要するに、事前準備をしろ、ということだ。
具体的には、どういう準備が必要か? まずは、次の PDF がある。
→ 気象庁 公式(pdf)
ここから図を抜粋すると、こうだ。
小さな円内(半径 300メートル)は、警戒レベル2で立ち入り禁止になる地域。左上から中央への黄色い道も通行禁止。
大きな円内(半径 700メートル)は、警戒レベル3で立ち入り禁止になる地域。赤い道も通行禁止。
この赤い道が問題だ。ここは路線バスが通っている。かなり距離があるので、大きな岩石が飛んでくることはなだろうが、小さな砂礫が飛んでくることぐらいは考えられる。バスのなかにいれば、生命の危険はないだろうが、それでも、万が一ということを考えたい。
では、どうするべきか?
──
私としては、次のことを提案したい。
・ 噴火の有無を、常にモニターする。
・ 噴火を検知したら、ただちに赤い道を通行止めにする。
・ すでに赤い道に入っている自動車に対しては、中間地点に
達していない車に対しては、Uターンを命令する。
・ それを命じるために、赤い道路には警官を配備しておく。
・ 警官の乗る自動車の屋根には、金属板を載せておく。
(金属板を固定する必要はない。停車中に載せるだけだ。)
シミュレーションをしておこう。
「家族連れで、マイカーで、箱根へ行くところだ。強羅を越えて、その先の赤い道を進んでいる。もうすぐ芦ノ湖だぞ。もうすぐ到着だぞ。別に噴火の予兆もないし、安全だよね。……おや、前方で、お巡りさんが手を振っている。何だ? おや、看板が出ている。《 ここで Uターンしろ 》だと?」
「停車しました。お巡りさん、どうしてですか? え、小さな噴火みたいなのがあったんですか? それでこの先、通行止めなんですか。しょうがないな。引き返します。ちぇっ。せっかく楽しみに来たのに、腹が立つ。警察の馬鹿ヤロー。しょうがないから、箱根湯本に戻って、飯でも食うか」
「飯を食っていて、いい気分。おや、テレビでニュースを言っているぞ。あの赤い道に、岩石が飛んできたんだって。パトカーの屋根の金属に当たったり、パトカーのガラス窓が割れたりしたそうだ。へえ。おれもあそこを通っていたら、被害に遭っていたかもしれないな。屋根に鉄板があるわけでもないし。命拾いとまでは行かなくとも、自動車の修理代がかからずに済んだ。お巡りさん、ありがとう」
──
というわけで、噴火が起こってからあわてて規制するのではなく、噴火が起こる前に規制するべきなのだ。そのために、あらかじめ準備しておくべきなのだ。特に、赤い道には、警察を配備しておく必要がある。
逆に言えば、配備された警察が何もしないということで、現状は安全だという安心感を与えることができる。
[ 付記 ]
読売新聞( 2015-05-09 夕刊)によると、箱根の観光客はあまり減っていないそうだ。例年並み程度。ただし、大涌谷や強羅のあたりは大幅減。その分、芦ノ湖や駒ヶ岳の方は人が来ているそうだ。
