2016年04月24日

◆ 地震の被災地から脱出するべきか? 

 地震の被災地では、車中泊や避難所暮らしで、エコノミークラス症候群による死者の増加が見込まれる。では、被災者は被災地から脱出するべきか?

 ──

 これまでは「脱出せよ」「疎開せよ」という方針を示してきたが、それは「車中泊」「避難所」の人々を対象とした話だった。
 では、一般的には、どう言えるか? いきなり結論を言えば、こうだ。
 「被災地といっても場所は広いし、家屋の倒壊状況も個別に異なる。ゆえに、対応は一律ではなく、ケースバイケースである」

 つまり、簡単には言えない。それでもあえて単純に言えば、こうだ。
 「居住可能な場合にはそのまま居住していいが、居住不可能な場合には居住するべきではない」

 これは一見、トートロジー(同語反覆)のように見える。だが、そうではない。なぜなら現状は、「居住不可能な場合に、そのまま居住しようとする」という事例がしばしば見られるからだ。

 ともあれ、事情は複雑なので、以下では場合分けをしながら考察しよう。

 ──

 場合分けの基準は、次の二点だ。
  ・ 断水しているか
  ・ 家が居住可能か


 これに当てはまるか否かで、状況は異なる。
 特に、上の二点をともに満たしている場合がある。つまり、
 「地域が断水していて、自宅は居住不可能である」(家屋倒壊)

 という場合だ。この場合には、さっさと疎開するべきだ。車中泊や避難所で無理な生活をするべきではない。
 では、上の二点のうち、片方だけの場合はどうか? いろいろ考察してみよう。

 断水しているか


 「断水していても、ミネラルウォーターや給水車があるから大丈夫だ」
 と思う人が多い。ここが根源的に間違っている。断水していると、困ることは、飲み水だけではない。トイレの水がないので、トイレがまともに使えない。ここが決定的に困る。実質的には、断水状態では、人は暮らせない。というか、(トイレが使えないせいで)エコノミークラス症候群になる危険が高いので、なるべく早急にこの地域を離れるべきだ。(命の危険がある。すでに死んだ人もいる。)

 では、断水している地域は、どこか? 
 多くの地域では、大幅に復旧が進んでいるようだ。熊本全県で 39万戸だった断水世帯が、23日には4万戸まで減じている。
  → ライフライン復旧途上
 復旧した地域の大部分は、熊本市や八代市など、震源ではない都市部だろう。
 一方、震源に近い益城町や阿蘇市では、復旧は楽ではないようだ。特に益城町は、震源が近い上に、配管が古いせいで、復旧は容易ではない。復旧には大幅に時間がかかりそうだ。
 益城町。水道管は破損し、今もほぼ全域で水の供給はストップしたままだ。
 厚労省によると、耐震化されていなかった水道管の破損が多かったと見られる。耐震適合率は……震度7を観測した益城町は5%(13年度)にすぎず、21日午前9時事点で全約1万1000戸の約9割が復旧していない。
( → 読売新聞・朝刊・3面 )

 そこで、とりあえずは応急措置をしているそうだ。
  → 益城町の水道修復へ出発 宮崎市と民間会社が派遣 [宮崎県]
 だが、たとえ応急措置で済ませるにしても、全域で水が出るようになるには、かなり長い時間がかかりそうだ。そのあいだずっとトイレなしで過ごすわけには行かない。

 とすれば、益城町のように断水が続く地域では、かなり長い間、疎開する必要があるだろう。とりあえずは数カ月をメドに、福岡あたりに疎開するのがいいだろう。
 どうしても地元に仕事があるので、遠い福岡には行けない、というのであれば、自動車で通勤できる範囲内で、断水していない地域に疎開するといいだろう。熊本市や八代市あたりでは、すでに断水が終わっている地域も多い。玉名市や大牟田市あたりでは、もっと条件もよさそうだ。玉名市や大牟田市ならば、道路も続いているし、益城町に通うこともできるだろう。当面は、益城町や阿蘇の人は、(福岡移住が無理なら)大牟田市あたりの避難所に移るのがよさそうだ。
 なお、大牟田市は断水がないが、玉名市は断水があるから、玉名市は現時点ではまだ避難先には適していない。大牟田市は、断水はないが、益城町からはやや遠い。自動車で1時間半。通勤距離としては、限界ギリギリだ。一人で運転するのはしんどいから、二人で交替で運転するといいだろう。
 なお、高速道路も順次、開通するだろう。
  → 高速道路、通行止め2区間、来週前半に解除へ
 高速道路が開通すれば、みやま市や八女市なども一時的な避難先の候補となる。





 なお、一時的避難というのは、家が残っている場合だ。家が残っていない場合には、移住した方がいい、と判断されることが多いだろう。この件は、以後で述べる。

 家が居住可能か


 益城町や阿蘇市では、断水しているので、(トイレが使えないがゆえに)、別の場所に避難・移住した方がいい。
 一方、それ以外の地域では、断水は短期間で済みそうだ。すでに断水が終わっている地域も多い。こういう地域では、(トイレが使えないせいで)エコノミークラス症候群になる危険は低いので、死亡の危険も低い。となると、別の場所に避難・移住した方がいいとは言えない。
 そうなると、判断の決め手は、家が残っているかどうかだ。より正確には、家が居住可能かどうかだ。

 家が居住可能かどうかについては、自分で判断する必要はない。政府が早急に耐震検査を進めている。
 《 倒壊建物の応急危険度判定 5市町村で始まる 》
 地震で壊れた建物の危険度を判定する応急危険度判定が22日から新たに熊本県内の5つの市町村で始まりました。
 これまでに判定を終えたのは3233棟で、このうち今後の地震などで倒壊するおそれがある「危険」と判定されたのは53%にあたる1702棟に上りました。益城町の判定は早ければ 23日にも終えそうだということです。
( → NHKニュース
 応急危険度判定は、余震による二次被害を防ぐため、建築士の資格を持つ自治体職員らが、建物の倒壊、外壁や窓ガラスが落下する危険性を調査する。判定結果は、危険(赤)、要注意(黄)、調査済みで使用可能(緑)の3種類で、ステッカーを掲示する。
( → 読売新聞

 「使用可能」(緑)ならば、移住の必要はないだろう。車中泊の必要もないので、自宅に戻って生活すればいい。(断水していなければ、だが。) なお、余震が怖いのなら、家のなかに机かテーブルでも置いて、その下で眠ればいい。あるいは、2階で眠ればいい。あるいは、テントと寝袋という手もある。そのいずれもできないのなら、一時的に旅行するといい。(余震が収まるまで。一週間程度。)
 「危険」(赤)ならば、そこに住むことはできない。かなり長期の疎開か、別のところに移住するかだ。家が修理可能であるならばともかく、家が完全に倒壊したような例では、福岡あたりに移住する方がいいだろう。
 「要注意」(黄)の場合は、緑と赤の中間だ。

 さて。緑でも赤でも黄色でも、注意すべきことがある。それは、「元の生活に戻ることは不可能だ」ということだ。このことを理解しよう。
 たとえ自宅が修理可能だとしても、元の生活に戻ることはできない。なぜなら、熊本は破壊されてしまったからだ。自宅が大丈夫でも、周辺が大丈夫ではない。勤務先の売上げは激減するだろうし、下手をすると倒産や解雇の可能性もある。そうならないとしても、給料の大幅引き下げは十分にありそうだ。つまり、生活レベルの大幅低下は避けがたい。だとすれば、福岡あたりで新生活を始める方がいいだろう。
    ( ※ なお、車中泊や、避難所暮らしは、駄目だ。トイレにもろくに行けないような状態では、エコノミークラス症候群による死亡の可能性が高まる。命を賭けてまで避難所暮らしをするべきではない。何をするのであれ、死の危険を冒すべきではないのだ。絶対に。)

