2016年02月09日

◆ シャープ以外の太陽光事業

 シャープ以外の各社の太陽光事業の現状。 ──

 シャープの太陽光事業については、先に述べた。「再建不能で、事業廃止しかない」という趣旨。
  → シャープの太陽光事業

 では、シャープ以外の各社はどうか? その状況について、朝日に記事があったので、紹介する。
 《 パナ、太陽電池工場休止へ 》
 パナソニックが太陽電池をつくる二色浜工場(大阪府貝塚市)での生産を、今月中に休止することが8日わかった。太陽光発電の買い取り価格の引き下げで、国内向け出荷が落ちているためだ。10月までは休止が続く見通しで、市況が改善しなければ再開できない恐れもある。
 太陽電池の国内向け出荷量は、……15年7〜9月の国内向け出荷量は前年同期比で26%減った。
 パナソニックでみても、15年4〜12月期の全体の出荷量は、前年同期比で33%落ち込んだ。パナソニック以外の大手も業績は厳しい。
 昭和シェル石油の子会社のソーラーフロンティアは、製品の値下がりが響いて、15年12月期は100億円規模の営業赤字に陥る見通しだ。
 シャープは15年4〜12月期の太陽電池部門の売上高が、前年同期比で42.4%減と落ち込み、営業損益は77億円の赤字に陥った。
 京セラは15年4〜12月期の部門売上高は1割減。
 三菱電機は16年3月期の太陽電池事業の売上高が、前年より2割ほど落ち込む見通しだ。
 各社とも成長市場だと期待していたのに、電力の買い取り価格の引き下げで、思惑が外れたかたちだ。
( → 朝日新聞

 各社とも、惨憺たるありさまである。
 では、どうしてこうなった? それは、先に述べた通り。朝日が「太陽光発電でバラ色の未来」という嘘を振りまいて、その嘘をみんなが信じたからだ。
  → シャープの太陽光事業

 「詐欺師の嘘にだまされるな」と私が何度も言っても、人々は詐欺師の嘘にだまされる。かくて、このざまだ。



 [ 余談 ]
 ついでに言えば、日経の株価は大幅に下落。「マイナス金利で景気回復」なんていう日銀の嘘を信じていた人は、大損だ。
 アベノミクスとか、黒田バズーカとか、嘘を信じていると、こういう目に遭う。

 人々の経済状況もまた同様。
  → 実質賃金4年連続下げ 生活苦しいまま

 アベノミクスとは、消費税引き上げによる、所得低下政策だ、と言ってもいいだろう。デフレ推進政策。
 黒田バズーカは、マイナス金利で異常状況をもたらして、金融界を混乱させただけだ、とも言える。
 
 北朝鮮は、狂気の独裁国家だが、日本もまた狂気の経済政策を取る国家だ。どっちがひどい狂気か? 甲乙つけがたい。
 ベッキーの彼氏と、育休不倫議員は、どっちがゲスか? これが甲乙つけがたいのと、同様だ。
posted by 管理人 at 22:05| Comment(2) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Q3決算では京セラの太陽光事業はコストダウン効果で減収増益ですね。コスト競争力を維持できれば、シャープなど他社のシェアを奪って生き残れるかもしれませんね。
Posted by mori at 2016年02月10日 19:51
京セラについて調べてみたら……
  → http://toyokeizai.net/articles/-/68561
 
 もともと大赤字のようです。ちょっとぐらい改善しても、焼け石に水。
 他社のシェアを奪っても、もともと価格水準が中国との競争で暴落しているから、勝っても負けても大赤字。
Posted by 管理人 at 2016年02月10日 20:13
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