2016年09月17日

◆ 豊洲の真相:配管のため

 豊洲市場の問題(盛り土がなくて地下室があることの謎)は、「配管のため」というのが真相だろう。

 ──

 「配管のため」というのは、前からも唱えられていた。しかし、「配管のために 4.5m も必要ない」ということから、立ち消えになっていた。

 そこで、私が新たに修正案を出す。こうだ。
 「基本的には、配管のためである。建築的には、配管のための地下室ははずせない。一方、配管のために通常の方式でやると、地下室に 2m で、盛り土に 2.5m となる。このような二重構造は、コスト的に無駄である。だからコスト的には、どちらか一本に絞るべきだ。ゆえに、地下室 4.5m という案になった」


 この修正案は、次の二点からなる。(二本立て。)
  ・ 配管の地下室は必要である。
  ・ 地下室と盛り土の二重構造は、コスト的に不可。

 この二点をともに成立させるには、「地下室 4.5m 」という案しかない。だから、「地下室 4.5m 」という案になったのだ。

 以下では詳しく述べよう。

 1.配管の地下室は必要である


 配管のために、地下室(ピット)は必要である。
 これは建築的には常識なのだが、専門家会議も、技術会議も、どちらも気づかなかった。専門家会議は、「豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」であって、土壌汚染の専門家であるにすぎない。技術会議は、「実施・施工会議」であるが、ただの追認機関であるにすぎないようだ。(ボンクラぞろいで、何も見抜けないという指摘あり。 )
 議事録を見る限り、おそらく、川田さんを含め一部の有識者は、会議に参加していたにもかかわらずここの資料をきちんと見ていなかったか、問題視していなかったことが分かります。
 盛り土のない図面をすべての委員が見て、その場で何の反論もなく、議事としては「工事成功したね、良かったね」といって、技術会議は第18回を締め括っているわけです。図面が読めないのか、図面を見ていなかったのか、認識していたけど問題だとは思ってなかったか、のいずれかです。
( → 小池百合子「豊洲劇場」と、報告書を読まずにいまさら文句を言う有識者問題(山本一郎)

 このような無能連中が「地下室なんか不要だ」と結論したわけだが、建築常識として、配管のためには地下室が必要なのだ。そのことは、現実に存在する配管を見ればわかる。

 《 NHK の動画から


haikan1.jpg

haikan2.jpg

 《 TBS の動画から


haikan3.jpg

haikan4.jpg

 以上からわかるように、地下室には配管がある。このような配管は、必要不可欠なものだ。当然、それを収容する地下室が必要となる。

 2.地下室と盛り土の二重構造は、コスト的に不可


 地下室は必要になるが、それが 4.5m もの大きさを持つ必要はない。通常ならば、2.0m ぐらいの地下室を設けるだけだろう。
 ところが、豊洲市場の場合には、事情が異なる。ここは「地下を掘る」のではなく、「盛り土を載せる」のだ。そして、盛り土を載せた場合には、二重構造が生じる。つまり、盛り土が 2.5m の上に、地下室が 2.0m という二重構造になる。
 このような二重構造には、デメリットが付随する。

 (i)地下室を 4.5m のかわりに 2.0m にしても、床や天井はそのまま必要なので、たいしてコストダウンにならない。途中の壁や柱のコストがちょっと減るだけだ。(地下室が丸々なくなるのに比べて、全然違う。)

 (ii)地下室の下方に盛り土がある。そのせいで将来的には、盛り土が地盤沈下して、地下室の下方に空洞が生じる。このような空洞が生じることは、いろいろと問題が生じる。特に、地上の空洞でなく地下に空洞が生じることには、難点が生じる。(やばいね。)

 (iii)地下室の下方に空洞ができても大丈夫であるように、地下室の床面は非常に頑丈な鉄筋コンクリリートにする必要がある。そのせいで、非常にコスト高になる。


 ひるがえって、地下室を 4.5m にすれば、二重構造は解消するので、上記の問題点はすべて解消する。
  ・ 地下室のコストアップはわずかで、盛り土のコストは不要に。
  ・ 地下室の下は、固められた地盤なので、地盤沈下はない。
  ・ 地盤沈下がないので、地下室の床は簡易な遮水コンクリートで済む。
   (現時点ではその簡易版のコンクリートさえ足りないが。)


