2015年08月14日

◆ 森本千絵のパクリ

 五輪エンブレムの作者である佐野研二郎にパクリ疑惑が出たが、彼を擁護していた森本千絵にもパクリ疑惑が出た。 ──

 この件はすでにネット上で話題になっている。既存の作品を彼女がパクっている、という話。
  → 佐野研二郎を擁護していた森本千絵(博報堂出身)に盗作疑惑が浮上

 これを見て、はてなブックマークには、疑問を呈する見解がかなりある。
  ・ コピペじゃないだろ。
  ・ 似ているぐらいは仕方ない。

 というような見解。

 しかし、これは間違いだ。森本千絵は、完全なパクリである。佐野研二郎のパクリの方は、「素材を使っただけだ」「自分でなく弟子がやった」と弁解する余地がなくもないが、森本千絵は完全なパクリである。
 その疑いの余地のない説明を、以下に示す。


quiz.jpg


 上の図は、ネット上で公開されているものだ。
  → 公式ページ
 この図のうちのいくつかで、パクリが見つかる。


pakuri.png

クリックして拡大

ernst.jpg


 赤丸で囲んだ部分は、明らかに対応する部分が下記の絵に見つかる。一つだけならともかく、三つも一致するということは、偶然ではあり得ない。ゆえに、これは完全なパクリだ。

( ※ さらに言えば、一番目の文字の左下には、先が赤くて他が白い海草のようなものが見られるが、これもそっくりな絵が原作の中央部分に見つかる。これも含めれば、計4つもパクっている。探せば、もっと見つかるかも。)

 ──

 結論。

 この女性のデザインは、完全なパクリを含む。佐野研二郎のような単純かつ簡単なパクリではなく、技巧を凝らした精密なパクリだ。
 部分的にほんのちょっとだけ手を加えたりしているが、そのことも盗用の悪意をいっそう裏付ける。



 [ 余談 ] 
 小保方さんの場合は、自分でデータを好都合に加工・修正したようだが、あくまでも自作の画像だったし、「ちょっと見栄えを良くするだけよ」という意図のものであるにすぎなかった。根本的に無から有を作り出した捏造ではなくて、「勝手に手を加えた」という程度の加工にすぎなかった。熟練者の悪意というよりは、素人の無知ゆえのずさんさと見なされるものだった。(佐野研二郎のトートバッグも、弟子によるずさんさだったかもしれない。)
 しかし、森本千絵は違う。高度な知性による、高度な加工だ。これは、超伝導の捏造論文の場合に似ている。高度な知性によるという点では、韓国人による ES細胞の捏造論文の場合にも似ている。
 悪質さという点では、森本千絵の悪質さはひどい。
 以上のことからして、青くて長いスカートの方も、故意のパクリだと判断していいだろう。(実際、似すぎているので、パクリとしか思えない。)
 


 [ 付記 ]
 森本千絵の(パクリ能力を除いた)独創的な能力は、どのくらいあるか? それは、彼女のオリジナルであるTシャツのデザインを見ればわかる。
  → 24時間テレビ“チャリTシャツ”は森本千絵氏がデザイン

 この Tシャツのデザインを見れば、彼女の能力がはっきりとわかるだろう。彼女の独創的な能力は、このくらいなのだ。
( ※ 小学1年生どころか幼稚園レベルだ、ということ。)
 


 【 追記 】
 「著作権が切れているぞ」
 というコメントが何度か来ているが、すでにコメント欄で説明済みです。この件に疑問がある人は、コメント欄を読んでください。
 