    ( ※ 会社の経営者にも望みたいことがある。会社の臨時休業を告知して、社員に一週間程度の有給休暇を与えることだ。その分は、あとで週休2日制を週休1日制に変更することで、返してもらえばいい。5日間の休暇を与えれば、前後に土日をくっつけて、計9日間の休暇を与えることができる。とりあえずは 25日〜29日までを休みにするといい。さらに、その後は黄金週間だから、5月6日も休みにするといい。これで、4月25日から5月8日まで、2週間の休みとなる。従業員は、震災の疲れを取って、リフレッシュすることもできるだろう。優秀な経営者は、社員の健康を第一に考えるものだ。全社員の健康を一挙に阻害したなら、会社の存続そのものが脅かされる。)

 生活再建


 一時的な疎開はともかく、永続的な移住であれば、生活再建は困難だろう。そこで、政府が生活再建のために補助金を出すといい。
 まずは、建物の全壊・半壊に対する見舞金を出す。おおむね、全壊 200〜400万円、半壊 100万円。(仮設住宅に 1000万円を出すよりはずっとマシだ。なお、全壊の場合の額は、ローンの残額しだいだ。ローンの残額がゼロなら、最低の 200万円となる。)
 あとは、貸間・貸家に対する援助として、月額3万円程度を3年間ぐらい。
 その一方で、県営住宅の無償提供はやめる。これは馬鹿げている。一部の人だけを特別優遇するのは不公平だ。かわりに、県営住宅の標準家賃から2〜3万円の引き下げを行なう。これなら公平だろう。とにかく、貸間・貸家に対する援助と平等に扱うことが大切だ。
 ちなみに、熊本県の県営住宅の家賃は、おおむね4〜7万円程度だ。
  → 熊本県営住宅管理センター
 7万円の家賃をタダにするくらいなら、自腹で民間住宅を借りている人に家賃補助をするべきだろう。それでこそ「全員への生活再建の補助」が可能となる。
 なお、生活再建とはいえ、新築のための補助金は出さない。出すのはあくまで、貸間・貸家の補助金だけだ。特に、中年以上の人(特に老人)の場合は、今さら家を建てても、返済できる見通しは薄い。当然、貸間・貸家に済むべきだ。あるいは、中古住宅を買ってもいい。(その場合も、月額3万円の補助をもらえる。)とにかく、新築住宅以外なら、普通に最低の家賃に相当する補助金をもらえることにする。

 さらに、(サラリーマンは別として)事業者への事業補助もするといい。
  ・ 低利融資
  ・ 事業補助金

 などだ。前者はともかく、後者は変だと思えるかもしれない。しかし、福島の例では、とんでもない補助金が出されている。たとえば、「レタスを太陽光栽培する」という事業を始める事業者に、事業資金の5割を補助金で無償提供している。相当、巨額の金が、事業資金として提供されている。これで、事業は黒字になるかというと、せいぜいトントン程度だという。(微小の黒字かな。)
 呆れるね。事業資金の半分を出してもらっても、まともな事業にならない。これでは、たとえ成功しても、事業としての継続性がない。「国からの補助金に頼る慢性赤字の国営企業」という感じだ。ほとんど共産主義。滅茶苦茶な非効率。
 東北では、これほどにも、無駄な金がばらまかれている。とすれば、そのうちの一部を削って、熊本に回せばいい。
  → 東北の復興工事を中止せよ
 ここで無駄金を削って財源を得れば、熊本を出て、他の県で新記事業を始めようとする人に、金を出せそうだ。低利融資や、2割程度の補助金など。

 なお、以上のほかに、激甚な被災地では、家財を失った人には一律に補助金を出すとよさそうだ。家具の喪失などがあるからだ。これは、家を持っていない人も含める。

 あれやこれやと、政府はかなりの補助金を出す必要がある。莫大な金がかかりそうだが、仮設住宅よりはずっとマシだ。また、東北の巨大防潮堤をやめても、巨額の資金が浮く。莫大な無駄金を削れば、熊本地震のために莫大な補助金は出せる。それを生活再建のために向けるべきだ。

 以上のように「移住のための補助金を出せ」という話を聞くと、「そんなの当り前だろ。いちいち独自の意見みたいに書くな」と思う人もいるだろう。しかし、書く必要があるのだ。なぜなら、政府の方針は、それとは逆だからだ。つまり、こうだ。
 「現在地における定住のために、莫大な金を出す」
 つまり、仮設住宅とか、何らかの生活再建とか、すべては「現在地における」という限定が付いて、補助金が出る。しかし、そんなことはやめるべきなのだ。現在地でなく、移住先にこそ、金を出すべきなのだ。そうしてこそ、車中泊や避難所における、エコノミークラス症候群の発生を阻止できる。(移住を促すからだ。)
 逆に、政府のように、「現在地における補助金」という金を出すと、車中泊や避難所を促すので、現在地におけるエコノミークラス症候群の発生がどんどん増えてしまう。……そして、その見本が、東北における「震災関連死 3,407」という結果だ。
  → 被災者にホテルと仮設住宅

 さらに、別の意味もある。出した金の有効性だ。移住先での生活再建のために金を出せば、その金は有効に使われる。被災者は移住先で生活再建ができる。
 一方、現在地での補助金は、機関が限定的だ。たとえば、仮設住宅のために 1000万円を出しても、5年後には仮設住宅は取り壊されて、被災者は放り出される。あとには何も残らない。仮に、出した金の 1000万円で、中古住宅を買っておけば、その中古住宅が5年後にも残っていたはずだ。しかるに、仮設住宅の場合は、5年後には何も残らない。というか、わざと残らないようにするために、金を払う。解体費込みで。
( ※ 仮設住宅の費用の内訳は: 当初予算 250万円。予定外の資材値上げの負担が 250万円。5年間の補修費が 250万円。五年後の解体費が 250万円。合計 1000万円。……つまり、当初予算の何倍もの金を払うハメになる、というお役所仕事の典型だ。)
 こういう馬鹿げたことのために金を払うより、移住のために金を払うべきだ、というのが、私の見解だ。これは、政府の方針とは正反対なので、ここで特に記す必要がある。

 地域再建


 上の話からわかるだろうが、生活再建と建物再建とは違う。被災者の生活は再建するが、被災者の建物を再建するわけではない。特に、現地における倒壊家屋を再建するわけではない。そんなことは必要ない。(生活再建だけがあればいい。)
 同様に、生活再建と地域再建とは違う。被災者の生活は再建するが、被災者のいる地域を再建するわけではない。特に、被災した都市を再建するわけではない。それは特に必要ない。(生活再建だけがあればいい。)

 実は、さらに強く言って、「地域再建をしてはならない」と言える場合がある。それは、今回の震源地である益城町だ。(南阿蘇も含めていい。)
 益城町は、最も被害が激しいので、最も再建が必要だと見える。だが、私の見解を言えば、「益城町を再建してはならない」となる。この街は、完全に放棄するべきだ。
 こう言うと、「血も涙もない意見だな」と思う人が多いだろうが、逆だ。血も涙もあるからこそ、益城町を再建してはならないのだ。逆に、「益城町を再建しよう」と思う人は、自分の利益だけを考える冷酷なエゴイストであり、優しさというものを持ち合わせていないような、血も涙もない人だ。
 では、なぜか? 