 結論


 配管のために地下室は必要だが、地下室と盛り土の二重構造はコスト高だ。とすれば、地下室の一重構造しかありえない。
 これが、「盛り土のかわりに地下室だけがある」ことの理由だ。
 


 [ 余談 ]
 私が思うに、専門家会議と技術会議の人たちは、通常のビルを作るつもりだったのだろう。
 なるほど、通常のビルなら、地下室は必要ない。地上高 30センチぐらいの床をつくって、その下に床下空間を用意すれば、そこに配管を通すことは可能だからだ。
 ところが、豊洲市場では、その手は使えない。

 (1) 市場というものは、建物の床面の高さと、道路とが、同じ高さである必要がある。(段差があると不便だ。)
 (2) かといって、地下を掘ると、そこは盛り土となっている。通常ならば、地下を掘っても、そこは固い地盤なので、簡単に地下室の床面を作れるのだが、豊洲の場合は、そこが盛り土なので、簡単に地下室の床面を作ることはできない。(簡単に作れば、地盤沈下のあとで、床面が陥没するかもしれない。)

 要するに、初期計画にしたがって、盛り土のまま工事すると、あとでとんでもないことになるのだ。
 そう気づいた専門家が、盛り土をして工事が完成する前に、盛り土なしの方針に変更したのだろう。欠陥工事が完成する前に、きちんと是正したわけだ。……これが中国とは違うところ。
( ※ 中国では完成後に、欠陥工事に気づくことが多い。)
( ※ 北朝鮮の超高層ホテルも、そんな感じだ。これは未完成だが。 → リンク

 ともあれ、「初期の案は欠陥案だから、工事が始まる前に、専門家が是正した」という意味では、最初に述べたのと同じことになる。最初からそう言っていたんだよね。
  → 豊洲市場の盛り土の問題
 
posted by 管理人 at 21:44| Comment(35) |  東京五輪・豊洲 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
祝 ご興味復活
>第1回豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議(平成19年5月19日)-P23-から
○後藤新市場建設調整担当部長 ・・・・一部どうしても場内の搬送車の置き場として地下を考えてございます。・・・・一部地下のピット等が出てくるということは想定してございます。
○平田座長  ・・・・地下の構造物はあまりたくさんつくらないということ、あるいはつくるにしましても、ベンゼンがない、濃度の低いところにつくるとか、そういう意味で、先ほどライフラインの話が出ましたけれども、将来に、実際に汚染土壌、汚染地下水、 あるいはそのガス濃度なんかを考慮した上で、建物の設計、配置を再度検討していただく場面があるかなと思っているのですが、そのフレキシビリティといいますか、柔軟性は、市場はお持ちなのですね。
○後藤新市場建設調整担当部長   どの程度の対策、あるいは対策としては、私どもは十分な対策を とるつもりでございますけれども、設計変更につきましては、どの程度のものまでやらなければならないかというのは、今の時点では私どもわかりませんので、今後またご意見を頂戴しながら、そ ういった観点からもう一度再チェックする、今あるものについてもう一度検証してみるということ は考えていきたいと思います。

以上から、都は当初から経費削減のため、建物下の地下空間を考慮しており、
専門家会議は敷地全体の盛り土を提言したが、建物に地下空間を設けることを、明確に禁止してはいなかった。
そこで、都は建物以外の敷地に盛り土し、建物の下には空間を作り、ベンゼンの危険があるため搬送車の置き場は止めて、排水管を設置することを選択したのではないだろうか。

Posted by passerby at 2016年09月18日 00:25
通常のビルでも、地下ピットは必要です。
豊洲でも、同様に必要だった。
それだけですね。
Posted by けろ at 2016年09月18日 02:00
地下空間4.5mの根拠は、床を盛土の高さに合わせた結果の話。

もともと地下ピットに盛土を押し込む考えなどありえません。コスト以前に無意味だから。

盛土は防災上の話で、肝心な浄化は盛土より下で完結。

せっかく専門家がしゃべっても全てを理解しているとは思えず逆に不安を拡散している印象だ。
Posted by しがない土方のオヤジ at 2016年09月18日 08:36
>・・・騒ぎをやめるべきだ
>・・・「配管のため」というのが真相・・・
と、議論は続きます。

豊洲市場移転問題は眠らない?

