2015年06月01日

◆ 南海トラフ地震と居住禁止

 南海トラフ地震でも沿岸地域に多大な死者が予想されているので、沿岸地域を居住禁止にした方がいいだろう。 ──

 口永良部島を居住禁止にするべきだ、と先に述べた。
  → 口永良部島を居住禁止にせよ

 これに対して、「南海トラフ地震では?」というコメントが来た。そこで考えたが、南海トラフ地震も同様だ。沿岸地域は、津波が押し寄せたとき、多大な死者を出す。
 東海・東南海・南海地震の震源域が連なる南海トラフ(浅い海溝)の最大級の巨大地震について内閣府は29日、死者は関東以西の30都府県で最大32万3000人に達するとの被害想定を公表した。
 平成15年の中央防災会議の想定と比べて死者は13倍と大幅に増加。津波による死者は23万人で全体の7割を占める。都府県別の死者は静岡が10万9000人と最多で、和歌山8万人、高知4万9000人。津波は広い範囲で高さ20メートル前後となり、最大は高知県土佐清水市と黒潮町の34メートル。
( → 産経 2012.8.29

 もっと詳しい情報は、下記項目にある。
  → 南海トラフ地震

 ともあれ、このように、多大な死者が想定されている。とすれば、それを放置するべきではない。
 では、どうするべきか? それは、何度も述べたが、次の二点だ。
  ・ 海岸のそばは居住禁止にする。
  ・ 海岸から離れた場所に内陸堤防を築く

 このあと、内陸堤防の内側(陸地側)に居住すればいい。あるいは、そこに高台があれば、高台に居住すればいい。

 そのようなことは可能か? 可能だ。少なくとも高地や紀伊地方では、海岸に近い内陸部の地域には、田畑がいっぱい余っているので、そこに居住することができる。

 静岡県はどうか? ちょっと見たが、浜岡のあたりも、海岸の近くは田畑がいっぱい余っている。「海岸から 100メートルは居住禁止」にしても、ちっとも困ることはないだろう。

 基本的には、本州各地は、三陸地方のようなリアス式階段の地域とは違って、平野や平地がかなりたくさんある。「場所が足りない」という問題はない。十分に容易に引っ越しできる。
 だから、海岸から 100メートルか 200メートルぐらいは、居住禁止にした方がいいだろう。ま、禁止とは言わないが、禁止に近い形にした方がいいだろう。
 その上で、内陸堤防を作る。こうすれば、その外側に住もうとする人はいなくなるはずだ。隣人たちがいなくなったあとで、1軒だけ残ろうとする人もいるまい。(店もないし、買物もできない。また、内陸堤防をいちいち乗り越える面倒もかかって、大変だ。)

 というわけで、先に述べたとおりのことをすればいい。



 [ 付記1 ]
 本項で述べたことは、すでに上記項目で3年前に解説済みだ。本項は、その焼き直しにすぎない。
 
 [ 付記2 ]
 なお、上記項目では、重大な話も書いてある。浜岡原発は津波の予想最大値には耐えられない、という話だ。
 三陸地方は、大地震が起こったので、このあと 50年ぐらいは大地震は起こらない。そういう地域で、巨額の防潮堤をせっせと作っている。
 一方、南海トラフ地震で津波が予想されている地域では、何もしていない。防潮堤も構築せず、内陸堤防も構築しない。浜岡原発だけは、中途半端な高さの防潮堤を構築している。

 まったく、何やっているんだか。
posted by 管理人 at 23:49 | Comment(0) |  地震・自然災害 | 更新情報をチェックする
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