ギリシャは金がなくて困っている。根本的に金がないというよりは、当面の金だけがない。何とか当面の金を工面すれば、問題は解決する、という状況だ。(問題はたいして大きな問題ではない、ということは、下記項目で示した。)
→ nando ブログ : ギリシャ危機の解決策(2015)
そこで、当面必要とする額( 2100億円 )を、日本が提供してあげればいい。それには、次の形を取るといい。
「単に金を上げるのではなく、ギリシャの島を買う。ただし、土地の所有権を買うのではなく、施政権を買う」
つまり、ギリシャの領土を日本の領土にしてしまうわけだ。地中海の一画に、忽然、日本の領土が出現するわけだ。
( ※ 別に不思議ではない。イギリスやフランスは、遠く離れた地点に、自国領をもつことがある。たとえば、ジブラルタル がそうだ。)
具体的には、ギリシャのたくさんある離島(特にエーゲ海の離島)から、適当なものを選べばいい。
そこから一つ選べば、次の島がある。
→ シフノス島 ( Wikipedia )
この島は、観光で開発されていることもないので、いかにも離島っぽくて、価値が低い。ギリシャとしても「金のなる木」(観光で儲かる島)ではないので、売っても問題ないだろう。どうせ似たような島はいっぱいあるのだし。
↑ こんな感じで、人口も多くない。
↑ こんな感じで、家を建てることのできる場所も、いっぱいある。
というわけで、こういう島を日本領にしてしまえばいい。あとは、パスポートなしで無期限に訪問できるリゾートランドにしよう。そこで、海水浴をしてもいいし、介護施設で介護してもらってもいい。ギリシャの人件費(所得)は、日本の半額なので、安価に介護士を雇うことができる。どうせ失業者がいっぱいいるのだから、介護士を雇用すればいいだろう。
で、そこに、日本の老人たちがいっぱい押し寄せれば、老人たちは一年中温暖な気候でのんびりとリラックスして楽しく過ごせる。ギリシャとしても、失業者が雇用されて、大喜び。
雇用するには、特別な資格でギリシャ人を雇用することになるが、そこにいるギリシャ人が日本まで飛んできて移民になるわけじゃないから、日本で移民問題が発生するわけでもない。
かくて、
・ ギリシャの財政赤字の解決
・ 日本の介護費用の縮小
・ 老人たちは欧州でリゾート
というふうに、誰もがハッピーになる。うまいアイデア。
[ 付記 ]
中国がギリシャに資金援助しそうだ、というニュース。
→ ギリシャ危機に救世主? 「借金、工面してもよい」と示唆=中国首相
日本がグズグズしているうちに、中国が金を払って、島を購入してしまうのかも。そのあとで「島った!」と嘆いても、後の祭り。
【 関連項目 】
→ nando ブログ : ギリシャ危機の解決策(2015)
直接の関係はないが、比較対象となる話がある。
→ JR北海道が実質破綻 (次項)
※ 1200 + 200 + 600 の合計 2000億円も投入する。
こんな無駄金を赤字会社に投入するくらいなら、
ギリシャの危機回避を兼ねて、ギリシャの島を
購入して、エーゲ海に日本領を得る方がマシだ。

統治(ギリシャ自治領)ってのを考えてましたが、そこまで卑屈にならなくても良さそうですね。
パルテノン神殿とかを英国に売り払う(英国人は参拝無料)とかでもよかったかもしれません。
EU28カ国の一つなので規模は単純に3.5%。財政規模がEUの3%程度なら平均よりも少し悪い程度(ドイツとかは倍の7%ほどでしょうが)。頑張ればなんとかなるでしょう。問題は瀬戸際交渉の首相かもしれない。