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という話を、政府が広報しているので、紹介する。
解説は、下記。
→ 瓦屋さんの組合のページ
「瓦の有無よりも、耐震補強の有無の方が重要だ」
という趣旨で、いささか我田引水ふうの結論を出している。
ま、瓦は、あるよりは、ない方がいい。(屋根は軽量化した方がいい。)
→ 瓦の住宅を居住禁止にせよ
とはいえ、それはそれとして、耐震補強は強く推奨されるべきだろう。
費用を見ると、耐震補強は 110万円程度だという。(政府の動画による。)
一方、瓦屋根を取り替えると、100〜200万円程度。
だったら、瓦屋根を取り替えるよりは、耐震補強の方がコストパフォーマンスがいいかもしれない。
・ 第1優先: 耐震補強工事
・ 第2優先: 瓦屋根の取り替え
という順になりそうだ。前者をやったあとで、後者を追加してもいい、というふうになりそうだ。
ただ、普通の家は、瓦屋根ではない。だから単に、耐震補強工事をすればいいだけだ。( 1981年以前の建築ならば。)
【 関連サイト 】
→ 耐震補強工事の平均額は約152万円、倒壊する木造住宅の共通点とは | スーモ
→ 耐震補強の工事費用はどのくらいなのでしょうか?
→ 耐震補強工事 補助金 - Google 検索
※ 一般に、自治体から、かなり高額の補助金が出る。
自分の自治体について検索するといいだろう。
自治体のホームページからも、検索できる。
【 追記 】
補助金の額はいろいろあるが、大阪府の例だと、40万円の定額だ。工事費は、標準例だと 200万円だから、2割程度の補助金だということになる。( ※ 低所得者に対しては 60万円に増額。)
京都市の場合には、最大で5割の補助金が出る。
東京都の場合は、区ごとに異なるが、下記ページでわかる。
→ 耐震化助成制度
このように、自治体ごとに違うので、自分の自治体のホームページで調べるといいだろう。
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ただし、である。ホームページで調べても、はっきりとはわからない。というのは、現実にどの程度の工事が必要かは、個人ごとに異なるからだ。
そこで、工事の前に、「耐震診断」というものを実施する。これは、費用は 5万円程度だが、自治体が9割以上を補助してくれることが多い。東京都の場合は、区が全額を補助してくれるので、住民の支払額はゼロだ。横浜市も、同じく無料だ。大阪府は、5万円のうち9割が補助だ。
こういうふうに「耐震診断」をしてもらうと、どのくらいの工事が必要かわかる。そのあと、自治体の助成額も教えてくれるはずだ。(たぶん。)
だから、とりあえずは、「耐震診断」をしてもらうといいだろう。23区ならば無料のことが多いので、お薦めだ。工事をするかどうかは、そのあとで決めればいい。
自分の自治体の補助金を知りたければ、下記のリンクをクリックして検索する。
→ 京都市 の補助金を検索する
これで見つかるのは、京都市の例だ。そこで、入力欄にある「京都市」という文字を削って、自分の自治体の名称を入れる。(例:名古屋市、札幌市、広島市)
そして検索ボタンを押せばいい。あとは Google 先生が教えてくれる。
私の家もつい最近 耐震補強しまして 瓦を撤去したんです ごく普通の築55年 二階家です 瓦屋根ですが これが 驚きましたが 瓦と同じ重さの赤土つかってるんです 合計で 10トンでした
トタン屋根に変えました 役場からの補助 120万です まあそれ以外にも 無意味と思える 補強もしましたがね
それにしても 廃棄にかかる費用が予想外でしたが 案外 持ち出し少なかったです 0.5ミリのトタン 安いです そして 軽いですね