2014年10月29日

◆ 癌治療の問題(現代の医療)

 癌治療には、「抗ガン剤は不要だ」という異端の一派がいる一方で、「やたらと抗ガン剤を使え」という主流の一派もいる。しかしどちらも世界の標準からは はずれているようだ。 ──

 癌治療には、「抗ガン剤は不要だ」という異端の一派がいる。このことは、医者の間ではしばしば話題になる。このたび、次のページも話題になった。
  → 週刊誌がひどい|宋美玄オフィシャルブログ
 
 これに同意する意見もたくさんある。
  → はてなブックマーク (上記ページについて)
 ここでは、「トンデモと正義の味方」という図式が示されている。しかし、そんなに単純なものか? 

 ──

 仮に主流派の意見が正しいとしたら、次のようになる。
 「癌の患者には、高価な抗ガン剤をどんどん使え。それによってほんの数カ月だけ、寿命を延ばすことができる」

 ここでは、多大な治療をしても、寿命はろくに伸びないことになる。
( ※ 常に、ではない。癌の種類によって、差はいろいろなので、決めつけることはできない。治りやすい癌もあるし、治りにくい癌もある。……ただ、話題になるのは、治りにくい癌だけだ。治りやすい癌ならば、治せばいいので、議論の対象とはならない。)

 さらに、高価な抗ガン剤の財源としては、次のいずれかとなる。
  ・ 癌患者は、癌治療のために、有り金全部をはたけ。さらに借金しろ。
  ・ 政府が負担しろ。そのために消費税を 30%ぐらいに上げろ。
  ・ 癌保険に加入しろ。


 しかし、そのいずれもダメだ。特に最後の「癌保険」は最悪で、「金を払うが、保険金は支払われない」という形になる。払った金の大部分は、保険会社のポケットに入るだけだ。
  → 生命保険が降りない癌というものがありまして
  → 被害者続出、いったいどういうことだ!「がん保険」がんになってもカネは出ない

 以上のように、「高価な抗ガン剤を使って寿命を少し延ばすべきだ」というのは、必ずしも妥当ではないのだ。
 この件は、別項でも述べた。
  → 抗ガン剤は有効か?
  → 抗ガン剤の効果は無意味

 ──

 ただ、以上の話とは別に、次の事情も聞くようになった。

 @ 日本では、手術と抗ガン剤による治療が主流だが、これは世界的には異端である。外国では、放射線を多用するのが普通だ。これならば、副作用の問題も少ない。もっと放射線による治療を使うべきだ。
 欧米ではがん治療において放射線治療を選択する患者が増加し,がん患者の約60%が受けています。これに対し日本では全体の25%が受けているに過ぎません。
( → 放射線治療・がん治療
 放射線腫瘍医は米国の5000人に対し、日本は500人程度です。
( → がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

 A 日本では、癌治療の専門医がいない(少ない)。外国では、癌治療の専門医がいて、放射線を含めて高度な専門知識を有している。ところが、日本では、外科医あたりが癌治療をやっている。そのせいで、知識が未熟なまま癌治療をしている。日本でも癌治療の専門医を導入するべきだ。

 なお、後者(癌治療の専門医)については、難航している。
 《 がん治療専門医の問題 》
 がん治療に関する専門医制度は、外科医が中心といわれる日本癌治療学会と、内科医が中心と言われる日本臨床腫瘍学会がそれぞれ別々に制定しようとしていたことから、患者団体を中心に制度の一本化を求める要望が出されていた。
 そのため「がん治療専門医をめぐっての提言(2005年6月30日)」が日本医学会より提示され、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会に基礎系の日本癌学会を加えた3学会共同による「がん治療認定医制度」を設ける事で合意がなされた。
 しかしその一方で、日本臨床腫瘍学会が独自の専門医制度である「がん薬物療法専門医」の認定を始めるなど独自の動きも見せており、足並みが揃っていないのが現状である。
 その背景には、欧米のオンコロジストのようながん薬物療法に特化したスペシャリストの育成を目指す日本臨床腫瘍学会と、日本では外科医が抗がん剤治療を担ってきた現状にあわせて更に臨床腫瘍学の知識を取得した医師の育成を目指す日本癌治療学会との意見の相違が大きく影響している。
( → Wikipedia

 ──

 以上で、@Aという問題点を指摘した。こういう問題点があるのだ。
 ここでは、「抗ガン剤を使うな」という異端の一派を批判していればいいのではない。「抗ガン剤を使え」という主流派にもまた、大きな問題点があるのだ。

 人は、他人を批判するとき、自分が利口になったつもりで、自らの問題点を見失いがちだ。特に、「あいつはトンデモ!」と騒ぐのが好きな人は、たいていそうだ。
 しかしながら、「自分は正しい」と思った人もまた、大きな難点をかかえていることが多いものだ。特に、日本の癌治療は、世界の標準からはずれており、かなり遅れている。「日本の医療制度は優れている」としばしば言われているが、優れているのは費用負担の点だけだ。技術レベルで言えば、世界の最先端からは大きく遅れていることが多い。特に、米国の最先端の医療はとても優れているので、日本の医療は大きく遅れていると言える。

 なお、やたらと「抗ガン剤を使え」という声が大きいのは、製薬会社がボロ儲けをするためもあるが、その点を批判するという意味では、「抗ガン剤を使うな」という異端の一派にも、ある程度は正当性があるのだ。
 ただ、残念なことに、極端な両極ばかりが目立っている。
  ・ 抗ガン剤を一切使わせないという異端の一派
  ・ 抗ガン剤を使って製薬会社を儲けさせたがる主流派

 この両極ばかりが目立っている。ここでは、「世界の標準的な医療をやれ」という声は聞こえない。癌治療に関しては、日本はガラパゴス状態にある、と理解しておくといいだろう。



 [ 付記 ]
 ガンの未承認薬については、私は次のように考える。
  ・ いちいち細かいことを言わないで、どんどん承認して、勝手に使わせるべし。
  ・ ただし、価格制限を導入するべきだ。高価な薬剤は保険の適用外とする。


 以上の二点からして、「癌治療については、普通の健康保険とは別の枠組みにするべきだ」と思う。きちんと治る若年性のガン(子宮頸がんなど)については、普通の健康保険でまかなっていいが、「老人のわずかな延命効果のために莫大なコストがかかる」という種類の癌治療については、普通の健康保険とは別の枠組みにして、「公的な癌保険」みたいな形にするべきだろう。それは、加入してもいいし、加入しなくてもいい。
 このような形にしないと、普通の健康保険そのものが、制度的に破綻してしまうと思える。

 異端の一派はいるが、彼らを単に批判すればいいというものではない。現状の医療では、健康保険の制度そのものが破綻の危機に瀕しているのだ。それを無視して、「抗ガン剤をどんどん使え」と主張するなんて、あまりにも脳天気に過ぎる、と思える。「医者はまず頭の治療を」……と言いたくなる。
 


 [ 余談 ]
 膵臓癌になった父親が、癌治療を拒否して、とうとう死んでしまった……という話が話題になっていた。その人は最後にこう述べた。
 たとえ親子の縁を切られたとしても、もっと説得すべきじゃなかったのかという後悔だけが残った。
( → 父が亡くなった 膵がんだった

 この人は大きく勘違いしている。
 第1に、癌治療をしてもしなくても、この父親は癌で死んでいた。膵臓癌は治療が困難であり、どっちみち死ぬしかないのだ。説得して治療を受けさせても、そうしなくても、結果はほとんど変わらなかったはずだ。
 第2に、父親もそのことを理解していた可能性が高い。たぶん医者から説明を受けていたのだろう。そのすえに、次のような決断をしていたのかもしれない。
 「どっちみち死ぬのであれば、わずかな余命の延長のために、大金を費やしたくない。それよりは、遺産を息子たちに残したい」
 それはつまり、父親の愛情だ。自分のつまらないボロボロの命なんかを大切にするよりも、溌剌と生きている次世代のために自分の金を残したい。そういう愛情なのだろう。
 上記の息子は、後悔なんかをするべきではない。むしろ、父親の愛情を感じるべきだ。父親はそれほどにも息子を愛してくれたのだ。そう理解して、父親の思いを大切にして、精一杯生きるべきだ。
 


 【 追記 】
 本項のあとで議論になるとしたら、次のことだ。
  ・ ガン専門医を増やすべきか否か。
  ・ 放射線医を増やすべきか否か。

 これらは、政府の医療政策に該当する。

 一方、次のことは議論にならない。
  ・ ガン治療医は、抗ガン剤の使用量をどうするか。
  ・ 患者は、放射線の使用を選択するべきか否か。

 これらのことは、医療の現場の医療行為である。こういうことは、現場の医者に委ねられる。私のような第三者が介入するべきことではないし、介入するつもりもない。もちろん言及するつもりもない。(言及外である。)

 本項で述べているのは、「政府の医療政策」であって、「医療の現場の医療行為」ではない。この両者を混同しないようにしてほしい。
 「おまえは医者の治療に介入するつもりなのか?」
 という批判が来るが、まったくの見当違いである。本項は(医者の)医療行為には介入しない。(政府の)医療政策について述べるだけだ。もちろん、「抗ガン剤をやめて 放射線医療をやれ」なんて、ひとことも述べていない。誤読しないように注意してほしい。
posted by 管理人 at 23:29| Comment(78) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リンクに使用されている近藤先生はもともと放射線医療の専門家で、切りまくる日本の癌治療疑問を持ったのが契機。そういう意味で管理人さんと言ってる事はおなじです。ケースによっては放射線を使用する方が、体が残るので治療によるダメージが少ないと。
ただセンセーショナルな宣伝のためか放置しろ、みたいになってますが。。。
患者本位にものを考えず、余命をどんな状態にしろ一日でも延ばす事を考えているような今の日本の医療を批判し知らしめる効果はあったのではないかと思ってます。
Posted by gunts at 2014年10月30日 06:59
放射線アレルギーの人(放射脳)が多いので劇毒薬投与を好む様ですね。
外部放射線照射は初期投資が必要で、病院が尻込み。
内部放射線照射は被曝の恐怖で患者が尻込み。
色々あるようです。
Posted by 京都の人 at 2014年10月30日 07:52
がん検診とかどう思いますか?
ひょっとしたら きわめて小さく、しかも大きくならないガンが検診によって発見され 手術した方がいいと言われたら・・・
Posted by P助 at 2014年10月30日 15:26
中立的な意見は、非常に好感度が高いです。