もはや都政は都庁職員の「私物化=犯罪」状態で、議会は共犯者です。
然るべく「告発」し、司法の手にゆだねるしか「真相解明」は望めないのではないでしょうか(検察も怪しいものですが)。
Posted by Nekogu at 2016年09月18日 09:51
ttp://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%b1%8a%e6%b4%b2%e5%b8%82%e5%a0%b4%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%ab%e7%9b%9b%e3%82%8a%e5%9c%9f%e3%80%81%e7%89%a9%e7%90%86%e7%9a%84%e3%81%ab%e5%9b%b0%e9%9b%a3%e2%80%a6%e5%b0%82%e9%96%80%e5%ae%b6%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e5%ba%a7%e9%95%b7/ar-BBwh9hV?OCID=MF123V

専門家会議が再始動するらしいし、再始動の前に専門家がたぶん大丈夫だと思うって言ってるし。この問題も収束していくかな
Posted by かーくん at 2016年09月18日 10:10
水質OK、地下空間の大気質OK、それでも地下空間に土壌から放散されるベンゼンの滞留が懸念されるのであれば、換気すれば良い。
発泡スチロールでも良いし、適当な吸着剤でも置いとけばベンゼンはそっちに吸着されるし、もうどうでも良いです。とっとと安全宣言出して動かしてください。
リスクはハザードと確率の積なんだからハザードだけを見てグダグダ足を引っ張る事もやめて欲しいですね。
あとは何人か都庁の役人が詰め腹切らされて、恐怖政治が敷かれるのでしょうかね〜。
Posted by 京都の人 at 2016年09月18日 10:56
 また変なニュースが流れている。以下、引用。

  ̄ ̄
 建物下の空洞は土壌汚染が再び見つかった場合に備え、パワーショベルが作業できる場所とする目的でつくられたことが分かった。都幹部が毎日新聞の取材に証言した。
  都幹部によると、都中央卸売市場内には「対策は十分だが、万が一、土壌汚染問題が再発した場合のリスクヘッジ(危険回避)を講じておく必要があるのではないか」との声が根強くあった。「有害物質が出たら、土を掘り起こして作業をしなければならない」との指摘もあり、パワーショベルが入れる空間を確保することになったという。
 別の元局長級幹部は、都中央卸売市場が事実を公表しなかった背景について「『パワーショベルを入れるため』と明かせば、『土壌汚染対策は万全ではないのか』という話になる。問題が広がらないようにと考えるのは、事務方特有の発想だ」と説明した。

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160918-00000005-mai-soci

  ̄ ̄
 これは信じがたいね。基礎地盤の上方をコンクリートの床で蓋をしているのに、その下の土(基礎地盤)を掘り返す必要などはない。だいいち、杭もたくさんあるのだし、掘り返すことなど無理だ。
 また、そもそも基礎地盤は深いところにあるので、重大な汚染などが含まれている可能性は低い。(古い鋼管があるとしても、汚染が問題になるのは何十年も後だ。)

 また、仮に微量の問題があるとしても、掘り返す必要などはなく、単に市場をよそへ移転させるだけで解決が付く。(たとえ微量の汚染があっても、人間が住むには差し支えないレベルなのだから。)

 つまり、「掘り返すこと」など、絶対にあり得ない。絶対にあり得ないことを念頭に対処する、なんてこともあり得ない。ゆえに、上記の証言は、嘘だよ。今になって、もっともらしい嘘をつくことで、言い逃れしようとしているだけだ。
 この幹部を呼び寄せて、偽証罪で行政処分すべし。

