2016年01月09日

◆ 難民の性的暴行事件

 ドイツのケルンで、難民(など)による性的暴行事件が起こった。これはなぜか? ──

 ドイツのケルンで、難民(など)による性的暴行事件が起こった。
 《 ドイツで女性90人が「強盗・レイプ被害」 犯人は難民? 》
 シリアなどから大量の移民が押し寄せているドイツで、約90人の女性が中東系やアフリカ系とみられる男性から、強盗や性的暴行の被害に遭ったと警察が発表し、衝撃を呼んでいる。
 ロイター通信によると、ケルンの警察長官は1月5日に記者会見した。12月31日から1月1日にかけて、ケルンであった新年を祝う催しで、階段の上段から、群衆に向かって花火が投げ込まれ、約1000人が騒ぎになったという。長官は「新たな形態の犯罪」と表現した。犯人は「中東か北アフリカ出身のような外見」で、年齢は18歳から35歳とみられるといい、「1人からは、強姦されたという被害申告も出されている」と明らかにした。
( → The Huffington Post
 《 ドイツで女性複数に乱暴 容疑者の中に難民18人 》
 この事件を捜査しているドイツの連邦警察は8日、地元のメディアに対し、これまでに特定した容疑者31人のうち、18人がドイツで難民申請をしていて、北アフリカや中東の出身とみられることを明らかにしました。
( → NHKニュース
 《 難民のせい? ドイツの集団性的暴行が大波紋 》
 被害者や警察官の証言では「アラブか北アフリカ出身の男性で年齢は10代後半から30代に見えた」「英語でもドイツ語でもない言葉を話していた」そうです。
( → Yahoo!ニュース

 31人のうち 18人が難民申請をしているとのことだが、他に、難民申請していない人もいるし、もともとの移民もいるだろう。
 また、英語でもドイツ語でもない言葉(アラビア語?)を話す人々のなかに、(言葉の通じない)生粋のドイツ人が混じっているはずもないから、大部分が中東系の人々であったと推定できる。

 ──

 ここで問題だ。なぜ彼らは、性的暴行をしたのか? アラブ系の人々は、ことさら性的に粗暴な、愚劣な人々なのだろうか? いや、そのような人種差別的な発想はおかしい。そういう人種差などはもともとあり得ない。ではなぜ、今回のような事件が起こったのか? 

 実を言うと、このような事件が起こることは、不思議でも何でもない。このことは、私は前もって予想していた。いつかこのような事件が起こるだろうと思っていた。
 では、なぜか? それは、シリア難民の写真を見たときにわかる。列挙しよう。
  → http://j.mp/1Oih7no
  → http://j.mp/1ZTrc1g
  → http://j.mp/1mKDZFk
  → http://j.mp/1UEFRda
  → http://j.mp/1Oihiz8

 これらの画像を見たときに、特異な共通点に、読者はお気づきだろうか? わかるかな。わかんないかな。正解は:



        



        



        


 それは、こうだ。
 「ほとんどが男であって、女性はごく少ない」



 このことから、次のことが推定される。
 「性的フラストレーションがすごく溜まっている。女性の肉体に、異常なほど渇望が募っている」


 こうなれば、いつか、何らかのきっかけがあれば、性的な欲望を爆発させる事件が起こっても不思議ではないのだ。


 ──

 このことから、何か、教訓を得られるか? 得られる。それは、こうだ。
 「難民を移入させるというが、男ばかりを移入させると、移入した難民たち(男ばかり)の性的フラストレーションが溜まる。だから、男ばかりを移入させるというような政策は、非常にまずい政策だ」

 すると、次のように思うかもしれない。
 「だったら、男ばかりでなく、男女半々で移入させればいい」

 なるほど、理屈ではそうだ。しかし、現実には無理だ。なぜなら、難民たちは、シリアから多大な距離を歩いてきた人々であり、体力屈強である若い男性が大部分であるからだ。それほどの距離を歩けないような、女性や老人は、もともとごく少ないのである。だから、いくら「男女半々で」と思っても、現実にはそれは不可能なのだ。

 ──

 では、どうすればいいか? 
 論理的に考えれば、すぐにわかる。

 まず、以上の話から、こう判明する。
  ・ 男だけの移入はダメ。
  ・ 男女半々の移入は不可能。


 ここから得られる結論はただ一つ。
  ・ 難民の移入そのものをやめる。


 しかしながら、難民の救済そのものをやめるのは、非人道的だ。
 となると、残る選択肢はただ一つ。
 「シリアでもなく、欧州でもなく、その中間の土地(具体的にはシリアの隣国のトルコ)で、難民を救済する」


 つまり、トルコの難民キャンプのために金を出せばいいのだ。それが、最もコストが低く、最も多くの人々を救う方法だ。
 これが上策だ。この件は、以前も述べた。
  → 難民問題を解決するには?
 
 ひるがえって、「難民の一部だけを欧州に移入させる」という方法は、まずい方法だ。
  ・ それでは一部の難民が救われるだけで、他は救われない。
  ・ やたらとコストがかかる。

 つまり、金ばかりくって、効果が少ない。しかも、今回のような、弊害も生じる。
 今回の事例を見ると、ドイツの「難民大量受け入れ」という方針が、いかに愚劣であるか、よくわかるだろう。
posted by 管理人 at 20:06 | Comment(4) | 一般(雑学)3 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
難民に何かしら仕事させて、金を与えて、
水商売で発散させればいいのでは??
ドイツは公的水商売やってた気が。
Posted by あああ at 2016年01月10日 04:40
> 仕事させて

 仕事ができる(自立できる)ようなら、誰も難民に反対はしません。難民反対というのは、人種差別や外国人排斥とは違う。彼らが金食い虫だからです。生活保護世帯と同様。

 本国にいれば、医師や技術者などとして高度な技能を生かせる人々も、ドイツにいる限り、ドイツ語ができない文盲になるので、乞食をやるしかない。
 本国では黄金であったものが、ドイツではゴミになるしかない。……そういう無駄を発生させる非効率な仕組みが、難民移入なのです。
 だからこそ、難民を救いたいのであれば、異国ではなく本国(もしくは隣国)で救うべきなのです。
 難民移入に反対することの目的は、難民を嫌うことではなく、難民を救うことです。この目的を間違えてはダメです。

> 金を与えて、水商売で発散させればいいのでは??

 衣食住だけでなく、女を買うための金まで支給するなんて、ありえない。日本では生活保護費程度の給料さえもらえない人々が多いのに、女を買う金まで、至れり尽くせりで支給するなんて、ありえない。
 かといって、文盲がまともな仕事をするのも無理。(前述)
 まあ、仕事をやるとしたら、難民の女性が売春婦になることぐらいだが、それが難民移入の目的となったら、何をかいわんや。

 しょせんは、人間を異国に大量移入させるということ自体が、根本的に誤り。
Posted by 管理人 at 2016年01月10日 09:35
トルコもそうだけど、イラクを通じてイランへ行くとか、サウジ(特に金持ち)に行くとか・・・って彼らは難民に混じるISを恐れているからありえないですね。
Posted by 京都の人 at 2016年01月11日 01:22
>本国では黄金であったものが、ドイツではゴミになるしかない

おっしゃるとおりです。
どれだけ貧しい国だろうが、治安さえ回復させれば、経済活動は可能なんですから、外国で難民として生活保護を行うよりはずっとましです。

まずは、シリアに治安を回復させることですね。正統政府が、アサド政権なのか反政府グループなのか決着つかないなら、国連が暫定統治をしてもいい。
Posted by inoueakihiro at 2016年01月12日 07:37
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