ただ、日本のがん治療は現在ほとんどが世界の標準治療で行われているのが現実です。ドラックラグもすでに死語になっています。

一部の、「手術ではなく放射線でもそれほど変わらないんじゃね?」癌と、「症状緩和には放射線の方が安くね?」癌について、遅れているのは事実です。ただ、それも「アメリカは効果よりも安さを、保険会社が要求する」という医療体系の文化のなかでは、やや割り引いてで考える必要があります。

放射線をもっと、という東大の中川先生も、所詮自己利益主張の側面もあり、近藤氏や管理人さんの指摘する「化学療法推進」の医師も、同じ構図です。

いまの日本の医療現場は、皆さんが考える数年前のものよりずっとドライです。

日本のナショナルセンターは「肺がんの世界の標準療法は二つの化学療法しかやりません、あとはお帰りください」とはっきり言うのが仕事です。

「死ぬまで抗がん剤」が標準だったのは、はおおよそ2005~2007年くらいまでの感じですね。

これには、杏林大割り箸えん罪事件、福島大野病院えん罪事件などで、日本の医師が
「俺たち、身を削ってやっても意味なくね?きっちり法律通り、給料もらった方が良くなくね?」
「身を削っても形式通りの法律論で賠償金なんてやってられね。」「患者がいくら望んでも、型どおりの治療(世界の標準療法)だけで済ました方がとくじゃね?」
と感じ始めた時期とも重なっています。
Posted by 一介の医療者 at 2014年10月30日 23:29
日本で放射線医療が進まないのは、 京都の人 さんも述べているとおりで、設備不足の面が大きいでしょう。で、設備不足になっているのは、放射線忌避が強いせいでしょう。何とかシーベルトとか、ものすごく神経過敏だし。
 
 一方、薬物療法は、外科医でさえ簡単に処方箋を書けるし(※ ただし制限はある)、製薬会社のリベートもあるらしいし。

 放射線については、単に「遅れている」というより、意図的に遅らせている面がありそうです。
Posted by 管理人 at 2014年10月31日 00:12
現代の癌治療の抱える問題について多面的に記載されているが、それでも皮相的な内容と言わざる得ない。抗癌剤は推進派と反対派がいるという原発のような構図ではなく、医師としては治療可能な場合は手段を尽くしたいという一言につきる。高度に進行した悪性腫瘍のような救命困難な状態の患者さんの延命をはかることが、いかに困難であるか、現場を知らない者にはわからないだろう。救命のない延命などは無駄なことだと切り捨てる人には、例えば、せめて娘が、もう少し大きくなるのを見届けたいというような患者さんの切実な願いは分るまい。抗癌剤の投与を受けるかどうかは、患者さんの希望次第である。無理矢理治療を押し付けると言うようなやり方は今の医療現場では過去の遺物だ。しかし、病状や治療薬に関する情報が少ない患者さんが自己選択するのは極めて困難である。そこで、薬の有害事象や効果についての情報を十分聞いた上で自己決定するインフォームド・チョイスが現在の主流だ。5大癌の一つである大腸癌を例に挙げれば、20年前は他の臓器に転移のある進行期(IV期)の5年生存率はゼロに近かった。近年のデータでは30%になっている。IV期なので治療手段は抗癌剤が中心となる。治癒はしない。しかし、かつては半年の余命しかなかったIV期の大腸癌で3割とはいえ5年生存が視野に入ってきているという事実を前に「賛成」、「反対」の数的根拠も無い議論でもあるまい。全員に効く訳ではない。だから、この3割に相当する人を事前診断する技術に努力が傾注されている。治療の恩恵が得られず、副作用で患者さんが苦しむのを避けたい医師の立場からも、無駄な医療費を削減したい人たちの立場からも。娘が15歳であれば、成人を見届けることができる。多くの進行癌は未治療であれば半年の余命である。これが治療によって1年延命できたとする。たった1年である。しかし、寿命のあることを意識せず、無為に人生を送っている人には、その一年の延命の価値が分らないだろう。治療の開発にあたっている人たちは数ヶ月であっても、生存期間の延長のために努力している。それはウサイン・ボルトが100メートル走のコンマ数秒を競う努力にも匹敵するだろう。臨場感のない、単なる批評家の戯言は笑止なだけでなく、ときに世間を欺く事があるので厳に注意願いたい。
Posted by 現場を知るもの at 2014年10月31日 05:47
放射線療法、機械はたくあんありすぎて、稼働率低くて眠っているのが日本ですよ。

医師がたりないのが問題ですが、放射線療法か手術か議論があるのは頭頸部がんと食道がんの早期など、ごく少数です。

なお、放射線と抗がん剤は組み合わせるもので、相対するものではありません。

製薬会社のリベート、あるならほしいですが、都市伝説です。スポーツ夕刊紙並みのゴシップを鵜呑みにするのは、管理人さんらしくない下衆の勘ぐり状態ですね。
Posted by 一介の医療者 at 2014年10月31日 06:43
一年でも寿命を伸ばしたい気持ちは否定しませんが、自費でお願いします。
Posted by ten at 2014年10月31日 19:51
> 製薬会社のリベート、あるならほしいですが、都市伝説です。

 ググってみたら、次の記述がありました。

> 日本で抗ガン剤が多く使用されるのは高価なために、見返りに研究費という名目のリベートが病院ないし医者に入ることも動機になっている(慶応大学 近藤誠先生)

 見解の相違とは違って、事実情報ですから、これがまるきりの嘘だとは思えないんですよね。これが嘘だったら、刑事告訴されたあとで、懲戒免職になるだろうし。そんな嘘をつくとは思えない。
Posted by 管理人 at 2014年10月31日 21:10
> 放射線療法か手術か議論があるのは頭頸部がんと食道がんの早期など、ごく少数です。

 ググると次の文章が見つかりました。

> 現在同センターの陽子線治療で適応となっているがんは,脳腫瘍,頭頸部がん,食道がん,非小細胞肺がん,肝がん,直腸がん,前立腺がん,転移性腫瘍と適応範囲も広い。
(南東北がん陽子線治療センター)

> 頭頸部のがんや肺がん,肝がん,膵臓がん,食道がん,子宮がん,前立腺がん,骨腫瘍などに重粒子線が有効である
(放射線医科学総合研究所 重粒子医科学センター病院)

→ http://doctors-cancer.main.jp/hods/houshasen-doctors.html
Posted by 管理人 at 2014年10月31日 21:22
管理人さん、かなりイタいです。命に関わることですから、論理に真剣に向き合うのなら、最低限の知識は習得されることをおすすめいたします。

がんの標準治療について整理しましょう。基本概念で、大半の癌に通用しますが、一部の癌および一部の治療には当てはまらない部分もあります。

1)局所療法
a:手術
b:放射線治療 
c:粒子線治療

2)全身療法
化学療法

1)はがんが局所の場合のみ。これで治癒するのは早期がん。ですので、抗がん剤と放射線の対比は基本的に必要ありません。

2)全身療法
癌が転移した場合、局所を治療しても治療成績が向上しないことがわかっています。放射線療法は局所療法ですので、治療成績向上のためには使用されません(局所の症状緩和の場合は別ですが、基本路線である抗がん剤とバッティングするものではありません)

なお、放射線と粒子線は別物で、意図的に提示されたのならミスリードを誘う詭弁です。

なお、粒子線施設は世界で圧倒的にぶっちぎりトップで日本にあり(12カ所)、放射線治療医・治療数が少ないという論とは全く別次元の話です。さらには、欧米でも日本でも標準治療ではありません。ついでに、局所療法ですから、遠隔転移のある癌の生存率を伸ばす治療でもありません。

リベート=研究費の点は、おそらくご自身で無理のある論を言っているのが自覚しておられるはずなので、細かな反論はいたしません。仮にそのようなリベートがあったとして、研究費をうけとれる病院がどのくらいの数あるのか、少し考えれば日本のがん治療を左右するものでもなんでもないことくらい、すでにおわかりで近藤氏に対する皮肉を書いておられるのでしょう。
Posted by 一介の医療者 at 2014年10月31日 22:36
局所と全身の違いはわかっています。だから私は別に、「あらゆるガンに放射線が有功だ」とは述べていないでしょ? そちらは私が「あらゆるガンに放射線が有功だ」と述べている、と勘違いしているんじゃないの? 
 私は単に、「局所療法には多くの例がある」と述べて、「頭頸部がんと食道がんの早期など、ごく少数」というのを否定しただけですよ。「ごく少数」というのを否定したからといって、「全部だ」と述べているわけじゃありません。誤解しないでね。

> 放射線と粒子線は別物で、意図的に提示されたのならミスリードを誘う詭弁です。

 物理学的にはまったく違うけれど、医学的には同類と見なされますよ。どれも放射線療法です。 Wikipedia だってそう書いてあるし。
  →  http://j.mp/13oZqC3

