この設定方法は、2016年3月16日以降、無効になりました。
詳細は、下記記事をご覧ください。
→ Chrome がクラッシュする
したがって、以下の記述は取り消します。
メニューだけでなく、ツールバーや、URL 欄など、アプリにおける表示項目がすべて、にじんだ文字で表示されるようになった。
例は下記。

これは、個人のパソコンのエラーのせいではなく、Chrome 自身に原因がある。バージョンアップで Ver.41 になったのにともなって、フォントのレンダリングが変わって、DirectWrite という(アンチエイリアスの)機能が導入されたことによる。
そのせいで、白と黒の字画だったのが、全体的に水でにじんだような、灰色っぽいぼやけた字画となってしまっている。読みにくいこと、このうえない。
(メニューおよびタブで発生する現象。Webページ表示は関係ない。)
──
対策は、下記サイトで示してある。(二つあるが、同内容。)
→ Chromeのフォントが勝手に変わった! - フォントを元に戻す方法【変更】
→ Google Chromeでメニューのフォントが滲んでしまう、以前の文字に戻す方法
※ いずれも、DirectWrite を無効にする方法だ。(無効にした状態で Chrome を起動するようにするわけ。)
簡単に言えば、次の通り。
・ Chrome のショートカットを作成する。
・ 右クリックしてから、アイコンのパスを開く。
・ パスの最後に、起動オプションを付ける。
・ 起動オプションは「--disable-directwrite-for-ui」
・ 起動オプションの前に半角空白を忘れずに。
これで作ったショートカットをクリックすればいい。また、ショートカットは、タスクバーに常駐させておくといい。(従来のショートカットは、削除する。)
《 参考 》
「困った! 助けてくれ!」という阿鼻叫喚の声。(3月13日以降。)
→ GoogleChromeの一部ユーザーのフォントがMacっぽくなった?
[ 付記1 ]
対策として、もっと面倒な方法もある。(非推奨)
→ Google ChromeのDirectWriteを無効にする(Windows版)
[ 付記2 ]
別途、「文字化けして全然読めなくなる」というエラーも発生している模様。 twitter で阿鼻叫喚の声が多い。
対策については、下記に言及がある。
→ chromeさんが豆腐化(文字化け)した時の対処法
→ Chromeタブの漢字と記号だけが文字化けする(豆腐化)
直るとは限らないようだ。これでダメなら諦めるしかないようだ。
[ 余談 ]
私の環境では、Chrome では画像がにじむようになっている。たとえば、上記のサンプル画像で、
「パラドックス」の答えを記す。
という文字が、にじんでしまっている。( Firefox や MS-IE ならばにじまない。)
これはどうしてかというと、画像にズームがかかっていて、75%とか 90%とか 120%とかで表示されるからだ。で、あれこれ操作しても、決して 100% の倍率で表示されることはない。
これはまったく奇妙だ。Chrome のバグなのか? 私の環境だけで異常が起こっているのか? よくわからん。いちいち調べるのも面倒だから、ここで報告しておくだけに留める。
( ※ どうせ Chrome はほとんど使わないから、どうでもいい。)
それには、 ChromeView というアドオンを使う。
→ https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/chrome-view/
さて。初期設定のままでは、クロムの文字がにじんでしまう。では、どうする? もちろん、本文中に記したのと同じく、次の起動オプションを追加するといい。
--disable-directwrite-for-ui
ただし、大切なことがある。もともとは、
"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --"%1"
というふうに、最後に -- "%1" という起動オプションが付いている。この -- "%1" という起動オプションの後に
--disable-directwrite-for-ui
を付ければいい……と思えるが、それでは駄目だ。この -- "%1" という起動オプションの前に、上記の
--disable-directwrite-for-ui
を付ければいい。
ここがポイントなので、間違えないこと。
要するに、次のように書けば大丈夫。
"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disable-directwrite-for-ui -- "%1"
ただし、初めの方のパスは、環境によっては違うパスかもしれない。捜査するなら、最後の起動オプションだけを操作すればいい。とにかく、 -- "%1" という起動オプションの前に付け足すのだ、という点をお間違えなく。