関東など各地で雪が降ったので、電車が運休して、大混雑になった。ならば、学校を休みにするといい。 ──
関東など各地で雪が降ったので、電車が運休して、大混雑になった。すし詰め状態で苦しんだ人も多い。こういう状況については、報道されたとおり。(いちいち再掲・紹介しない。)
これに対して、「会社を休みにしよう」という提案を出す人も多い。しかし、会社を休みにすると、顧客が困ることも多い。特に、社会的影響の大きい会社だと、休みにするのはまずい。たとえば、病院とか、官公庁とか、銀行とか、電力会社とか。……これらの職場が休みになったら、困る人が続出する。
ちなみに、JR西日本は、台風が来る前日に、「全列車を運休する」と予告して実行したことがあった。
→ 台風到来前の大規模運休 前例なき決断の理由とは?
→ JR西日本 異例の運休のわけは
これを称賛する人も多い。しかしながら、病院や電力会社に行く必要のある人にとっては、大迷惑であったことは事実だろう。(世の中、不要不急の仕事の人ばかりではないのだ。)
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私としては、次のような方針がベストだと思う。
「必要性の高い人のために、列車の運行を止めたりはしない。しかしながら、不要不急の仕事の人は、列車への乗車をなるべく止める」
このことのために、次のことを実行することが好ましい。
・ 社会的な必要のない会社は、なるべく休業する。
・ 学校や娯楽施設は、全面的に休みとする。
このことは、その会社や学校だけにおける問題ではない。社会全体で、「あまり動いていない鉄道を有効利用する」ということのために最適化したい、という問題だ。
医学用語で言えば、「トリアージ」に似ている。必要性の高いものを優先して、必要性の低いものは後回しにする。
そういう措置が必要だと思う。
[ 付記 ]
原理的に言えば、これは、「供給不足のときには、供給側で調整せず、需要側で調整する」ということだ。
市場原理ふうに言うと、需給を均衡させるために、ワルラス均衡(価格調整)をするのではなく、マーシャル均衡(数量調整)をするということだ。
物事への対処の最善策をとる方法について、経済学の発想はかなり便利である。物事を理論的に考えることができる。
参考サイト:
→ ワルラス安定とマーシャル安定
2016年01月18日
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