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新聞で紹介されていたので、行ってみた。東大(本郷)からあまり遠くないところにあるし、気づいても良かったのだが、知らなかった。こんなの、あるんだね。
→ 旧古河庭園 - Wikipedia
→ 旧古河庭園 | 庭園へ行こう。
五月はバラのシーズンということで、バラ園に来る人が多い。人数が多すぎる感じ。ゴスロリの若い女性も散見された。コスプレも楽しんでいるようだ。
洋風のバラ園と、和風の水辺の池。公園としてみれば広くはないが、庭園としてみれば豊かな造形がなされていて、楽しめる。ちょっと似たものは思いつかない。映画の中の世界みたいだ。
こういうところは、デートスポットとなるが、日曜日に行くのは、お薦めできない。デートするなら、人目に隠れてこっそりキスしたくなるが、人出が多すぎて、キスできそうな場所がない。どこにも人がいすぎる。
平日昼間なら、人出も少なそうだから、隅の方に行けば、人通りも少なく、こっそり抱きあっても大丈夫だろう。
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交通アクセスは? 駒込駅が推奨されているし、多くの人が駒込駅から来るようだが、お薦めできない。道を下がって、道を上がって、という感じで、坂道の上り下りがしんどい。
どうせなら、地下鉄南北線の 西ヶ原駅 を利用する方が、ずっといい。距離も短いし、途中で別の庭園(滝野川公園)にもちょっと寄れるし、そこで日曜日のフリーマーケットを見ることもできる。
また、旧古河庭園にいたる少し前のちょっと脇に、80円の自動販売機がある。大きなペットボトルのお茶は、100円だ。私はその少し手前で、大きなペットボトルのお茶を 150円で買ったので、50円損した気分だ。悔しい。
ともあれ、こうして旧古河庭園の入口に到達する。
ストリートビューで、庭園内に入ることもできる。
まずはバラ園。
下の方に下ると、和風庭園と池がある。
こんなところも。
やっぱり、デートにいいところだね。
デートするときは、こういうところに誘うと、評価が高まりそうだ。
ただし、駒込駅を経由してはいけない。足がクタクタになる。評判を落とす。必ず、駒込駅以外から行くべし。南北線 西ヶ原駅 か、京浜東北線 上中里駅 だ。
→ アクセス案内
なお、南北線は、地中深くにあるので、途中の乗換駅で乗り換えが面倒っぽい。しかしながら、その分、客が少ない。都内とは思えないほど、客がガラガラだ。こんなに客が少ない地下鉄があるとは驚きだ。これまた穴場ふう。
電車に坐りたいときはなるべく南北線を使うといい。利用者が極端に少ないのだから、お薦めだ。
( ※ 東横線の利用者であれば、目黒線が南北線と直通なので、利便性が高いだろう。乗り換え案内や路線案内を使うときは、西ヶ原駅を目的地に指定すればOK。)
( ※ 東京よりも北[埼玉]もしくは東[千葉]の人であれば、アクセスはかなり良いので、この庭園はお薦めだ。)
【 関連サイト 】
旧古河庭園の写真集は、下記で。
→ https://goo.gl/maps/EEE45AuFoNH2
※ 約 200枚の写真があります。アイコンをクリックすると、次々と見える。
武蔵野台地の突端の地形…高低差を巧みに活かした庭園は、いつ行っても飽きることがありません。
以前は、ここに住み着いてるカモがいて、凄く可愛かったんですが、いつの間にかいなくなってました。
ジョサイア・コンドル設計の洋館も素晴らしいですし、日本庭園は京都で数々の名庭を作庭した植治こと、小川治兵衛(確か7代目か8代目)です。
駒込周辺は結構住みやすく(地味な場所に見られてますが)その環境に魅せられたドナルド・キーン先生も近所に住んでいますし、良いところです。