2015年06月21日

◆ 子宮頸がんの検診とワクチン

 子宮頸がんの検診とワクチンについて、新しい情報を示す。 ──

 子宮頸がんの検診とワクチンについて、新しい情報を示す。まずは検診、次にワクチン。

 (1) 検診

 検診は、従来は細胞診によってなされていた。これは、器具を挿入して、細胞を採取するもので、女性は恥ずかしがるし、すごく痛いし、評判が良くなかった。
 近年、HPV・DNA検査 という新しい検査の方法が広がった。これは、感度(病人を正しく見つける率)が高い。一方、細胞診は、特異度(正常な人を陰性だと正しく判定する)が高い。
 そこで、一時スクリーニングで HPV・DNA検査をして、そこで陽性になった人に細胞診を行なう、という方法が有力となった。世界各国で採用されつつあるという。ところが日本ではまだまだ採用されていないそうだ。遅れている。
 ……以上は、読売新聞 2015-06-21 のコラム記事。(by 垣添忠生)
 
 なお、細かな情報は、ググるとわかる。
  → HPV・DNA検査 - Google 検索


 (2) ワクチン

 同じ記事(読売コラム)に、次の話もあった。
 「 WHO は、子宮頸がんワクチンに『問題なし』との判定をして、摂取を積極的に推進している」

 しかしこれはおかしい。「問題なし」のはずがないからだ。実際に被害は多数発生しているのに、なぜそういうことになるのか? ちょっと調べてみた。
 まず、次のページがある。
  → 死亡例も…副作用の報告が相次ぐ子宮頸がんワクチン
 このように被害者は多数だ。
 これは決していい加減なデータではなく、厚労相自身がまとめたデータもある。
  → 子宮頸がんワクチン、重篤な副作用106件 厚労省まとめ
 にもかかわらず、WHO は「問題なし」と認定したらしい。では、具体的には? こうだ。
  北欧の10〜17歳の女性約100万人の疫学調査では、ワクチンを打った30万人と打たなかった70万人で、多発性硬化症などの自己免疫疾患や神経疾患、血栓症などの発生に差はなかった。フランスの12〜16歳の女性約200万人の調査でも、自己免疫疾患で入院する割合に差はなかった。
( → 朝日新聞 2014年2月18日

 つまり、はっきりと病状が決まった形では、患者の発生が見られなかった、ということだ。

 となると、疑いは次のことになる。
 「はっきりと病名がわからない形で患者が発生しているのでは?」
 そう思って調べると、そうだとわかった。
  → 子宮頸がんワクチンの副反応、新病態の可能性も
 要するに、「どういう症状が出るか」「どういう原因で起こるか」が、さっぱりわかっていない。病名が診断できない。新たな症候群であると見なされる。だから、既存の病気で分類する限りでは、「どれでもない」と見なされて、病人であることが否定される。そのあげく、『心身の反応』『自然発症の紛れ込み』というふうに見なして、「ワクチンのせいじゃなくて、自分自身の特異体質のせいだ」と決めつける。

 何だか、水俣病の再現みたいだ。
 水俣病では、被害のエビデンスははっきりと確認されていた。
 1953年:
 熊本県水俣湾で魚が浮上し、ネコの狂死が相次ぐ。以後、急増。
 1954年:8月1日付熊本日日新聞で、ネコの狂死を初報道。
 水俣病患者で最古の症例とされるのは、1953年当時5歳11ヶ月だった女児が発症した例であるが、患者発生が顕在化したのは1956年に入ってからである。
 1954年:
 熊本県水俣でのちに水俣病と認定された患者が12人発生。ほかに5人死亡。
 1956年:
 この年、50人が発病し11人が死亡。
( → Wikipedia

 こういうエビデンスがあったにもかかわらず、発生機序が不明であることから、「水俣病は存在しない」と見なされ、認定が遅れた。
 1959年7月に有機水銀説が熊本大学や厚生省食品衛生調査会から出されると、チッソは「工場で使用しているのは無機水銀であり有機水銀と工場は無関係」と主張し、さらに化学工業界を巻き込んで有機水銀説に異を唱えた。これは当時、無機水銀から有機水銀の発生機序が理論的に説明されていなかったことによる。
 病気の発見から約11年が経過した1967年になり、ようやくチッソ工場の反応器の環境を再現することで、無機水銀がメチル水銀に変換されることが実験的に(いまだ”理論的”にではないことに注意)証明された。
 しかし、排水と水俣病との因果関係が証明されない限り工場に責任はないとする考えかたは、被害の拡散を防ぐための有効な手段をほとんど打てずに経年していく、という重大な問題を抱えることになり、結果として大量の被害者を生みだし、地域社会はもとより補償の増大などで企業側にとっても重篤な損害を生むもとになった。
( → Wikipedia

 これと同じことが、子宮頸がんワクチンでも起こっている、と考えていいだろう。しかも、それをやっている主体が、今度は WHO である。
 「 WHO の言うことはすべて正しい」
 というような盲目的な認識は、被害のエビデンスを無視した発想だ。ここではもはや「王様は裸だ」という状態にある。



 【 関連サイト 】

  → 根拠に基づいた医療 ( Wikipedia )
posted by 管理人 at 13:50| Comment(0) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
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