高速道路の料金徴収に使う ETC を、逃走する自動車の追跡に使うといいだろう。 ──
これは、前項 の話の続き。
パトカーが追跡した自動車が、横断歩道を渡っていた歩行者をはねて、死なせた……という事件があった。(前項)
このような事件では、逃走する犯人の自動車を ETC で追跡することができるはずだ。
つまり、交差点のあちこちに検出装置を設置しておけば、「この自動車は今はこのへんにいる」ということが判明する。だったら、いちいち追跡する必要もない。
(1) 高解像度のカメラで犯人の自動車を撮影する
(2) ナンバー照会で、犯人の自動車の番号を知る。
(おおまかでいい。4桁で十分。)
(3) 現場の近くで走行する自動車の ETC 番号を全部チェック。
(4) この (2)(3) を照合して、怪しい容疑者を特定して、位置も知る。
(5) ついでに Nシステム も併用する。
( ※ Nシステムは、カメラによって、番号と運転手を記録して照合するシステム。かなり高価なので、設置場所は限られるが、有効である。)
──
これで「百発百中」とは行かないだろうが、かなり高い検挙率を上げることができそうだ。だとすれば、危険なカーチェイスをするよりは、よほど有益だろう。
それにしても、前項のように、21歳で死んでしまった若い女性が哀れでならない。警察が追わなければ、こんなことにはならなかったのだが。ご両親の無念さは、察するに余りある。ついでに言えば、パトカーの運転手の気持ちも、大変だろう。彼は「自分は警察官なのに人を死なせてしまった」と思い詰めて、辞職するかもしれない。
こういう悲劇は、なるべく避けるようにしたいものだ。そのための方法は、IT技術を使えばいいのだ。科学技術というものは、こういう目的のために使いたいものだ。
2014年12月20日
過去ログ

というのは、前項のコメントの
> 最新の車であれば、遠隔操作で逃走車を強制シャットダウンさせるシステムを作る。
と同様ですね。
これは、私も考えましたが、普及に時間がかかりすぎる。Google が Android の Car OS を開発中だが、これはいまだに研究途上。普及し始めるのは早くても数年後。普及率が高まるのはずっと先。それまでは旧式の車がほとんどです。
すべての自動車を遠隔操作可能にするというのは、未来には実現しそうですが、おそらく、私たちがお爺さんになるころまで時間がかかりそうです。