 ま、粒子線であれガンマ線であれ、「対象患者はごく少数ではないらしい」というのが私の判断です。何しろ、米国では 60%もいるんですよ。ごく少数のわけがない。

 あとね。上の 60% という数字もそうだけど、医学記事については、私は自分の見解を述べず、別のところからの情報を示して、出典を示しています。
 ですから、意見が異なるときには、私への批判という形にはしないで、出典への批判という形にして下さい。 60% という数字を否定して、「ごく少数だ」と言い張りたいのであれば、「管理人さんは間違っています」というふうに書かないで、「その出典は間違っています」というふうに書いてください。
 そうしないのであれば、ただの誤読や藁人形論法になりますよ。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 00:01
現場を知るもの さん もしくは 一介の医療者 さんに
お聞きしたいのですが、本来癌患者は、治療をしなければ苦痛なく自然に死ぬものと読んだ事があります。
放射線等による身体への負荷の少ない治療なら良いですが、抗がん剤や手術による切除をした場合、健常な常態である期間はむしろ短くなると思ってますが、いかがでしょうか?患者側としては、予測寿命と健常期間と両方欲しいと思います。
Posted by gunts at 2014年11月01日 07:22
本論と傍論がごっちゃになって、「抗がん剤利権悪、放射線良い者という結論」のために、「味噌も糞も」状態になっておられるように感じます。

論点を整理できれば、議論が深まると思います。

■本稿は抗がん剤の使用を減らして、その代わりに放射線療法を重視すべきだ、というのが本論と理解しておりますが、いかがでしょうか?

(抗がん剤を減らすのではなく放射線療法をどんどん併用すべきだ、という論であれば、私の反論はあまり意味をなさないので撤回します。その場合、専門家からみて前者の主張としかとりようがないので、記述を修正して頂くのが良いでしょう)
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月01日 10:38
推進派が躍起になって反論しているという誤解を生まないように、私の立場を明らかにしておきます

1)私は普段がん患者を診療しております。年間200名ほどのがん患者を看取っております。
2)放射線科にも3年ほど勤務経験があり、放射線治療にも携わっておりました。放射線医が少ないと広く世間に訴えておられる先生とも一緒に働いていた時期もあります。
3)抗がん剤の専門家ではありません。自ら抗がん剤を処方することもありません。むしろ適切な時期に抗がん剤をやめるようなことを推進する側です。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月01日 10:47
> ■本稿は抗がん剤の使用を減らして、その代わりに放射線療法を重視すべきだ、というのが本論と理解しておりますが、いかがでしょうか?

 違います。医者の医療方針に私が介入するわけがないでしょう。素人が専門家の診療の現場に口出しなんかするはずがない。
( ※ なのに、そうだと勘違いしているようですね。)

 本件に限らず、本サイトの話を読んで、私が一方的に方針を押しつけていると勘違いする人が多すぎる。私は押しつけなんかしていないのだが。

 本サイトの基本ポリシーは、次のようなことです。
 「世の中の主流派の見解には、見失われている点がある。その見失われている点を指摘して、複数の見解を並置する」

 一般的には、現状は、こうです。
 「主流派の見解は絶対的に正しい。専門家の言うことなんだから絶対的に正しい。主流派の見解にケチを付けるやつは、トンデモだ!」

 私の見解は、こうです。
 「主流派の見解は絶対的に正しいとは言えない。専門家の言うことなんだから絶対的に正しいとは言えない。主流派の見解では見失われている点があるので、その点を指摘する。新たな視点を提供する」

 これに対して、通常、次の批判が来る。
 「専門家でもないのに主流派の意見にケチを付けるのか? 素人は引っ込んでいろ。どうせおまえは ×××××× のように誤解しているに決まっている!」
( ここで ×××××× の箇所には、いつも自分勝手な妄想が入る。いわゆる藁人形論法。)

 今回もそうです。

> 抗がん剤を減らすのではなく放射線療法をどんどん併用すべきだ、という論

 似ていますが、それとも違います。「併用すべきだ」というのは、医療方針ですが、私は医療方針には介入しません。あくまで発想の提示です。すなわち、こうです。
 「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」
 ここでは、視点だけが問題となっています。実際の行動については、介入しません。それはすべて現場の医師の裁量であり、私の関与するところではありません。

 ──

 繰り返しますが、本サイトの原則は、「新たな視点の提供」です。実行や実施ではありません。
 これを勘違いした人が、いつも文句を言ってくる。下記項目もそうです。
 → http://openblog.meblog.biz/article/23977498.html

 実行や実施については本サイトは関与しません。そのことを理解してください。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 11:25
ご返答ありがとうございます。

「抗がん剤は善という視点を捨てて放射線療法に注目する」
という文章は、抗がん剤は善という視点があるために放射線療法が十分行われていない、ということですよね。
「抗がん剤が善か悪かに関わらず、放射線療法をもっと使うべきだ」という論ではないわけですから。

これを対立構造にとらえる視点自体が間違っている、ということを申し上げておきます。


局所療法と全身療法の違いがわかっておられる、と管理人さんはおっしゃっておられます。
なので、放射線療法が局所療法であり、抗がん剤治療は全身療法だ、ということもわかっておられるわけです。

つまり、両者は目的も適応される状況も違うわけですから、抗がん剤という視点を捨てれば放射線療法に注目が集まるわけではありません。

ここまでは共通理解としてよろしいでしょうか?


*抗がん剤と放射線療法が同一の文脈でトレードオフの関係になるのは
1)抗がん剤が局所療法として行われる
2)放射線療法が全身療法として行われる
この二つの場合です(純粋に論理的な思考)

**
1)多くの場合、局所療法の目的は、癌の治癒もしくは症状緩和です
2)全身療法の目的は、延命です。

なので、癌の治療の主軸は
・治癒を目的とした局所療法
・延命を目的とした全身療法+症状緩和のための局所療法の併用
の2パターンとなります。

基本軸の議論のためにあえて単純化していますので、例外については触れません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月01日 16:08
> 放射線療法が局所療法であり、抗がん剤治療は全身療法だ、

 それは正しくないでしょう。
 放射線療法がまちがいなく局所療法ですが、抗がん剤治療の方は全身療法だとは限りません。
 局所のガンに対して抗ガン剤治療をすることはあります。だからこそ抗ガン剤の副作用が問題になるわけです。

 あとね。まだ話の趣旨がわかってもらえないようですが、私は治療方針には口出ししていません。「抗ガン剤はダメだ」という一部医師への反論で、「抗ガン剤は素晴らしい」という主張が強く出ているので、「抗ガン剤ばかりにとらわれてはいけない」というふうに言っているだけです。あくまで発想の問題です。

 現実の治療は私の関与することではありません。私は治療方針に口出ししているわけではありません。お間違えなく。
 いくら言ってもわかってもらえないようだが。

> 抗がん剤という視点を捨てれば放射線療法に注目が集まるわけではありません。

 私は「放射線療法をやれ」というふうに口出ししているわけではありません。「放射線療法もあるのだから、抗ガン剤ばかりにとらわれていてはダメだ」と言っているだけです。「視野が狭いのはダメだ」と言っているだけであり、「これこれのことをしろ」と命じているわけではありません。
 どうも、根本的に勘違いしているようなので、勘違いしないようにしてください。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 16:59
だいたいのお考えはわかりましたので、私のお答えです

>根本的に勘違いしているようなので、勘違いしないようにしてください。

私の主張も、これにつきます。

>「抗ガン剤はダメだ」という一部医師への反論で、「抗ガン剤は素晴らしい」という主張が強く出ているので、

という観点で抗がん剤治療をしている医師はそう多くはおりません。実態のないものへの批判は、詭弁と同じです。

http://jaame.majestic.jp/mimtdb/needs/d_detail.php?skip=31&p=
"欧米ではがん患者はその治療のいずれかの時期に放射線治療を受ける方が60%であるのに対し、日本で20〜25%に過ぎない。このことはこれまでの日本の医療が外科的治療への偏重であったことを反映しているが、"

http://www.lifescience.co.jp/cr/zadankai/0907/1.html
「このわが国の背景として,胃癌が非常に多かったことがあげられます。胃癌治療は手術が中心なので,「がん治療=外科手術」という図式ができあがりました。」

放射線の教授が言っているように、放射線治療の施行率が欧米に比べて低いのはは、抗がん剤に携わる医師の視野が狭いことが主因ではありません。

なので、本稿はないものを批判して特定の物を推進される構造になっておられますが、批判部分は蛇足にすぎる(ポピュリズム状態)、ということです。抗がん剤偏重と絡めるのではなく、単に放射線療法の推進(あるいは手術偏重への視点の改革と絡めて) ということであれば、100%賛意いたします。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月01日 18:26
「本来癌患者は、治療をしなければ苦痛なく自然に死ぬもの」。
こんな風に極楽往生できれば、人は癌を恐れないでしょうね。
 かつて天寿癌という論文が出ました。当時の国立がんセンターと(財)癌研究会の研究所の両トップの連名の論文です。ある超高齢者が無病息災で大往生しました。自分の健康の秘密を調べて欲しいという生前の遺言に従って解剖したところ、進行癌が見つかったという内容です。
 しかし、現場では、こういうケースはとても稀です。面白いもの、センセーショナルな内容ほど、より多く取り上げられるというバイアス(出版バイアス)が、かかっています。
 医療的介入により患者さんの苦痛を改善する。これが多くのオンコロジストが目指すべき所だと思います。副作用の制御も含めた患者さんのQOLの維持に重きを置いて治療するオンコロジストが増えつつあります。治療は一方的なものではなく、個々の患者さんとの対話(Patient reported outcome)を重視する時代になってきました。
 放射線にしろ、抗癌剤にしろ、医療的な介入は常に浸襲的です。例えば、ある種のアレルギー体質の人には摂食ですら、ときに致命的であるように。
 だから、医療者は介入の優劣よりも、個々のアウトカムの良し悪しに細心の注意を払う必要があると考えます。
Posted by 現場を知るもの at 2014年11月01日 19:10
> という観点で抗がん剤治療をしている医師はそう多くはおりません。
> 抗がん剤に携わる医師の視野が狭いことが主因ではありません。

