──
アンコには、脂肪がない。
チョコレートには、カカオバターという脂肪がたっぷりだ。
この違いが、両者に決定的な差をもたらす。
とすれば、アンコに脂肪を付ければ、チョコレートみたいな食感になるはずだ。和風チョコ、みたいな。
そして、それは、間違いではない。アンコと生クリームは、相性がいい。その典型が、あずきアイスだ。
市販のあずきアイスでもいいが、市販のバニラアイスにアンコを混ぜてもおいしい。特に、乳脂肪がたっぷりある高級アイスだと、美味しさが増す。
さらに、それに加えて卵の風味も加えたのが、前項で示したものだ。つまり、これだ。
あんこ + アイスクリーム + プリン
──
以上のことを発展させて、次のバリエーションが思い浮かぶ。
基本形式 : あんこ + 脂肪
あんこ : アズキあん、白あん、うぐいすあん etc.
脂肪 : 乳脂肪(バター・生クリーム)、植物性脂肪 etc.
これで、いろいろな組み合わせをすると、「豆と脂肪」で「チョコとは似て非なるもの」ができるはずだ。
また、豆の種類も、国産品に限らず、外国産の多様な品種を試すと、まったく別の味になることもあるだろう。
で、こういうのを作ると、チョコレートとは違った豆菓子ができて、人々は美味しさを楽しめるだろうし、アフリカその他の農業関係者は豊かになれるだろう。
豆は世界を救う。
これがホントの 豆知識。

[ 余談 ]
ちょっと思い浮かばない名前の豆がある。
甘く味付けされた、黄色い豆(料理)。栗みたいな味のする豆(料理)だが、なんていう名前だったかな? 「なんとか豆」「****豆」という名前だったが、思い出せない。ネットでも探したが、見つからない。
あれ、何だっけ? 平べったくて、そら豆かエンドウ豆をつぶしたようなやつ。どこかの郷土料理か名産物だったかも。
個人的には四角豆のてんぷらが大好きです。
そうだ、そうでした! ありがとうございます。
画像
http://www.shibamata-marujin.co.jp/shop/item_detail?category_id=226144&item_id=750088
本文中で、下記のように書いた。
──
アンコには、脂肪がない。
チョコレートには、カカオバターという脂肪がたっぷりだ。
とすれば、アンコに脂肪を付ければ、チョコレートみたいな食感になるはずだ。和風チョコ、みたいな。
──
これに関連して、旭に面白い記事が出た。一部抜粋しよう。
──
トラヤカフェ・あんスタンドでは、和と洋が融合したあんペーストを売り、飲食コーナーもある。
虎屋のグループ会社が昨年4月にオープンさせた新型店だ。 売りは和と洋が融合した「あんペースト」。冬季限定の「柚子(ゆず)」は、虎屋の白あんをベースに国産柚子とホワイトチョコレートが混ざり合い、まろやかな甘さに爽やかな柚子の香りがからむ。
──
http://www.asahi.com/articles/DA3S12738633.html