ビットコインの横領事件についての簡単なまとめ。 ──
この事件は、社長が自分のぜいたくのために、客から預かった金を横領した、ということらしい。その際、預かった金で投機をしていたら、相場が暴落して大損した、……という話もあるが、それで大損したようには見えない。
→ 相場のチャート (元記事)
相場は一貫して上昇基調だから、それに投機をしていたのだとすれば、一時的に暴落があったぐらいでは、破綻しそうにない。実際に破綻したのは、2014年2月末だが、そのときには大暴落があったから、ここでは投機による損失がはっきりと出たのかもしれない。
ま、いろいろ推察はされるが、詳細はよくわかっていないようだ。横領があったということだけは確からしいが、預かった金の全額を盗んでしまうほどの横領があったとは思えないので、どこかで投機による大損が発生したのだろう。
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それはさておき。
本サイトでも前に、ビットコインについての記事を書いた。
→ Bitcoin 相場 はバブルである (2013年11月20日)
「相場が急上昇しているが、これはバブルだから、遠からず破裂する」
と警告している。
そのあと、バブル破裂が起こった、という情報がコメント欄に記してある。
そして、2014年2月25日には、破綻の噂。
→ 世界最大のBitcoin取引所のMt.Goxが消滅か?
さらに、2014年2月28日には、まさしく破綻。
→ BitcoinのMt.Goxが民事再生手続を申請
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で、ビットコインのバブルは本当に破裂したのか? それについては「イエス」と言っていいだろう。
・ 私が記事を書いたころには超・急上昇
・ 12月ごろにピーク。1150ドルぐらい。
・ その後は上がったり下がったりしながらも、長期的には下落。
・ 2015年は、年初から現在までずっと 200〜300ドルで、底打ち。
グラフは下記にある。
→ ビットコインの相場のチャート (ネタ元)
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というわけで、現実は私の予想通りに進んだと言えるだろう。
投機をするなら、私の予想に従えば、大儲けできたのにね。なのに、バブルの夢に乗っていたせいで、大損をこいて、破綻してしまったようだ。
2015年08月03日
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