 
Posted by 管理人 at 2016年09月18日 13:24
汚染とか地下とか以前に、
豊洲の施設は使える「モノ」なのか?
という懸念も(森山氏によれば)あるようです。
http://ameblo.jp/mori-arch-econo/
Posted by けろ at 2016年09月18日 20:19
第18回豊洲市場技術会議における「禅問答」
>-p16- ○藤原課長  今、先生ご質問のお話は、掘削した土量に対して埋め戻し土量がちょっと少ないので、 そこら辺の差分についてということでございますが、そもそもこれ、区画整理事業で5街区、7街 区ともにですけれども、操業地盤A.P.+4mでありましたけど、それよりも2.5mぐらい盛土が全 体的にしてございまして、それを全部かき取って、さらに2mまで取って、『周りの部分を盛土』して 戻したということで、『今ある地盤については、A.P.+2m建築敷地、それ以外のところを盛土』とい うところで、もともとの地盤面が結構高かったので、捨てる量のほうが多くなっているというのが 現状でございます。
○矢木座長  そうですか。わかりました。そうすると、今回の工事では2mよりも低いところは、 汚染しているものはみんな掘り上げてきれいなものを入れている。それから、2mと4mは全部掘 削して、きれいなものと入れ替えている。それからさらに、2.5mですかね、きれいな土を入れて いるということで、要するに、4.5mはきいれいなものが積んであると、こういうふうに考えてよ ろしいわけですね。
○藤原課長  はい。
○矢木座長  わかりました。

東京都は、『今ある地盤については、A.P.+2m建築敷地、それ以外のところを盛土』、つまり建物の敷地はA.P.+2mでしかなく、建物以外の敷地は盛土と説明しており、矢木座長は、はいと納得している。
やはり、言葉だけでは誤解しやすく、図も同時に提示すべきだったようだ。
Posted by passerby at 2016年09月18日 21:34
「蛇足」デス
なぜマスコミは、どこもかしこもアホみたいに、盛り土がないと騒ぐのか。テレビの一局ぐらい、盛り土は土壌汚染対策の絶対条件ではないという主張を、放送したらどうかね。
やはり、都民は騙されたと騒いだ方が、視聴率を稼げるのか。
なお、建物の下に空洞がない図は、建物のない敷地で断面しており、建物は断面から少し後ろにあるので、地下空間は書いてありませんとの説明が、やがてあるかも。
Posted by passerby at 2016年09月18日 22:37
>Posted by けろ at 2016年09月18日 20:19

とりあえずこちらにだけね。
森山さんはテレビにも出て、委員にも就任されて絶頂期かも知れませんね。

http://bit.ly/2cWhPzN
http://bit.ly/2dbTjK6

わたしから特に個人的感想は述べませんが、上のリンク先を読まれた上で森山さんについてはご自分で判断されればよいと思いますね。



わたしが小池都知事の立場ならば、森山さんにあることないこと言わせて都民の危機感を煽り、他方検証でそれを全否定し、最終的な安全宣言(すでに安全と考えるのが妥当なため、実質的には安心宣言)の材料とし、都民から「森山さんが訴えたことが検証された。もう安心だ。小池さんの功績だ」と支持率アップに繋げますね。

よい生け贄だなと考えますね。


もともと、小池さんは選挙期間中「いったん立ち止まることが重要だと思う」 http://bit.ly/2d9dPsh と語っていましたね。
都知事就任は8月頭、盛り土問題の初報はおそらくゲンダイの
http://bit.ly/2cEyDtb 記事で8/21ですね。そして8月末に小池さんは移転延期を表明しましたね。 http://bit.ly/2cwX3lO 盛り土問題が大きくなったのは今月9月に入ってからですね。
小池さんの移転延期表明では盛り土問題は触れられていませんね。 ttp://bit.ly/2bBkc59 ttp://huff.to/2cLcE0L ttp://bit.ly/2cnLwYo