 それは、次のことによる。
 「今回の地震は決して偶然の地震ではない。これまでも何度も起こってきた地震であり、容易に予想される地震であった。そして、将来また、益城町のあたりで大規模な地震が起こるだろう。そのとき、子孫に被害が出る。だから、益城町は、将来の被害を避けるために、居住禁止にするべきだ」
 つまり、子孫の命を守るという愛ゆえに、益城町を放棄するべきなのだ。代わりに、その土地を、国が買い上げればいい。国が金を払って買い上げて、その代金で、別の土地に移ってもらえばいい。これなら、特に問題ないはずだ。
 以下で、詳細を示す。

 (1) 地震の歴史

 「熊本では地震が起こったことがない」
 なんて言っている人もいるが、デタラメだ。せいぜい「今世紀には地震が起こらなかった」という程度のことだ。歴史的文書を見れば、熊本は何度も地震の起こった地震多発地帯だとわかる。
  → 九州・沖縄の地震(歴史) | 日本の地震
 ここには次の例が記されている。
  ・ 1619年 八代で地震 :M6.0
  ・ 1625年 熊本で地震 :M5.0〜6.0
  ・ 1889年 熊本地震  :M6.3

 つまり、ここ 100年ぐらいは起こっていないが、だいたい 100〜200年おきぐらいには地震は起こっている。とすれば、将来また、このあたりに地震が起こるのは、ほぼ必然なのだ。
 そもそも、プレートテクトニクス的に、この地域には力がかかって、巨大な歪みが生じている。
  → 地震は予知されていた の図
 このことからしても、次の地震がまたくるということは明らかだろう。

 (2) 断層帯

 次にまた熊本地震が起こるとして、その震源はどこか? 益城町から八代市にかけての地域だろう。なぜなら、この地域は、断層帯が走っているからだ。
  → 断層帯の地図と解説
 リンク先にある地図をクリックすると、その図がさらに拡大されて、よくわかる。その図と、下記の図を対比するといい。





 益城町から、南西の八代市までにかけての地域は、山裾である。そこには、力の歪みが強くかかる。(地殻の厚い山岳部には力の歪みはあまりかからない。)……この地域は、力の歪みのせいで、地殻が割れやすい。つまり、断層が生じやすい。……そこがつまり、断層帯のある地域であり、地震の起こりやすい地域だ。
 とすれば、このあたりでは、将来また地震が起こることは、ほぼ確実なのだ。
 だから、できれば、益城町から八代市にかけての一帯を、居住禁止にしたい。とはいえ、八代市(震度5)は、震源からも少し遠くて、破壊されたわけではない。だから、居住禁止は無理だ。
 一方、益城町は、破壊された家が多いし、水道工事はいつになったら完了するかもわからないありさまだ。だったら、この地域はすっかり「居住禁止」にすればいい。その土地を国が買い上げればいい。代わりに、別の土地を提供して、安価に払い下げればいい。

 では、妥当な土地とは? 益城氏の北方にある山鹿市(やまがし)のあたりが妥当だろう。これらの土地は、断層帯からはいくらか離れているから、今回の地震でも震度5ぐらいで済んだはずだ。……そう思って調べたら、実際、震度4だった。
  → 気象庁|地震情報(各地の震度)
 なお、この地域は、田畑ばかりで人家がないから、国が買収することも可能だろう。一帯をすべて買収して、安価に払い下げて、益城町の人々をここに移転させるといいだろう。(希望者のみ。)
 なお、山鹿市の隣の菊池市もよさそうに思ったが、調べてみると、ここは震度5〜6強だ。あまり適していない。東側の阿蘇に近い分、震度も大きかったようだ。

 なお、益城町というのは、熊本近辺の中では唯一、東の方に市街地が伸びている。つまり、一番危険な地域で、ことさら市街化が進んでいる。同じような条件でも、菊陽町や、合志市は、あまり市街化が進んでいないのだが。
 というわけで、益城氏は、地域的にも、もともと田畑になるのがふさわしい場所なのだ。だから、あっさり、市街地をつぶしてしまう方がいいだろう。もともと危険なのだし。
 
 なお、益城町がつぶされたあとには、熊本空港の第2滑走路を作るといい。今の滑走路は、東西方向に1本あるだけなので、益城町のあたりに、南北方向の滑走路をもう1本つくるといい。この滑走路は、高速道路に近いので、利便性が高くなる。そばの益城熊本IC は、目と鼻の先だ。こういう場所に滑走路ができると、とても利便性が高くなり、熊本市の発展に大いに役立つだろう。特に、熊本市民にとっては、(高速道路は別として)熊本市に近いので、利便性は高いだろう。また、騒音の点でも有利だ。現行の東西方向の滑走路だと、飛行機の経路(空路)が熊本市にともろにぶつかるが、南北方向の滑走路だと、飛行機の経路(空路)が熊本市とはまったく重ならない。その意味で、騒音低減の効果も生じる。いいことずくめ。
 要するに、熊本市の利便性を大きく高める再開発とセットにして、益城町の市街地をすべて山鹿市に移転してしまえばいいのだ。そのための費用は、ほとんどゼロで住む。(せいぜい田畑の造成費ぐらいだ。)……この点は、陸前高田の盛り土に 2000億円もかけているのとは、大違いだ。
  → 陸前高田の盛り土
 これで恩恵を受けるのは 2000戸( 5000人?)程度。そのために 2000億円を費やす。それに比べて、益城町の総人口は 33,860人。これほどの人々が恩恵を受けることができる。しかも、移転のための費用は、ほぼゼロだ。(震災補償費は別途。空港造成費も別途。単に移転のための費用は、田畑購入費と土地造成費だけだから、ほとんどゼロ。せいぜい 10億円ぐらい。)
     《 補足 》
     移住先として山鹿市を提案した。だが、ここはちょっと都市部から離れて、辺鄙すぎるようだ。あまりにも北すぎて、熊本市の中止部からは遠くて、交通の便も悪い。あまり住みやすい土地ではない。
     かといって、これより南部だと、熊本市の中心部に近くて便利だが、地震で震度6ぐらいになっており、地震被害を免れない。
     そこでもっと好適な土地を探すと、山鹿市の西側に、玉名市があった。特に、新幹線の新玉名駅のあたりは、交通の便もいいし、周囲は田畑だらけだ。ここを開発して、ここに移住するとよさそうだ。
     ここでもまだ不足だというのなら、もっと発展した福岡県にするしかない。これについては、後述する。

 (3) 居住禁止の意味

 以上の (1)(2) で、居住禁止の根拠がわかったと思う。
 ただ、「禁止」という言葉に引っかかるコメントが寄せられたので、少し追記しておこう。
 「居住禁止」といっても、この「禁止」は「駐車禁止」と同程度( or もっと軽い)意味だ。別に、人を強制的に追い立てるわけではない。違反者を監獄にぶち込むわけでもない。せいぜい少額の罰金だが、実際には罰金を科すこともない。この件は、コメント欄で述べたので、細かいことが気になる人は、そちらを参照。
  → コメント 04月24日 22:11

 住民の意思


 というわけで、住民が意思をもちさえすれば、都市再開発の形で、安全な土地で新たな安全な生活をすることが可能なのだ。
 ただ、問題は、住民の意思だ。「危険な土地を避けて、新たな土地で暮らそう」という合理的な意思の代わりに、「今まで暮らした懐かしい土地を離れたくない」という不合理な感情に引きずられる。「そこは断層帯のある危険な地域なんだ。そこにいつまでも暮らすことは子孫を危険にさらしかねない」と告げても、あくまで危険な益城町に住みたがる。
 また、今現在において、自分たちがエコノミークラス症候群になるという危険があるとわかっていても、断水状態のままで、車中泊や避難所生活を続ける。
 とすれば、今現在の生命を守るためにも、政府が心を鬼にして、この地域を居住禁止にするしかあるまい。「今すぐ出ていけ」とまでは言わないが、「一カ月以内に退去」を命令して、どこかの貸間や貸家に一時的疎開をさせるべきだろう。そのあと、地域を封鎖して、「将来的にはすべてを更地にする」ことを前提として、居住禁止状態にするべきだ。
( ※ ただし、通いでの訪問は許容する。元の住宅から家財を運び出すためだ。それでも、夜間の居住は禁止する。エコノミークラス症候群による市の危険性があるからだ。)