 【 補説 】
 勘違いしている人が多いので、補足的に説明しておく。
 今回の事例では、「他人の作品を利用したこと」自体が悪いのではない。著作権切れの作品を利用することは、何ら悪ではない。
 たとえば、下記の絵画。


recami.jpg

 
 これは、ルーブル美術館 にある画像の一つをトリミングしたものだ。これは著作権切れの画像なので、これを本サイトに掲載することには、何ら法的な問題はない。
 しかしながら、これを「私が描いたものです」と称して、誰かに販売したならば、それは詐欺という犯罪になる。嘘をついて金を取ったからだ。それはいわば、ただの黄銅鉱を「黄金です」と称して、高額の金を取るのと同様である。完全な詐欺。
 森本千絵の場合も同様だ。彼女が原作の絵を利用すること自体は、何ら法的な問題はない。コラージュであろうがなかろうが、部分でなく全体を利用しようが、そのこと自体は、問題がない。しかしながら、これを「私が描いたものです」と称して、ユーミンに売りつけて、金を取ったことは、詐欺という犯罪に当たる。嘘をついて金を取ったからだ。それはいわば、ただの黄銅鉱を「黄金です」と称して、高額の金を取るのと同様である。完全な詐欺。

 実際、ユーミンには、次の被害が生じている。
  ・ 金を払う価値のないものに、金を払わされた。(ゴミを高額で買うハメになった。)
  ・ ゴミであることがバレたので、ジャケットを絵の魅力で売ることができなくなった。
  ・ 絵の購入金額には、著作権の対価としての金も入っていたのに、著作権を得られなくなった。

 このうち、最後の点について説明しよう。
 一般に、ジャケットなどのイラストの販売では、著作権込みで対価を払う。というのは、同様の絵画を、他の人が使うことは認めがたいからだ。普通のネット上の絵画なら、1枚数千円ぐらいで購入できるが、多くの人が利用するので、排他的な権利はない。しかし、ジャケットの場合には、他の人が利用すると困るので、排他的な権利を得るために、著作権込みで購入する。したがって、その金額もかなり高くなり、数十万円ぐらいになるのが普通だ。(ごく簡単なデザインでさえ数万円となる。数千円レベルではない。)
 というわけで、ユーミンは、数十万円の金を払って、この絵画の著作権を購入したはずだった。ところが、実際には、この絵画のイソギンチャクの部分には、森本千絵の著作権はない。したがって、ユーミンが森本千絵に数十万円を払っても、この絵の排他的な独占権は得られない。このイソギンチャクの絵を使って、誰かが商品に利用したとしても、ユーミンは何ら文句を言えない。本来ならば、排他的な独占権があるはずだったのに。

 結局、ユーミンはゴミに大金を払わされた。黄銅鉱を黄金だというふうに言われて売りつけられた。こういう詐欺の被害が発生しているのだ。
 ここでは、他人の絵画を利用したこと自体が悪いのではなくて、それを自分のものだと偽って売りつけたことが悪いのだ。この違いをきちんと理解しよう。
posted by 管理人 at 14:19| Comment(43) |  東京五輪・豊洲 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そのイソギンチャクの絵はとっくに著作権が切れて人類共有の財産となり、誰でも自由に使えるものですよ。
Posted by at 2015年08月15日 02:22
著作者人格権マターだから期間は関係ないし
そもそもデザインのオリジナリティの話をしているのに著作権を持ち出す意味がわからない
Posted by ↑ at 2015年08月15日 05:07
たとえば、昔の名画をパクって、自分の作品だと称して、絵画の依頼主に自分の名前で作品を提供して、高額の料金(著作権の譲渡を含む代金)を受け取るとしたら、問題があるでしょ? 
 今回の例で言えば、ユーミンは独創性に対する対価として、かなり高額な料金を払ったはずだ。なのに、パクリだと判明して、自分のジャケットの絵画の独創性が失われたら、ユーミンは「詐欺にあった! だまされた! 金を返せ!」と思うでしょ。さらには「名誉を失墜した」として巨額の損害賠償を請求できそうだ。(金持ち喧嘩せずで、放置するかもしれないが。)
 パクったならパクったと表示すれば、まだ大丈夫だったかもしれない。しかし、他人の作品を自分の作品だと称して、高額の金を受け取るなんて、詐欺の一種です。読者はともかく、ユーミンにとっては許せないはず。