このような経緯から、山本さんの記事 http://bit.ly/2cWuVNL はよい分析をされていると感じていますね。
はてなブックマーク http://bit.ly/2cRDrMA ではポジショントークとしてさんざん叩かれていますけれども、また言葉使いなどで反感を買いやすい面もあることとは思いますけれどもね。
誰が一番得をしそうか?と考えると、おおむね同意するところですね。

一方で、たとえ盛り土問題が小池さんの仕掛けたものであったとしても、むしろ政治家として評価しますね。
二年間のモニタリング最終日(土壌汚染対策法の指定区域解除)と開場日の逆転現象は移転賛成派からも疑問が出ていたほどですね。いままでのモニタリングで問題がないことから逆転状態は理屈の上では問題にはなりませんね。ですが政治的には法を曲げて開場を前倒しするわけですからよくありませんね。
また、選挙戦略として豊洲移転一時停止で左派の支持を取り付けた経緯もありますね。「民進党支持層の約2割、共産党支持層の約3割が小池氏を支持していた。」 http://bit.ly/2cUQYRL ここに報いて二期、もしくはそれ以外での継続支持を求めるのはよい政治手腕だと感じますね。

山本さんが「小池劇場」ネタをどう締めるのか楽しみなところではありますけれども、仕掛けていようが状況を上手に利用しようが大衆の支持を得て何かを成すのが政治家ですからね。
(投票行動や、それこそ好き嫌いはまた別ですけれどもね)
Posted by もつ(仮) at 2016年09月19日 09:35
豊洲市場の床下が空間だと騒いでいますが、多量の水を使う魚市場であれば通常の建築物の何倍もの水道管・排水管が必要なことは当たり前の話。当然メンテナンスのためにはそれなりの空間が必要なことも当たり前の話。湿気の多い床下に水道管があれば当然結露して滴下します。新築のコンクリート床に溜まった水にリトマス試験紙を晒せば強度のアルカリ性を示すのも当たり前の話です。小池都知事のパフォーマンスか何か知りませんが、新市場への移転が遅れれば無駄な金が飛んで行くだけとしか思えません。
Posted by 筑紫次郎 at 2016年09月19日 12:44
床下空間が有効1.5メートル以上あって
通常の出入り口があればそれは地下室扱いで
床面積に含まれる
鮮魚を扱うフロアから直接アクセスできるのは
なんか簡易倉庫として使おうとしてる雰囲気がある
Posted by 疑問符 at 2016年09月19日 17:35
 ニュースから
   http://jp.reuters.com/article/idJP2016091901001556

  ̄ ̄
● 豊洲空間案、技術職員が採用か

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の建物下に盛り土がなかった問題で、2009年7月から10年7月に、都の担当部局「中央卸売市場」の技術系職員が地下空間案の採用方針を決めた可能性が高いことが19日、元都幹部らへの取材で分かった。当時、中央卸売市場長として、この案を了承したとみられる岡田至氏らの説明が焦点となる。
Posted by 管理人 at 2016年09月19日 19:33
 橋下徹・元市長のツイート
  http://blogos.com/article/190959/

  ̄ ̄
もう報道もめちゃくちゃだ。地下空洞は汚染対策用でこれを隠していたと毎日新聞。第8回技術会議を見よ。しっかりと地下空洞を作ることの説明がある。またメディアは揮発ベンゼンの拡散を防げるかが焦点と言っているが、豊洲の土壌と地下水からは揮発するベンゼンを除去していることが大前提。

  ̄ ̄
 参考リンク。
 第8回技術会議
   http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/siryou/gijutsu_siryou/
 該当文書はたぶんこれ。
   http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/pdf/gijutsu/siryo/8-1.pdf

 地下室案はあるが、高さが 2.5m という中途半端な案。そのため、「高さが足りない」という評価。コストと時間もアップ。汚染ガスの恐れも。いろいろあって、不可。
 高さ 4.5m の案はないので、あまり意味はない。とはいえ、「すべて隠していた」という批判は当たらないことになる。「変更を公表しなかった」という事実はあるので、これは「隠していた」ことになるのかも。(どうでもいいが。)

