2016年09月08日

◆ 錦織が全米でマリーに勝利

 錦織がテニスの全米オープン準々決勝でマリーに勝利した。そのわけは?

 ──

 錦織がテニスの全米オープン準々決勝でマリーに勝利した。
  → 錦織圭のマリー撃破に世界も衝撃「5セットの名勝負で大番狂わせ」
  → 錦織圭に敗れたマリーが敗因を分析「ゴングの音のせいではない」
  → 錦織、教訓生かし大金星 傷心癒やしさらなる高みへ:朝日新聞
  → 【全米オープン】錦織ベスト4 世界に衝撃与えた“大物食い”
  → 錦織が大番狂わせを起こしたマリー撃破理由を巡って全世界で賛否!
  → マリーは錦織警戒「ハードコートでは究極的にいいプレー」

 では、そのわけは? 「疲労していなかったから」というのが私の見解だ。

 ──

 そもそも、錦織はいつも疲労が原因で、途中でケガをしていた。典型的なのは、2年前の全米決勝で、このときはチリッチを相手に、故障で動けなくなって棄権した 疲労でまともに動けなくなってストレート負けした。こういうふうに、耐久性が乏しい。小さな体を目一杯使って、体に負担がかかるせいらしい。
 それでも全米は、故障明けだから、最後に疲労が爆発したのも仕方ない。
 ところが、以後は、ひどいものだった。必ず2週連続して出場して、1週目は快進撃で優勝することが多いが、2週目は疲労が爆発して故障して途中棄権することが多かった。3週と4週目は、故障の治療で休場。6週目と7週目は故障明けで成績低迷。……要するに、故障するために「連続出場」を続けていたようなものだ。
 こういう馬鹿げたことを繰り返さないためにも、「ちゃんと休みを取れ。1週出場したら、2週目は休め」と私は提言した。
  → 錦織圭が失敗するわけ (2015年09月07日)

 ところが、この提言は、錦織の耳には届かなかった。彼は相も変わらず、「二週連続出場して、二週目に故障」というのを、ずっと繰り返してきた。今年に入っても同様で、全豪、全仏、ウインブルドン、そのいずれにおいても、4大大会の直前に無理をして2週連続出場して、故障した。かくて、4大大会はいつも故障状態で出場した。(その2週間ほど前には、絶好調で優勝または準優勝した。ピークがそっちにあった。かくて4大大会にはいつも最悪の状態で出場した。)

 というわけで、今回の全米オープンも、錦織は故障状態で出場するのが当然だった。
 ところが、彼にとって運がいいことに、今年はオリンピックがあった。オリンピックでは銅メダルを獲得した。その次の週では、疲れが溜まっていたせいか、すぐに敗退した。(3回戦で敗退。8月18日。)
 そのあとは、じっくり休んだ。全米オープンまで、たっぷりと休む時間があった。しかも、この時期に、錦織は注目するべき発言をしている。全米の前に疲労をきちんと取って、最高の調子で臨みたい、という作戦(?)を表明したのだ。
  ※ 記事で読んだが、今探しても、ネットでは見つからなかった。


 この方針を聞いたとき、「おおっ。錦織もようやく疲労を取ることの大切さに気づいたのか」と思った。そして、「疲労を取って、絶好調で臨めば、全米ではとても良い成績を上げられそうだ」と思った。
 そして、今回、マリーと戦った。その結果は、フルセットにもつれて、最後に僅差で勝利。

 よくやった、と言える。特に、この試合の直前では、マリーは絶好調だった。
 9月5日、男子シングルス4回戦が行われた。第2シードのアンディ・マリーは第22シードのグリゴール・ディミトロフと対戦し6-1、6-2、6-2で勝利した。
 危なげない勝ちっぷりにテニスファンからは、「マリーが人間やめてきたな 」「マリー鬼強すぎて笑ってしまう」「マリー強すぎワロタなんだこれ」「今大会のマリーはジョコビッチより手強いぞ」などの声が寄せられている。
( → CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

 これほど強い相手(現時点で世界1位状態:ジョコビッチは手首に故障があるので)に対して、正々堂々とぶつかって勝利したのであれば、今の錦織は世界1位に匹敵する力量があると言える。
( ※ 同等の横綱が3人いる、という状態。)

