることだ。
( → 小笠原の空港は軽飛行機に :Open ブログ

 では、先の案は、私の案をそっくりそのまま実現しようとするものか? いや、違う。滑走路の長さが違う。
 私の案では、滑走路はたったの 400メートルだ。一方、今回の案は、1200メートルだ。
 ではなぜ、1200メートルという長大な滑走路を建設するのか? それは、定期旅客機を就航させるためだ。
 国内の定期航空路線(コミューターを除きます)の場合、通常はプロペラ機の場合は1200m、ジェット機の場合は1800mの滑走路が必要です。
( → 滑走路の長さについて

 コミューターではないかなり大きめの定期旅客機を就航させるためには、1200メートルの滑走路が必要なのだ。
 標準的なプロペラ飛行機としては、下記がある。
  → DHC8-400

 こういうふうに、「観光を目的とするために、1200メートルという長大な滑走路を建設しよう」というのが、今回の狙いだ。
 ま、それはそれでいい。「おれたちの金儲けのために、国からたっぷりと金を引き出そう」というのは、国の金を私物化しようということであり、あらゆる地方自治体が狙っていることだ。そういうさもしい精神で国の金を頂戴しようというのは、それはそれでごもっともだ。(乞食根性とは、そういうものだ。)

 しかし、である。それならそれで、そのことを正直に言えばいい。しかるに、朝日の上記記事では、正反対の嘘八百を述べている。
 村の樋口博・企画政策室長(航空路担当副参事)は「緊急医療など村民のための空港。観光客優先ではない」と言う。

 呆れた。観光客を招致するために、長大な滑走路を建設して、定期便を就航させようとする。それでいて、「緊急医療など村民のための空港」だというふうに偽る。言っていることと、狙っていることが、正反対だ。
 こういうふうにだまして、国の金を奪おうというのだから、呆れるしかないね。ペテン師。



 [ 付記1 ]
 では、どうすればいいか? もちろん、先に述べたように、400メートル程度の滑走路を建設すればいい。それで、急患は運べる。建設費も格安だ。
 あとは、前述の軽飛行機を飛ばせばいい。





 [ 付記2 ]
 もう一つ、別案もある。400メートル程度の滑走路を建設した上で、そこに医者と看護婦を乗せることだ。つまり、小笠原から東京へ急患を運ぶかわりに、東京から小笠原へ医者と看護婦を運ぶ。この場合、急患を運搬するための時間に相当する1〜2時間が節約できる。「急患です」となったら、ただちに医者と看護婦が小笠原に向かう。その間に、小笠原の病院では、あれこれと準備をしておく。装置の電源を入れたり、麻酔薬を準備したり。
 この方式だと、小笠原に病院設備を設置するため、数億円がかかるだろうが、滑走路に数百億円をかかるのに比べれば、圧倒的に低コストで済む。

 [ 付記3 ]
 さらに別案もある。医療ロボットである「ダビンチ」を使うことだ。この件は、下記を参照。
  → 医療ロボット開発の問題
 国産の医療ロボットを開発するのは難航しそうだが、海外製のものを使えば問題ない。
 下記にも情報がある。
  → ダ・ヴィンチでのロボット心臓手術 - 成功率99.8%の世界最高水準心臓手術

 滑走路の建設なんていう土木技術にばかり着目しないで、もっと圧倒的に低コストな AI 医療に着目するべきなのだ。
 目の付けどころをシャープにしないと。
 


 【 追記 】
 大事な話が抜けていたので、追記しておく。2点。

 (1) ヘリコプター

 本項では「プロペラ機」という報道に対して、「軽飛行機」という案を示したが、これは当初の案だった。
 その後、私は、ベストの案を示した。それは、
 「滑走路なしで、ヘリコプターを使う」