 ついでに言えば、パクリがあったとわかった時点で、ユーミンは契約解除するはず。パクリをする画家なんて、仕事をもらえるはずがない。ゆえに、パクリをして「パクりました」と表示する画家はいない。パクったなら、あくまでパクってゴマ化して、「自分の作品です」と虚偽表示をする必要がある。そうしてこそ名声も得られる。(バレるまでは。)
Posted by 管理人 at 2015年08月15日 05:38
コラージュって技法を知らないの?
オリジナリティ云々の話をするなら文字として再構成したところにオリジナリティがあるのだからパーツ単位で持ってきてこの部分はパクリだ!というのは乱暴だと思うなあ(しかもそのパーツはすでに著作権切れ)
デザイナー憎しで恣意的なまとめになってない?
Posted by ? at 2015年08月15日 10:20
> コラージュって技法を知らないの?

 コラージュとは、美術品ではない日常品を組み合わせて、一枚の絵画にすることです。他人の美術品をパクるのは、コラージュとは違います。
 Wikipedia の「コラージュ」という項目を読みましょう。

> パーツはすでに著作権切れ

 すでにコメント欄で説明済み。著作権法違反を問われているのではなく、オリジナリティを問われている。他人の作品を自分の作品だと称して、オリジナリティへの対価として、高額の金を受け取る、という詐欺商売。
 最初から「パクっています」と自分で書いていれば問題ない。
 コメント欄で説明済みなんだから、きちんと読みましょう。
Posted by 管理人 at 2015年08月15日 10:46
著作権が切れているということなら、ぱくっても法的な問題は無いとは思います。

ですが、コラージュとはこのような感じのものを言いませんか?
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5&safe=off&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMI-u3b1vqpxwIVA-amCh0jjQqK&biw=1134&bih=1245

何が言いたいかと言いますと、ほとんど全ての作品は「コラージュだということが分かる」ということです。
すでに世の中にあった素材を別の切り口から表現する。これは表現者として1つのやり方であってよいと思います。
ですが、コラージュということをわかりにくくしたり、自分が作ったデザインのように誤認・錯覚させるということをすればたとえ法的な問題はないにせよ、そのデザイナーのアーティストとしての格、品性は疑わざるを得ない。
Posted by youkazu7777 at 2015年08月15日 10:50
上のGoogle 一覧からもわかるように、コラージュというのは、ありふれた画像をたくさん組み合わせて、組み合わせの妙という独自の美的価値をもたらすものを言う。

 一方、今回のパクリデザインでは、細部の魅力に頼り切っており、しかも、その細部の魅力が他人の作品である。つまり、美的価値の核心部が他人の作品である。これではコラージュとは言えない。単に「パクリの組み合わせ」であるにすぎない。

 比喩的に言えば、ピカソやモネの絵からパーツを拾って組み合わせて、一枚の絵にまとめた上で、「これは私の独自の絵画です」というのは認められない、ということ。仮に著作権的にクリアされていたとしても、他人の作品を自分の作品であるかのごとく示すのは、一種の詐欺に当たる、ということ。
 一方、上記のこととまったく同じことをして、「これはモネの絵を組み合わせて作った作品です」と併記しておけば、問題はないだろう。しかし、そんなものには何の価値もないから、誰も使わないし、そんなものに金を払う人もいない。

 ユーミンはだまされて大金を払わされたわけで、とんだ被害者だ。おまけに、ジャケットをゴミ屑にされたわけで、莫大な損害を受けたとも言える。
Posted by 管理人 at 2015年08月15日 11:57
コラージュの問題については、最高裁の判決が出ていた。以下、引用。

 ──

Q コラージュなんですが、自分のブログで作品として発表することは可能なのでしょうか?