Posted by 管理人 at 2016年09月19日 19:45
>Posted by passerby at 2016年09月18日 21:34 で指摘したように、
平成26年(2014年)11/27の第18回技術会議で、建築敷地はA.P.+2m、それ以外の敷地をA.P.+2mから4.5mの盛土となっている。
つまり東京都は、第18回技術会議で、建物の下に4.5mの空間があることを公表している。ただ、よく聞かないと分からないという問題があったが。
Posted by passerby at 2016年09月19日 20:28
> 建物の下に4.5mの空間がある

 2.5 m では? 
Posted by 管理人 at 2016年09月19日 20:39
>2.5 m では?
第18回技術会議説明資料のP20〜21で、
5街区の盛土=AP+6.5 - AP+2.6〜2.9=3.9〜3.6m
6街区の盛土=AP+6.5 - AP+2.5=4.0m
盛土=地下空間とすれば、実際の高さは以上のようになりやす。
Posted by passerby at 2016年09月19日 21:33
>盛土=地下空間とすれば、実際の高さは以上のようになりやす。
地下空間の高さは、3.9〜3.6mや4.0mなどですが、排水管等の設備があるので、地下駐車場として使える高さは、2.5 mとなります。
Posted by passerby at 2016年09月20日 11:48
構造計算と実際の構造の違いが出てきた。
地下利用と言いながら最低の照明設備すらない。
基準値以下とは言え、シアンが検出されているのに地下水浄化システムは未稼働なまま。
そもそも地下室に水が溜まるような施工は民間の建物なら防水工事のやり直し対象。

素人が不思議に思うだけで、玄人ならOKなのかな。

Posted by 一事が万事 at 2016年09月22日 09:32
> 玄人ならOKなのかな

専門家の判断と言ったのは、「盛り土でなく地下室にしたこと」だけです。

工事が未完了であることは、それとはまったく別の問題であり、批判対象となります。この件は、本日あたりの項目で書く予定。(本当は昨日書く予定だったが、疲れて、書かず。)
Posted by 管理人 at 2016年09月22日 10:04
重機搬入口が見つかったと大騒ぎ。「危険がある事を予知していたからこういうものの設置を企んでいた」と陰謀説をかざしていたけど万が一の屋上屋を重ねた対策をそういう目で見る目は曇っている。
重機作業空間説は当たりかもしれないが、ターレなどの格納庫への転用も不可能ではない。
雨水がここから浸透した。でOKだろう。
謎水から様々な有害物質が環境基準または水道基準未満で検出された。それらの物質は雨水には含まれないので地下水からの湧出を疑っているコメンテーターがいるが、何が言いたいのかがわからない。
基準未満の泥水の何が問題なのだ?
これで開業が遅れて誰が得をするのか?
単に日頃の憂さを晴らす生贄を求めているだけではないのか?
N.D.でないと認めない潔癖症なら、今の築地はどうなん?となるわな。
ベンゼン怖いはわかるが、搬入口の隙間から出てくる事を懸念するなら、ディーゼルエンジン排ガスと比較しないとあかんでしょう。過剰対策は論路的じゃない。
Posted by 京都の人 at 2016年09月22日 13:40
しかも、万一、基準値をオーバーする汚染水が検出されれば、処理されて放流されるシステムになっています。ほんと、マスコミの騒ぎかたは愚劣としか言いようがない。
Posted by くかむし at 2016年09月22日 19:02
「地下空間、誰がいつなぜか推理」
>元中央卸売市場長、岡田至氏が、平成23年8月に建物下に盛り土をしない土壌汚染対策工事の発注仕様書を決裁したことを認めた。
岡田氏に管理責任があるのか?