 という案だ。これだと、滑走路の建設費がゼロで済むので、コストは格安である。
 ただし、通常のヘリコプターだと、速度が飛行機の半分ぐらいなので、遅すぎる。(プロペラ中型機や、軽飛行機との比較。)
 しかし、そこは困ったときの Openブログ。妙案がある。
 「ヘリコプターを本土から派遣して往復させる代わりに、ヘリコプターを父島に常駐させて、片道飛行させる」
 これだと、往復の代わりに片道飛行なので、距離は半分で済む。速度が半分でも、距離も半分なので、差し引きして、ほぼトントンだ。
 具体的な時間計算は、下記項目の後半にある。( AW139 という機種で 3.3時間。)
  → オスプレイを小笠原に

 (2) 飛行艇

 現状では、飛行艇を使っている。だから「現状のまま飛行艇を使えばいい。これならコストはゼロだ」という案もある。
 しかし、これは駄目だ。その理由も、上記項目で記してある。一部抜粋しよう。
 現状では、飛行艇が使われている。
 これでいいと思ったのだが、実は良くないそうだ。というのは、「夜間」「荒波」「前後に山がある」という悪条件があるので、自衛隊にとって非常に条件が悪くて、危険だという。命懸けなので、今すぐにもやめたい、と自衛隊は思っているそうだ。「隊員の命を危険にさらすのは勘弁してほしい」というわけ。

 時間もやたらとかかる。
 現状は、飛行艇で9〜10時間。( → 出典 ) 荒天時だと、着水できないので、何日も待たされることがある。

 というわけで、飛行艇という案は、ボツだ。
 
posted by 管理人 at 19:54| Comment(16) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>あらゆる地方自治体が狙っていることだ。そういうさもしい精神で国の金を頂戴しようというのは、それはそれでごもっともだ。(乞食根性とは、そういうものだ。)

管理人はあらゆる地方自治体を乞食と言っているが、管理人はそもそも税金払っているのか?平日の昼間含めて一日中ブログ書いているがそれは税金を払えるほどの収入を生み出す仕事なのか?
とても不思議です。
Posted by ななし at 2016年12月31日 23:21
> 平日の昼間含めて一日中ブログ書いているが

 平日の昼間に書くのは、年末と休日ぐらい。
 普通は、1回に夜の 20〜30分ぐらいです。
 昼間は正業です。そのあと、疲れたら、息抜きのつもりで書いている。正業とは全然別の分野だから、息抜きになる。おしゃべりみたいなものだ。

 ちなみに、本項を書くのに要した時間は、10分間ぐらい。一日中なんて、とんでもない。
Posted by 管理人 at 2017年01月01日 08:01
管理人様、いつも楽しんで拝見しております。今年もよろしくお願いいたします。
いつもながらの切り口で物事の見かたの訓練に愛読しております。
飛行場の件、観光優先ではない、と言っていますから二次目的ではあると白状してるようなものですが、この頃の新聞等マスコミは表面的な報道ばかりですね。本当ならこの記事を読んでここまで考えれる様にならないといけないのですが、出来ない人も多いと思います。最近表面的に捉える方も多い気がしますし考えさせられます。
しかし、コメント欄ちょっと残念なものが増えてますね。税金を沢山払っていれば色々発言してもいいんですかね(笑)。
Posted by sara at 2017年01月03日 13:11
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

今回は小笠原諸島が話題になっていますが、小笠原に空港を作ってまでの救急搬送の
仕組みを作る必要はないんじゃないかと思ってます。
小笠原には小笠原診療所があります。名前は診療所ですが、実際には
街の個人病院並みの規模がありそうです。

【小笠原診療所の現在(小笠原診療所のHPから引用)】
現在の診療所は平成22年に完成した鉄筋2階建ての近代的な建物で、
1階に外来、CTを含むレントゲン室、手術室が、
2階に入院病床と有料老人ホームが併設されております。
診療所には現在、医師3名、歯科医師1名、看護師13名、薬剤師1名、放射線技師1名、
理学療法士2名、歯科衛生士1名、歯科技工士1名、管理栄養士1名、事務4名、
医療事務4名と、併設の有料老人ホームには介護職員16名、調理師5名で、
総勢53名のスタッフで島の医療と福祉を担っております。
http://www.ogasawaraclinic.jp/clinic/

