2015年05月04日

◆ 少女の認知症(子宮頸がん)

 十代の若い少女が認知症になる事例が次々と出ている。子宮頸がんワクチンのせい。 ──

 週刊朝日(今週発売)が、子宮頸がんワクチンの被害の例を紹介している。ダイジェストは、下記にある。
  → 「新しい病気」専門医も困惑する子宮頸がんワクチン被害
  → 子宮頸がんワクチン被害 “置き去り”にされ自治体が救済へ

 上記には記されていないが、週刊朝日の本文には、次の趣旨の事例が出ている。
  ・ 何度も気を失ったりして、記憶がどんどん薄らいでいく少女。
  ・ 実際に記憶を失って、母親を認知できなくなった少女。

 これらは老人の「認知症」と同様だろう。要するに、脳が破壊されてしまったのだ。というか、症状が治まらず、脳がどんどん破壊されていく。

 別の記事では、次の話もある。
 共通する病状の一つは「痛み」だ。接種した腕でなく、反対の腕や肩、つま先、ひざ、指先や背中などにも出る。痛むときは、指先に触れても痛くて跳び上がる。指先が痛むからペンが持てない、メールも打てない。激しい頭痛に悩まされる人も多い。子どもたちに言わせると、「スプーンで目をえぐられるような」「ハンマーで殴られるような」痛みだ。
 けいれんも多い。びくんびくん、あるいはバタバタと、魚のように体がはねる。貧乏ゆすりのように肩や足首が動き回る。寝ているときに腕や足が勝手に動いて周りにぶつかるから、起きたときに青あざになっていることもある。しびれや脱力、力が入らず、立てない、歩けない。失神を繰り返す人もいる。
 光がまぶしくて目がチラチラする人も多い。ものがすべて二重に見え、本が読めない。そして、不正出血、生理がなくなった……。自分の体調の変化に絶望し、自殺未遂も自傷行為も報告されている。
( → 「子宮頸がんワクチンは戦後最大の薬害事件」

 あまりにもむごくて残酷だ、と言えるだろう。これが十代の少女に降りかかるのだから、ひどすぎる。
 しかも、こうなる被害者は、一握りではない。かなり多い。
 今年3月までに接種した推定328万人のうち、製薬会社や医療機関が厚労省に報告した副作用発生者は約2千人。このうち357人が「重篤」。他のワクチンと単純に比べると、子宮頸がんワクチンの副作用の発生率はきわめて高い。
( → 同上 )

 さて。冒頭の週刊朝日の記事では、次の趣旨の話も出ている。
 「ワクチンを受けないまま、子宮頸がんを発症して、27歳で死んでしまった女性がいる。数カ月前の検診では大丈夫だったのに、それから数カ月後に発症して、抗ガン剤などを使ったが、効果も虚しく死亡してしまった。それゆえ遺族は、ワクチンはあった方がいいと言っている」

 なるほど、ワクチンには、ある程度の効果はある。ただしワクチンは、多様なる子宮頸がんウイルスのうちの主な2種(比率で 60〜70%)に対応するだけだから、ワクチンを打っても、感染する可能性は多大に残っている。ワクチンを打てば大丈夫だ、ということはないのだ。
  → HPVには100種類以上の種類 ( Wikipedia )

 一方、子宮頸がんに絶対ならない方法もある。それは、セックスをしないことだ。子宮頸がんは、セックスを通じて感染する性病であるから、セックスをしないかぎりは子宮頸がんにならない。十代の少女のうち、かなり多くは処女であるはずだから、これらの少女たちはその時点では感染リスクがゼロであったにもかかわらず、ワクチンを打ったせいで人生を破壊されてしまったわけだ。メリットはゼロで、デメリットが最大。ひどいね。
 なお、セックスするにしても、処女と童貞がたがいに浮気をしないで同一のカップルを続けていても、やはり子宮頸がんにならない。

 逆に、先の例のように 27歳で死亡するという例では、自分または夫が相当、プレイボーイまたはプレイガールであった可能性が高い。やたらとあちこちの相手とエッチをするから、感染する率が高まるのだ。(そうでないのに感染した、というのは、よほど運が悪いことになる。そういう例外まで考えていたらキリがないので、取り除く。通常は、エッチのやりすぎ[回数ではなく人数が多すぎること]が、子宮頸がんになる率を高めている。)

 なお、27歳で死亡した例では、新婚さんだということだから、すでに楽しい青春期を過ごしたことになる。人生で一番おいしい時期を過ごしたわけだ。とすれば、悔いはあまりないだろう。
 一方、10代の少女の場合には、青春期に差しかかったときだ。恋をしかけている時期だ。ここで人生を奪われるということは、人生のすべてを奪われるに等しい。あまりにも残酷だ。
 比喩的に言えば、目の前に美味しい御馳走を出されて、一方は食べてから死に、一方は食べる前に死ぬ。どちらの運命が残酷であるかは、言うまでもない。