A コラージュの質によります。これは最高裁判例が出ておりまして、他人の作品を「許諾なく利用できるのは、他人の著作物の表現形式上の本質的な特徴を直接感得させないような態様において利用する場合に限られる」
 つまり、あなたの作ったコラージュが、他人のパクリだと思われない程度に、オリジナルなものになっていれば、これはもう自分の著作物ですから、いくらでも発表できます。

 → http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3479011.html

 ──

 今回の事例がどうであるかは、明らかだろう。
Posted by 管理人 at 2015年08月15日 15:59
百田尚樹の小説「永遠のゼロ」は、他人の作品をつぎはぎしただけのパクリ小説だ、という指摘がある。
 → http://www.amazon.co.jp/review/R1BOWTAP4RUT4L
 → http://megalodon.jp/2014-1231-0200-26/matome.naver.jp/odai/2141793431976785401
Posted by 管理人 at 2015年08月15日 16:04
教えてgooとwikipediaをソースに語る高等インターネット民
Posted by あ at 2015年08月15日 16:31
> ソースに

 ソースじゃなくて、ただの情報の参照先。

 ソースぐらい、知りたければ、自分で調べればいいでしょ。私がいちいちソースまで提供する必要はない。
 そんなことまで他人に要求するのは、情報乞食だよ。「ソースくれくれ。タダでくれ」…… いい加減に、乞食はやめたらどう?
Posted by 管理人 at 2015年08月15日 16:42
短詩型 の 世界 では  リスペクト、オマージュ  溢れてますね   それが詩的 コラージュであるのか  

 かはたれどき そんなこと あなたの問題ですよね  金ですかね

 私たちを 規定 するのは 金ですか

 大笑い
Posted by k at 2015年08月15日 18:08
Kazuo kawasaki 氏によると最近はこういうジェネリックデザインと言う技法が増えているが、それに頼るデザイナーはデザイナー失格と断言しています。
http://www.ouzak.co.jp/blog/?p=42715
このblogはオリンピックマークの盗作騒動の前に記されていますので、深い意味があると思います。

あと、ダサイクル相関図も意味深ですね。
http://mona-news.com/archives/39931147.html
Posted by 京都の人 at 2015年08月16日 01:13
ダサイクル相関図は既出なのですみませんでした。
Posted by 京都の人 at 2015年08月16日 01:19
こんにちは。

昨年11月にリリースされた椎名林檎「日出処」
http://sp.universal-music.co.jp/ringo/sunny/
のジャケットは間違いなくコラージュですが、
葛飾北斎『富嶽三十六景』で最も有名な「神奈川沖浪裏」の波と、「凱風快晴」の富士山を貼り付けています。

これもブログ主さんにとっては「パクリ」と判断するわけですね?
Posted by 泉谷 at 2015年08月16日 09:18
椎名林檎のジャケットはコラージュなんでしょうが、
ここまでやると、パロディと呼ぶべきものでは?
Posted by 名無し at 2015年08月16日 10:34
椎名林檎のやつはオマージュのように思えるし、
そのジャケットデザインで買おうと思わないな。
椎名林檎の曲で買おうと思うんだけど。素人意見ですんません。何かパクリに見えない。
Posted by 通りすがり at 2015年08月16日 10:40
椎名林檎「日出処」については、次の話が当てはまるかどうか、考えましょう。

> オリジナリティを問われている。他人の作品を自分の作品だと称して、オリジナリティへの対価として、高額の金を受け取る

 ジャケットのデザイナーは、波の絵を「自分が描いたもの」と見せつけているか? もしそうなら、パクリです。波の絵を「他人が描いたものを切り抜いただけで、自分の描いたものではない」と見せつけているのなら、パクリではありません。

> 葛飾北斎『富嶽三十六景』で最も有名な「神奈川沖浪裏」の波と、「凱風快晴」の富士山を貼り付けています。

 誰でもすぐにわかりますね。だったら、「他人の作品を、自分の描いたものだ」と見せつけてはいませんね。
 椎名林檎は、デザイナーに対して、「すごく上手な波の絵だな」と思って金を払ったわけじゃない。また、ジャケットの購入者も、「素晴らしく独創的な絵画を描く画家が新たに発掘された」とか、「これまで見たこともない素晴らしい波の絵だ」とか思って、ジャケットを購入したわけじゃない。「北斎の絵のコラージュだな」と思って購入する。
 どこにパクリの要素があるんだか。