 他の都市


 断層帯の上に載っている益城氏については「居住禁止」という措置を取るべきだが、他の都市は違う。熊本市は、断水も解消しつつあることだし、短期的な疎開だけで十分だろう。
 当面は、余震が続くので、短期的に疎開するべきだが、もうしばらく立てば、余震もなくなるので、あとは普通に生活を再開できるだろう。(家が残っていれば。)
 家が倒壊した場合は、再建するか、移住するかは、本人しだいだ。先に述べた「全壊・半壊の補助金」をもらって、好きなようにすればいいだろう。
 八代市や人吉市についても、おおむね同等のことが言える。

 移住先


 移住先としては、福岡市をお薦めしたこともあるが、もうちょっとだけ熊本に近い地域でもいい。
 最近は、鳥栖市が発展しているので、鳥栖市でもいいかもしれない。ただ、このあたりには断層帯があるので、一応、注意した方がいい。
  → 九州北部の断層帯
 鳥栖市のあたりでも、北西の山際に近い地域は、ちょっと危険性があるようだ。
 比較的安全性が高いのは、筑紫平野のうち、北部の佐賀県部分と、南部の熊本県部分にはさまれた、福岡県部分だ。つまり、久留米市と八女市と大川市と柳川市だ。ここがお薦めだ。
 上で、「お薦めは福岡県」と言ったとき、多くの人々は北九州市や福岡市(博多区)などを想像しただろうが、あにはからんや、北部でなく南部の有明海のあたりがお薦めなのだ。





 最後に


 被災者は被災地から脱出するべきか? ……という問いに対して、私なりに回答を与えた。
 以上は個別の被害者に対する指針だが、同時に、政府に対しても「こういう措置を取れ」というふうに、尻をたたいている。基本的には、被害者に向けて何かをしろと命じるというよりは、政府に向けて何かをしろと命じている。

 ただ、政府がどのような措置を取るにせよ、最終的には、被災者の心の持ち方が物事を左右する。震災のあとでは、すごい喪失感にとらわれて、何もできなくなって、「現在地から離れられない」というふうになってしまっている人も多いだろう。ショックを受けたタレントのブログの例が、下記にある。
  → 被災者にホテルと仮設住宅

 そこで、私としては、勇気づける形で、次のように呼びかけたい。
 「あなたたちは、運良く生き延びることができたんだ。何と幸福なことか」
 今回の地震では、多くの人々が命を失った。自分が命を失うだけなら悲しくもないが、家族や友を失った人はどれほどの思いでいることか。その哀しみは私にもよくわかる。これらの人々には、何も言うことができない。
 その一方で、運良く命を救われた人もいる。そういう人々は、自分の幸運に感謝するべきだろう。そういう感謝の心を持てば、生きる勇気も湧いてくるはずだ。たとえば、下記の例がある。
  → 僕が生かされた意味は 南阿蘇で救出、東海大生が募金
  → 死を覚悟、遺書残す 後輩失った学生「あいつの分まで」
 地震でガレキの山に埋もれて、死を覚悟して、スマホにかろうじて遺書を書いた大学生がいる。彼は運良く、ガレキの山から救出された。その彼は、絶望して力をなくすのではなく、立ち上がって、他人のために生きようとして、募金活動をする。最もひどい目に遭った人が、最も他人のために活動しようとする。
 そうだ。ひどい目に遭ったからといって、悲しんでいるべきではないのだ。むしろ、生きる意欲を持つべきなのだ。自分が何かを失ったことを考えるより、自分が何かを残されたことを感じるべきなのだ。
 自分は大きなものを残された。それは、自分の命だ。そのせっかく残された命を、無駄にするべきではあるまい。特に、エコノミークラス症候群のような形で、むざむざと命を死に転じるべきではあるまい。今は生きようとする意欲さえあればいい。そうすれば、現在の土地を捨てて、新たな土地に移ることもできる。だから、そのために、自分が運良く命を救われた幸運に、感謝しよう。
 そしてまた、あなたのそばにいる友に、家族に、愛する人々に、自分がどれほど見守られているかも理解しよう。
 


 【 関連サイト 】

 (1) 疎開先

 一時的な疎開先としては、熊本県内または近辺のホテル・旅館がいいだろう。ちょうどキャンセル続出で、部屋はいっぱい空いている。格安で借りることもできる。
  → 【楽天トラベル】「熊本」の検索結果
 安いところでは、南阿蘇の旅館が税込み 1,600円から。また、熊本市内でも、2000円ぐらいで一泊することもできる。

 (2) 不動産の耐震性

 家を借りたり買ったりするときには、耐震性が気になるだろう。そういうときには、不動産屋に聞けば、教えてもらえる。というのは、教える義務があるからだ。詳細は、下記。
  → 宅建業者の耐震基準及び耐震診断に関する告知義務
 
posted by 管理人 at 18:16| Comment(45) |  震災(東北・熊本) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「元の生活には戻れない」,この点が重要ですね.

被災地に固執してしまう被災者の方(と政府)は,「暫く我慢すれば」震災以前の元通りの生活が取り戻せる筈と思い込んでいるのでしょう.
もちろんケースバイケースなので,自宅や周辺地区の被災状況や勤務先の状況によっては何年か後には元通りに近い生活に戻れるかも知れませんが,元の生活は諦めるしかないケースも相当数出てくるでしょう.阪神大震災の場合,神戸は完全に復興したように外からは見えると思いますが,その状態になるまでに何年もかかっていますし,震災関連倒産(つまり失業)もそれなりに発生したように思います.

個々の被災者にとって難儀なのは,「元通りに近い生活」へ戻れるのがケースバイケースであり,自分自身は戻れるケースなのか戻れないケースなのかが確定して見えない事でしょうね.将来予測ですから「確定」というのは有り得ないので,踏ん切りが何時までもつけられずに結果として「被災地に固執」という心理状態になってるのでないでしょうかね.