 ワクチン推進論者は、「ワクチン接種をすれば、統計的には死者の人数を減らせる」と主張する。しかし、統計なんか、クソ食らえというものだ。
 子宮頸がんで死ぬのは、多数の男とやり過ぎたビッチがなかば自分の責任を負うのが大半だし、また、人生の青春期を過ぎたあとで死ぬのがほとんどだ。
 ワクチンで被害に遭うのは、(ビッチだったわけでもなく)自分には何の責任もないのだし、また、人生の青春期に差しかかったところで人生を奪われるのがほとんどだ。
 ゆえに、両者は、単純に数だけでは比較できない。前者はヤク中の患者が自分の責任で死ぬようなものだが、後者は自分には何の責任もないまま銃撃犯の弾で死ぬようなものだ。(ちょっと極端すぎるたとえだが。)
 ともあれ、「ワクチン接種をすれば、統計的には死者の人数を減らせる」というような主張は、無意味だ。何の責任もない少女が、国の愚かな政策のせいで人生を奪われるというのは、あまりにも悲惨だ。これほど悲惨なことはない、とすら言える。

 世の中の医者の多くは、「ワクチン接種をすれば、統計的には死者の人数を減らせる」と主張することが多い。こういう医者は、患者の心の痛みを理解できない医者だ。患者を実験動物か何かと思って、単にモルモットの生死を数字として扱うだけだ。
 こういうのを「科学的だ」と思っている医者が多いせいで、少女たちの人生は次々と破壊されていくのである。



  【 補説 】
 では、どうすればいいか? ここで、私がうまい方法を提案しよう。
 「予防よりも検診を」
 という方針がしばしば唱えられる。私もそれに賛同する。だが、それよりもっと素晴らしい画期的な方法がある。
 「検診のときの検出する方法を、従来の方法に変えて、高感度の最新技術を採用する」

 このように高感度の最新技術を用いれば、ワクチンなんていう原始的な方法を取るかわりに、ハイテクで癌を検知できるのだ。
 では、そのような最新技術は、あるか? 一応、ある。
 
 まず、子宮頸がんではなく、膵がん(膵臓癌)の検出のために、次の方法がある。
  → 15歳の少年、膵臓がん発見の画期的方法を開発 たった5分、3セントで検査
 これは、「特定タンパク質の抗体を、カーボンナノチューブでつかんで、電気特性の変化を感知する」という方式だ。膵臓癌に限らず、多くの疾患の早期検出に応用可能だろう、と見なされる。

 また、次の方法もある。
  → 尿1滴でがん判定 九大、線虫使った検査に成功
  → 線虫で100円がん検査 | 九大理学部ニュース
 
 以上はいずれも研究段階であり、実用化されているわけではないのだが、実用化はかなり近いところにある。とすれば、これらの研究に多大なリソースを投入するべきだろう。そうすれば人命救助に役立つ。

 ──

 ついでだが、政府は馬鹿げたことに金を浪費している。
  → 電気代の上乗せ月474円、前年度の2倍超

 たったの4年で、66円から 474円に急上昇。このまますると、将来的にはどれほど多額の金がかかることやら。この金のすべてはほとんど浪費と言っていい。(温暖化ガスを少し減らせるという程度。焼け石に水の効果。)

 ちなみに、こんな馬鹿げた旧技術の製品を無理やり普及させなくても、新技術の製品が安価に普及しそうだ。
  → 日本発!新型太陽光電池「ペロブスカイト」が世界で話題に

 時代は新技術の太陽電池に向かっている。なのに政府は、現行の古臭い太陽電池普及のため、莫大な補助金を投じている。(電気代値上げの形で強制徴収。) つまり、時代遅れのゴミを普及させるために、大金を投じるわけだ。大金でゴミを買うわけだ。呆れるしかない。
 こんな馬鹿げたことに大金を投入するくらいなら、癌の検出技術のために少しぐらいの研究費を投じる方が、よほど利口というものだ。

 (政治家の)馬鹿を治す薬、というのはないものか。
 


 【 関連項目 】

  → 子宮頸がん(サイト内検索)

 「大人の命よりも、青春期以前の子供の命の方が大切だ」
 という趣旨の話は、下記項目でも記した。
  → 子宮頸がんワクチンの方針転換
   最後の [ 付記1 ] のあたり。
posted by 管理人 at 22:22 | Comment(0) | 一般(雑学)3 | 更新情報をチェックする
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