2015年08月28日

◆ 五輪エンブレムの原案

 五輪エンブレムの原案が公開された。これで火に油を注ぐ結果となった。 ──

 五輪エンブレムの原案が公開された。(私が前項で示したものによく似ている。)
  → ハフィントンポスト
  → 朝日新聞デジタル

 見ればわかるように、円弧の要素がなく、単純な三角形を使っていることがわかる。


original.jpg
出典:ハフィントンポスト



 これで火を消すつもりだったらしいが、逆に、火に油を注ぐ結果となった。


 (1) 幼稚なデザイン

 三角形と丸を組み合わせただけのデザインは、あまりにも幼稚だ。幼稚園児でもできるレベルのデザインだ。ちょうど、こんな感じ。


tumiki.png
出典:Google 検索(もとはテレビ放送)


 これほどにも低レベルなデザインを選んだという点で、選考委員会の見識がひどく疑われることとなった。ほとんど「最悪のもの(最も平凡なもの)を選んだ」という感じ。


 (2) 出来レース

 「最悪のもの(最も平凡なもの)を選んだ」ということから、出来レースがいっそう強く疑われることとなった。
 また、何度もあれこれと海底を指示された、ということからも、出来レースがいっそう強く疑われることとなった。
 実際、今回の原案や修正案の公開は、出来レースであったことを如実に示す証拠だとも言えそうだ。

 なお、出来レースについては、前項で詳しく論じた。
  → 五輪エンブレムは出来レース


 (3) 証拠の捏造

 この原案は、先に佐野研二郎が示した原案(アルファベット)とは、矛盾する。


atoz.jpeg


 佐野研二郎は、こういうのが先にあったからパクリではない、というふうに説明した。
  → http://netgeek.biz/archives/46771

 しかしながら、原案には円弧の要素はなかったのだ。また、(Tの)右隅の要素もなかった。ところが、上記で示したアルファベットの図形には、円弧の要素がある。また、(Tの)右下の要素もある。
 とすれば、これらのアルファベットの図形は、事後的につくられたことになる。事後的に作られたものを見せて、「これは提出前にたくさん考えられていたものの一つです」(その証拠)というふうに示したとすれば、虚偽になる。要するに、証拠の捏造だ。

 ──

 というわけで、いろいろと問題が生じたことになる。

 以上の指摘は、特に私の独創というほどではなく、世間でも似たような指摘をした人は多いが、ともあれ、今回の原案の公開は、火を消すどころか、火に油を注ぐ結果となった。
posted by 管理人 at 22:51| Comment(6) |  東京五輪・豊洲 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原案もすでに販売中のTシャツのパクリとの指摘があります。
飛んで火にいるパクリ虫
Posted by passerby2 at 2015年08月29日 21:19
Tシャツの件は、順序が逆であるそうです。

> 佐野さんがパクったと思っている方もいるかと思いますが最初にパクったのは自分です。
> 佐野さん、かぶってしまってごめんなさい。

http://www.ttrinity.jp/shop/kiritanpo/design/1657828

 つまり、最終案を見たあとで、似たデザインを三角形で作ったら、それがたまたま原案と同じ形になってしまった……ということ。
Posted by 管理人 at 2015年08月29日 21:56
原案は他人のデザインのパクリだと判明した。
  → http://hosyusokuhou.jp/archives/45248986.html

 三角形を使った T のデザインで右下に ● がある、という、そのまんまのデザイン。
 このデザインが、佐野研二郎の展覧会の隣で開催されていて、両方が同じページで紹介されている。
  → http://www.tokyoartbeat.com/event/2007/F966

 佐野研二郎がこの展覧会ポスターを知らなかったはずがない。また、このポスターの作者は、白井敬尚である。
  → http://b.hatena.ne.jp/entry/hosyusokuhou.jp/archives/45248986.html

 「パクリではなくて独自のデザインだ」と主張したのは大嘘であったと判明した。
 また、パクリであると判明したあとでも強引に佐野研二郎にこだわった審査員にはひどい不正があったと判明した。

 五輪組織委は審査員たちに巨額の賠償金を請求するべきだろう。
Posted by 管理人 at 2015年08月30日 10:12
ここまで来たら、佐野研二郎は、もはや自発的にデザインの撤回を申し出るべきだ。そうすれば、それを許可するという形で、五輪組織が「本人の申し出により撤回」という形を取れる。これでかろうじて丸く収まる。

 一方、本人が何もしないでいると、どんどん世論の糾弾を浴びて、本人がぼろぼろになる。自殺行為も同然だ。
 巨大な敵から巨大な攻撃を受けているときには、白旗を掲げるのが、生き延びるための唯一の策だ。
 無為無策でいると、そのうち、原爆を落とされて、莫大な損害をこうむるだろう。たとえば、数百億円の損害賠償の請求を受けるかも。

 佐野研二郎に告ぐ。さっさと撤回を申し出た方がいい。それが、生き延びるための唯一の策だ。
Posted by 管理人 at 2015年08月30日 10:17
こちらの初期の原案もヤン・チヒョルトの展覧会で使用されたロゴが元ネタだと指摘されていますね。
記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00000157-sph-soci
写真
http://www.tokyoartbeat.com/event/2013/C4F7

確かに原案の写真は色違いでTの形が全く同じなので変更したという事でしょうか。
Posted by ルート at 2015年08月30日 20:53
ヤン・チヒョルトの件は、本項のコメント
    管理人 at 2015年08月30日 10:12
 のところで言及しておきました。

 また、本項の続編である下記項目にも記しておきました。
 → http://openblog.meblog.biz/article/26151503.html
Posted by 管理人 at 2015年08月30日 21:10
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