たとえ一週間でも良いから被災地を離れて疎開してみて,落ち着いた生活を暫くしてみれば冷静に考えられるようになるのでないかと思います.
Posted by 大学教員 at 2016年04月24日 12:16
現在の建物の耐震基準は、震度6強や7の地震を1回耐えることは想定してますが、今回のように建物が大地震に連続して起きることは想定していない。新耐震基準で建てられた家が2回目の本震で倒壊する建物が多数ありました。倒壊する恐れなしと判定されても、3度目の震度6強以上の地震で倒壊する可能性があるので完全に余震が落ち着くまで自宅に戻るのは危険です。昨日、家族の1級建築士の話を聞いたのですが釘で建てられた木造家屋は倒壊しやすく、今回の2度の大地震は想定外と言っていました。SE構法という、耐震構法があることを初めて聞きました。建築費が高くなりますが木造建築のSE構法はかなり地震に耐久性があると言ってました。

「耐震基準は連続した大地震を想定せず」 専門家 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010489271000.html
Posted by aknil at 2016年04月24日 12:52
熊本と福岡ってライバル関係でもあるのでしょうかね?プライド感から「福岡に移住する位なら・・・」という気持ちもあるのでしょうか?
埼玉と千葉、岡山と広島みたいな感じで。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月24日 14:43
じゃあ大阪も上町断層があるから居住禁止ですね。東京に移住してもらいましょう。
Posted by まりん at 2016年04月24日 21:00
> 断層があるから居住禁止

 そんなこと書いてないでしょ。ちゃんと読みましょう。
 断水が長期的に続くことと、家屋が倒壊していることが条件です。大阪も他都市も、それは成立していません。
 あと、土地の買い上げをしても、代替地の提供ができないでしょ。そばに大量の田畑があるならともかく。
 ただし、仮に大阪で大地震があって、断水が長期的に続いて、家屋の大半が倒壊して、しかも、すぐそばに広大な田畑があって移住可能なら、そっちに移住するべきです。破壊された現在地は居住禁止にした方がいいでしょう。
 ……というのは、 if がたくさんありすぎて、非現実的だが。というより、たくさんの if のうち、たった一つも成立しないが。

 ちなみに、阪神大震災の倒壊率は、マンションは「大破は 1.6 %、中破は全体の 2.1 %程度」です。
  → http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3885413.html
 マンション暮らしの人は、何も問題なく居住できているのですから、居住禁止なんてありえないですね。
 断水も2〜3カ月で回復した。
  → http://j.mp/24d3kI5


Posted by 管理人 at 2016年04月24日 21:16
東日本大震災・福島原発事故後に一時期放射線量が周辺よりも高く、ホットスポットと騒がれていた千葉県東葛飾地区(松戸市、柏市、流山市あたり)も居住禁止にすべきでしょうか?
Posted by まりん at 2016年04月24日 21:47
とりあえず益城町を居住禁止にするのは個人的には猛反対です。まったくもって現実的ではありませんですし。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月24日 21:57
益城町の倒壊率はどの位でしょうかね?
Posted by まりん at 2016年04月24日 22:00
> ホットスポットと騒がれていた千葉県

 何度言ったらわかるんだか。滅茶苦茶に家が壊れて断水している、という地域に限られるんだが。それに該当しない地域を持ち出してどうするの? 日本語読めないの? 
 そもそも、ホットスポットでは、人は死なないでしょ。すでに死者が 3000人以上出ている震災関連死とは、次元が異なる。

> 益城町の倒壊率はどの位

 場所によって違うでしょうが、倒壊率の高い地域だけを居住禁止にします。倒壊率の低い地域まで、行政区画だけで決めるわけではありません。

 あと、居住禁止と言っても、強制的に追い出すわけじゃありません。交通法規で、駐車違反の人に切符を出すことはあるけれど、違反車をレッカー車で強制的に運搬するわけじゃない。それと同様だ。罰金千円とか、その程度のことにすぎない。より具体的には、「補助金を上げないよ」ということかな。罰金を科するのではなく、補助金をあげないだけ。

 なお、土地の買い上げと、安全な代替地の提供は、居住禁止の地域だけです。それ以外の地域は、現状のままです。何も提供してもらえません。
 こうなると、他地域の方が、「不公平だ! おれたちの地域も居住禁止にしてくれ! 危険で売れない土地を、高値で買い上げてくれ! 山鹿市の土地を、安値で売ってくれ!」と要求しそうだ。それを断ることの方が、一苦労になりそうだ。
Posted by 管理人 at 2016年04月24日 22:11
福岡は治安が悪いから疎開・移住したくない被災者もいるのかな?ネットでは福岡は「修羅の国」とか言われていたりもするし。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月25日 22:25
博多に知り合いがいるのですが、治安が悪いとか修羅の国という冗談はほどほどにしておいたほうがいいと思いますよ。

自らの意思で被災地を離脱した場合、以下が途絶えて不利益を被ることを恐れている様です。
・受けられるべき支援情報、
・国や自治体による買取開始時に、不在ゆえの不利益疑念
`近所のネットワークのクチコミで得られる裏情報、
Posted by 京都の人 at 2016年04月25日 22:44
>治安が悪いとか修羅の国という冗談はほどほどにしておいたほうがいいと思いますよ。

ネットで言われているだけの話であって、私個人の意見ではありませんので。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月25日 22:50
断層帯でかつここ最近(100年ほど)地震が起きていなくて、かつそれより前に地震があった地域を先に住禁止にすべきだ。

益城町はすでに地震が起きたので、当面は地震は起きない。危険度で言えば上記の条件を満たす地域のほうがはるかに危険であることはすぐにわかるだろう。なぜ地震の危険が低いところばかり注目するのだろうか。地震の危険性が高い地域こそ注目すべきだ。
Posted by 名無し at 2016年04月28日 22:51
> 断層帯でかつここ最近(100年ほど)地震が起きていなくて、かつそれより前に地震があった地域を先に住禁止にすべきだ。

 その話題のコメントは前出なので、前から読んでいる人ならばすぐにわかることなんですけどね。
 再論すると、居住禁止にするのは、「将来の危険が理由」ではありません。「現在の全壊と断水」が理由です。
 将来的な居住禁止は、あまり目的となっていません。今現在の疎開を目的としています。
 他の地域の人を「今から半年だけ疎開すること」なんて、何の意味もないでしょう。断水しているわけじゃないのに。
 しかし、益城町ならば、半年間の疎開は意味がある。

 名無し(元:通りがかり)さんは、別の項目を読まないから、いろいろと誤解するんです。別の項目から読み直してください。
 
 あとね。全国各地の土地を居住禁止にして、その土地を国が買い上げるとしたら、どれだけのコストがかかるか、わかっている? 100兆円ぐらいになるかも。そうなったら、日本人は各人 100万円の増税ですよ。わかっている? 
 居住禁止というのは、被災者への虐待ではなく、被災者への特別出血大サービスのことです。一部の被災者だけに出血大サービスをすることはできるが、日本の多数の人に出血大サービスをすることはできない。そんなことをやったら、財源不足で、大増税をするしかない。
Posted by 管理人 at 2016年04月28日 23:26
結局、管理人様が提言する、益城町の「居住禁止」は「恒久的な居住禁止」か「期間を限定(半年など)した居住禁止」かどちらなんでしょうかね?その辺がよく分かりませんね。管理人様の文章をどう読解すれば宜しいでしょうか?
本文読むと、「その土地を国が買い上げればいい」とか「熊本空港の第2滑走路を作るといい」とか出てくるから、「恒久的な居住禁止」と捉えれるし、。「現在の全壊と断水」が理由なら、「恒久的な居住禁止」は必要ないと思いますけどね。水道はそのうちは復旧しますし、全壊した家屋は建て直せば良いですから。まあ両者とも時間は掛かりそうですが。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月29日 14:16
> どちらなんでしょうかね?