これだけの規模で間に合わない事態はそうそうないかと思いますし、
万が一そういう事態になっとしても、父島に駐屯している自衛隊が
救急搬送をしてくれるそうです。

【父島基地分遣隊(自衛隊の任務)(自衛隊のHPから引用)】
主な任務は、小笠原村内で対応できない急患が発生した場合に、
救難飛行艇や救難機により患者を内地の病院へ搬送する急患輸送支援、
基地周辺に災害が発生した場合に災害救助及び復旧等に対応する災害派遣です。
http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/butai/cj-bf.html

しかし村長も観光目的で空港が欲しいなら「観光目的」と言うべきですね。きっと「救急搬送用」とした方が予算が付きやすいという思惑なんでしょうけど。
Posted by とまと at 2017年01月04日 13:00
連投ですみません。

主さんが仰られました
「小笠原から東京へ急患を運ぶかわりに、東京から小笠原へ医者と看護婦を運ぶ。」
で、小笠原を離島と置き換えて「(数ある)離島から東京へ急患を運ぶかわりに、東京から離島へ医者と看護婦を運ぶ。」
ではどうでしょうか?
急病人がいる島には空港がない場合もあるだろうというご指摘が出てくるでしょうが、
用意する飛行機は水陸両用飛行艇とすれば空港にも海にも着陸できる。
で、そんないいのがあるのかということになりますが、
これなんかどうでしょう?
ボンバルディア CL-415
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボンバルディア_CL-415

空中消火機として設計されていますが、発注の段階で「そんな設備はいらない」と
すれば値段も下がるはず。(空中消火機として $2,600万)
これに救急車の設備を載せて飛行場のない離島が多い沖縄、鹿児島、瀬戸内ぐらいに置いておけば、
複数の離島をカバーできるのではないかと思います。
ただ夜間の着水が可能かどうかがひとつ疑問ですが。
Posted by とまと at 2017年01月04日 13:10
 最後に 【 追記 】 を加筆しました。
  ・ 片道ヘリコプターという案が最善だ
  ・ 飛行艇は駄目だ
 という話。別項の紹介という形で。

 重要な話なので、是非お読み下さい。
Posted by 管理人 at 2017年01月04日 19:27
追記、ありがとうございます。

さて
>夜間」「荒波」「前後に山がある」という悪条件があるので、自衛隊にとって非常に条件が悪くて、危険だという。命懸けなので、今すぐにもやめたい、と自衛隊は思っているそうだ。

現在でも小笠原の場合は夜間は硫黄島にヘリで搬送してそこから飛行機(飛行艇を含む)で本土に
搬送するそうです。荒天時の飛行艇の問題があるなら夜間と同じ対応をすればいいだけです。
他に対応方法があるのに危険、命懸けという状態で飛ばすというのはそれを命じる責任者が
あまりにも無責任極まりないです。
自衛隊が対応を考え直すべきです。
また父島の基地には飛行艇の飛行艇用の揚陸スロープも設置されているそうで
荒天、夜間でなければ父島のすぐそばに着水には全く問題はありません。
https://www.google.co.jp/url?url=https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E7%2588%25B6%25E5%25B3%25B6%25E5%259F%25BA%25E5%259C%25B0&rct=j&q=&esrc=s&sa=U&ved=0ahUKEwijip3VxK7RAhUKipQKHSJiA_MQFggsMAc&usg=AFQjCNHv_iXmavzSzpAR5jzCX4dKzkjFWg

本土から飛ばす機には主さんが主張されていたことに近い内容になるかと思いますが、
その機には医師も乗せているそうです。
http://www.ogasawaraclinic.jp/clinic/state.html

で、飛行機(飛行艇を含む)、ヘリとの搬送時間差を考えます。
飛行機の例ではあまり速そうではないUS-2を例に挙げます。
その巡航速度は470 km/hだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/US-2_(航空機)
一方、ヘリの速度は機種によっていろいろあって難しいのですが、
自衛隊の航空救難団で使われているUH-60Jでは235km/hだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/UH-60J_(航空機)
つまりこの例だと飛行機の往復する時間とヘリの片道の時間はほぼ同じになります。
ということはコストを考えるなら飛行機を本土から派遣して往復したほうが
よいということになります。