専門家会議は建物下に盛り土をすることを提言していたが、排水管などを修理・交換するための作業空間や、場内の搬送車の置き場を、建物敷地の一部に作ることは了承していた。
しかし、平成20年12月の技術会議で、東京都は地下空間を、建物敷地の一部ではなく、もっと広い範囲に作ることを予定していた。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/pdf/gijutsu/siryo/8-10.pdf
この時の市場長は比留間英人氏であり、彼にも管理責任があるのではないか。

平成20年5月に基準の4万倍のベンゼンが検出され、土壌汚染対策費が1000億円以上と予測された。そこで費用削減のため、地下空間を建物敷地の大部分に作ることを決め、専門家会議には黙っていたのでは?

Posted by passerby at 2016年09月22日 20:13
消防設備に若干携わった者から、

コンクリートで床打ちしたあれほどの地下空間は延べ床面積に算入され消防設備の設置対象になるはずです。

報道された映像を見る限り消防設備の機器及び露出配管を見つけることができませんでした。

限られた映像なので私の見落としも有りますが、若し無ければと考えると組織ぐるみのとんでもないことになります。
Posted by 一事が万事 at 2016年09月23日 08:46
砂利層で敷地全体がつながってるんだから
建物直下の水に危険物が含まれてるからって
そこからでたとは限らない
建物以外で染みだしたとしたらどうやって搜すんだ
全部掘り返すのか

公共建物は計画通知だから
建築主事がだまって判を押せば通る?
Posted by stranger at 2016年09月23日 17:36
「地下空間をなぜ説明しなかったか推理」
・専門家会議はすでに散会していたため。
・技術会議は盛り土の方法を議論してもらう場で、建物の設計については検討を求めていないため。
・市場関係者には、費用削減のためと言っても、専門家会議で安全性を確認していないので、安全への不安が指摘されるため。
また、土壌汚染対策用の空間と説明しても、土壌汚染対策が不十分との不安を招く恐れがあったので言わなかった。(日テレNEWS24)
  
Posted by passerby at 2016年09月24日 22:07
>> 消防設備に若干携わった者

いわゆる配管ピットには、消防用設備なんて設置しないし、延床面積にも算入しない。

ピットに潜ったことなんて一度もないでしょう、あなたのような人が多分ギャーギャー騒ぎ立てて、今回のような騒動に仕立て上げたんだと思う。本当に時間のムダですね。
Posted by 三級建築士 at 2016年09月26日 23:44
↑上の方!
いくら床下のピットであってもあれ程の天井高があって、配管のメンテナンス以外に重機を入れて地盤をどうのこうの・・・
と言う話があるが、通常なら作業をする空間であれば尚更床面積に算入されてもおかしくはない。
床面積に算入されれば、今は「4階建」となっているが、「階数は5」と扱われる可能性は大きい。
建物全体の消防設備に影響がある可能性はある。
確認申請の審査の時点でなぜ「地階」扱いにしなかったのか不思議な感じがする。
建築主が「都」であれば確認申請じゃなくて計画通知となるんだろうけど、「なあなあ」で通ってしまったのか?
小池知事はそのあたりの検証も必要だと思うのだが。
Posted by ちかさん at 2016年10月10日 22:39
長い間現場監督や設計事務所や業界の色々な部署で働いて来た者で専門は建築設備です。

TV画面からの確認なので断言できませんが、
地下空間にも関わらず二重壁になってない様に見受けられるので、
あれは端からピットにするつもりだったし、現在でもピット以外の何物でもないと思います。

それと、消防法上の事は詳しく調べてみないと分かりませんが、消防検査もクリアしただろうし、
それよりも何よりも、日建設計が設計してスーパーゼネコンが施工しているのですから、その辺は問題ないと思われます。

今まで数々のゼネコンの下請けで仕事してきましたが、
大手ゼネコンがその手の間違いをするとはまず考えられません。

それと、ピットで4.5mはかなりタッパがあると考えられますがこれ又TV画面からの確認ですが
200φ程と思われる排水管(VP管)がかなり大きくて深い排水桝から下取りしていて、いきおい配管を引き廻す位置が低くなってます。