 また誤読しているようですが、本項は医師(ガン治療医)への批判ではありません。
 冒頭のブログは、産婦人科医です。はてなブックマークに多いのは、生物・バイオ・医療系ですが、ガン専門医はほぼ皆無です。
 また、放射線治療医が少ないのは、政府の政策担当者の問題であり、医者の問題ではありません。
 以上のいずれにおいても、医師批判などは記していません。

> 実態のないものへの批判は、詭弁と同じです。

 自分が批判されているわけでもないのに、自分が批判されていると思い込むのは、被害妄想です。
 本項は(医師の)誰に対しても批判していません。被害妄想はやめましょう。

 どうも、本項を徹底的に誤読しているようなので、もう一度本文を読み直してください。そして、何か反論するのであれば、本文の記述を引用してください。
 そちらの反論はすべて藁人形論法です。私が言ってもいないことを言ったと見なして、架空の対象に反論しています。
 反論するなら、私の文章を引用してください。私が書いてもいない架空の議論に反論しても、ただの無駄。

  一介の医療者 さんは、文章読解力に根源的な難点があります。相手の言っていることをまったく理解していないで、誤解した上で、反論してばかり。
 その根源は、どうも、被害妄想にあるようですね。だから幻聴を聞いている。
 反論するときは、相手の文章を引用してからにしましょう。
 私の言っていることがわからないのであれば、本項をプリントアウトして、精神科に行ってください。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 19:44
一番大きな間違いから目を背け続けられているので、繰り返し記載します。

■主要論理構成が間違っている
>「放射線療法もあるのだから、抗ガン剤ばかりにとらわれていてはダメだ」と言っているだけです。

ここが間違っている、と再三指摘しております。

コメントを含め細かな間違いは多いですが、その他は正直言って、枝葉です。そして、本項は抗がん剤と放射線治療を結びつけているのですから、主要な論理構成が破綻しております。正しくは、「手術にばかりとらわれていてはだめだ」と主張すべきです。



■枝葉1
>また誤読しているようですが、本項は医師(ガン治療医)への批判ではありません。
>以上のいずれにおいても、医師批判などは記していません。

たとえば、以下は医師批判以外の何者でもありません。相手の誤読でかわすのは無理があります。

>「抗ガン剤をどんどん使え」と主張するなんて、あまりにも脳天気に過ぎる、と思える。「医者はまず頭の治療を」……と言いたくなる。
Posted by 一介のの医療者 at 2014年11月01日 19:59
↑ 明らかにジョークの箇所でしょ。
 「天才バカボンのお巡りさんみたいに銃を撃ちたがる警察官は、やめてくれ」と書いたとして、それは過激な例を挙げているだけであって、全員がそうだという意味ではありません。

 「抗ガン剤をどんどん使え」と主張する人たちがいて、それを批判しているわけです。ここでは、人を批判しているのではなくて、「抗ガン剤をどんどん使え」と主張することを批判しているわけです。
 具体的に人を示しているわけじゃないでしょ。あくまでそういう行為を批判しているだけです。どこかの医師が「それはおれを個人的に批判している」と思うわけがない。
 批判対象は、医師ではなくて、行為です。

> 「医者はまず頭の治療を」……と言いたくなる。

 ここは完全なジョーク。
 ネタニマジレスカコワルイ。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 20:38
> 正しくは、「手術にばかりとらわれていてはだめだ」と主張すべきです。

 それはわかりやすい対比だけど、本項のテーマを見失っていますよ。
 本項のテーマは、「癌治療はいかにあるべきか」ではありません。
 「抗ガン剤を使うな」ということが世間(週刊誌など)で話題になっているから、この「抗ガン剤の是非」というテーマに関して論じているのです。
 「抗ガン剤の是非は?」という話題に対して、「手術と放射線治療の対比」なんかしたって、話が全然見当違いでしょう。「東か西か」というテーマで話題にしているところで、「南か北か」という回答を出すようなもの。トンチンカンの極み。

 一介の医療者さんは、本当に文章読解力が低い。「これは何を論じているか」というテーマを見失っているし、相手が何を論じているかすら理解できない。
 で、勝手に「これは自分のことを話題にしているな」と勘違いして、自分の関心のあるテーマに話を引きずり込もうとする。しかし、いくら「南か北か」を論じたがっても、本項のテーマは「東か西か」なんだから、「南か北か」を論じても見当違いでしかない。
 「南か北かこそがガン治療では本質的だ!」と主張したとしても、「そんなことは本項では話題になっていない」と言うしかないですね。

 こういうふうにトンチンカンなことを言う人がやたらと多すぎる。別項では、私が「アラブと欧州」ということを話題にしたら、「ギリシアとアラブの話が抜けている!」と難癖を付けた人がいた。
 ここでは、私は「南から北」ということを話題にしているんだから、「西から東へ」という話は全然別のことだ。
 こういうふうにトンチンカンなことを言う人がやたらと多すぎる。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 22:05
> 繰り返しますが、本サイトの原則は、「新たな視点の提供」です。実行や実施ではありません。

であれば、実行や施策に対して意見してくる人にそこまで反発しなきゃいいのに。
実行や施策に言及しておいて、それに修正を加えようとしている人の意見を抹殺する姿勢は、あまり正しいように見えません。
だれも、新たな視点部分に関しては反論してないんだから、「実行や施策」に関しては、出てきた意見を素直に受け取って修正するべき部分を修正すれば、とても良い議論になるはずなので、とてももったいなく思います。
Posted by Max at 2014年11月01日 22:11
> 実行や施策に言及しておいて、それに修正を加えようとしている人の意見を抹殺する姿勢は、あまり正しいように見えません。

 別に他人の意見を抹殺しようとはしていませんよ。私への攻撃を抹殺しようとしているだけです。「その攻撃はお門違いです」というふうに。

 実行や施策について、他人が何を言おうが、私は別に文句を言いません。ただ、私自身については、「実行や施策については私は何も言っていません」と解説しているだけです。誤読する人がいるので。
 何度も言っているけど、私は医療の専門家じゃないんだから、医療の現場の方針については口出ししません。

> 「実行や施策」に関しては、出てきた意見を素直に受け取って修正するべき部分を修正すれば、とても良い議論になるはずなので、とてももったいなく思います。

 それは医学の専門家が議論すべきことであって、素人である私が議論することではありません。本サイトで医学の議論をするのは、見当違いというしかないですね。
Posted by 管理人 at 2014年11月01日 22:47
攻撃的な文書を書いている以上当然反発があるのは覚悟しておくべきです。

そして、相手の言う事が正しかろうが正しくなかろうが、反論してくる人を相手にするときの態度で
管理人さんがどういった人間なのかがその都度証明されます。

感情的に言い返してなんとか論破しよう、自分を守ろうと躍起になるか、
そう言われますが、私の本意はこういう事なんですよ、と穏やかに説得するか、
その積み重ねが管理人さんの人相というかブログ相になって蓄積されています。

おそらく管理人さんだって他人がやってるのを見れば、
もうちょっと賢く立ち回れよ、これで自分の事賢いと思って他人をバカにして見下してるんだから
笑っちゃうよな、と思う筈。

俺は賢いのだから、アホな人が反発してきたらうまく丸め込んで洗脳してファンにしてやるのだ、
くらいの意気込みと実行力でナイスな返しをしてみせてください。

そもそもネットではどんな正しい事を言っても、間違ってても、
聞く人が百人いれば半分は必ず反発するんです。立場違うんだから。
男と女、若い人と年配の人、金持ちと貧乏人、経営者と労働者。意見があう筈もない。
既得権益層と改革者(批判対象と管理人さん)なら、なおさらです。

管理人さんの着眼点や批判精神や予見性は毎回素晴らしいと思う。
だからこそ、もっと自信を持ってどっしりかまえてください。
今のままでは枯れ葉が落ちてきただけですわ敵襲!?って吠えだすビビリの犬みたいですよ。
みっともないと思わないんですか?
「こういう事いうとまたトンデモマニアが言いがかりをつけてくるかもね」
みたいな予防線をたまに張ってますから、そういう行動を揶揄したんですけど。

…とまあ、普段から管理人さんが言ってる事はだいたいこういう上から目線の内容で、
どうして世間の奴らはバカばかりなんだろう、俺様がこうやって正しい事を教えてやっているのに、
と管理人さんが常日頃から思っているような感じで書いてみましたがどうでした?
あ、賢い人にいいこと教えてもらった、ありがとう、直します!って思いました?

普通だったら、こんなエラそーで態度悪い奴のいうことなんて聞けるか!となると思うのですが…

あー。念のため、くれぐれも私の真意を「誤読」しないでくださいね。
かわいそうな人へ深い愛でもって教えてあげてるだけですから。直せばいいのに。

(…本当にこういう感じの悪い内容を管理人さんはつい最近書いた事あるんですけど、
どれの事だかわかります?)
Posted by ひら at 2014年11月02日 00:07
私の本心を言うと、同じことを3回言ってもわからない相手には、うんざりする。ウンコを投げつけたい、ウンコを投げつけたい、と思いながら、自制して書いている。

> 反発があるのは覚悟しておくべきです。

 異なる見解を書くことは問題ないんですよ。反対意見は尊重します。本項だって最初は反対意見に対して、ていねいに回答しているでしょ? 

