2015年05月09日

◆ 箱根の通行規制を準備せよ

 箱根では、噴火が起こってから規制するのではなく、「噴火が起こったらどうするか」を、噴火が起こる前に決めておくべきだ。 ──

 要するに、事前準備をしろ、ということだ。
 具体的には、どういう準備が必要か? まずは、次の PDF がある。 
  → 気象庁 公式(pdf)

 ここから図を抜粋すると、こうだ。


kisei.gif


 小さな円内(半径 300メートル)は、警戒レベル2で立ち入り禁止になる地域。左上から中央への黄色い道も通行禁止。

 大きな円内(半径 700メートル)は、警戒レベル3で立ち入り禁止になる地域。赤い道も通行禁止。
 
 この赤い道が問題だ。ここは路線バスが通っている。かなり距離があるので、大きな岩石が飛んでくることはなだろうが、小さな砂礫が飛んでくることぐらいは考えられる。バスのなかにいれば、生命の危険はないだろうが、それでも、万が一ということを考えたい。

 では、どうするべきか? 

 ──

 私としては、次のことを提案したい。
  ・ 噴火の有無を、常にモニターする。
  ・ 噴火を検知したら、ただちに赤い道を通行止めにする。
  ・ すでに赤い道に入っている自動車に対しては、中間地点に
   達していない車に対しては、Uターンを命令する。
  ・ それを命じるために、赤い道路には警官を配備しておく。
  ・ 警官の乗る自動車の屋根には、金属板を載せておく。
   (金属板を固定する必要はない。停車中に載せるだけだ。)


 シミュレーションをしておこう。
 「家族連れで、マイカーで、箱根へ行くところだ。強羅を越えて、その先の赤い道を進んでいる。もうすぐ芦ノ湖だぞ。もうすぐ到着だぞ。別に噴火の予兆もないし、安全だよね。……おや、前方で、お巡りさんが手を振っている。何だ? おや、看板が出ている。《 ここで Uターンしろ 》だと?」
 「停車しました。お巡りさん、どうしてですか? え、小さな噴火みたいなのがあったんですか? それでこの先、通行止めなんですか。しょうがないな。引き返します。ちぇっ。せっかく楽しみに来たのに、腹が立つ。警察の馬鹿ヤロー。しょうがないから、箱根湯本に戻って、飯でも食うか」
 「飯を食っていて、いい気分。おや、テレビでニュースを言っているぞ。あの赤い道に、岩石が飛んできたんだって。パトカーの屋根の金属に当たったり、パトカーのガラス窓が割れたりしたそうだ。へえ。おれもあそこを通っていたら、被害に遭っていたかもしれないな。屋根に鉄板があるわけでもないし。命拾いとまでは行かなくとも、自動車の修理代がかからずに済んだ。お巡りさん、ありがとう」
 
 ──

 というわけで、噴火が起こってからあわてて規制するのではなく、噴火が起こる前に規制するべきなのだ。そのために、あらかじめ準備しておくべきなのだ。特に、赤い道には、警察を配備しておく必要がある。
 逆に言えば、配備された警察が何もしないということで、現状は安全だという安心感を与えることができる。



 [ 付記 ]
 読売新聞( 2015-05-09 夕刊)によると、箱根の観光客はあまり減っていないそうだ。例年並み程度。ただし、大涌谷や強羅のあたりは大幅減。その分、芦ノ湖や駒ヶ岳の方は人が来ているそうだ。
posted by 管理人 at 19:33 | Comment(0) |  地震・自然災害 | 更新情報をチェックする
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