2015年02月19日

◆ ニュースの字幕放送の愚

 テレビのニュースでは、(数秒遅れの)字幕を出すことができる。しかしこれは、よろしくない。 ──

 字幕放送は、高齢者(など)向けに限らず、一般の人々にも役立つ。職場や病院などで音声を出すことなく(他人に迷惑をかけず)、テレビを視聴できるからだ。
 ただ、普通のドラマなどでは、字幕は音声と一致するのだが、ニュースでは数秒遅れとなる。ここが問題だ。

 ──

 では、テレビのニュースの字幕作成は、どういうふうになされているか? 
 2013年の NHK では、パソコンのキーボードを使って、複数人で入力していたようだ。
  → NHK字幕放送、奮闘の舞台裏 (

 しかし最近では、ステノワードという専用キーボードを使って即時入力する方式が実用化されている。
  → テレビの字幕を高速文字入力する職業「ステノキャプショナー」

 動画もある。





 上記と似た内容の番組を私も見た。下記の番組だったような気がする。
  → ステノキャプショナー(ミヤネ屋)の字幕放送




 この番組では、「3秒遅れで文字になる」という感じだった。誤変換の率は、2〜3%ぐらいだと見えた。競馬番組のように特殊な固有名詞が多いと誤変換が急増するが、普通の放送ならば2〜3%ぐらいの誤変換。人間が高速で変換するから、たまには誤変換が生じる。

 ただ、この方式では、3秒ぐらいの遅れ。
 一方、NHK のニュースでは、現状では 5〜10秒の遅れがあるようだ。この遅さからして、ステノワードを使っていないね。上記の () の方式を使っているのだろう。

 ま、いずれにしても、遅すぎるし、誤変換もときどき目立つ。

 ──

 ここで、私は画期的な方式を提案しよう。
 まず、目的はこうだ。
 「アナウンサーが語るのと同時に字幕を出す。誤変換の率は、ほぼ0パーセント」


 この目的のためには、どうすればいいか? 簡単だ。ドラマと同じ方式をとればいい。つまり、こうだ。
 「放送されたあとで字幕にするのではなく、放送される前に台本を見ながら字幕にする」


 要するに、こうだ。
 「アナウンサーの声を聞いて字幕にするのではなく、アナウンサーに渡される原稿を見て字幕にする」


 このようなことは、一般の視聴者には不可能だが、テレビ局の内部でなら可能だ。テレビ局の内部には、アナウンサーに渡す原稿があるのだから、それを見ながら字幕を作成すればいいのだ。アナウンサーが読む前に。

 これで一挙に解決。コロンブスの卵。



 [ 付記 ]
 なお、たった一つ、難点がある。それは、「アナウンサーが言い間違えたときに、その言い間違えを字幕にせず、間違いでない内容(正しい内容)を、原稿通りに字幕にしてしまう」ということだ。このことゆえに、アナウンサーの失敗を聞いて笑うことができなくなる。

 参考:
  → アナウンサーが言い間違えた放送(一覧)



 【 関連サイト 】

 → リアルタイム字幕放送 ( Wikipedia )
posted by 管理人 at 23:39| Comment(3) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アナウンサーに渡される原稿そのものを写すのは如何ですか?

映像であれば手書き文字をタイプ清書することの意味はさほど感じません。
サイトにアップされるなどして頒布されるのであれば、再利用性の付加価値は上がると思いますが。
Posted by 磯崎ゆい at 2015年02月20日 09:56
映像音声をで3秒〜5秒遅れで流したらダメかな?
あらかじめニューススタジオの時計を3〜5秒現実より進めておいて。地震とかきたらバレるけど。
Posted by Dawn at 2015年02月20日 10:09
音量を大きくすると家族に嫌がられるのでよく利用しております。
ニュースは映像と字幕がチグハグでもまだ読めますが、討論番組やバラエティ等会話量の多いものは全く追いついていないですね。
CM入り前が最も白熱していたりオチがあったりするわけですから、そこを読めないのはツライです。
とはいえニュース以外は割とどうでもいい内容ですので、ニュース原稿を字幕にするというのは実現すれば大変ありがたい事です。
Posted by 暇な人 at 2015年02月20日 11:13
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