 私もよく考えずに書いたのだが、少なくとも当面は「疎開してくれ」ということ。喫緊の課題として、生命を守る措置が必要だ、ということ。これは絶対だ。

 その後、土地の買い上げは、オプションとなる。買い上げをした方がいいと思うが、莫大な予算措置もあるし、ただの出血サービスにすぎないから、これは取りやめてもいい。戻ってきた人が、全壊した家だらけの状況を見て、半数以上が帰ってこないのを知って、「もはや元の生活には戻らない。客もいないし、生活が成り立たない」と理解すれば、閑散としたゴーストタウンになるだろう。それを確認したあとで、買い上げをすればいいだろう。最初から買い上げを示す必要はなさそうだ。

> 全壊した家屋は建て直せば良い

 そんなことをする人がいるとは思えないけどね。よりによってこんな危険な土地に新築するよりは、他の安全な土地に新築する方が常識的だ。
 比喩的に言えば、崖のそばに家を建てるようなものだ。正気の沙汰じゃない。
 国としては、安全な土地を安価に提供することが望まれる。土地はいくらでもあるのだから。それが本項の提案です。
 今回の地震の直接の死者は、益城町20、南阿蘇村15、西原村5 です。 将来また、同じようなことが起こりかねない。わざわざそれを繰り返そうとするなんて、正気の沙汰じゃない。他に安全な土地はいくらでもあるのに。

 ま、どうしても益城町で再建したければ、そうしてもいいかもしれないが、そんなことをする狂人は、ほんの数人ぐらいしかいないと思える。数人だけいる孤立村。20〜50年もたてば自然消滅するから、その時点で無人化すればいいだろう。

 残りの大部分の人は、移転のための補助金をもらって(高価で土地を買い上げてもらって)、安全な幸せな生活を送ればいい。
 「恒久的な居住禁止」というとショッキングに思えるが、「移転のための補助金」と言い換えれば、支持者は大幅に増えるでしょう。
 まあ、「そんなのは必要ない」と言う人が出れば、現在地から移転できなくなるので、将来的には多数の死者が発生することになるが。
 賢者は死者を減らすが、凡人は死者が出るのを放置する。現状は、後者だ。(仮設住宅も同様。本日別項。このあと書く予定。)
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 16:48
ということは、益城町は「恒久的な居住禁止」すべきという意見ですね。だとしたら名無し氏の意見に帰結しますね。「益城町を居住禁止にするなら、もっと地震の危険性が高い地域を居住禁止にすべき」という意見に帰結しますね。
もっとも神戸も結果的には再建・復興してますし、北海道南西沖地震の津波で大きな被害を受けた奥尻青苗地区や福岡県北西沖地震で大きな被害を受けた玄界島も再建してますからねぇ。何で益城町だけが「恒久的な居住禁止」とするのが理解出来ませんね。神戸だって活断層の巣ですからね。「半数以上が帰ってこない」ってこともあくまで結果論に過ぎないし。まあ益城町は奥尻や玄界島ほどの僻地でもないし、都市近郊ですからねぇ。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月29日 17:23
 ↑ ???

 前出コメント
    Posted by 管理人 at 2016年04月28日 23:26
 に説明してあるでしょ。読んでないの? 

 あと、
   http://openblog.seesaa.net/article/437284544.html
 の読売画像も参照。
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 17:30
あと、「居住禁止にする」基準・根拠を明確にすべきすね。喫急の問題で、「建物全壊・断水」が理由で居住禁止にするなら、住民も納得するでしょうが、ただ漠然と活断層があるから、将来も地震が起こるからという理由で居住禁止なら住民も納得いかないしょう。
Posted by まりん at 2016年04月29日 17:35
> 喫急の問題で、「建物全壊・断水」が理由で居住禁止にするなら、住民も納得するでしょうが、

 これは疎開の意味で、今すぐで緊急度が高い。

> 将来も地震が起こるからという理由で居住禁止なら

 それは理由の一つであるにすぎない。こんなことを言い出したら、それこそ全国各地で居住禁止になる、という屁理屈屋さん(誤読屋さん)の言い分になってしまう。ありえないでしょう。

 とりあえずは、読売の図を見ると、市の中心部(役場の南側)だけが、地盤が弱くて、危険です。このあたりだけが「永続的な居住禁止」の対象となるでしょう。益城町全体の1割にもならない。

 ただし、その周辺でも、役場が使用不能になったりして、被害は甚大だ。
 → http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/23/reportage-mashiki_n_9764504.html

 家屋の倒壊率が高い地域は、移転を促進するべきでしょう。「居住禁止」と言うから、頭に湯気を立てるだけ。「移住促進のための補助金」と言えば、冷静に考えられるでしょう。

 あとね。「居住禁止」なんて、現実には実現するはずがない。反対多数になるに決まっている。詳細を論じる必要はない。あくまで本サイトだけの架空シミュレーションです。
 本サイトの話がリアルになるのは、次に熊本地震が再発して、死者が出るとき(200年後?)です。そのとき、「先人が Openブログの言うことを聞いていれば死者は出なかったのに。そうする知恵がなかったから、愛する人々が死んでしまった」というふうに悲しむ声が出る。そのときようやく、本ブログの言葉の正しさが証明される。
 次に死者が出るまでは、人々は耳を貸さないでしょう。後悔は常に失敗のあとで生じる。失敗の前に予防するだけの知恵は、今の人類にはありません。だから毎度毎度、愚策ゆえの死者を出す。
 本サイトを見てもわかるでしょう。「居住禁止」という言葉の印象だけに引っかかって、それが「移転促進の補助金を意味する」ということを理解できない人ばかりだ。言葉の意味も理解できないで、脊髄反射で感情的に反発する人ばかり。これが人類の知性レベル。まともな合理的な思考能力なんかない。だから危険地帯から逃れるだけの判断力を持てないんです。
 東北の大地震で、津波の警告を聞いても、1万数千人の人が逃げ遅れた。それと同じです。危険を合理的に判断する判断力がなくて、あくまで地元に留まりたがる。地震よりも恐ろしいのが、この愚かさです。これが1万数千人の死をもたらした。東北でも熊本でも、死をもたらすのは、地震そのものよりも、危険をあえて無視したがる心なのです。

Posted by 管理人 at 2016年04月29日 17:55
「居住禁止」ってあなたが言った言葉でしょ。
なんか管理人様の意見がブレているような感じが摺るけどね。
Posted by まりん at 2016年04月29日 18:02
 「居住禁止」はまさしくそう声明しますよ。ただし、強権発動で強引に追い立てるという独裁国家みたいなことはしない。単に「居住禁止地域に指定する」というだけ。つまり、言葉の上での「居住禁止」です。法的な指定、と言ってもいい。どちらにしても、書類レベルの指定です。

 ただし、私の言葉を読んで、感情的に反発する人が多い。
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 18:05
ならば「居住禁止」ではなく、「移転推奨」という言葉に変えるべきべきでしょう。あなたの書いた文章は他人が読んで誤読しやすいのが正直な感想ですな。悪いけど。
Posted by まりん at 2016年04月29日 18:06
> ならば「居住禁止」ではなく、「移転推奨」という言葉に変えるべきべきでしょう。

 それじゃ、言葉が弱すぎて駄目だ。そんなことだと、「残ってもいい」と思う人が多くなりすぎて、将来的には死者続出だ。
 実質的には「全員の退去」をめざすのだから、はっきりと「居住禁止」とうい言葉を使うべき。
 ただし、やり方は、ソフトに穏便にやる。「移転推奨」というのと同じ穏便な方法を使う。結果は「居住禁止」と同じになるが。

 なお、強権的な方法とどこが違うかというと、当面は居住可能だ、ということ。移転が完了するのは、50〜100年後でもいい。その時点で住民が一人もいなくなれば、将来の死者は防げる。当面だけなら、現地に居住し続けてもいい。強権で排除することはない。
 とにかく、将来の死者を防ぐことが大切だ、ということ。現時点での強制的な居住禁止を意味しているわけではありません。
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 18:10
やはり「居住禁止」という言葉は紛らわしいですね。言葉の表現が少しでも変わるだけで印象が大きく変わることもありますからねぇ。
当然「移転推奨」のほうが合点がいく表現だと思いますけどね。
Posted by まりん at 2016年04月29日 18:13
分かりました。「居住禁止」と言うのも管理人様独特の言い回しですね。でも初めて管理人様の文章を読んだ人にとっては「何だコイツは」と反感を買うでしょうね。それが狙いなら止めませんが。
まあ益城町だけを恒久的に居住禁止という形にするのは個人的はまだ腑に落ちませんが。
Posted by まりん at 2016年04月29日 18:19
> 「移転推奨」のほうが合点がいく表現だと思いますけどね。