 同じことを3回言ってもわからないまま、誤読して藁人形論法をするのが、うんざりするの。
 同じことを3回言ってもわからない相手は、5回言ってもわからない。100回言ってもわからない。だから、本来なら、相手にしなければいいんだけどね。

> あ、賢い人にいいこと教えてもらった、ありがとう、直します!って思いました?

 そういう項目はたくさんありますよ。次の検索結果を見てください。たくさんの項目が見つかります。
  → http://is.gd/3du3L5
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 00:38
> 管理人さんが言ってる事はだいたいこういう上から目線の内容で、
> どうして世間の奴らはバカばかりなんだろう、俺様がこうやって正しい事を教えてやっているのに、
> と管理人さんが常日頃から思っている

 そういうふうに私が威張っている、と思うから、「尊大なやつを懲らしめてやろう」と思って、誤読して、「おまえが尊大なのは間違っている!」というふうに攻撃したがるんですよね。
 逆に、私のことを「謙虚だ」と思えば、誤読しないで済みます。
 今回もそう。
 「おまえは自分を医者よりも偉いと思って、医者に治療方針を教えようとしているが、素人のくせにそんな尊大な態度はけしからん! 医療の真実を教えてやる!」
 というふうに思い込む。そこではもう、最初の時点で誤読しているから、以後の話はすべて見当違いな攻撃となる。
 むしろこう思う方がいい。 
 「この人は自分を素人だと思っているので、医者の分野には口出ししない。参考となるような小さな見解を、他人の見解の紹介として示しているだけであり、自分の独自の見解などは何も言っていない。単に他人の見解の紹介という形で、多くの人々の盲点となっていることを簡単に紹介しているだけだ。考えるヒントを示しているだけだ」」

 私がやっているのは「自分の意見の押しつけ」ではなくて、「考えるヒント」の提示です。小林秀雄みたいなものかもね。威張っているように見えるが、実は何も威張っていない。むしろ「真実の前で謙虚になろう」と言っているだけだ。
 ただ、それが、「既存の知識を得ている俺様は、素人よりも圧倒的に偉い」と思い込んでいる専門家にとっては、かちんと来るんでしょうね。で、「俺様を批判している!」と被害妄想に陥ったあげく、攻撃してくるわけだ。
 困ったことだ。

 ※ なお、尊大なのが誰であるかは、誰が誰を攻撃しているかを見ればわかるでしょう。私は別に、誰も攻撃していないが、誰かは私を攻撃してくる。尊大な人ほど、他人を攻撃するものだ。
 一方、私は、「思想」を攻撃することはあっても、「人」を攻撃することはない。ただ、このとき、その「思想」をもっている人が、「自分が攻撃された」と勘違いして、勝手に反撃してくる。……こういう被害妄想があるわけだ。そして、その根源には、「自分は専門家だから正しい」という尊大さがある。尊大な人ほど、他人からの些細な批判さえも許しがたい。かくて、自分が攻撃されたわけでもないのに、自分が攻撃されたという被害妄想に陥る。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 07:22
管理人さんは、私が"「俺様を批判している!」と被害妄想に陥ったあげく"と完全に誤読しています。

このような誤読を避けるために、はっきりと個人情報を一部開示しました。
私は抗がん剤を自らは処方せず、適切な時期にやめさる立場であり、放射線療法に携わった者です。
ですので、「抗がん剤を適正使用しよう」「放射線を推進しよう」という論に、「自分が攻撃されている」と感じるはずがありません。

この点については、認識を改めて頂くようにお願いします。


「真実の前で謙虚になろう」
私の発言は一貫しております。管理人さんは真実の前に、謙虚になるべきです。

医療に関与する事柄は、命に直結します。多くの医療者は、常にこのことに細心の注意を払います。不用意な一言が、一般の方や患者さんの受診行動や医療に対する認識に与える影響が、その方々の命に直結するのです。ですから、真実性が何よりも大切です。

このコメント欄でも「がんは放置すれば安らかに死ねる」という世間で流れている間違った主張に迷いを感じておられる方が訪れておられます。間違った認識から、受けられる治療を拒否するというのは、不幸以外の何者でもありません。このように、医療関係の情報は発する側が真実性に誠実である必要があるのです。

管理人さんの間違いは、「抗がん剤を適正使用しよう」「放射線を推進しよう」という個々の論にあるのではありません。この二つを結びつけるのが間違いなのです。これも当初から申し上げています。

A=B、C=B’、これが個々に正しくても、A=Cとするのは偽の三段論法であり、詭弁でもよく使用されます。発する側がこの間違いに気がつかないことも往々にしてあります。受け手も一見論理的に見えるために、信じてしまうことが少なくありません。

管理人さんは新たな視点を提供するだけ、実施には関わらないとおっしゃっておられますが、この間違った論理展開から、抗がん剤の使用ではなく放射線の方が良いかも知れない、と誤解をうけた患者さんが、治療において抗がん剤拒否や主治医への不信感などに至ってしまえば、あなたの間違った論旨がその方の命を左右してしまうことになります。「視点だけ」「ネタでした」とおちゃらけて逃げられる問題ではありません。

がん治療において、有象無象の情報に迷っておられる患者さんはたくさんおられます。少しでも耳障りの良い情報に飛びついてしまう心理状態に追い込まれている方もたくさんおられます。私は、そのような苦しむがん患者さんの相談の部署の責任者も兼ねておりますので、なおさら見過ごすわけには参りません。

繰り返します。真実の前に謙虚であるべきです。特に命に関わる問題の時には。

抗がん剤の適正使用についての論議、大いに結構です。
放射線をもっと使った方が良い、大いに結構です。

しかし、「抗がん剤推進の主張、放射線があるのだから狭い視野」ははっきりと間違いです。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 10:02
> 「抗がん剤を適正使用しよう」「放射線を推進しよう」という個々の論にあるのではありません。この二つを結びつけるのが間違いなのです。

 だから、結びつけていないっていうのに。
 私は医療の現場や治療方針については何も示していません。何度言ったらわかるんだか。

> 抗がん剤の使用ではなく放射線の方が良いかも知れない、と誤解をうけた患者さんが、治療において抗がん剤拒否や主治医への不信感などに至ってしまえば

 そういう誤読は、私の責任じゃない。誤読したのは、誤読した人の責任。私が言っていないことまで、私は責任を取れない。

 あなたの考えているのは、あくまで被害妄想です。「自分が批判されている」という意味の被害妄想ではない。「自分が言及されている」という意味の被害妄想。
 あなたの懸念していることはすべて、私の言及外のことです。勝手な妄想。

 再度言いますが、私の言葉を引用してから書いてください。勝手に私の発言を捏造しないでください。藁人形論法の妄想はお断り。

 ──

 ここまで、私はずっと同じことを言い続けている。
 「私はそんなことは言っていません」
 こればかりを何度も繰り返している。一体、何度言ったらわかるのか? 百回言ってもわからないのか? 
 いい加減、勝手な妄想で攻撃するのはやめてほしい。

 そもそも、ここまで、議論はまったく成立していない。単に
 「管理人さんは間違っている!」
 「私はそんなことは言っていません」
 この繰り返し。うんざりする。読者の迷惑になるだけだよね。
 これほどにも「相手の話を聞く能力が欠如している」ひとは、医者には向かないのでは? 自分の言いたいことだけを言って、患者のことをまったく聞いていないと思える。「患者の話を理解しよう」という気持ちが根本的に欠けている。
 私は、こういう医者を「最悪の医者」と見なします。こういう医者は1割ぐらいの比率でいて、地雷です。一方的に治療方針を押しつけて、患者の言うことをまったく聞こうとしない。最悪。
(医者の方は「患者の言い分を理解している」というつもりだが、患者の側にしてみれば「まったく聞いてもらえない」という不満だけが残る。誤認されているわけですね。誤認の場合には、こうなる。誤読の一種。)
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 10:52
何度言っても誤読が来るので、どういう誤読があるか、解説しました。最後の <FONT COLOR="#dd0000">【 追記 】</FONT> の箇所です。

 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 11:34
あなたのお言葉です。お忘れなきよう


>治りにくい癌だけだ。治りやすい癌ならば、治せばいいので、議論の対象とはならない。

> 以上のように、「高価な抗ガン剤を使って寿命を少し延ばすべきだ」というのは、必ずしも妥当ではないのだ。

>@ 日本では、手術と抗ガン剤による治療が主流だが、これは世界的には異端である。外国では、放射線を多用するのが普通だ。これならば、副作用の問題も少ない。もっと放射線による治療を使うべきだ。

>この両極ばかりが目立っている。ここでは、「世界の標準的な医療をやれ」という声は聞こえない。癌治療に関しては、日本はガラパゴス状態にある、と理解しておくといいだろう。

(前段で、世界の標準は放射線多用とおっしゃっておられますので、抗がん剤と放射線を同列においておられます)

>「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」

>「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」

抗がん剤と放射線を結びつける発言を2回も繰り返しておられますよ。

>だから、結びつけていないっていうのに。

というのは管理人さんの明確な勘違いであり

>いい加減、勝手な妄想で攻撃するのはやめてほしい。

と申し上げているわけです。


なお、本項では「世界での標準的な抗がん剤治療」と「日本の標準的抗がん剤治療」の比較は一切ありません。

世界の標準的な抗がん剤治療にくらべて日本の抗がん剤治療は遅れている、のは別に主張として(正しいかは別として)一聴に値します。「世界で標準的な放射線療法の多用」と「ガラパゴス日本での抗がん剤の考え方」を比較しているので、間違いと申し上げているわけです。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 11:42
管理人さんの医療への大きな誤解は