主さんは巡航速度の速いAW609を挙げておられましたが、
巡航速度500km/h・航続距離約1,500kmを【目指している】とのことで、
現状では巡航速度はそこまで出ていない、航続距離も目標を達しても
ぎりぎりの状態で採用は現実味がないと思います。

なお硫黄島経由の搬送になった場合の時間ロスを検討します。
硫黄島は父島より南に約350kmの位置にあります。
この距離はUS-2で往復した場合、私の計算では約1時間半の距離となります。
先に紹介したHPでは1時間とのことです。
小笠原諸島の急患を病院まで収容するまで9〜10時間程度かかる状況で
荒天や夜間の場合に約10〜15%ほどの時間短縮のために小笠原諸島に
救急搬送用にヘリを置いておくのはコスト的に無駄だと感じます。

なお先のレスで沖縄、鹿児島、瀬戸内地方に救急搬送用に飛行艇を用意する
と提案しましたが、それをするなら主さんが言われるようにヘリの方がいいですね。
Posted by とまと at 2017年01月07日 08:12
 ちゃんと読んでください。私の提案は AW139 です。 3.3時間です。すぐ上に書いてある通り。
 なお、AW609 はあくまで参考。関係ない。AW609 は実現可能性がない、とも書いてある。

> コストを考えるなら飛行機を本土から派遣して往復したほうがよい

 まさか。自衛隊の飛行艇+ヘリは、民間のヘリコプター1機に比べて、機械も人員も10倍ぐらいのコストがかかります。
 また、飛行艇以外なら、滑走路建設費に1000億円がかかる。

> 小笠原諸島の急患を病院まで収容するまで9〜10時間程度かかる状況で荒天や夜間の場合に約10〜15%ほどの時間短縮のために小笠原諸島に救急搬送用にヘリを置いておくのはコスト的に無駄だと感じます。

 ちゃんと読んでください。時間短縮後は、3.3時間ですよ。
 あと、普段は観光用に使う、とも書いてある。普段は訓練にしか使わない自衛隊の飛行機より圧倒的に低コスト。(観光料で償却できる。)

Posted by 管理人 at 2017年01月07日 08:29
> 荒天時の飛行艇の問題があるなら夜間と同じ対応をすればいいだけです。
> 他に対応方法があるのに危険、命懸けという状態で飛ばすというのはそれを命じる責任者があまりにも無責任極まりないです。

 命がけで働いてくれている自衛隊の人を非難するのは、お門違いでしょう。素人が専門家の道に口出しするべきではありません。
 ちなみに、荒天のときにヘリを飛ばせば、あっさり墜落する危険性があります。荒天のときには、軽いヘリよりは重い飛行艇の方が安全です。

 荒天のときまで対処するとなると、1000億円をかけて滑走路を作って、中型機を飛ばすしかない。例外的な場合のためにそこまでやるのはコスト高だ。となると、荒天の場合には、現状通り、飛行艇に頼むしかなさそうだ。

 なお、本文中で自衛隊の人は「荒天のとき」については文句を言っていません。普通の天候でも「荒波」であることが問題だと言っているだけです。
 普通の天候なら、AW139 がベストでしょう。

> 父島の基地には飛行艇の飛行艇用の揚陸スロープも設置されている

 揚陸スロープは、着水したあとで陸上に行くための過程。着水そのものには影響しません。荒波があれば、荒波の状態に着水するしかない。着水したあとは、陸地のそばが荒波でないだけ。着水そのものとは関係ありません。
Posted by 管理人 at 2017年01月07日 08:47
>命がけで働いてくれている自衛隊の人を非難するのは、お門違いでしょう。素人が専門家の道に口出しするべきではありません。
命をかけなくてもいい方法があるのに、あえて命がけの方法を取るのはは駄目だと言ってのです。
私の意見は自衛隊員のことを慮ってのことです。

