2015年11月17日

◆ テロを予防するには?

 テロを予防するには、どうすればいいか? ヒントとなる情報がある。 ──

 テロを予防するには、どうすればいいか? これについて、私も考えあぐねていたが、ヒントとなる情報が見つかった。読売の記事だ。

 まず、今回のテロ事件の概要を理解することが必要だ。この事件は、シリアの IS 兵士が直接的にフランスに来たのではない。(それは入国時の検査を通らない。)
 ではどうしたかというと、ベルギーにいるアラブ系の移民(フランス人)が、ベルギーからフランスに流入したのだ。欧州内では検問はないから、移動は自由となる。

 ここで問題となるのは、ベルギーにはアラブ系の移民がたむろしている、ということだ。読売の記事から、一部抜粋しよう。
 ベルギーは、欧州のテロ・ネットワークの中心地となりつつある。ベルギーの人口の約6%はイスラム教徒。第二次大戦後、多くの移民を受け入れ、現在は2世、3世の時代だ。イスラム人口は大都市に集中し、首都ブリュッセルでは人口の約25%を占める。
 一方で移民社会の融合は進まない。外国生まれの住民の就労率は53%。シリアやイラクなどの戦闘地域に渡航した若者早く500人。人口比ではベルギーが欧州で最も多いと言われる。
 サラ・アブデスラム容疑者が住んでいたモレンベーク地区。西洋とは思えない風景が広がる。白人はほとんどおらず、アフリカや中東の言葉が聞こえる。ベールをかぶったイスラム女性が行き交う。
 同地区は人口9万人のうち8割がイスラム系移民やその子孫。半ば自治が確立し、警察の取り締まりが行き届かない。テロリストや銃密売業者の巣窟となっている。
 ベルギーの首相は「毎回モレンベークがテロ事件に関係している」と述べた。
 EU委員会の報告書によると、域内には約 8000万個の違法武器が流入している。モレンベーク地区は武器の闇市場の巣として知られ、小銃などが約4万円で取引されている。その2〜3倍の値段を払えば、30分以内で手に入るという。
 昨年ブリュッセルのテロの容疑者も、今年1月のフランスの連続テロの犯人の一人も、同地区で武器を調達したとされる。
( → 読売新聞・朝刊 2015-11-17。一部中略 )

 上記と同趣旨の簡単な情報は、ネット上にも見つかる。(地図あり。)
  → ベルギーがテロリストの温床に?

 ──

 ともあれ、以上からわかるように、ベルギーは「テロの温床」となるような状況となっている。
  ・ イスラム移民(の子孫)が多い。
  ・ 排他的な領域を構築している。
  ・ 武器取引が多く、犯罪の巣窟。

 これだけではない。欧州が国境の検問を廃止したことで、このようなベルギーの一部の犯罪的領域から、フランスのパリまで、検問なしに武器を搬入できるのだ。
 これこそが、今回のテロの根本原因だったと言える。

 ──

 とすれば、その対策は、明らかだ。
 「このような地区を廃止すること。イスラム移民を四散させて、排他的な領域を解消すること」


 これによって、武器取引が野放図になされる犯罪的な地域をなくすことができる。
 ただし、このことは、明らかではあっても、実行は容易ではない。なぜなら、「イスラム移民を四散させる」ということは、「移民排斥」を意味するからだ。欧州諸国が今さら移民を排斥することはできない。現状は逆に、「シリアからの移民をどんどん受け入れよう」と言っている。
 こんなことでは、テロの温床を解消することはできそうにない。

 もっとも、難民を受け入れても、一箇所にまとめずに、各地に少しずつ分散させる(四散させる)ということなら、可能かもしれない。これなら、「移民を受け入れる」ことと、「犯罪地域を解消する」ことが、同時に実行できる。
 しかしそれは、「言うは易く行なうは難し」だ。難民は、フランス語やドイツ語を話せないのだから、バラバラに収容することは、とても困難だ。一種の難民キャンプのようなものを作って、そこにまとめて収容せざるを得ない。そうなると、どうしても、「犯罪の温床」みたいな領域ができる。移民たちは、言葉も通用せず、まともに働くことができないことが多いからだ。