 ──

 あなたは勘違いしているけどね。パクリの問題は、著作権の問題じゃない。原作者の権利を侵害しているわけじゃない。パクリの絵の購入者(ジャケット作成者)と、商品の購入者(ジャケット購入者)が、絵の作者にだまされるかどうか、という問題だ。詐欺に遭うかどうかの問題だ。
 なのに、著作権の側から問題をとらえても、見当違いの話題に落ち込むだけだ。議論が空回り。
Posted by 管理人 at 2015年08月16日 11:32
ブログ主さんは、

>「他人の作品を、自分の描いたものだ」と見せつけてはいませんね

と言われていますが、
森本氏がクライアント(松任谷由実)側に【「POP CLASSICO」のロゴは自分がゼロから作ったオリジナルだ】って言った・説明したって、どこでわかるのですか?クライアント側が「何か元ネタがあって、それらを組み合わせてロゴを作ったんだな」って理解していれば、「富嶽三十六景」や「モナリザ」のような超有名美術作品を使っていなくても問題ないのでは?
Posted by 泉谷 at 2015年08月16日 13:09
最後に<FONT COLOR="#7C00FA"> 【 補説 】</FONT> を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2015年08月16日 13:15
> 言った・説明したって、どこでわかるのですか?

 ジャケットに明示していないからですよ。「作画・森本千絵」と記してあるだけでしょ。
 仮にユーミンがわかっていて、そのように故意に誤表記しているとしたら、ユーミンが購入者を欺いて、ゴミジャケットを高額で販売していることになるので、ユーミンが詐欺をしていることになりますね。
 あなたの言っていることは、「ユーミンは詐欺をして、購入者から金をだまし取っている犯罪者だ。主犯は森本千絵でなく、ユーミンだ。ユーミンこそ盗作の主犯だ」と言っているに等しい。
 ユーミンが聞いたら怒るよ。
Posted by 管理人 at 2015年08月16日 13:24
>「ユーミンは詐欺をして、購入者から金をだまし取っている犯罪者だ。主犯は森本千絵でなく、ユーミンだ。ユーミンこそ盗作の主犯だ」と言っているに等しい。
 ユーミンが聞いたら怒るよ。
 
ブログ主さんが松任谷由実のファンだということは理解しました。
Posted by 泉谷 at 2015年08月16日 13:34
漱石の「坊っちゃん」は、著作権がきれているからといって、原本を丸写しして「ぼっちゃん」作:senjyuとして、出版すると非難されるだろうと思います。
Posted by senjyu at 2015年08月16日 23:06
ユーミンの曲がスタンダードのコラージュであることを意味してるんでしょ。
Posted by at 2015年08月18日 17:56
↑ちなみに本人も公言してるし、元曲の海外アーティストも日本で曲が売れて感謝してたりする
Posted by at 2015年08月18日 18:13
調べてみました。
 ユーミンの曲も原曲のパクリだと言われることがしばしばあるそうで、よく似たメロディーがあるし、本人も影響を受けたと公言しているそうだが、まったく同じというほどでもない。
  → http://spacecowboys33.blog130.fc2.com/blog-entry-1705.html

 しかも、この原曲は、バッハのG線上のアリアから影響を受けているそうで、三つそろって兄弟みたいなものらしい。
  → http://d.hatena.ne.jp/mosotaso/20100212/p2
Posted by 管理人 at 2015年08月18日 19:28
あくまでも個人的な見解ですが
・絵画/小説/音楽には個人的な創作物であった歴史があり、原典をあきらかにせずに(知っている人には自明だったため)引用を行うことは許されてきた
・しかしながらマスメディアで扱う場合、オリジナルであることが明確でないこと/出典が明確でないことは不可

したがって
・宣材として使われるロゴのパクリは不可
・一部にパクリがあったジャケットについて音楽アーティストがOKを出した以上デザイナーの責任を問うのは不可
と考えます。
Posted by at 2015年08月18日 22:03
> 音楽アーティストがOKを出した以上デザイナーの責任を問うのは不可

