2016年04月29日

◆ 地震のとき、格安スマホは?

 地震のときに、格安スマホはつながったか?

 ──

 熊本の地震のとき、ソフトバンクはつながらず、au も良くなかったが、NTTドコモは不通の箇所が少なかった……という話を前項で書いた。
  → 地震と通信途絶
 では、格安スマホはどうだったろうか? 

 ──

 直感的に考えれば、こうだ。
 「格安スマホは、NTTドコモの回線を借りているのだから、不通かどうかは、NTTドコモと同じになるはずだ」

 そう思って、検索してみたら、次のページを見つけた。
  → 地震/災害時のMVNO格安SIMはどうなったのか

 要するに、こうだ。
  ・ つながるかどうかは、NTTドコモ と同様。音声も。
  ・ ただし、回線の幅が小さいので、満杯になりやすい。
   多数の通信が押し寄せると、つながりにくくなる。


 後者の問題があるので、つながりにくいという問題が起こることもある。実際につながらなかったり、発信規制がなされたり。
 それでも、情報がまったく伝わらないというわけではないようだ。ソフトバンクのスマホに比べれば、はるかにマシであるようだ。
 公務員が仕事で使うのには不適切だが、仕事以外の用途に使うのならば、これでもいいのかもしれない。どうせもともと「仕事でバリバリに使う」というための商品じゃないんだし。
 


 [ 付記 ]
 「地震のときには、P2P 技術が有効では? これなら、基地局が不通でも、スマホ同士で交信できるぞ」
 と思った。そこで調べてみると……
  → Google 検索

 一応、その技術もアプリもある。「P2P地震情報」というものだ。ただしこれは、地震情報をダウンロードする一方通行のもので、相互に交信するものではない。
 ま、当り前か。機械の回線の幅からして、多くの通信を乗せられるはずがない。1回線分の情報が関の山だ。となると、情報のダウンロード専用となるのもやむを得まい。

 なお、似たものとして、「地震情報をインターネット・テレビから得る」という方法もある。
  → 災害時、スマホはテレビに 地震特番をネットで同時配信:朝日新聞
  → AbemaTV 万能インターネットテレビ
 テレビ朝日のニュース番組をスマホから無料で視聴できる、というネットテレビ。
 これを「有益な技術」と見なして、「災害時、スマホはテレビになる。それはすでに常識になりつつあるようだ」と朝日は書く。
 本当にそうか? よく考えてみよう。たしかに、視聴者はそれによって有益な情報を得ることができるだろう。しかし、人々がいっせいに聴取すれば、ただでさえ逼迫した回線がますます逼迫する。そのせいで、生死に関わる必要な情報が伝わらなくなるかもしれない。特に、格安スマホの回線では、それが言える。

 だから、災害時には「スマホ・テレビを見るのはやめよう」というマナーを守った方がいい。テレビ朝日の情報を知りたければ、テレビを見ればいいのだ。スマホで回線をふさぐべきではない。……それが私の結論だ。(例外のあることは認める。)

 
posted by 管理人 at 19:54| Comment(1) |  震災(東北・熊本) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 管理人 at 2016年04月29日 23:51
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