 こういう表現だと、弱すぎます。合点は行くでしょうが、合点が行くのを待っていたら莫大な死者が発生する、というのが、東北の地震の教訓です。
 あのとき、気象庁は津波の高さを警告しただけで、あとの判断は個人に委ねられました。しかし、あのとき政府が「即時退去命令」を出していたなら、1万数千人という死者は大幅に減じることができたはずなのです。そのことは「津波てんでんこ」の普及した釜石の被害が僅少であったことからもわかります。
 要するに、緊急事態において大切なのは、住民の理解や合意や自主性ではなくて、政府の強力な方針なのです。政府がリーダーシップを発揮して、住民をとにかく移動するように尻をたたくことこそが、莫大な死者を減らすのです。
 その意味で、「居住禁止」というような強い言葉は絶対に必要です。この方針を聞いた住民は、「何だコイツは」というふうな反感をもつ例が多くなるでしょう。それでも、反感を持たずに、素直に退去する人が多数になるでしょう。結果的には、反発した人だけが死んで、素直に従った人だけが助かります。かくて、大多数の命を救うことが可能となります。

> それが狙いなら

 反発を食うことが狙いではなく、反発を食っても人命を救うことが狙いです。
 「反発を食いたくないから、多大な人命が失われるのを放置する」
 というのが、歴代政権のなしてきたことでした。たぶんそれが大多数の人々の方針でしょう。だから、毎度毎度、多数の死者が出る。

 本サイトの目的は、(反発を食っても)「死者を減らすこと」です。「反発を食わずに人気を博すること」(そして死者発生を放置すること)は、目的とはなっていません。
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 18:48
> 益城町だけを恒久的に居住禁止という形にする

 前にも述べたが、行政区画で決まるわけではありません。本項の冒頭で述べた二つの条件をともに満たすことが必要です。
 これに加えて、副次的に、「断層帯の上か」という条件も加わりますが、「断層帯の上か」という条件は、主条件ではありません。これを主条件だと誤読する人(本文をまるきり読めない人)もいますけどね。
 家屋倒壊率が高いのは、益城町の全体ではないので、行政区画と一致するわけではありません。
 ただし、断水の地域は、益城町とだいたい一致する。水道が町営なので。
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 18:53
やはりいきなり「居住禁止」という言うと、「強権発動で強制的に退去」とか「従わない者は罰則する」と捉えられてしまうだろうから、誤解を招いたり、反感を買ったりしますけどね。言葉の使い方はやはり注意したほうが良いと思いますよ。

個人的な意見としては、断水とか倒壊家屋による「期間限定の疎開」には賛成ですが、「恒久的な居住禁止」にはやはり反対ですね。漠然とした将来の危険を理由に居住禁止にするのはやはり現実的では無いですので。
Posted by まりん at 2016年04月29日 19:13
> 漠然とした将来の危険を理由に

 そうじゃないですよ。
  ・ 軟弱な地盤で、将来、再度の大被害が確定的。
  ・ それをわかっている大多数が退去するので、残っているのは少数となり、自動的にゴーストタウン化する

 という事情が理由です。
 すでに述べたように、益城町は熊本市から特別に離れている市街地です。熊本市の中心部とはまったく事情が異なる。
 
 比喩的に言うと、東京の都心部や近郊を居住禁止にするわけじゃない。東京の外縁部で、なぜか特別に人口が密集している地域があって、そこが
  ・  軟弱な地盤だ
  ・  活断層の上にある
  ・  今回の地震で家屋がほとんど壊滅した
  ・  長く断水が続く
 という諸条件が満たされた場合に限り、すぐそばの空地に新都市を作って、その新都市に移転させる、ということ。
 居住禁止は、新しい土地の供与と、セットです。単に追い出すわけじゃない。
 
 要するに、どうせ新たに再建するのならば、わざわざ危険な土地の上に再建するのではなく、安全な土地の上に再建するべきだ、ということ。ただの合理的判断です。
 
 ここでは現在地域が
  ・ 危険だ
  ・ 壊滅した
 という2条件が成立することが必要です。「壊滅した」という条件を満たさない土地は、適用外です。
Posted by 管理人 at 2016年04月29日 19:39
>軟弱な地盤で、将来、再度の大被害が確定的。
→いや一度大地震が起こった場所なので、名無し氏の仰る通り当面大地震は起きないでしょう。
100年後200年後ならどんな地震でも絶対に壊れない家が開発されたり、もしかしたら活断層に直接働きかけて地震が起こったときに揺れを軽減したりできるかもしれないし。未来の技術に期待しても良いだろう。

>それをわかっている大多数が退去するので、残っているのは少数となり、自動的にゴーストタウン化する
→この発言は良くないね。風評被害の原因です。

>益城町は熊本市から特別に離れている市街地
→それ程熊本市から離れていないと思いますが。直線距離で10キロ位か。

やはり益城町を恒久的な居住禁止区域にするのは猛反対ですね。益城町に住んだら将来地震で死ぬと決め付けるのはやはりナンセンスな思考です。
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月29日 23:45
じゃあ仮に東京の近郊都市(例えば、八王子市や町田市、柏市、所沢市など)で、

・軟弱な地盤だ
・活断層の上にある
・地震が起きて家屋がほとんど壊滅した
・長く断水が続く

なら、管理人様は居住禁止にするという考えなのでしょうか?
Posted by 進撃のヤクルト at 2016年04月29日 23:56
> 当面大地震は起きないでしょう。

 確かにそうだが、「災害は忘れたころにやって来る」のであって、そのせいで、毎度毎度、被害が起こって、死者が出る。100年後にまた誰か死ぬ。先祖が危険な土地に住んだせいで。

> 絶対に壊れない家が開発されたり

 家が壊れなくても、人が死ぬことはあります。人類は慣性の法則を抜け出せない。

> 風評被害

 被害じゃなくて、改善でしょ。死地を脱することができるんだから。「あそこは危険だ」という風評が死者を減らすのなら、その風評は有益です。
 たとえば、「カッパが出るぞ」という風評のおかげで、子供が川で遊ばなくなり、子供の水死事故が減る。風評のおかげで、死者が減る。

> 直線距離で10キロ位

 距離ではなくて、他地域との比較。航空写真を見ればわかる。

> 益城町を

 益城町全域ではなくて、家屋倒壊率の高い地域(ほぼ壊滅した地域)だけです。あと、上でも述べたが、「居住禁止」という名称にしても、居住することはできますよ。実質的には「移住促進」だけです。あなたは読んでいないのかもしれないが、どうしても反対したいのならば、「移住促進反対」と述べて、ここから脱出したがる人に対して、「脱出禁止! 危険な土地に留まっていろ!」という措置を取ることになります。わかっている?

> 益城町に住んだら将来地震で死ぬと決め付ける

 あなた、読解力に問題がありすぎ。勝手に何を妄想しているんだか。まりん さん向けのコメントを読み直してください。
 壊滅した土地を再建する場所を、危険な土地でなく安全な土地に変更する、というだけです。再建場所の問題。現在地で住むことが否定されるわけではありません。いま住んでいる人は、住みたければ住むことはできます。(ただし外部からの新規移入は不可。)

>  at 2016年04月29日 23:56

 それへの回答は、すでにちゃんと書いてあるのに。日本語、読めないの? 