 ──

 というわけで、現実的には、次の二つしかないだろう。
  ・ 難民の流入を拒否する。彼らを祖国の周辺国に留める。
   旧来の移民も、祖国の周辺国に戻ってもらう。
  ・ 難民を受け入れるが、その生活費を負担する。
   生活保護の扱いにして、十分な給付金を贈与する。


 前者ならば、祖国の周辺国(トルコ)に難民や移民を引き取ってもらって、トルコに巨額の援助をすればいい。これなら、もちろん、欧州の国内には危険な地域はなくなる。
 後者ならば、生活保護費が莫大になる。アラブの生活水準でなく、欧州の生活水準で、高い物価で暮らすことができるように、莫大なコストがかかる。そのかわり、国内の各地に四散して住むことが可能となるので、危険な地域はなくなる。

 以上のいずれかにすれば、テロの温床をなくすことができる。
( ※ 前者は、コストは低いが、政治的には困難だろう。後者は、政治的には容易だが、コストが莫大になる。)
( ※ 日本の場合は、前者の方針を取っている。ただ、トルコへの援助額は、あまり多くない。)



 [ 付記 ]
 もう一つ、別の方法もある。こうだ。
 「難民を大量に受け入れるが、彼らの生活水準を保証しない」
 この方法は、「難民に対して自国民待遇を与えない」ということだ。これなら、難民を欧州で引き受けることができて、かつ、コストも最低限で済む。
 ただしこの場合、自国民待遇を与えないのだから、その領域はもはや自国ではない。そこは難民専用の独立的な地域だ。とすれば、その意味は、こうだ。
 「国内の一定領域を、難民のために割譲して、独立国の扱いとする」
 日本で言うと、北海道や四国に難民を大量に引き受けるが、そこでは日本国民としての待遇を与えず、勝手に自活することを強いる。難民は、自活を強いられるが、日本語を話せない以上、母語で話すしかない。とすると、ここでは、アラビア語が飛び交う、アラブの独立国みたいな状態となる。そして、日本との間では、国境の検問があることになる。
 これなら、問題は何もないし、コストも最小限で済む。

 ただしこれは、日本という国の一部を譲渡するということであるから、「戦争に負けて国土の一部を奪われる」というのと同じことだ。尖閣諸島や竹島や北方領土を奪われるかわりに、北海道や四国を奪われる。奪われるというよりは、日本が独立的にこれらの国土をプレゼントする。
 このようにすれば、コストは最小限で、難民を受け入れることが可能となる。また、テロの温床をなくすこともできる。
 とはいえ、代償はあまりにも大きい。「北海道や四国をプレゼントする」なんて、狂気の沙汰ではある。まさしく、気違いじみている。

 とはいえ、この気違いじみたアイデアは、「難民や移民を欧州国内に受け入れる」という方策よりは、はるかにマシなのだ。なぜなら、この方法なら、テロを阻止できるからだ。(難民や移民を北海道に限定するなら、テロ犯人が北海道から日本にこっそり流入することは困難となる。まあ、船による密入国は考えられるが、陸地をフリーパスで通るよりは、ずっと困難だろう。)
 現実的には、「国土の一部をプレゼントする」なんてことは、考えられない。とはいえ、これがマシだと思えるほど、現在の欧州は狂った政策を取っている。それが「難民や移民の流入」だ。こんな政策を取っている限りは、ベルギーみたいな「テロの巣窟」ができるのも、不思議ではない。
 とりあえずは、モレンベーク地区を消滅させるべきだが、たとえこの地区を消滅させても、別の地区で似たようなものができそうだ。
 根源的には、「難民や移民の流入」を止めるしかない。そして、止めることができないから、テロもまた続発するわけだ。これで何度目であることやら。

