2015年07月04日

◆ 子宮頸がんワクチンと HLA型

 子宮頸がんワクチンの副反応には、患者の HLA型が関与しているらしい、という研究報告が出た。 ──

 HLA型(ヒト白血球型抗原型)は、各人ごとに異なるが、これが子宮頸がんワクチンの副反応(副作用)の有無に関与しているらしい。その研究報告を紹介しよう。
 子宮頸がんワクチンの接種後に痛みや運動機能障害などの報告が相次いでいる問題で、体内の免疫システムに関わる特定の遺伝子が症状の出やすさに関連している可能性があることが、厚生労働省研究班(代表・池田修一信州大教授)の分析で分かった。
 検査した患者の9割以上で「白血球の血液型」とも言われる「HLA(ヒト白血球型抗原)型」が一致していた。HLA型は抗原を作る遺伝子の配列の違いで決まり、患者に多かった型は日本人全体では4〜5割にとどまる。
 接種後に手足の痛みや記憶障害などが出た12〜19歳の少女12人の血液を採り、HLA型を調べた。その結果、「HLA-DPB1」と呼ばれる遺伝子が「0501」という型だった患者が11人(92%)に上り、免疫異常による脳炎などを起こしていた。
( → 毎日新聞 2015年07月04日

 通常ならば4〜5割のはずの HLA 型が、患者では 12人中11人で同じだった、というのだから、ただの偶然と決めつけることには無理がある。
(比喩的に言うと、表と裏が半々となるコインで、12回のうち11回で表が出た。これはとうてい偶然ではあり得ない。)

 ま、この HLA型が単独で発症させているかというと、そんなことはないだろうが、大きな機序のうちの一部分を占めていることは、たぶん事実だろう。
 何よりも大切なのは、このことで、機序の一部が解明されかけていることだ。このことから、「副反応はただの気のせいだ」という説が否定されたことになる!
 《 被害者を詐病扱い 》
 被害者の保護者からは「娘の症状を診た医師に、『ワクチンの副作用の動画を見てまねしている』などと詐病扱いされた」などの訴えが上がった。
( → 毎日新聞 2014年07月02日

 たくさんの患者が同じような痛みや苦しみを訴えているのに、「気のせいだ」「詐病だ」なんて決めつけるのだから、ひどいものだ。人でなしですね。

 で、その人でなしみたいな連中の最大のものが、WHO だ。WHO が副反応というものの存在に否定的であることについては、私がすでに指摘して批判した。
  → 子宮頸がんの検診とワクチン
 一部抜粋しよう。
 WHO は「問題なし」と認定したらしい。

 エビデンスがあったにもかかわらず、発生機序が不明であることから、「水俣病は存在しない」と見なされ、認定が遅れた。

 「 WHO の言うことはすべて正しい」
 というような盲目的な認識は、被害のエビデンスを無視した発想だ。ここではもはや「王様は裸だ」という状態にある。

 「副反応の原因(ないし機序)が解明されていないから、副反応そのものが存在しないのだ」
 というような発想は、正しくないのだ。そのことを、私は先の項目で指摘した。
 そして、今回の研究報告で、「副反応は存在しない」という WHO の方針は、まさしく否定されかけていることになる。この意味で、WHO の負け。(私の勝ち。というか、厚労省の研究グループの勝ち。ご苦労様でした。)

( ※ 考えてみたら、私がこれまで「子宮頸がん」というマイナーな話題にやたらと関わってきたのは、この問題に興味があるからじゃなくて、WHO や医学界との戦いがあるからだった。そして、その戦いは、「私(および同類)の勝利」という形で、決着が付いたと言える。完全に決着が付いたわけではないが、もはや勝負の帰趨は見えた。私が勝ってしまったので、この問題については、今後、あまり言及することもなくなりそうだ。勝った勝負については、興味がない。)



 [ 付記 ]
 「じゃあ、どうすればいいんだ?」
 という疑問には、こう答える。
 「子宮頸がんワクチンというものは、もともと決定的に効果があるわけではない。ウイルス全体のうちの 60〜70% ぐらいしか効果はない。残りの 30〜40%程度に感染する確率は常に残る。効果は限定的なのだ。
 このように限定的な効果でも、ワクチンをやった方がいい、と明らかに言えるのは、尻軽(ビッチ)の女性だけだ。やたらと多数の男性と交わるのであれば、効果が限定的であっても、ワクチンを打つ方がいいだろう。
 一方、普通の女性ならば、エッチをする相手の範囲を限定することが最も有効だ。できれば処女を守り、さもなくば、誠実で童貞であった男性とだけ交わればいい。これなら、感染の確率はゼロだ。また、1〜2人とだけ交わっても、感染の確率は著しく低い。
 感染の確率は、次の式で与えられる。
   [男のプレイボーイ度]×[人数]

 童貞ならば、「男のプレイボーイ度」はゼロなので、感染する確率はゼロだ。
 交わる相手がゼロならば、やはり、感染する確率はゼロだ。
 この二つの数値を下げることで、感染の確率を大幅に下げることができる。
 一方、この二つの数値が著しく高ければ、たとえワクチンを打っても、30〜40%の方に引っかかって、子宮頸がんを発症する可能性は十分に高い。
 ワクチンなんてものは万能ではないのだ、とはっきり理解しよう。

( ※ なお、私のことを「子宮頸がんワクチンに否定的だ」と即断するのは、誤りです。「ビッチの女性はワクチンを打った方がいい」と一貫して主張しています。……もしかしたら、ワクチン接種派の人は、「女はみんなビッチだ」と思っているのかもね。特に、自分の娘について。)

 [ 補足 ]
 メカニズム的には「スーパー抗原」というものが疑われているようだ。詳しくは下記。
  → スーパー抗原 - Wikipedia
 
 これと HPV(子宮頸がんのウイルス)との関係については、英語文献がいくつかあるようだ。
  → Superantigens HPV - Google 検索
 研究途上なので、はっきりしたことは言えないだろうが、興味のある人は調べるといいかも。
( ※ 私は、はっきりとした成果がニュースで報じられるまでは、興味がない。)
posted by 管理人 at 22:01| Comment(1) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
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Posted by 管理人 at 2015年07月04日 23:29
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