氷菓というのは、もう何十年も食べていない。子供のころに食べたのは、固い氷菓で、「これだったらアイスクリームの方がいい」と思って、以後、氷菓というものを買ったことはなかった。
先日、たまたま出掛けた先で、「熱いので喉が渇いたが、ジュースよりは氷菓の方が涼しくなりそうだな」と思って、ガリガリ君を買った。そうしたら、びっくり。
これは私が昔から思っていた氷菓とは全然違っていた。昔の氷菓は、全部が固かったのだが、ガリガリ君は、外側が固いだけで、内側は(あんパンのあんこみたいに)柔らかな粒状の氷が入っている。
「これじゃ、ガリガリ君じゃなくて、シャキシャキ君だな」
と思ったものだ。
ともあれ、硬い氷を歯で噛む必要もなく、簡単に崩れるので、とても食べやすい。こんなに食べやすいのだったら、夏の暑い日にはこういうのばかり食べたくなるな、と思い直したものだった。
そのあと、別の商品を買ったら、やはり、ガリガリ君と同じ構造をしている。「特許に引っかからないのかな」と疑問に思って、調べたら、詳細はここにあった。
→ ガリガリ君の歴史
なるほど。どうやって作るのかと思ったら、意外にも、かなり工夫した方法で手間をかけて作っている。そういう方法があるとは思わなかった。
また、長い間、私が食べなかった理由もわかった。私が買うのは、スーパーのアイスなのだが、ガリガリ君は、コンビニでしか売ってなかったのだ。(コンビニは私はあまり行かない。)
また、スーパーで売っているのは、箱入りタイプだけらしいが、私は箱入りタイプはあまり買わない。
そういうわけで、私はこれまでガリガリ君を買わなかったのだな。接点がなかった。
あと、ガリガリ君という絵が女性にはすごく不人気だった……という話もある。
あれやこれやと、上の記事は面白いことがいっぱい書いてあるので、夏の暑い夜の暇つぶしになるだろう。
ガリガリ君 梨 32本
※ 梨の味はおいしかった。いい味。
