汗を流すと、塩味のものがほしくなり、たらこが食べたくなったので、ちょっと買ってみた。買ってみて、美味しいとは思ったが、買った量が多すぎる感じで、余ってしまう感じだ。
「ただ食べるだけだと飽きるから、変わった食べ方はないかな?」
と思って考えたら、
「たらこにマヨネーズを付ければいい」
と思いついた。
実際、試してみたら、美味しかった。ただし、こんなのは平凡だから、他の人も試したはずだ……と思って、ググってみたら、やはり、たくさんあった。
→ たらこ マヨネーズ - Google 検索
画像も見つかった。
→ たらこマヨネーズ の画像
ただし、私の考えた料理は、他には見つからなかった。それは、こうだ。
「たらこマヨネーズに、酢しょうがを添えて、海苔で巻く」
これは、「たらこマヨネーズの おにぎり」と言っていい。
料理としては、次の手順だ。
・ 海苔を広げる。
・ ご飯を厚さ1センチで盛る。
・ ご飯の上に、たらこを載せる。
・ たらこにマヨネーズをかける。
・ さらに酢しょうがを載せる。
・ その上にご飯を1センチ盛る。
・ その上に海苔をかぶせる。
これで、どんな味になるか? 一番近いのは、イクラの軍艦だ。

これと比べると、苦みがかなりある。とはいえ、その点を除けば、イクラの軍艦にかなり似た感じの味だ。いかにも「魚の卵を食べた」という感じがする。
イクラの軍艦は、値段が高いので、ひとつか二つぐらいしか普通は食べない。しかし、たらこマヨネーズだと、寿司を5個以上食べた感じのする分量を食べられる。これだけ食べると、食べたあとでは、もう「イクラを食べたいな」という感じはしなくなる。「魚の卵を堪能した」という感じだ。
ちょっと苦みが強いので、苦いのが苦手な人には向いていないが、ビールが好きだという人なら、苦い味も問題ないはずだ。ま、お子様でなければ、大丈夫。普通の大人なら、守備範囲内だろう。
※ 寿司みたいな味になるのは、酢生姜に酢が入っているからだ。したがって、上記の料理を作るときには、酢生姜をケチらずたっぷり使うのがコツだ。マヨネーズと同量程度を使いたい。……ま、自宅でいつでも好きなときにイクラの軍艦が食べ放題になるのだ、と思えば、値段はたいして気にならないだろう。
( ※ 劣化版のイクラの軍艦だが、大幅に安いんだから、仕方ない。いちいち寿司屋に行く手間もかからないんだし。)
[ 付記 ]
ググってみたけど、これと同じ料理は、見つからなかった。
クックパッドでも、「たらこ マヨネーズ 酢生姜」で検索して見つかったのは、1品だけだ。
→ たらこ マヨネーズ 酢生姜 のレシピ 1品
さらに、これと海苔を使うのは、一つもなかった。
[ 余談 ]
「広げた海苔にご飯と具を載せて挟んで、四角いお握りにする」
というのは、「握らないお握り」という意味で、「おにぎらず」という名称で知られている。結構はやっている料理だ。簡単に作れる弁当(昼食)という意味で、OLの間で人気らしい。
→ おにぎらず - Google 検索

もったいない話です
私の独創は、そこに「海苔と酢生姜」を追加したことだけです。お間違えなく。