又、梁貫通してしている配管もない様なので、
施工上や構造上の理由で低い位置を引き廻すしかなかったとすれば、
メンテを考慮すれば4.5mはあながち高すぎではないかナ?とも考えられます。
この辺はお役所仕事ならではです。

あと、床で砕石が剥き出しの部分って将来何かあった時にコンクリを砕かなくてもいい様重機で床を掘りやすくしてると思ったのですが、もしかして水質の管理上とか法規上とか何か他にも理由があるんですかネ?
Posted by nori at 2016年10月11日 18:38
色々建築関連の法規等を調べてみたのですが、どうやら地下ピットの高さの制限はないみたいです。
となれば今回の地下ピットは床面積に算入されず「階」の扱いにもならないみたいです。
ただし地下部分に受水槽やそれに付属するポンプなどが設置されていれば床面積に算入される恐れはあります。
しかし1/8ルールの適用範囲内であれば「階」の扱いはないものと思います。

一つだけ言っておかなければならないのは「地下室」と呼ぶのは大間違いです。
「室」であっては床面積や階に算入されます。
「地下空間」などと言う言葉は建築の法規にはありません。
あくまで「地下ピット」と呼ぶべきです。
Posted by ちかさん at 2016年10月11日 21:44
>地下空間にも関わらず二重壁になってない様に見受けられるので

noriさん、ポンプ場などの地下室は二重壁などを作らないで、壁際に巾20センチ程度の排水溝を設置して壁からの浸透水を集水し排水する事が一般的です。「二重壁」はピットかどうかの判断には関係がありません。
Posted by ちかさん at 2016年10月11日 21:51
私の経験からだけで物を言って恐縮ですが

まず、2重壁の説明ですが、地下室を設置する場合、平面的に外壁の内面から15cm程開けて幅15cm程の躯体を15〜20cm立ち上げ、その15cmの間に排水口を設けます。

地下室が機械室の場合、民間の物件でしたら概ねそれだけで終わりにしますが、官庁の物件の場合はその躯体からブロックなりセメント板を上階床まで立ち上げる事もあります。

それと倉庫とか居室にする場合は必ず2重壁は上階床まで立ち上げます。

それと私が表現した2重壁とはその躯体の15〜20cm程立ち上げる壁も含めて言ったつもりでしたが、誤解されるような表現ですいませんでした。

むしろ低い躯体壁の方がTV画面から確認し易く、それがないので間違いなくあれはピットですよネ。ピットに2重壁って絶対ありませんものネ。

Posted by nori at 2016年10月12日 11:20
二重壁にするのは地下室の使い方の問題です。

大抵外部の土砂に面する壁面は常に濡れているものと考えますから、ポンプ室などは二重壁にする必要はありません。
地下の店舗や倉庫などに使用する場合は二重壁にしないと使い物になりません。

例えばポンプ室に使用する場合、水槽以外にポンプを併設すると床面積に算入されます。
その場合はあれだけ広い面積なので「階」として扱われる事になるでしょう。

今回の地下部分は「ピット」として扱うのが妥当かと思います。
Posted by ちかさん at 2016年10月13日 01:11
そうです。
あれは間違いなくピットでありピット以外の何物でもありません。

大変勉強になりました。

「ちかさん」さん有難うございます。
執拗な「2重壁」についての御指摘痛み入ります。

で、管理人様、青果棟の所謂「地下空間」に50cmの砕石が剥き出しの件なんですが、
あの様に綺麗に砕石部分を残してあるので、本体の様々な検査も済んでいるだろうことと併せて考えれば工事のし忘れとは考えにくく、

有事の際掘り易くするためとも考えたのですがそれなら何故青果棟だけなのか、

その他の何らかの理由で、例えば最後の水位水質関係の計装工事の調整等が残っていて、最後にコンクリを打つのか、はたまた調査用にそのままにしておくのか、

その辺を、プロの技術者にとっとと説明させれば無用の憶測を生むこともないと思うのですが、

それとも、もしかしてメディアはわざと説明を聞かないようにしているのでしょうかね。

Posted by nori at 2016年10月14日 10:35
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