>「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」

という点です。

「放射線療法が世界で広くなされている」=「日本では広く行われていない」ことによって、日本で増えている治療は

1)局所療法
手術偏重により、放射線療法の機会が少ない
(前のコメントで引用した放射線教授・助教授がお二人ともおっしゃっておられます)

2)緩和治療
放射線療法を使用しない場合、痛み止め・その他の薬での緩和治療が増える、ないし苦痛を我慢させる局面が増える

参考:
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/radiotherapy/radiotherapy.html/
>3.放射線治療が果たしている役割
>1)治癒させることが目的の治療(根治治療)
>2)がんによっておこっている症状を和らげるための治療(緩和治療)

この二つになります。

いずれも、基本的には抗がん剤治療とは関係ないために、「抗がん剤偏重という視点を捨てて、放射線療法も世界には広くなされているという新たな視点を得る」ことで得られるものはありません。

「手術偏重という視点を捨てて、放射線療法も世界には広くなされているという新たな視点を得るべき」
「がまん偏重・鎮痛薬偏重という視点を捨てて、放射線療法も世界には広くなされているという新たな視点を得るべき」

この二つであれば、日本の医療の現状を鋭く切り取った、正しい主張です(前者については再掲ですが)

一方、本稿で「抗がん剤だめ、偏重」に対応する、世界の標準療法(新たな視点)は提示されておられません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 11:57
だから、それは「南北」の議論であって、本項のテーマである「東西」の議論とは関係ないの。

 「南北」の議論を先に据えれば、「東西の議論はピンぼけだ」と見なされるでしょう。だが、本項のテーマは「東西」で、こっちが先なんだから、「南北」は関係ない。
 本項のテーマは「正しい癌治療は?」ではない。何度言ったらわかるんだか。
 あなたはすべて、自分のテーマで話を解釈しているので、相手が何のテーマで話しているかをまったく理解できていない。相手の話をまったく聞いていない。自分のことばかり話している。
 「正しい癌治療は?」をテーマにしたいのであれば、よそでやってください。それは医者を対象とした議論でしょう。一方、本項は、関与しません。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 12:19
(再掲)
>「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」

>「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」

抗がん剤と放射線を結びつける発言を2回も繰り返しておられますよ。

>だから、結びつけていないっていうのに。

というのは管理人さんの明確な勘違いであり

(再掲終わり)

これについてのコメントをお願いいたします。何度も言うように、私がこだわっているのはあなたのこの発言部分が医学的に間違っており、ミスリーディングになっていることですから。

管理人さんが東西(何のことかはやや不明瞭ですが)とおもっていても、実は南北を主張してしまっているといっているわけです。この点の修正がなされれば、東西?の主張をされることに異論はありません(再三、個別論の是非の話ではないと申し上げています)
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 12:36

ここまで長らくおつきあい頂いて、本当に感謝しておりますが、論点も出尽くしていりょうに思います。

一つご提案があります。

医師の立場からみると、本稿は管理人さんの意図とは別に、

>抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ

つまりは、放射線療法をやっていないために抗がん剤が不適切に多く使われている、という印象を与える文章になっています。

管理人さんと同じレベルの論理的思考や読解力を持っておられないかたもたくさんおられます。とくに、がん治療のさなかになるかたは、その心理特性からそのような誤解を生じやすい状況です。

ですので、補足に

「抗がん剤治療と放射線治療を結びつけるものではない」
「抗がん剤治療が世界標準と異なっているかどうかについては述べていない」
「放射線療法は世界標準と大きく異なっている」

の3点を明示して頂くのはいかがでしょうか。管理人さんもおっしゃるとおり、2者が結びつく者ではない=抗がん剤偏重という視点が、放射線療法が世界標準に行われていないことによる者ではないわけですから。


つまりは「放射線治療が世界標準ではない≠抗がん剤治療も世界標準ではない」ということですが(放射線教授も、放射線と抗がん剤は併用すべきと書かれています)、一般の方は、ここを多く誤解します。そうでなければ、マスコミの誘導的な文章に先導されて、トマトジュースが店頭からなくなるようなことは生じません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 13:02
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 12:36
のタイムスタンプの(再掲)で始まるコメントは、議論のための議論の要素も含まれる印象もあり、前向きでなくなっていくようにも思われますので、可能でしたら削除をお願いいたします。

削除後は、このコメントも削除して頂いてかまいません。
勝手を申し上げてすみません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 13:07
> Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 12:36

 まったくわからない人ですねえ。しょうがないから解説します。

 「結びつけていない」というのは、あなたの言っているような医療方針としては結びつけていない、ということです。医療政策としては結びつけていますが、それはあなたの言う医療方針の結びつきとは関係のないことです。

 もっと説明しましょう。
 今は放射線医が少ないので、患者に提供される選択肢は「手術と抗ガン剤」です。可能性はともかく、現実の結果がそうなっています。

 この場合、患者としては、次の選択肢だけが残ります。
 「健保に認められた手術と抗ガン剤を使うか、未承認で超高額の抗ガン剤を使うか」
 後者の場合は、余命がいくらか増えても、根治にはつながらないのが普通です。そのように効果が限定的であるにもかかわらず、超高額のコストがかかります。これでは患者負担が大変だし、公費負担すれば健保財政が破綻してしまいます。そういう問題がある。
 
> 現状の医療では、健康保険の制度そのものが破綻の危機に瀕しているのだ。それを無視して、「抗ガン剤をどんどん使え」と主張するなんて、あまりにも脳天気に過ぎる、と思える。

 本文中でこう述べているように、このことが重要なポイントです。
 では、この問題を解決するには、どうしたらいいか? そこで、アイデアが出されます。
 つまり、「放射線医を増やして、放射線治療というオプションを加える」ということです。これが本項の趣旨です。医療オプションの追加。
 これは、個々の医師が努力して決めることではなくて、政府の政策としての問題です。(これが本項の話題。当然ながら、莫大な医療投資が必要となる。ただし初期投資のみであり、放射線治療そのものが超高額であるわけではない。)

 これに対して、「放射線は手術の代替だ」なんて主張しても、超高額の抗ガン剤による問題は何も解決ができません。手術をいくら減らしたところで、手術費の節約ができるだけであり、超高額の抗ガン剤を減らすことはできません。むしろ、放射線の方が費用が高額になってしまう可能性があり、その場合にはかえって健保財政は悪化してしまいます。
 
 以上のように「現在の医療制度をどうするか」という医療政策が本項の話題です。その核心は「超高額の抗ガン剤」です。
 なのに、このテーマをまったく見失って、「癌治療はどうあるべきか」という自分のタコツボのテーマばかりを考えているのが、あなたです。
 癌治療は、癌治療医がやればいいのであって、私や本項の関与することではない。そう言っているのに、それをちっとも理解できていないのが、あなたです。

 繰り返しますが、本項は医療政策や医療財政が話題であり、具体的な癌治療は関係ありません。それは、ガン治療医の問題(あなたの問題)であって、私や国民全体の問題ではありません。私や国民全体は、癌にはなっていません。ただし、癌治療のための医療費の分担を払っています。(税の形で。)
 要するに、私は、自分の財布の話をしているのであって、ガン患者の命の話をしているのではない。そこを理解しないで、治療のことばかりを話しているのが、あなたです。治療はあなたの仕事。私は関係ありません。口出しもしません。

>「抗ガン剤は善だという一面的な視点を捨てて、放射線療法も世界的には広くなされているという新たな視点を得よ」

 これを「だから放射線療法をやれ」と誤読しているのがあなたです。治療はあなたの仕事。私は関係ありません。口出しもしません。
 私が本項で提案しているのは、「放射線医を増やすべきではないか?」という問題提起(医療政策の問題提起)だけです。「医者は放射線療法をやれ」とはどこにも書いていません。
 
 これでもう、同じことを百回ぐらい書いている感じだ。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 13:13
> の3点を明示して頂くのはいかがでしょうか。管理人さんもおっしゃるとおり、2者が結びつく者ではない=抗がん剤偏重という視点が、放射線療法が世界標準に行われていないことによる者ではないわけですから。

 それは無意味でしょう。
 第1に、本項は「治療方針ではなくて医療政策について述べているだけだ」と 【 追記 】 で解説しています。もともと医療方針については述べていないのだから、医療方針がどうのこうのという説明は不要。その3点について特に言及するまでもなく、あらゆる治療について言及していないのですから。

 第2に、治療としては結びつかないが、医療政策としては結びつきます。要するに、医療政策で金を負担するときに、高額の未承認薬を承認して莫大な支払いをするか、そのかわりに放射線医を増やすか、という形の選択があります。
 現状では、「高額の未承認薬を承認して莫大な支払いをするべきだ。そのために健保財政が破綻するのなら、消費税を大幅にアップさせればいい。医療予算を青天井で増やして、超高額の薬をどんどん使おう。それで余命をちょっとだけ伸ばそう」というのが、標準的な見解(主流派の見解)です。
 それに対して別の医療政策を、本項では提示しています。

 ※ とにかく、本項のテーマはは医療政策の問題であり、お金の問題です。患者の命の問題ではありません。患者の命を考えるのは、医者の仕事であり、私の仕事ではありません。お間違えなく。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 13:26
医療の政策としての主張も、現実との誤解があるようなので しつこいと嫌われるのを承知で表記します。

>今は放射線医が少ないので、患者に提供される選択肢は「手術と抗ガン剤」です。可能性はともかく、現実の結果がそうなっています。

間違いです。
>今は放射線医が少ないので、患者に提供される選択肢は「手術」です

が正しいのです。

ですから、放射線療法がふえると高額な抗がん剤が減る、という理解が間違っているわけです。

整理します。

■第一段階;2択(簡略化しています)
・手術
・抗がん剤+放射線療法(化学放射線療法、食道がんや頭頚部癌の根治治療に使われます)