 ちなみに、世界ランキングはこうだ。
   → 男子世界ランキング2016年
 このトップ二人に並ぶ実力がある、と思うと、わくわくしてくる。


 ただし……
 ちゃんと休みを取った場合の話だ。
 このあと、調子に乗って、また2週連続出場を続けたら、今後もずっと故障のしっぱなしになるだろう。そして、その可能性は、十分にある。
 なぜ? 本サイトの項目を読まないからだよ。(下記)



 【 関連項目 】

 ※ 念のため、再掲しておく。

  → 錦織圭が失敗するわけ (2015年09月07日)

 ついでに、もう一つ。
  → 錦織が全豪で敗退


 



 【 追記 】 ( 2016-09-10 )
 錦織が準決勝で、ワウリンカに敗北した。最後は疲労のせいで、頭は働かず、足は動かなくなり、疲労負け。実力よりも、自分の疲労のせいで負けてしまった。
 錦織圭(日本)は、試合後の会見で「自分が疲れて、思考能力が低下していた」とコメントした。「足がかなり重かった」と話し……(略)
( → tennis365.net

 懸念していたとおりになった、と言えるだろう。敗因は? やはり、五輪で全試合に出場した翌週に出場したあと、8月18日の3回戦に出場して、体力を酷使したことだ。

 全米オープンの結果は、その直前の五輪とW&Sオープンで、きちんと休みを取ったか否かで決まったも同然だ。 ( × は欠場 )

   \   五輪 W&S 全米
ジョコビッチ1回戦 ×  決勝
マリー   優勝 優勝準々決勝
ワウリンカ ×3回戦  決勝
デルポトロ準優勝 ×準々決勝
錦織  3位3回戦 準決勝


 決勝に残った二人(ジョコビッチ,ワウリンカ)は、休養たっぷりだ。ジョコビッチは直前の2大会で1試合しか戦っていない。ワウリンカは3回しか戦っていない。
 最も苛酷だったのはマリーで、2大会とも決勝まで進んだ。特に W&S は大変で、このせいで錦織に負けたとも言えそうだ。
 デルポトロは、五輪では全試合に出場したが、 W&S は出場しなかった(できなかった)ので、休養は十分だ。準々決勝まで行ったのは、本人としては満足だろう。
 錦織は、マリーに次いで苛酷だ。五輪では(決勝には出なかったが3位決定戦に出たので)全試合に出た。 W&S は3回戦まで出た。特に休養が足りない方ではなかったが、ジョコビッチやワウリンカみたいに休養たっぷりの相手と比べると、あまりにも分が悪い。

 結局、錦織は、五輪と W&S の疲労蓄積が、ワウリンカにあっさり負けたことの決定的な要因だろう。(マリーのときは、相手の方が疲労が蓄積していたので、優位だったが。)
 せめて、 W&S で初戦敗退にしておけば、ワウリンカに対しても五分以上に戦えた可能性が高いが。

 まあ、錦織にとっては、4大大会で決勝に進むことよりは、マイナーな大会で3回戦に出ることの方が、大切なのだろう。ずっとそういう方針で来たのだから、仕方ない。自ら選んだ敗北だと言える。「勝利よりも、出場の方が大切だ」という選手にふさわしい結果だったと言えるだろう。
 いつの日か、錦織は、「出場よりも、勝利の方が大切だ」という発想を取るようになるかもしれない。そうなったら、錦織は実力にふさわしいランクを得るようになるだろう。(ビッグ4に匹敵、と。)
 しかし、その日が来るまでは、勝利よりも出場を優先したせいで、疲労と故障を続けるに違いない。それが彼の生き方なのだから、批判しても仕方ない。



 そもそも、愛ちゃんを捨てたんだから、当然の報いだよ! 
   → ウチの愛との過去を無かったことにした錦織圭クンに強く憤る、兄からの手紙。





 錦織くんのせいで、愛ちゃん が台湾に行っちゃった! 
 
                   aichan.jpg

 
posted by 管理人 at 22:14| Comment(8) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はてぶのリンクから飛んで来ました。GS前にどうやってフィジカルを万全にするかが鍵というのには賛同しますが、誤解の部分についてはツッコミを。