 あとね。「八王子市や町田市、柏市、所沢市」は、熊本市よりも、はるかに発展した土地ですよ。「熊本市の外部の辺鄙な土地」を話題にしているのに、「熊本市よりもはるかに発展した大都会」を持ち出して、どうするの? 

 はっきり言って、あなたとは、地震の議論は成立していない。あなたの自己流の勝手読み(誤読)を指摘する、日本語講座になっているだけだ。本サイトは日本語講座の場所ではありません。あなたが行くべきところは、日本語読解力講座です。
 本サイトに書き込みすることは、以後、お断り。私にとっても読者にとっても、時間に無駄になるだけ。そのうち、コメントもまとめて削除する予定。ただのゴミだから。
( ※ まりんさんは、まともな見解を書いたが、あなたの書いているのは、ただのゴミだけ。)

Posted by 管理人 at 2016年04月30日 00:01
どうしても管理人様は益城町から住人を追い出したいようですね。益城町をゴーストタウンにしたいようですね。ここまで意地になるとは何か管理人様は益城町に恨みでもあるのでしょうか?
住民の命を救うと言っても所詮大義にしかならないと思いますがね。日本では益城町よりも危険な区域だってあると思いますが。それを言ったらキリが無いと思いますがね。
Posted by まりん at 2016年04月30日 00:05
>  ・ それをわかっている大多数が退去するので、残っているのは少数となり、自動的にゴーストタウン化する

ここが実現しないと思う。大多数は退去しないでしょう。現地に住んで地元の人たちの生活を理解すれば分かるが、人生が土地に根ざしている人たちが多い。東京で地域のコミュニティなど無縁の生活をする人々には理解不可能。
Posted by 名無し at 2016年04月30日 00:14
管理人様は今回の熊本地震で「居住禁止すべき」とお考えになっている地域はどの位の人口を想定していますでしょうか?
Posted by ぽわ〜ん at 2016年04月30日 00:16
> 日本では益城町よりも危険な区域だってある

 何度も書いたのに。「壊滅した地域」だけが対象です。壊滅していない地域は対象外。もう、5回ぐらい書いたが。まだわからない? 

> どの位の人口

 益城町の人口が 33,860人 なので、多くて1割と見て、3000人ぐらいかな。地盤の軟弱な地域に絞れば、200世帯ぐらい。
 
 ただしこれは、将来分のみ。
 現時点での短期的な疎開だけなら、益城町以外を含めて、5万人以上。避難所と車中泊の全員です。断水が解決するまで、出ていってもらう。さもないと、エコノミークラス症候群の恐れがある。

 なお、200世帯の地域では、このあたりの家は大半が「危険」判定で、取り壊すしかない。古い家が多いので、半壊の家をリフォームするのは割が合わない。(家の価値がもともと 300万円ぐらいしかないのに、リフォームに同じぐらいの金をかけるのは馬鹿げている。別の場所で、うわものが 300万円の中古家屋を買う方がマシだ。)

 自動車で言うと、中古のポンコツの自動車が事故で半壊したときに、修理のために新品の部品を使ったり、修理の人件費をかけたりして、中古品の相場以上の多額の金を投入するのは馬鹿げている、ということ。修理に大金をかけるよりは、半壊の事故車をスクラップにして、別の中古車を買う方がいい、というわけ。
 中古の家もまた同じ。
Posted by 管理人 at 2016年04月30日 00:25
> 大多数は退去しないでしょう。

 放置すれば退去しないだろうが、安全な土地を近くに安価で提供すれば、大多数の人は、あえて危険な土地に住もうとは思わないでしょう。実際、「ここにはもう住みたくない」と言っている人も結構いるんだし。
  → http://openblog.seesaa.net/article/437284544.html

> 人生が土地に根ざしている人たちが多い

 遠く離れた土地に住むわけじゃなくて、自動車で 10分か 20分で届く土地なんだから、目と鼻の先だ。故郷を失うわけじゃない。
 一方で、地震によって、もともとも故郷は失われた。かなり多くの人々は離散する。これはどうしようもないことだ。家がぶっ壊れたんだから。しかも、個人補償はろくにないんだから。
  → http://openblog.seesaa.net/article/437284544.html
 特に高齢者の場合、今さら新築する人は、ほとんどいないでしょう。余命が 20年なのに、50年も寿命がある家を新築するはずがない。ただの無駄だし。
Posted by 管理人 at 2016年04月30日 01:57
>自動車で 10分か 20分で届く土地

地域コミュニティで言うとそこは他所の地区になります。なので新参者扱いになります。土地を買い上げてもらえて、現金が手に入るのであれば、その場に再建する人は多いでしょう。

いずれにしてもお互いに推論でしかないので水掛け論ですが…
Posted by 名無し at 2016年04月30日 08:06
潰滅地区の再建防止(居住禁止、あるいは退去勧告)はアメリカの鉱山火災で街全体が居住禁止になったセントラリアが前例になりますね。
Posted by 京都の人 at 2016年04月30日 08:20
> そこは他所の地区になります。なので新参者扱いになります。

 もともと住民のいない田畑を再開発するので、先住民はいません。また、いっせいに移転するので、全員が旧コミュニティの人々です。

> 土地を買い上げてもらえて、現金が手に入るのであれば、その場に再建する人は多いでしょう。

 意味不明ですが。益城町の土地を買い上げられてから、国有化された土地を勝手に占拠して再建するという意味? それは泥棒と同じ犯罪ですよ。
 土地を買い上げられたら、その金で買えるのは、移転先の土地だけです。新居の建設費は自分でまかなうしかありません。
Posted by 管理人 at 2016年04月30日 08:39
>住民のいない田畑

持ち主がいます。そしてその持ち主も土地に根ざした価値観を持っている地元の住人です。なので先住民がいないわけではない。
田畑はご先祖から預かった命のようなものです。簡単に手放してあとは関心を持たないようなものではありません。
Posted by 名無し at 2016年04月30日 09:27
>土地を買い上げてもらえて、現金が手に入るのであれば、その場に再建する人は多いでしょう。

買い上げの対象は住宅部分でしょう。そうするとその隣などごく近い場所にある自分の土地に新しい家を建てると思います。農地を宅地に変更するのは通常は難しいのですが、子供のために新築するなど理由がある場合は割と簡単に変更できます。それとも近所にある田畑まで買い上げますか?
近所の土地まで買い上げるのであればどこまで買うのかなどの問題が山積しそうです。
ちなみに私の家の隣接した周辺には家が数十件立つほどの田んぼがありますが買い上げてくれますか?
Posted by 名無し at 2016年04月30日 09:40
 田畑は住宅地ではないので、先住民はいません。

 簡単に手放すのではなく、多大な被災者の生活を救うために手放すのです。しかも、本来ならば売れない土地を高額で手放すので、大金を入手できます。どちらも喜ぶ win-win 関係。
 手放すのがイヤなら、それも構いません。その人の隣の農家の土地を買い上げる。いやがる人は、貧乏なまま。親切な人は、土地を売って大儲けして、みんなに感謝される。いやがる人は、せっかくの千載一遇の機会を失うので、1円も得られません。売れない土地をかかえて、貧乏なまま、一生を終えます。

> ごく近い場所にある自分の土地

 居住禁止です。そもそも活断層の上に新築したがる人はいないでしょう。売るときだって、売るに売れない。新しい土地ならば、あとで売ることもできるが。わざわざババをつかみたがる(損をしたがる)人がいるわけない。
Posted by 管理人 at 2016年04月30日 09:58
 誤読して、妄想対象を批判する人が多すぎるので、コメントの受付を停止します。
Posted by 管理人 at 2016年04月30日 10:31
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