2016年07月15日

◆ フランスのテロの根源は?

 フランスの海岸地帯でテロがあった。その根源は? 移民だろう。この点は、イギリスの移民問題と共通する。

 ──

 フランスの海岸地帯でテロがあった。その根源は何か?
 そう考えて、「移民だろう」と推測した。理由は、
 「移民は遵守的に馴染めない。幸福になりたくて、旧植民地(チュニジア)からフランス本土に移入したが、社会的に不適合となって、不満を募らせた」
 であろうと推測した。

 そこで、ググってみた。
  → フランス チュニジア 移民 生活 - Google 検索

 ここからページを開いてみると、いろいろと記述が見つかる。
 特に重要なのは、次のページだ。
  → 移民出身者が多い困窮都市地区で失業率が上昇(フランス:2011年11月)|労働政策研究・研修機構(JILPT)
 グラフからもわかるように、失業率が高くて、貧困から抜け出せない。

 では、それは言語的な困難が理由なのか? 言語的には、チュニジアのチュニジア語は、アラビア語のチュニジア方言であるので、フランス語とはまったく異なる。しかしながら、フランスの植民地である時期が長かったので、フランス語は第2言語としての位置を占めている。フランス語は日常的にあちこちで使われているらしく、フランス語の上手なチュニジア人も数多いらしい。

 とすれば、言語的な理由以外の理由、つまり、「人種差別」と「宗教差別」が、移民の壁となっているのだろう。
 チュニジア人は、黒人ではなく、アラブ系だ。浅黒い白人という感じだ。見た目で言えば、それほどの差別はされそうにない。
 しかしながら、宗教的な差は、かなり大きいようだ。生活風習からしてまったく異なるし、文化的にフランス社会に溶け込みにくいようだ。

 前にも述べたが、イスラム系の人々が、自己のイスラム性を捨てて、西欧社会に溶け込む、……ということは、まずありえない。よほど世俗化した人ならばともかく、普通はイスラム性を第1にする。これは、宗教性を普段は表に出さない欧州社会の文化とはまったく異なる。もちろん、米国や日本とも異なる。

 このような文化的な違いがある限りは、イスラム系のチュニジア人が欧州社会に溶け込むということはまず不可能であり、その結果、社会から遊離して、職も金もなく、残るはテロしかない……という状況になるも、仕方がないことなのかもしれない。

 「移民をどんどん招こう」とだけ考えて、招いたあとのことをまったく考えていないから、こういう大問題が起こる。
 「素敵な先進国に招いてあげたんだから、招かれた方はとても感謝しているだろう」
 と思い込むような唯我独尊の発想では、真実を理解できないのだ。
 「素敵な先進国に招いてあげても、招かれた方は感謝するどころか、大きな恨みをいだくようになる」
 という真実を理解するべきだ。ここを理解しない限り、移民の増加とともに、テロの増加も避けられないだろう。



 【 追記 】
 犯人はイスラム教徒ではないことが判明した。
 「(彼は)神のことは信じていない。酒も飲むし豚肉も食べる」という近隣住民の証言があった。(テレビ放送で。)
 このことからして、IS の組織とは関係ないようだ。



 【 関連項目 】

 → イスラム移民との共存は可能か?
 → テロを予防するには?


posted by 管理人 at 20:42| Comment(0) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
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