まず、2年前の全米決勝は棄権していません。ストレート負けでしたが最後まで試合をしました。
そして、全豪・全仏・WBの直前に2週連続出場しているとのことですが、一応各GSの直前1週間は必ず休んでいます。
今年の錦織選手のスケジュールは以下の通りです。
・ブリスベン→1週間お休み→全豪
・マドリード→ローマ→1週間お休み→全仏
・ハレ→1週間お休み→WB
・五輪→シンシナティ→1週間お休み→全米
マドリード→ローマ、五輪→シンシナティは2週続きの過酷なスケジュールですが、マドリードとローマとシンシナティは義務大会なので欠場できません。サボればペナルティーです。
よってファンの間では義務でない五輪を回避すべきだと言われていました。結果、五輪に出場して銅メダルを獲得しましたが、錦織選手はこの夏の間に(WB終了〜全米開始)、モンフィス選手に次いで2番目に試合をこなしている状態となりました。13試合やってます(例えばジョコビッチ選手は6試合で、錦織選手は2倍も試合してます)。この勤続疲労が本当に回復してるのかどうか気になります。

>その2週間ほど前には、絶好調で優勝した
優勝というのはメンフィスのことでしょうか?メンフィスは全豪の1週間後ですね。
Posted by 錦織ファン at 2016年09月09日 05:37
 ご指摘ありがとうございました。

> 2年前の全米決勝は棄権していません。

 そうですね。ぐたぐたになって、ろくに動けなかったイメージ(映像記憶)が強かったので、勘違いしていました。あと、ジョコビッチ相手に動けなくなった試合と、混同していたのかも。いずれにせよ、私の記憶違いでした。本文を訂正しました。

> GSの直前1週間は必ず休んでいます。

休んでいるというより、直前に故障して動けなくなって、故障を回復中……ということが多かったですね。いつもそうとは限らないが。
当然ながら、1週間で故障は回復しない。休んでいるというより、治療中。

> 義務大会なので欠場できません。サボればペナルティーです。

他の選手は、うまく1回戦で負けたりして、疲労を避けていることもあるようですね。「1回戦で負けてすごく残念だ」とコメントすれば、問題なし。ジョコビッチはうまいよね。

> この勤続疲労が本当に回復してるのかどうか気になります。

全米も準々決勝までは大丈夫だったのでしょう。このあとは、疲労蓄積のせいで、他の選手より不利……となるかも。常識的には、ワウリンカに勝ちそうだが、疲労のせいで自滅という可能性もある。疲労の蓄積がいつ爆発するかが問題。

ただ、今回は、8月18日の3回戦でストレート負けしたので、通常に比べれば比較的疲労は少ないはず。最後までもつかも。
 ※ 休みは1週間でなく、2週間ほどあります。敗退は8月18日で、全米は8月30日。12日間あります。

それにしても、ケガをしながら最後まで行くジョコビッチは、調整が上手だ。「まともに出場するなら優勝。優勝しないのなら1回戦で負ける」という方針を徹底している感じだ。頭がいい。だから抜群のポイントを獲得する。
錦織も少しは真似ればいいのに。

> 優勝というのはメンフィスのことでしょうか?

調べてみたけど、ざっと見た感じでは、優勝回数が多すぎて、どれのことだったかわからなくなってしまいました。私のうろ覚えで、「優勝」でなく「準優勝」だったのかも。
そこで本文は「優勝または準優勝」に書き換えておきました。

Posted by 管理人 at 2016年09月09日 07:03
細かい話ですが、ジョコビッチに関しては「まともに出場するなら優勝。優勝しないのなら1回戦で負ける」というのは言い過ぎではないかと思います。
確かに、2016年は全14戦中初戦負けがATP1000モンテカルロとオリンピックの2回ありますが、それより前だと2013年のマドリッドまでさかのぼる必要があります。オリンピックも初戦負けの印象が大きいのですが、2setともタイブレークで落としていますので、うまく負けたとは言いすぎでしょう。
体調管理が格段に優れており、全力を尽くさずとも優勝を拾えているのがジョコビッチであり、錦織もその方向を目指すべきだ言うのは同意です。
Posted by 通りすがり at 2016年09月10日 06:39
> 初戦負け