>素人が専門家の道に口出しするべきではありません。
これはないでしょう。
それなら将棋の不正事件だって、将棋に素人の我々が意見できないことになります。

>本文中で自衛隊の人は「荒天のとき」については文句を言っていません。普通の天候でも「荒波」であることが問題だと言っているだけです。
失礼しました。荒波を差す意味で荒天を使っていました。

>普通の天候なら、AW139 がベストでしょう。
AW139の航続距離は1,250 kmです。
ヘリコプターは載せる人、物の重量で航続距離が短くなります。
(飛行機も重量に影響を受けますがヘリコプターほどではない)
また飛行機を含め向かい風があっても航続距離が短くなります。
本土と小笠原諸島間の搬送には恐ろしくて使えないと思います。

私の意見は、小笠原諸島に中型機、小型機、ヘリコプターのいずれであっても救急搬送用に用意する必要はない。
自衛隊にお世話になればいい。
自衛隊父島基地の任務にも救急搬送が書かれている。
夜間、荒波、山が近いという危険性のあるなら硫黄島中継の方法をとって
危険を回避すれば良いということです。

>揚陸スロープは、着水したあとで陸上に行くための過程。
それは重々承知しています。
陸地のそばだけでなく近海が荒波でなければ、
飛行艇に危険性はないということを言いたかっただけです。
自衛隊も「前後に山がある」危険性を避けて普段は近海に着水して
その後海上を移動、そして揚陸スロープで上陸してるのだろうということです。
Posted by とまと at 2017年01月07日 14:53
> 本土と小笠原諸島間の搬送には恐ろしくて使えないと思います。

 全然、大丈夫。距離は 1000km しかない。向かい風ぐらいなら、余裕はたっぷり。

 仮に途中で燃料が足りなくなっても、着陸できるところはある。
 北に行くなら、八丈島など。
 南に行くなら、鳥島や聟島など。

 それでも心配なら、補助タンクを付けることもできる。これで大幅延長。
  http://flyteam.jp/news/article/34232

 あと、南に行くときは、八丈島で必ず燃料補給をすることにしてもいい。この方向のときは、帰路なので、急ぐこともない。のんびり途中停車すればいい。
 北に行くときは、のんびりできないが、万一の場合の着陸地はたっぷりとあるから、危険はない。  
Posted by 管理人 at 2017年01月07日 15:32
返信、遅れてすみません。

>全然、大丈夫。距離は 1000km しかない。向かい風ぐらいなら、余裕はたっぷり。

1000kmという距離がAW139について「全然、大丈夫」なんてことはありえません。
状況に寄りますから。
(1)AW139の航続距離:1,250 km、巡航速度: 306km/h。(Wikiより)
もし向かい風の風速が10m/sというような状況、これは時速換算して72km/h相当。
つまり航続距離が1,100kmに縮まることになります。風速20m/sなら960km。
(2)Wikiで航続距離:1,250 kmとなっていますが、この通りの性能が全機出るとお思いですか?
いわゆる「カタログスペック」というところのもので実際は少し短い可能性も多いにある、
またスペック通りの値が全機平均した値と一致する、もしくは少し良いかも知れないとしても、
機体の個体差は考えませんか?。同じラインで製造された車だって燃費に違いが発生するでしょう?
(3)通常旅客機は、目的地の空港の上空に到着したときに空港に何らかのトラブルがあり他空港に
代替着陸する(オルタネイト、ダイバート)だけの燃料+予備燃料を積みます。
救急搬送用の機体もこれは必要でしょう。
以上のことから、「全然、大丈夫」なんてことはありえないです。

>それでも心配なら、補助タンクを付けることもできる。これで大幅延長。
補助タンクがあるんですね。これならおそらく余裕でしょう。
ただ「それでも心配なら」なんてことはなく、必須です。

