2016年06月04日

◆ 不明男児:残る謎

 不明男児が発見されたあとで、まだいくらか謎が残る。

 ──

 28日に自衛隊宿舎に到達したということだが、その後、自衛隊員が 30日に宿舎を点検したときに姿を見せなかった。これについて、疑問を上げる人が多い。

 それは別として、似た疑問が浮かんだ。
 「 28日または 29日の夜には、そばにある大型ホテルの光が見えたはずだ。建物は見えなくても、建物から空に漏れる光が見えたはずだ。距離は 600メートルぐらいしか離れていないのだから。なのにどうして、光のある建物の方へ移動しなかったのか?」

  → Google マップ
  → ホテルのストリートビュー
  → ホテルの画像

 こんなデカいホテルがあれば、かなり多くの光を発しているはずだ。まわりに何もない自衛隊の宿舎からなら、その光がぼんやりと見えたはずだ。とすれば、近くに人がいっぱいいるだろうとわかったはずだ。

 さらに言えば、近くを電車の線路がある。とすれば、ときどき電車が通る音が聞こえたはずだ。特に夜間であれば、電車の音はかなり大きく聞こえたと思える。(とても静寂なので。)
 なのにどうして、線路のある方へ行かなかったのか? 

  参考:鹿部駅:時刻表

 以上のことからして、次の疑いが浮かぶ。
 「少年はわざと姿をくらましていた」

 これは、そうなっても、不思議ではない。別に、悪意があったからではない。「恥ずかしくて、合わせる顔がない」というやつだ。大人でも、そういう心理になることはある。気の弱い子供なら、なおさらだ。

 ──

 もしその説が正しいとすると、
  ・ 少年の故意  (わざと身を隠す)
  ・ 捜索隊の故意 (わざと捜索対象からはずす)

 という二つの理由が、今回の大騒動を招いたことになる。

 その一方で、父親は、「こいつが殺した」という疑いをかけられた。それも、世界規模で。
( ※ Dailymail のコメント欄には、そういう中傷コメントが山のように寄せられている。日本のことなのに、おせっかいなことだ。)



     [ 余談 ]
     これで思い出したのは、STAP 細胞の小保方さんに対する社会的バッシングだ。「こいつが故意で捏造した」という悪意ある中傷コメントが山のように寄せられた。
     今回の父親に対する悪意ある中傷コメントを知ると、「実にあのときにそっくりだな」という気がする。
     ずっと前に、イラク人質事件のときもそうだったが。
      → 社会的バッシング(STAP)
      → 美人バッシング

 


 【 追記 】
 この男児は、困難な道のりを超えたことから、「すごい体力のある子供なのでは?」と思った。
 ただ、体力があるかどうかについては、調べても情報が得られなかったので、黙っていた。

 ところが、新たにニュースが出た。知人による証言。
  「卓球で145回もラリーが続いて表彰されたこともあり、ずぬけた持久力がある。ダンスや野球、サッカーも得意で体力があり余っている感じ」
( → 東スポ 2016-06-05

 とのことだ。それほど体力があるのならば、そういう体力があるということを、父親は警察に告げるべきだっただろう。それなら、例の道を通る可能性についても考慮されただろうに。
(……ということは、もともと思っていたのだが、今回、新たに情報が出たので、ここに記しておく。)

 ──

 なお、記事には、次の話もある。
 できる子の答案の名前だけ消して自分の名前を書いて提出しちゃうような“ちゃっかり屋”だけど、思わぬ方法で高得点を取る発想力もある。

 どうも、クソガキであったようだ。だから、親に叱られて、わざと姿をくらました……ということのようだ。そもそも、例の道は、間違えてその細い道に入ったというより、わざと追っ手から逃げる感じで、その細い道に入ったらしい。
 警察が、きちんと事情聴取できていたら、捜索ミスは起こらなかったかもしれない。
 