 ご指摘ありがとうございました。
 でも、2回戦ぐらいで負けることも多いのでは? そんな印象です。

> 2setともタイブレークで落としています

 これはやはり、うまく負けたな。不調ならば、簡単に負けたはず。実力では上回るから、ちゃんと接戦にして、最終的な結果だけは僅差で負けとして、次戦に出場するのを避ける。ただし、この試合だけは、きちんとプレーする。(手抜きではない。)
 手抜きしたら、観客が怒ります。ほとんど詐欺だ。そこまで悪質ではない。この試合はきちんとプレーするが、次戦に出るのは避ける。そういうことです。
 うまく接戦に持ち込んだところからして、意図的でしょう。「バレないようにする」という意図もある。……深読みする私にはバレたけど。

 ──

 p.s.
 ジョコビッチ全成績
  http://novakdjokovic.com/en/results/

 たいていが優勝または準優勝。
 たまに例外があると、ごく初期に負けている。(小規模大会かポイントなし大会。)
 例外は、準決勝でフェデラーと錦織に負けた試合だけ。何度かある。これだけはコントロールできなかったようだ。

 ──

 追記:

> 「まともに出場するなら優勝。優勝しないのなら1回戦で負ける」という方針

 と書いたけど、これはただの方針なので、現実にそうなるとは限らない。
  ・ 決勝まで行くが、必ず勝つとは限らない。(準優勝)
  ・ 1回戦の相手があまりにも弱すぎると、楽に勝てるので、このときは勝つ。手抜き勝ち。2回戦も同様。3回戦でちょっと歯ごたえのある相手が出ると、そこでやっと「僅差負け」を演出する。
Posted by 管理人 at 2016年09月10日 07:58
>>これはやはり、うまく負けたな。不調ならば、簡単に負けたはず。

ジョコビッチの涙、見てないんですか?
グランドスラムを全て取った人間にとって五輪は重要なんですよ。わざと負けるとかちょっと考えられない。
ビッグ4の他の3人(フェデラーナダルマレー)は、皆五輪で金メダル持ちなのにジョコビッチだけは持っていないのも、モチベーションになっていたはずですしね。

ウィキやニュースで結果と戦績等の数字を見て、あれこれ論じても、読む側の人間が、
ちゃんと管理人様の「視点」だけに、
フォーカスして読んでくれたら良いんですが、
試合を見ていないことがバレるような文章ですと、
どれだけ素晴らしい提言をされても、「あ〜コイツ試合見てねえわw」
で終わってしまう気がするのがとても残念です。
Posted by アレン at 2016年09月10日 23:45
> ジョコビッチの涙、見てないんですか?

見たよ。「演技うまいなあ」と感心した。
 
> わざと負けるとかちょっと考えられない。
 
そんな露骨な八百長はしないでしょう。
ただ、4大大会は「死にもの狂い」でやるけど、他の試合はそれほどじゃない、というだけ。
直前の練習も、決して追い込まない。いくらジョコビッチだって、五輪の直前までずっと遊んでいれば、当日いきなり出て、あっさり勝つとは限らない。……そういうことです。気合いの入れ方の問題。
「のんびりやっても金メダル、と狙っていたのに、のんびりやったら駄目だったか。ああ、悔しい!」
というわけで、「真面目にやったよ」という演技がとてもうまかった。いや、本当に真面目にやったんでしょうけどね。ただ、死にものぐるいの気合いは入れなかった。
 
あと、翌週の欠場もあるしね。これは完全な故意。

あとね。私は別に、ジョコビッチを批判しているわけじゃないですよ。「調整が実にうまい。だからこそ、出る試合でほとんど優勝という神業ができる」と感心しています。「錦織もそうするべきだ」とも推奨しています。
仮に私が、ジョコビッチや錦織の立場だったら、そうしますよ。演技をしながら、ときどき休んで、高いポイントを稼いで、莫大な賞金を稼ぐ。そして、それができないくそまじめな選手を、「だからモテないんだよ」と見なす。

