2016年04月18日

◆ 地震は予知されていた

 今回の地震は、ある意味、予知されていたとわかった。

 ──

 実際に予知されていたというよりは、予知されていたことが事後的にわかった、という話。(ちょっと間抜けふうだ。)
 熊本地震の震源が、大地がぶつかり合ってひずみが集中している一帯と重なっていることが、京都大防災研究所の西村卓也准教授(地震学)の、GPS(全地球測位システム)を活用した地表の動きの分析などから判明した。
 西村さんによると、地表の動く向きや量が変わる境目は大地同士がぶつかるなどしてひずみがたまっている。活断層の存在が知られていない所を含め、今回の地震のほとんどが、ひずみが集中する一帯で起きていた。
( → 朝日新聞 2016-04-18


hizumi.jpg
図の出典

 確かに図の一箇所に力が集中する形だ。

 ともあれ、はっきり予知されていたのではなく、調べ直してわかったわけだが、ちゃんと調べていれば、その時点で予知できたはずだ。(今になって言うのは、証文の出し遅れみたいで、カッコ悪い話だが。)

 ──

 では、さらに探せば、もっと見つかるだろうか。
 私なりに考えると、……

 上の図を見ると、地盤が動いている。左上から来る力。右から来る力。接触点(集中点)が熊本のあたりだ。

 とすると、このあとは、熊本から北東へ、少しずつ微小なズレが生じるので微小な地震が起こるだろう。それで、一応解決するはずだ。(特に大地震は起こらないはずだ。)

 熊本はどうか? 今回、かなり大きな地震が起こったので、エネルギーは解放された。ズレは解消した。とすれば、この領域では、当分、大きな地震は起こらないだろう。たぶん、これでおしまいだ。余震がいくらかあるだろうが、大規模な連発地震とはならないだろう。

 今後、仮に大規模な連発地震があるとしたら、この近辺以外だろう。関西よりも東だろう。
 関西では、阪神大震災があったから、関西では起こらないだろう。

 となると、ズレのエネルギーが残っているのは、南海トラフと東海トラフだ。この領域では、起こる可能性が一段と高まったと言える。この地域だけ、エネルギーが解放されていないからだ。この地域以外では、すべて地震が起こったのに。
 やはり、南海トラフと東海トラフが怖い。
 本州の太平洋側に住んでいる人は、耐震診断を受けよう。



 [ 付記 ] 
 専門家はどうか? 
 平田委員長は、……ほかの区間への影響については「まだ確定的に評価できる証拠がない」とした。
( → 読売新聞 2016-04-16

 まだ動いていない断層で大きな地震が発生する可能性について、平田委員長は「今の地震学では言及できない。わからない」と話した。
( → 読売新聞 2016-04-18

 今の地震学では何も言えないようだ。そこで、とりあえず、上の方で私の見解を示しておいた。とはいえ、これはあくまで素人判断だ。当たるとは言えない。あくまで、一つの考え方だ。

 
posted by 管理人 at 19:25| Comment(1) |  震災(東北・熊本) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
東日本大震災後に、また淡路島で大きな地震がありましたね。
専門家の意見は割れてて、南海トラフに結びつけるのは早計と言う人もいます。
「日向灘が危険だ」と。、的中率の高いといわれてる専門家もいたり、慶長伊予地震に関連する大分・京都の地震に警鐘を鳴らす専門家もいたり・・・
以前も書かせて頂きましたが、私は神戸で被災したのですが、地震が起こる土地ではないと思ってました。
ところが、震度7強の大地震で、地元は95%が全半壊。
本当に、いつ、どこで起きるか分かりません。
Posted by 丸義 at 2016年04月20日 15:24
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