で、一つ前のコメントに書いた「小笠原諸島の住民、観光客の救急搬送用に専用機を用意するのか?」
について、主さんはどうお考えなんでしょうか?
村長の本当は観光目的に空港を作るのが目的で都や国に金を出させるために
救急搬送を持ち出して中型機用の滑走路を作ろうとするのは言語道断としても、
住民約3,000人(Wikiより)、想定される観光客約1,000人、合計約4,000人に対し、
機体の購入、ポートの造成などの初期費用に20〜40億?、維持費に年間3,000〜5,000万?。
小笠原諸島から本土への緊急搬送の平均回数:30回/年。(http://www.ogasawaraclinic.jp/clinic/state.html)
これだけ低い稼働率なのに専用の機体を置いて専任のパイロットを置いて、
つまりこれだけの金、要員をかけることが妥当なのか?ということです。
私は否です。
(観光客の人数は以下のサイトの人数のおおよその平均、その後世界遺産に指定されて客が1.7倍に増えたと
いう情報もあったが2倍と計算。観光客の平均滞在日数を2週間と仮定。計算式は14500*2*(14/365)。
http://blogs.yahoo.co.jp/ichikishigeo_07/GALLERY/show_image_v2.html?id=http%3A%2F%2Fblogs.c.yimg.jp%2Fres%2Fblog-05-77%2Fichikishigeo_07%2Ffolder%2F1665643%2F84%2F58250584%2Fimg_0%3F1264775343&i=1)
「人名を軽視している」と言われそうですが、「じゃあ街にある消防署の救急車に
何で医師を乗せないんだ?」と反論します。そこまでするには「人も金も足りない」
ということです。
Posted by とまと at 2017年01月09日 07:02
↑ ちゃんと読んでください。
 「何も対策しなくても大丈夫」ではなく、「対策すれば大丈夫」ということです。

 風がなければ、何もしなくても大丈夫。
 風が少しぐらいあっても、万一の場合の回避策はある。
 北向きの場合、南向きの場合、分けて説明してあるので、ちゃんと読みましょう。

 あなたは私の話を何も読んでいない。勝手に「何もしない場合」を想定して反論している。それを「藁人形論法」と言うんです。私への反論じゃなくて、あなたの描いた妄想への反論であるにすぎない。

> 風速が10m/s 風速が20m/s

 そんなことは滅多にありません。そんなに強風のときには、特別に対策をすればいいだけ。
 というか、そんな強風のときには、ヘリが離陸できるかどうかも疑問だ。そういう荒天のときには、ヘリの出番とはならない。
 特別に例外的な場合を考えても仕方ない。

> 「小笠原諸島の住民、観光客の救急搬送用に専用機を用意するのか?」について、主さんはどうお考えなんでしょうか?

 まったく、人の話を全然読んでいないんですね。「《 専用機(飛行機)+滑走路 》に反対して、ヘリコプターを」というのが私の提案です。
 そもそも本項はタイトルからして「《 専用機(飛行機)+滑走路 》に反対」という趣旨です。
 ちょっとは私の話を読みましょう。
Posted by 管理人 at 2017年01月09日 08:47
おや、意見を変えたんですね
http://openblog.seesaa.net/article/435848314.html
では次のようなことを書かれてましたが


だいたい、必要か否かなら、小笠原の人がよく知っているのだから、彼らに「ヘリだけでいいか?」と尋ねてみるといいでしょう。「本土まで行く途中で燃料切れで墜落しますけど」と補足しておくといいですよ。
Posted by Bun at 2017年01月29日 14:48
↑ そこは「飛行艇の方がヘリよりも航続距離が長いので有利」という話でしょ。
 ま、たとえとして小笠原を示したのは、ちょっと良くなかったようだ。小笠原までなら、飛べるヘリがあるから。

 しかし、話の本筋とは別のところで、例示のまずいところをひとつ見つけるなんて、あなたも暇ですねえ。どうでもいい話だろうに。

> 意見を変えたんですね

 本サイトでは、長い時間のうちに、意見が変わることはしょっちゅうありますよ。当然です。進歩がないのは、硬直した頭。
Posted by 管理人 at 2017年01月29日 16:09
では今日言ったことは明日には翻すかもしれないよと。
このブログはそういうスタンスに立っているわけですね
Posted by Bun at 2017年01月29日 19:06
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