(たとえばhttp://www.jshnc.umin.ne.jp/general/section_06.html

根治すればここで終わりです。

■根治しない場合
1)化学療法
一択です。入り口が放射線であっても、手術であっても同様です。

なお、補助化学療法併用は本筋ではないので省きます。ここが局所療法と全身療法を分けて、というのをしつこく申し上げた理由です。


政策論としても、医療費の観点から抗がん剤を減らすために放射線療法の体制を増やす、というのは論旨に誤りがあります。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 13:34
頭頚部癌や食道がんの治療をみておわかりのように

放射線療法の体制が充実する=化学療法が増える
(手術のかわりに)

です。

海外で放射線療法が多い理由の一つが、化学放射線療法より手術が高い、ということにあります。


日本は、たとえば海外より圧倒的に入院手術費が低い割に、薬価は高額ですから(輸入なので当たり前)、医療費を減らすためには、放射線療法を廃れさせて、手術のみにさせれば良い、ということになります。

http://aienu.jp/relation/expense.html
http://sharetube.jp/article/344/

日本は一週間程度の入院で、30万円です。

なので、外来通院できる放射線療法が好まれる、という経済的な背景があります。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 13:43
> 政策論としても、医療費の観点から抗がん剤を減らすために放射線療法の体制を増やす、というのは論旨に誤りがあります。

 うん。それは反論になります。このコメントで初めて、まともな反論が出てきました。反論は歓迎します。
 ただし、その反論が成立するためには、次のことが必要です。
 「放射線療法を使った場合と使わない場合(かわりに手術した場合)とで、治癒率(根治率)はまったく変わらない」
 私は違うと思いますけどね。

 その理由:
 放射線療法では、放射線の集中した腫瘍箇所の周辺にも放射線が浴びせられるので、そこにある微小な腫瘍細胞が弱体化される。

 これは素人の推測なので違うかもしれませんが。
 
 あと、次の点をお忘れなく。
 「放射線療法に必要な効果の程度は、ガンを根治させるほどの効果ではない。既存の安価な抗がん薬と、新規の超高額の抗がん薬との、効能差の程度だけだ」

 たとえば、旧薬の効果が 55%で、新薬の効果が58% だとしたら、放射線治療で必要な効能は、その差の3%の分だけでいい。3%の向上があれば、超高額の抗ガン剤のかわりに、放射線の方を選択する理由となる。(ただし患者の財布は有限であるとする。)
 ここではコストが制約要因となっています。治癒率だけ見ていればいいのではない。最大の制約要因は、コストです。
 たとえば、「手術のかわりに放射線をやれば、治癒率が5%アップする。一方、未承認の抗ガン剤を使えば、治癒率が3%アップする。前者の費用は20万円で、後者の費用は 1000万円。どっちにしますか?」という選択。
 ここではコストが制約要因となっています。お間違えなく。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 13:47
議論がかみ合ってきたとおって頂いてうれしさをかみしめております。
以下の議論も、場合分けを明示します。まずは、根治療法の場合をお示しします。

■根治療法が目標(=局所療法)の場合

「放射線療法を使った場合と使わない場合(かわりに手術した場合)とで、治癒率(根治率)はまったく変わらない」

1)全く変わらない場合に、標準療法が手術、放射線二択になります。
2)放射線療法が優れている場合、放射線療法一択になります
3)手術が優れている場合、手術療法一択になります。

現在の日本の体制で、2の場合は放射線療法が行われます。3の場合には手術が行われます。

ですので、放射線療法の充実により○○が変わる、という治療法は1のみの場合になります。ですので、管理人さんの政策に影響するのも、1の場合にあてはまるがんの状況のみを考えれば良いことになります。

様々ながんの種類・病気の進行度・治療法についてこのような検討が世界的に詳細になされており、一概に放射線療法のほうが根治率が高い、というものではありません。

一般的に、手術の方が周囲の正常組織とともに癌組織を確実に取り除くので、根治率は高くなります。

放射線療法は、癌組織を確実に殺せる保証がないため(元祖の者は残っているため)、根治率が手術に比べて低くなります。

この背景に、がんにはがん細胞(働きバチ)+がん幹細胞(女王バチ)の2種類があり、働き蜂は放射線や抗がん剤に比較的弱いのですが、がん幹細胞は放射線や抗がん剤に耐性が非常に高いことが上げられます。がん幹細胞を確実にたたく放射線の量は、人間の体自体が耐えられない可能性が十分にあります。

そのため、放射線療法単独で確実な手術療法に立ち向かうのではなく、放射線療法と化学療法をくみあわせた治療法が進歩し、一部のがんの一部の進行度の場合に、手術の代わりになるまでに進歩してきているわけです。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 14:14
■根治が不能な場合≒全身療法の場合

「放射線療法に必要な効果の程度は、ガンを根治させるほどの効果ではない。既存の安価な抗がん薬と、新規の超高額の抗がん薬との、効能差の程度だけだ」

これが成り立つには

放射線治療+安価な抗がん剤治療 vs 超高額の抗がん剤治療
が二択になる場合です。

このような状況が現在はありませんでの、以下のコスト比較は無意味です。

根治不能な場合は、一般に以下のようになっています。

ーーーー からだーーーーー
病巣A  病巣B  病巣C
ーーーーーーーーーーーー

放射線療法はこのうち一つしかたたけません(局所療法)。なお、このような場合、病巣ABCを全部切除することは一部の例外を除き無意味と判明しています。現在の科学力では病巣を全て同定する方法がないためです。ですので、Aのみ治療することにも意味がありません。

これらの事実から、病巣A,B,C全体に効果がなければ、治療の目的である延命効果がありません。

さて、放射線療法がAを叩けたとします。安価な抗がん剤がB、Cを叩けたとします。
その場合、そもそも放射線療法は必要なく、安価な抗がん剤だけでA,B,Cを叩けば良かったことになります。


安価な抗がん剤がB,Cに効かず、超高額の抗がん剤が効くとしましょう。以下のようになります。

・放射線療法でAをたたくが、安価な抗がん剤ではB,Cは叩けない=延命できない
・超高額な抗がん剤は、A,B,C全てに効果があり、延命できる。

これにより、放射線治療+安価な抗がん剤治療 vs 超高額の抗がん剤治療は二択にならず、放射線療法により抗がん剤のコストを下げる目的は達成されません。

なお、放射線療法 vs 超高額の抗がん剤治療も、同様の理由により二択になりません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 14:28
■根治療法、補足

根治療法での
(超高額の化学療法)→手術 vs 放射線療法(+化学療法)→(超高額の化学療法)

という場合は存在します。この場合の前後の化学療法は、目に見えないがんがこれから治療しようとする局所外に広がっていることを想定してです。なので

(全身療法)→(局所療法)→(全身療法)

の組み合わせになっています。全身療法において放射線療法が超高額の抗がん剤に影響しないことは申し上げました。

化学放射線療法では、旧来からの安価な抗がん剤が使用されます(それが最も有効なため)。

以上から、一般的に多く行われている場合において、放射線療法が超高額の抗がん剤治療を減らすことはないと結論できます。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 14:42
いろいろ書いてあるけど、全身は問題外で、要点は次の箇所だけです。

> 放射線療法単独で確実な手術療法に立ち向かうのではなく、放射線療法と化学療法をくみあわせた治療法が進歩し、

 これだけです。これと、「放射線療法なしで、超高額の未承認薬」との比較になります。

> 放射線療法が優れている場合、放射線療法一択になります

 たいていは、「少し優れている」ぐらいにすぎないので、選択の余地があります。
 また、放射線が嫌いな患者も多いし。「放射線を浴びるぐらいなら死んだ方がマシだ」という人が多いのは、福島の例で明らかなとおり。
 あと、やりたくてもやれない、というケースもあるでしょう。放射線医が足りないし。

> >  放射線腫瘍医は米国の5000人に対し、日本は500人程度です。

 この状況で、放射線医療が十分になされているとは思えません。それが本項の趣旨。
 何をなすかではなく、何ができるか、が本項のテーマです。500人しかいないんじゃ、限界があるでしょう。どうしても、大量の手術をやるしかない。
 また、病院経営としても、よそに追い出して売上げを減らすよりは、病院内の外科で処置した方が売上げが増えます。
 日本の癌治療は、外科医がやっていることが多いので、外科医ならば「おれの手で治す」と思う動機が強いでしょう。
 患者が受診したのが外科医ならば「手術で」と思うだろうし、放射線科医ならば「放射線で」と思うでしょう。
 何が最善であるかの価値判断が、実行する医師本人の手に委ねられているので、客観性は保てないでしょう。第三者が判断するならともかく。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 14:47
>全身は問題外で
全身療法は問題外、ということでよいですね。

>これだけです。これと、「放射線療法なしで、超高額の未承認薬」との比較になります。

これは全身療法の話なので、問題外でよろしいでしょうか。
1)手術 vs 2)放射線療法+安価な抗がん剤 vs 3)超高額の未承認薬
というのは
1)局所療法 vs 2)局所療法 vs 3)全身療法

の話になってしまいます。なので、最後の超高額の未承認薬は比較になりませんので、問題となります。

(仮によろしくない場合も、未承認薬は国の懐は痛めないので、政策論では関係ありません)