 ──

ちょっと解説。

> わざと負けるとかちょっと考えられない。

プロ野球でもよくあるでしょう? 初回に味方が満塁ホームランを打たれたあと、相手投手が完全試合みたいなペースで投げていたら、こちらの選手は、本気を出しません。せいぜい「無安打を避ける」ということぐらい。「勝とう」と思って全力を尽くすはずがない。「無駄な抵抗はしない」という感じで、淡々とプレーする。

プロレベルになると、「負けよう」とあえて意識する必要はない。「ぜひとも勝とう」という意欲がなくなるだけでいい。そして、そういうことは、しばしばあります。誰だって無駄な労力は出したくない。
 
あと、スポーツのプレーをしていればわかると思うけど、最初から最後までずっと全力プレーということはありません。そんなことをしたら、すぐに燃え尽きる。100メートル走のペースでマラソンを走ることはできない。球技も同様。特に、テニスみたいなロングプレーでは。



Posted by 管理人 at 2016年09月11日 00:09
 なお、全力を尽くさないとか、(実質的な)出場大会を減らすとかは、ズルをしているように見えるかもしれないが、そんなことはない。
 出場大会の義務というのは、営業面と、選手の公平性を確保するためにある。その前提は、「通常の選手は準決勝以前に敗退する」ということがある。
 一方、ジョコビッチは、出場した試合のほとんどで決勝に進出する。営業面でも、出場試合数でも、圧倒的に傑出している。その一方で、負担も大きい。
 だとすれば、ジョコビッチみたいな選手には、出場義務大会数を大幅に減らすのが妥当だ。それでこそ公平だ。(大会数は減っても、出場試合数は大きい。決勝まで進出するからだ。)

 現状では、規定がそうなっていない。だから、どんどん勝ち進むジョコビッチは、圧倒的に不利になる。大幅なハンディを課せられているようなものだ。
 ならば、それをなくすために、自主的に手抜きをするとしても、それは決して非難されるようなものではない。むしろ、単に合理的・科学的であるだけだ。これに対して精神論で非難するとしたら、それが非合理であるだけだ。
 
p.s.
錦織だって、決勝まで進出したら、その翌週は休むべきだ。五輪で全試合出場したら、その疲労は全選手のなかで最高になるのだから、出場義務の例外扱いで、次の週は休むべきだ。……これを「体調管理」と言う。それができない人が、成績を落とすのは、当然だろう。テニスの実力の問題じゃない。判断力の問題だ。
Posted by 管理人 at 2016年09月11日 01:27
 今のBig4 は、みんな故障持ちだ。
 ジョコビッチ、ナダル、フェデラーは慢性的な故障状態。マリーは、2年ほど前に故障でずっと休場していた。(ようやく治って出場できるようになった。)
 
 こういうことは、出場数が過剰であることを意味する。決勝まで進出すれば、他の人よりも試合数は大幅に多くなるから、負担が増えて、故障するのは当然なのだ。
 組織としては、出場義務を大会数よりは試合数で指定するべきだろう。つまり、勝ち進んだ人の場合は、大会数を減らす。これなら合理的だ。なのに、そうしないから、Big4 が故障状態となって、まともに試合を組めなくなる。馬鹿げている。欲張りすぎて、かえって失う。(……これじゃ、まるで錦織だ。)
 
 組織がこういう愚かなことをしている限り、テニスの上位選手は故障だらけになることが避けられない。錦織も今は若いから大丈夫だが、あと3年ぐらいすると、慢性的な故障状態となって、出場試合数は激減しそうだ。

 ちなみに、ダルビッシュ、田中、藤川、和田、という日本人投手は、すべて故障して肘の手術を受けた。無理がたたって故障。
 あと3年ぐらいしたら、錦織もそうなるだろう。「故障を避ける」という発想がないのだから、重大な故障持ちになるのは避けがたい。私が今から予告しておこう。

( ※ ただし、錦織が本項を読めば、その悲劇は避けられる。きちんと休めば、故障は避けられる。きちんと休めば、4大大会も優勝可能だ。……彼に必要なのは、その判断力だ。とはいえ、これが一番難しいようだ。数学の問題みたいなもので。)

Posted by 管理人 at 2016年09月11日 10:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

過去ログ