( ※ なお、「止める」だけでは駄目で、既存の移民も本国へ送還するべきだろう。そこまでやらないと、テロを止めることはできそうにない。)
( ※ 日本だって、偉そうなことは言えない。「外国人技能実習制度」という名称のもとで、奴隷労働者をたくさん流入させているからだ。これもさっさと廃止する必要がある。さもないと、日本を恨んだ彼らが、テロリストになりかねない。 → 関連記事
 


 [ 付記 ]
 基本的には、欧州の移民政策には問題がある、ということだ。それは、こうだ。
 「人道主義的な観点から、移民や難民を受け入れてきたが、彼らは欧州の言語を話せないので、社会的に不適応な無能力者となってしまう。金を稼ぐこともできない。この語学的な壁を理解しないまま、むやみやたらと外国人を流入させても、外国人の尊厳を踏みにじるだけだ。母国であれば一流の人材である人々を、ただの乞食にしてしまうことだからだ。この問題を解決するには、彼らに独立国を与えるしかない。つまり、欧州諸国は、自国の一部を割譲するしかない。そして、それができないのであれば、難民の受け入れを人道的だと思うような自惚れはやめた方がいい、ということだ。なのにやめないから、テロが続発する」
 要するに、現実を見ないで善人ぶっているから、現実からしっぺ返しを受けた、ということだ。欧州人の独りよがりな善人ぶりには、呆れるしかない。(捕鯨反対もそうだが、クロアチアやウクライナの介入では、破滅的な戦争をもたらしただけだった。彼らの独りよがりな人道主義は、常に致命的な破壊をもたらす。)



 【 関連項目 】

 では、どうすればいいのか……という話は、本文中ですでに述べた。
 つまり、シリアのそばのトルコで受け入れればいい。日本はそれを援助すればいい。

 この方針は、前に下記項目で詳しく論じた。
  → 難民問題を解決するには?
 
 なお、コストが最も少なくする方法は、前項で述べた。
  → 難民を兵士にする、という案
 難民が兵士になればいい。シリア難民がシリアの敵(IS)と戦って、IS を撃破すればいい。こうすれば、シリア難民はシリアに戻れる。このために必要なコストは、武器の調達費ぐらいだ。最小のコストで、最大の効果を見込める。
 これが最善であるが、軍事的な方法であるがゆえに、人々はためらうだろう。この方法が実現するには、人々が切羽詰まるしかない。IS のテロで人々が数万人か数十万人レベルで殺されるようになるまで、人々は最善の方法を取らないだろう。
 勇気なき者は、殺されるまで、前に踏み出せないのである。
 賢者は転ぶ前に対策を取る。愚者は転んでから対策を取る。
 
 なお、今回のテロに限っては、前々項で解説した。
  → フランスのテロ事件の原因



 【 関連サイト 】

 モレンベーク地区の動画がある。



 
 首都(の一部地域)をイスラム系住民に乗っ取られつつある。首都を奪われるくらいなら、郊外のどこかの地域を割譲する方がマシだろうに。

 さらに言えば、国を乗っ取られるということも、現実化しつつある。ベルギーとオランダでは、新生児の 50%がイスラム系移民の子供だからだ。これは現在の数値であり、将来的には新生児の過半数がイスラム系となる。
  → 現地在住の人のレポート
 イスラム系が過半数となれば、ベルギーとオランダはイスラム国家となって、先住民を追い出すかもしれない。(アメリカ・インディアンが排斥されたように。)
 すでにイスラム系の人々による、ベルギー乗っ取りを主張する団体が生じている。




 
 日本もイスラム系の難民を引き受けて、こうなるのか。
posted by 管理人 at 20:12| Comment(2) | 安全・事故 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後のあたりに [ 付記 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2015年11月17日 23:43
最後のあたりに 【 関連サイト 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2015年11月18日 07:09
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