 その理屈だと、あらゆる詐欺は合法になってしまいますよ。だまされた被害者は、嘘を信じて、OKするのだから。今回も、嘘にだまされて、OKしただけだし。
 「だまされた方がOKしたから、だました方に責任はない」
 という理屈は、詐欺師の理屈。世の中に通りません。
Posted by 管理人 at 2015年08月18日 22:22
むろん、個人法人が順守すべき法に対する違法行為(著作権法違反)や、契約内容の不履行(オリジナルを要求されたのにオリジナルと偽る)までを擁護するものではありません。
Posted by at 2015年08月19日 19:01
要は、オリジナリティがあるかどうかが最も大切だと思いませんか?

コラージュという手法は歴史も古く、人類が築いた文化の上になりたった現代ならではのアートだと認識しています。

くだんの女性の作品からは、引用元のグラフィックからは到底想像できない新しい世界観を提供していますので、既存の美しさを優れた審美眼で見つけ出し、新しい世界観を再構築したと十分に言えると思います。

このようなことはアートに限っていません。
プログラムでもライブラリーを使用したり、音楽ではサンプリングという手法があり、どちらも業界を席巻していますし、それはそれでとてもいいものもたくさんあるのです。

このような新しい手法が生まれた現代でたくさんのリビルドや新しい感性に出会えることに感謝できれば、そのような作品を楽しむことができると思いますよ。
Posted by つつみ at 2015年08月25日 15:07
コラージュならコラージュだと表現すればいいのに、彼女のやったことは、「これはコラージュではありません。全部自分が描いたものです」というふうに詐称したことです。

 最初からコラージュだと示して、作者名を出しておけば、何も問題はなかったでしょう。 つつみ さんの弁護も、きっちりと成立するでしょう。

 しかし実際には、コラージュだとは示しませんでした。本人が「これはすべて自分の独創です」と示しているものに対して、「すてきなコラージュだ」と評しても、弁護になっていません。
Posted by 管理人 at 2015年08月25日 18:58
あと、これ、コラージュじゃないですよ。コラージュならば、他人の作品を切り取った部分と、自作の部分は、きちんと区別されている必要がある。
 なのに、今回の作品は、両者が渾然一体となって連続的であり、どこからどこまでが他人の作品であるのか、はっきりしない。
 これは「盗用」と言うべきです。何らかの部分的なオリジナリティがあるとしても、盗用は盗用です。
Posted by 管理人 at 2015年08月25日 20:57
注釈を入れていないから、詐欺だと管理人さんはおっしゃってますが、コラージュやパロディの知識に関しても、ウィキペディアに載ってることが正しいと思ってらっしゃるんですか?

細かな所を端折って、それらしく説明が書いてあるのをそのまま理解するのはどうなのでしょうか?
こんなに森本さんのことや、アーティストに関してのことまでおっしゃってますが、その業界でお仕事したことやデザインを学んだ事があるのでしょうか?

今は昔と違い、全てに注意書きや説明ばかりで私は過保護だと思います。
それにそんなデザインはつまらないです。
デザイン面でなく、裏面など別の場所にそれが書いてあっても。

もっと視聴者も消費者も想像することに重きを置くべきだと思います。
注釈が入っていなくても、見る人が見ればあのデザインだと分かるし、特にこの絵のヘッケルは有名です。
あえて入れる必要がないと思いますが。

それにこれは見るからにコラージュです。
Posted by Y at 2015年08月28日 00:15
> 注釈を入れていないから、詐欺だ

 私はそんなことは言っていませんよ。勘違いしているんじゃないの? 