 ──

 ここまで考えると、すべての謎は一挙に解決する。
 (1) 30日に自衛隊員が点検したときに発見できなかったのは、男児がわざと身を隠していたからだ。(逃亡の継続。)
 (2) ホテルの明かりがあっても、ホテルへ行かなかったのは、行こうと思えばいつでも行ける、とわかっていたからだ。(ひょっとしたら、ホテルを確認してから、また自衛隊宿舎に戻ったのかもしれない。その可能性は、十分にある。)
 (3) 最初の三叉路で、第3の道に進んだのは、間違えてその方向に進んだのではなく、わざとその道に進んだのかもしれない。(他の道は舗装路だが、逃げ込んだ道は砂利道だった。)
 (3B) 【 加筆 】  その第3の道は、上り坂の山道で、普通は入りにくい道。
    [ 参考:現場写真
 ( ※ 実は、「娘が『山の方へ行った』と話している」という父親の情報もあった。[ 出典 ] ここで言う「山の方」とは、三叉路の上り坂のことを意味していると思える。このとき、捜索本部は気づくべきだった。)

 (4) そのあと、道が本来の道でないと気づいたとき、逆戻りすることは可能だったが、もともと逃避するつもりだったので、あえて逆戻りを拒んだ。
 (5) ただし、その道があまりにも険しいことは、予想外だった。それでも、そう気づいたとき、逆戻りするのは、やはり大変だ。「このまま先へ進めば、どこかに簡単にたどりつける」と思って、どんどん進んでいった。つまり、見込み違い。(……こういうことは、株の売買をする人には、よくある。ギャンブラーには、よくある。)

 この子供は、ギャンブラーっぽい性格だったのだろう。それが災いして、世間は振り回された。仮に、この子供がまともな性格をしていたら、すぐに引き返したはずなのだが。
 
posted by 管理人 at 22:15| Comment(13) | 一般(雑学)3 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雲隠れの理由は、羞恥心からではなく恐怖心によるものではないでしょうか。
父親から過剰に叱られた結果、「大人が怖い」「大人から逃げたい」との意識が肥大し、
外部(大人)に助けを求めること自体が心理的に不可能になったのではないかと思います。
Posted by 埼玉県民 at 2016年06月05日 09:53
幼い男児ですからねー
必要とあらば、親御さんがカウンセリングに相談されるでしょ

余談は別口で立てた方がいいのでは?
児童の心象への憶測と、親御さんへのバッシングは分けた方がわかりやすいな
Posted by 通りすがり at 2016年06月05日 12:28
忘れていた
本題への一票として、冒険心をあげときますね

最後は空腹に負けたんだと思ってる
Posted by 通りすがり at 2016年06月05日 12:44
 鹿部ロイヤルホテルは、とてもデカい。
 「電車もまともに通らないド田舎なのに、どうしてこんなに立派なホテルがあるのだろう?」
 と疑問に思ったが、評判はとてもいい。立派な建物とサービスがあって、コスパがいいようだ。旅行先としてはとてもいい、ということらしい。駅からも近いし、鉄道のそばというのは、北海道においてはかなり条件がいいようだ。

 ……と思ったのだが、ちょっと調べると、函館のホテルはどれも人気で、最近では予約が取りにくくなっている。旅行客が急激に増えているようだ。北海道新幹線が函館まで延びた効果かも。
 
Posted by 管理人 at 2016年06月05日 13:42
 本項の推定のうち、一つは確認された。以下、新聞記事の転載。

  ̄ ̄
 自衛隊員によると「夜になると、廠舎から遠くにホテルの明かりが見える」。

 http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/548854/
Posted by 管理人 at 2016年06月05日 19:38
ますます児童の心象がわからんなー

まー冒険心一押しなので妄想する

以前ホテルに泊まったときから廠舎は知ってて、前から秘密基地にと狙っていた
形がなんかかっこいいカンジ
木の実とかキノコとか、草花とか、実は詳しくて食えるものを食ってた
いやいや実はチョコを持っていた
一度自衛隊員が来たときは隠れた
しかしさすがに耐えられなくなったので、今度は隠れなかった

小学生の男の子なら、ちょっとした武勇伝じゃない?

