該当のツイートは三つある。下記で紹介する。
開発者の人が叩かれていたのは謎。あの角打ちは盤上最悪レベルの手で、反則に等しい。その瞬間に将棋ではないので指し続けろは酷。よくルール知らないけど貸し出しアリでバグ見つかっても修正できないんでしょ?どうしろと。これも自分が開発者だったら怒って帰りたくなる。完全に企画運営のミスです。
— 橋本 崇載 (@shogibar84) 2015, 4月 11
結局プロ棋士側が勝ったけど、なんかゲームの攻略法を探して勝ったようなもので、実力で勝ったとは言いにくい。将棋の本質とはかけ離れたものだったけど、勝たなきゃいけない意識を持って出場棋士が対局に臨んでいたのはよかった。
— 橋本 崇載 (@shogibar84) 2015, 4月 11
見て面白いかはファンが決めること。楽しんで満足してもらえたならよいのだが、昨日の対局を楽しみにして有料会員登録をしたのに、ああいうことになってガッカリした方がいないか、将棋がつまらないものだと思われないかというのは、とても心配です。
— 橋本 崇載 (@shogibar84) 2015, 4月 11
私の見解と同じだと言っていいだろう。(微妙な差は除く。)
前々項のコメント欄 には、私の見解への反対論がけっこう寄せられたが、それは、橋本8段への反対論ともなるわけだ。
[ 付記 ]
橋本8段は、以前は髪を染めたりして物議をかもしたが、今では心を改めて、社会や将棋界に尽くしたいと考えており、理事選に立候補した。
「当選した暁には、髪を染めて物議をかもしたりするようなことはいたしません」(笑)
と冗談を込めて、インタビューに応じている。( → 4月8日の読売新聞の将棋欄の転載 )
だけど、二歩は やっちゃうんだよね。 (笑)
【 関連項目 】
→ 将棋電王戦 2015 (前々項)
→ 人間 対 コンピュータ (前項)
受け売りなのに“勝った”と友達に自慢して悦に浸りました
懐かしい感覚です
ところで今回は
棋士も開発者も勝って
主催者が負けたんですね。わかります
人間なら、研究されなくても、負けることが多いですよ。勝率 100%の人はいません。
そもそも、人間同士なら、ガチンコ勝負です。今回のソフトは、「人間には無限回の待ったあり」という、インチキ勝負です。ガチンコではありません。
将棋には、時折テレビで対局を一寸覗いたり、新聞の棋譜を一寸見たりする程度の興味があります。将棋の腕は全くの自己流ですが、昔むかしMac将棋A2(?)で、相手(ソフト)の駒を全部とってやったら、「ギャ」といって降参したのを思い出します。ルールが気になったので、あるプロ棋士に問い合わせたら、「王が「丸裸」になったら負けでしょう」ということでした。
電王戦にも関心があり、本ブログ記事群を面白く読ませていただきました。
今回「変則的」に人間が勝ったということで議論が起こっているようですが、将棋にもコンピューターにもど素人の目には、もっとましな電脳/コンピューター棋士を対戦させるべきではなかったか、と思います。攻略法が見つかるようなレベルなのに、まともに対戦させろという時点で「対局の資格」なし。むしろ、攻略法が見つかった時点で電脳棋士は降板すべきではなかったか、と思います。
あるいは「ガチンコ」で対局させ、バグがでたらでたで構わないのではないでしょうか。それがコンピューターソフトの実力なのですから。それができないのであれば、対戦興行は「時期尚早」ということではないでしょうか。観衆は掛け値無しの「真剣勝負」が見たいのです、多分。
最近の、「カスパロフ・羽生対談」でも、コンピューターソフトと人間頭脳との関係が熱く語られていました。
私としては「レベルが低い」ではなく、「完成度が低い」というつもりでした。
ガチンコ勝負になると人間側完敗
後手か先手で勝負あり
が、ピンと来ません。私のようなレベルのものがコメントすべきではなかったかもしれませんが、各コンピュータに棋士一人を対戦させただけで、人間側が勝った負けたというのも釈然としません。期間も考えて、双方3機/士にして、総当たり戦にするのはどうでしょうか。