> この絵のヘッケルは有名です。

 意味がよくわからない文章ですね。
 ヘッケルという人は有名ですが、ヘッケルのこの絵は有名ではないですよ。世間のほとんどの人は知らない。

> あえて入れる必要がないと思いますが。

 それは、あなただけの見解でしょ。他の人が言っているのを見たことがない。たぶんあなたが普段から盗用ばかりしているせいでしょ。

> それにこれは見るからにコラージュです。

 これだけ渾然一体化していれば、普通は「一人の人が描いた」と思いますよ。身近な人に聞いてごらん。

 しかも、あなたは絵の素人だということがバレバレだ。なぜなら、これがコラージュでないことに気づかないからだ。その決定的な証拠は、「すべては彼女が描き直した独自の絵だ」ということだ。
 つまり、トレースしているのであって、コピペしているのではない。細部のタッチを見ればわかる。あなたはそのことに気づいていない。素人特有の誤解。
Posted by 管理人 at 2015年08月28日 04:50
このブログは示唆に富むところが多く、感服しながら拝読しております。
しかし、この件には感心しません。
エルンスト・ヘッケルを模写した部分は「引用」と考えるのが妥当ではないでしょうか?
コラージュならコラージュと明示するべきであるとか、引用部分と自分の創作部分の境界をはっきり示すべき、というのは貴殿の考える正義に過ぎず、美術界の常識ではないと思います。
また、イラストレーションとデザインを混同するような形で語るのもいかがなものかと思います。

森本氏の仕事に疑義をはさむならば、むしろ「I」の画像のユーミンのドレスなどが現代の写真家の作品の模倣だと指摘されていることの方を問題にすべきではないでしょうか?

貴殿の考察力に敬服するからこそ申し上げます。
前言を守ることに固執せず、冷静に再考してみられてはいかがでしょうか。
私とあなたとどちらが正しいか、知識が豊富か、頭が良いかなどという勝負をしたいのではありません。
貴殿はこの論を本当に自分で正しいと信じられるのか、率直に納得がいかないので、ご再考をお願いしたいだけです。
Posted by PT at 2015年09月04日 00:55
> エルンスト・ヘッケルを模写した部分は「引用」と考えるのが妥当ではないでしょうか?

 引用の場合は、引用元を明示するのが原則です。

 文章でも、引用元の文章を、自分の文章のように見せつけることは、盗用にあたります。そんなことは常識でしょう? 
 ※ ちなみに、HTML では blockquote タグで引用であることを明示することが、推奨されています。

 エルンスト・ヘッケルを模写した部分は、「引用」と明示していれば、引用と見なせます。しかし、「引用」と明示せず、「自分の作品だ」と見せつけている限りは、「引用」とは見なせません。

 ※ コラージュの是非ではなく、著者表示の有無を論じていることに注意して下さい。
  
 ※ あの絵を見て、「エルンスト・ヘッケルを模写した」と思う人は、一人もいなかったはずです。エルンスト・ヘッケルの絵なんて、誰も知らないし。あの絵を見た人はすべて、「これは彼女の作品だ。すべて彼女が描いたんだ」と思ったはずです。……今回のパクリ指摘が出るまでは。


 お返事をお待ちしています。
Posted by 管理人 at 2015年09月04日 02:05
ご回答ありがとうございました。
丁寧に答えていただいて感謝します。

> 文章でも、引用元の文章を、自分の文章のように見せつけることは、盗用にあたります。そんなことは常識でしょう? 

仰りたいことは理解しているつもりです。
評論の中で他人の意見を引用する際など、そうした慣例があることは承知しております。

しかし例えば、小説の会話の中で登場人物が「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくいな」と言い、相手が「まったくだな」と苦笑する。そのような場面があるとして、その場合も、必ず脚注で「これは夏目漱石の『草枕』からの引用」と示さなければ盗作のそしりを受けるのでしょうか。

その点、私はまだ納得がいかないのですが、貴殿の見解はあくまで変わらないということは分かりました。
もちろん、ルールは守った方がトラブルは避けられるという点には疑問ありません。
どこまで引用のルールが不文律として共有されているのか? という私の疑問は自分自身で勉強して確認したいと思います。
ともあれ、ありがとうございました。
Posted by PT at 2015年09月04日 21:36
> 智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくいな

 たいていの人が知っている文章ならば、混同の恐れは少ないので、注記する必要性は低いでしょう。

 一方、たいていの人が知らない文章ならば、引用だとは気づきにくいので、注記する必要性はあるでしょう。

 私の基本的な立場は、「詐欺をしてはいけない」「人をだまして金を取ってはいけない」ということです。
 たいていの人が知っている文章ならば、詐欺にはならないので、問題だとは言えないでしょう。

 佐野さんの場合も、他人の画像を盗用して、自分の作品だと見せかけたことが問題となっています。仮に、利用した画像の典拠をきちんと示しておけば(かつ利用料を払っておけば)、何も問題にはならなかったはずです。
 他人のものを自分の作品だと偽ったことが問題になっています。他人のものを使うこと自体は問題となっていません。お間違えなく。
Posted by 管理人 at 2015年09月04日 21:58
その「たいていの人が知っている、普通の人は知らない」というのが管理人の都合のいい線引じゃん
この理屈なら昨年11月にリリースされた椎名林檎「日出処」http://sp.universal-music.co.jp/ringo/sunny/ は有名だから問題ないって言ってるけど
有名なら無表記でコラージュしてもよくて、無名だったら許されないって主張なのかね。


日出処は誰でも分かるから自分の作品と見せかけてない、だから詐欺じゃない騙してない
佐野は誰も知らないから自分の作品と見せかけてる、だから詐欺だ騙してる
そうなんだろうなお前にとってはな。
Posted by ef at 2015年09月06日 07:50
> 佐野は誰も知らないから自分の作品と見せかけてる、だから詐欺だ騙してる

 なんか勘違いしているようですけど、「佐野は」じゃなくて、「森本千絵は」ですよ。佐野のことは本項では何も述べていません。佐野はコラージュでもありません。

 あなたは頭のなかで、佐野と森本千絵を混同している。ちゃんと区別しましょう。本項は佐野の話はまったくしていません。

> 有名なら無表記でコラージュしてもよくて、無名だったら許されないって主張なのかね。

 違いますね。
 コラージュならコラージュだとわかるように、自分の描いた部分とはっきり区別できるようにしろ、ということ。それが要件です。
 そのあと、コラージュ部分が誰の作品から取ったかは、有名どころならばいちいち表記しなくていいが、有名どころでない作品ならば表示する必要がある。また、芸術作品でないただの凡庸な画像ならば、いちいち表記しなくてもいい。

 ともあれ、だまさないことが大事。だますことは駄目。そういう趣旨です。
 コラージュならコラージュだと明示しろ、ということ。
Posted by 管理人 at 2015年09月06日 09:55
ああすまん、佐野と森本千絵混ざってた

>有名どころならばいちいち表記しなくていいが、有名どころでない作品ならば表示する必要がある
結局これ「有名なら無表記でコラージュしてもよくて、無名だったら許されないって主張なのかね」だよねそれ

「前の文を無視するな」とか言いそうだけど、「そのあと〜」って言ってるからつまりそうだよね。
「有名ならいちいち表記しなくてもいいのが要件。その後、。コラージュならきっちり表記しろ」なら有名無名は関係なくなるけど。


んで今度は芸術作品と凡庸な画像とか言い出してきたけど、何が違うのそれ
森本千絵のは無名なコラージュの芸術作品だから騙してるけど
日出処のは有名なコラージュで凡庸な画像だから騙してないだって?
CDジャケットもバカにしてるよねそれ、ちょっとオレオレ基準すぎ。
Posted by ef at 2015年09月06日 10:49
> 結局これ「有名なら無表記でコラージュしてもよくて、無名だったら許されないって主張なのかね」だよねそれ

 全然違うでしょ。あなた、日本語を読めないんだね。人の話を正反対に理解するなら、会話は成立しない。バイバイ。
Posted by 管理人 at 2015年09月06日 11:00
そうかそうか
有名どころならばいちいち表記しなくていいが、有名どころでない作品ならば表示する必要がある けど
有名なら無表記でコラージュしてもよくて、無名だったら許されない という主張ではないんだね
Posted by ef at 2015年09月06日 13:38
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