幼少の砌、深夜近くまで遊んで親にぶん殴られたりしない?
警察沙汰にまでなって、次の日近所や子供会やら町内会やら小学校やら関係者に親同伴で謝罪行脚とかしない?
でも同性の友達だけの時は、なんか冒険したぜみたいな武勇伝を披露したりしない?

しないかなー
まーさすがに何日もは無理過ぎなので、その点冒険心っつーのもどーかと思いつつ
都市部なら小銭あればコンビニあるけどなー、すぐ見つかっちゃうしな
Posted by 通りすがり at 2016年06月05日 21:50
> 「少年はわざと姿をくらましていた」
> 「恥ずかしくて、合わせる顔がない」というやつだ。

私もわざとだと思います 
しかしその理由は ふてくされて、親を困らせてやろうと思ったから と考えました
1度ならず2度置き去りにされている。なぜなら 1度目で反省の素振りが無かったからでしょう

そもそも置き去りにされたのは舗装路なのに 砂利道を戻ることなく歩いて行ったのは やはり・・・^^
Posted by P助 at 2016年06月05日 22:49
 最後に 【 追記 】 を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2016年06月05日 23:10
 最後に ── のあとの部分を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2016年06月06日 00:42
炎上見込みの『クソガキ』は、少々叱られても人やクルマに石を投げるところにも現れてますね。
悪知恵が働き体力のあるお子様、なかなか大変やと思います。普通のお子様ならその前に公園で叱られた時点でシュンとなったと思います。殆ど中学生なみの自我がありそうです。

『いう事聞かないのなら置いてくぞ。』
「できない事言うな。」
『何を!』
で一回降ろした。普通はそこでおじけるが、載せるまでの時間が短かった。クルマの影が見えたところで止まった。そして載せた。
『わかったな。もうしないと約束しなさい。』
「ワカリマセーン。約束なんかできないよ」
『親を舐めるのもいい加減にしなさい。もううちの子じゃない。クマにでも喰われなさい』
次は降ろしてから見えないところまで行った。五分後、泣きじゃくってると思って戻ると姿を消していた。
子供は泣きじゃくってしまったので方向がわからなくなって、クルマと逆方向へ歩き出していた。
そしてはぐれてしまった。

人やクルマに石を投げて喜ぶ子供をどの様に躾けるのか、昔日の様にその場で抱えて尻を叩くのか、それとも飯を抜くのか、良い知恵がないです。
Posted by 京都の人 at 2016年06月06日 07:56
やはりプチ家出でしたか。
でも父親と和解した現在では、当時の少年の心理状態は、本人も思い出せないでしょう。
市が派遣する心理カウンセラーはこのような視点も踏まえて対応する必要があるでしょう。
Posted by 新道 at 2016年06月06日 21:44
 逃亡説を裏付ける証拠がまた見つかった。少年を発見したときの自衛隊員の証言。(朝のテレビ番組から。)

 発見したとき、少年は宿舎のなかの凹んだところに、こっそりと身を隠すような感じで立っていたそうだ。「見つかるまい」としていたらしい。

 これは、救助を求めて手を振るのとは反対で、「バレたらやばい」という心理状態にあることを示す。実際に身を隠す効果があるかどうかというより、後ろめたさゆえの行動だ。
 やはり、真相は、逃亡であったようだ。徹底的に逃亡するつもりはなかったようだが、少なくとも当初は、「親から逃れる」というつもりだったようだ。
 壮大な隠れんぼですかね。
Posted by 管理人 at 2016年06月06日 21:58
 ホテルについては、光が見えただけでなく、ホテルそのものがはっきりと見えるそうだ。下に写真がある。
  → http://mainichi.jp/graphs/20160604/hpj/00m/040/003000g/6

 ホテルがあるとはっきりとわかっていながら、あえてホテルには行かずに、こっそり身をひそめていたことになる。
Posted by 管理人 at 2016年06月07日 07:48
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