>患者が受診したのが外科医ならば「手術で」と思うだろうし、放射線科医ならば「放射線で」と思うでしょう。

最終的に残ったのはやはり、以下の比較ですよね。
・外科医による手術
・放射線科医による放射線療法

すなわち、放射線療法の充実が抗がん剤による医療費を減らすことはない、という結論になります。 

>この状況で、放射線医療が十分になされているとは思えません。それが本項の趣旨。

ですので、管理人さんの趣旨では「不要な手術が多くなるのではというのが医学・政策論的帰結」であり、抗がん剤の医学的・経済的・政策的問題は関係ありません、というのが私の趣旨です。

どうやら、お互いの認識が一致したように思いますが、いかがでしょうか。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 15:04
(1) 癌治療のなかで最も有望だと思えるのは、次のもの。
 「癌細胞に特異的に結合する薬剤を使った上で、その薬剤に反応するように放射線を浴びせて、薬剤に結びついた癌細胞を死滅させる」
 ここでは先進的な放射線治療がなされるので、その基盤として、放射線医はもともと大量に存在することが好ましい。

 (2) 放射線治療で有益なのは、根治率を上げることだけでなく、正常細胞を削除しすぎないので、患者の QOL が向上すること。
 別に、根治しなくてもいい。残る余命を幸福に過ごすことができればいい。このとき、正常細胞を削除しすぎると、 QOL が低下する。

 (3) ガンは原則、根治できない。根治というのはたいていは、5年生存できる、という程度のことにすぎない。5年後よりあとでは全身転移して死んでしまうことも多いはず。
 そもそも、ガンというのは、「治せる病気だ」とは思わない方がいい。人間は誰もがいつかは死ぬのであり、そのときの死因が「ガン」であっただけだ、と思う方がいい。ならば寿命を少し延ばすことに最大の努力をするべきではあるまい。むしろ QOL の向上をめざすべき。
 その点では、手術よりは放射線の方がいいと思えるが、どうか?
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:04
>の話になってしまいます。なので、最後の超高額の未承認薬は比較になりませんので、問題となります。

問題外、の誤りです。すみません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 15:08
おもしろい視点ですが、局所療法と、全身療法を分けた方が良いと思います。

局所療法の観点からまずお話しします。

(1)局所療法の話です。なぜなら、放射線療法は局所療法だからです。放射線に反応する薬剤を投与しても、放射線自体が局所ですので、最終的には薬剤は局所に当てた放射線療法の効果を高めるという働きだけに終わります。

局所療法に終始しても延命効果がないので、全身療法が生まれた歴史があります。

ですので、全身療法が有用と判明している局面ではこの治療方法は使えません。

放射線療法の発展の歴史は、いかに病気そのものには放射線をあてるが、その他の部分には放射線を当てない、ということを追求する戦いです。これは、管理人さんの予想に反して、手術が最も正常組織を摘出しないですむ方法で、放射線はその周囲の正常組織に広く影響が与えるからです。

・腫瘍に十分に効果がある放射線を照射する=周囲の正常組織を強く傷害する
・周囲の正常組織を傷害しない=腫瘍への十分な効果が出ない

このジレンマが、放射線療法が手術になかなか追いつけない最大の理由で、現在でもごく一部の状況にのみ、放射線と手術が同等になってきた、というレベルです(世界的な状況)。

管理人さんが「○○がんにも使える」という資料をお示し頂いていますが、正確には○○がんのStage Iに使える場合がある、というような状況です。外科手術は、全てのがん腫において、おおむねStage I~III程度に幅広く適応できます。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 15:22
> これは全身療法の話なので、問題外でよろしいでしょうか。

 全身療法と局所療法は必ずしも区別されず、代替可能であることがあります。漫画で有名になった「ジェムザール」という未承認薬(当時)については、これが全身療法であるにもかかわらず、局所療法の代替になる、という見解が示されています。

 → ジェムザール単剤は化学放射線治療の代替になる
 http://gansupport.jp/article/cancer/pancreas/2974.html

 癌の発症は、通常は局所的な発症であり、それに対して、局所療法と全身療法の双方が選択肢として生じます。
 この選択は、交換可能(選択可能)であることが多く、天下り的に先に決まるものではないことも多々あります。

 漫画の例で言えば、高額のジェムザールは当時は使えませんでした。(お金の問題で。資金不足。)
 
> すなわち、放射線療法の充実が抗がん剤による医療費を減らすことはない、という結論になります。 

 ならないでしょ。放射線治療は、薬剤との併用だし、併用するものが異なるんだから。
 たとえば、副作用の制約から、未承認薬か、または、阻害剤と放射線との併用か、という二者択一が考えられる。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:23
(3) ガンは原則、根治できない。根治というのはたいていは、5年生存できる、という程度のことにすぎない。5年後よりあとでは全身転移して死んでしまうことも多いはず。


これは誤解です。根治は本当に根治をさします。5年生存率は、多くのがんにおいて5年再発がなければ根治と同等というために設けられた一つの目安に過ぎません。それが一般の方のイメージに強く焼き付いているのでしょう。

数学的には5年生存率>根治率ですが、5年生存率≒根治率ということです。10年生存率、20年生存率とくらべても、この誤差はあまり変わらないといっているに過ぎません。

目安ですので、5年をすぎて再発する方も少数おられますし、乳がんやその他の進行の遅い傾向のあるがんは5年生存率を根治という意味で使わず、10年生存率やその他の数字で表現しますし、白血病などは根治という言葉を使わず「寛解」という言葉を使います。

某おわらいタレントが「寛解状態になった」と発表しましたが、あれは根治はしていないという状態をさす医学用語です。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 15:31
> 全身療法が有用と判明している局面ではこの治療方法は使えません。

 その有用と判明しているのが超高額の薬である場合には自動的に、「費用の高騰」という問題が発生します。私の最初の論点の通り。
 何度も言っているけど、本項のテーマは、患者の命を救うことではなくて、費用負担です。命じゃなくて、お金がテーマ。
 「どうすれば命が救えるか」という話は、のけておいてください。それは、医者のテーマであって、本項のテーマではありません。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:35
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:23
このような話題は、本論が落ち着いてからにしましょう。
こういった例外は、本論には邪魔になるので、あえて省いています。



たとえば、お示し頂いた膵臓がんの例はStage I~II, IV期は関係ありません。たとえば、このような状態が総数で1%も行かないのであれば、政策的に論じても意味がないと言えます。このような量的な比較は、まずは大筋を抑えた後にするのが良いと思われます。
なお、この論文は化学放射線療法を進める話ではなく、これまで標準でおこなわれてい化学放射線療法より抗がん剤の方が有効かつQOLが高いとしているので、管理人さんにとって不利な話です。

おしめしいただいた HPより
>「化学放射線治療はどうしても入院が長期になり、国立がん研究センターでも2カ月間を超えてしまいます。そして治療が始まると副作用のため、食欲不振、吐き気、倦怠感などの状態が続きがちですが、ジェムザールにはこうした副作用はさほどありません。ですから、『長い入院がいやだ』とか、『高齢なので放射線は避けたい』、『がんが広がりすぎて照射範囲が広すぎる』、さらに『確実とはいえないけれど、肝転移があやしまれる』といった場合には、化学放射線治療よりもジェムザール単剤による全身治療を選び、患者さんにお勧めしています」


なお、治療費
http://www.ganchiryohi.com/kouganzai/pancreas.html

放射線療法って、意外にお金がかかるのです。

ジェムザール(ゲムシタビン) 102,090円(4週間)x6コース
フルオロウラシル+放射線治療:603,320円(6週間)

料金が同じでも、
・ジェムザールは外来かつ副作用が少ない
・放射線療法は2ヶ月入院+ジェムザールより副作用が強い(これは以外と知られていない)
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 15:50
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:23
このような話題は、本論が落ち着いてからにしましょう。
こういった例外は、本論には邪魔になるので、あえて省いています。



たとえば、お示し頂いた膵臓がんの例はStage I~II, IV期は関係ありません。たとえば、このような状態が総数で1%も行かないのであれば、政策的に論じても意味がないと言えます。このような量的な比較は、まずは大筋を抑えた後にするのが良いと思われます。

なお、この論文は化学放射線療法を勧める話ではなく、これまで標準でおこなわれていた化学放射線療法より抗がん剤の方がよりQOLが高いとしているので、管理人さんにとって不利な話です。

おしめしいただいた HPより
>「化学放射線治療はどうしても入院が長期になり、国立がん研究センターでも2カ月間を超えてしまいます。そして治療が始まると副作用のため、食欲不振、吐き気、倦怠感などの状態が続きがちですが、ジェムザールにはこうした副作用はさほどありません。
ですから、『長い入院がいやだ』とか、『高齢なので放射線は避けたい』、『がんが広がりすぎて照射範囲が広すぎる』、さらに『確実とはいえないけれど、肝転移があやしまれる』といった場合には、化学放射線治療よりもジェムザール単剤による全身治療を選び、患者さんにお勧めしています」


なお、治療費
http://www.ganchiryohi.com/kouganzai/pancreas.html

放射線療法って、意外にお金がかかるのです。

ジェムザール(ゲムシタビン) 102,090円(4週間)x6コース
フルオロウラシル+放射線治療:603,320円(6週間)

料金が同じでも、
・ジェムザールは外来かつ副作用が少ない
・放射線療法は2ヶ月入院+ジェムザールより副作用が強い(これは意外と知られていない)
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 15:52
すぐ上のジェムザールのコメントは、完全に誤読していますよ。
 私が示したのは、ジェムザールが未承認薬であったとき(ずっと前)には超高額で使えなかった、という事例です。
 現時点での有効性は、まったく関係ありません。

 漫画では「たしか 300万円という話だったはず」と思ってググってみたら、その通り。「300万円では足りない」というストーリーだった。
  → http://www.tenchi.ne.jp/~ele/bj/2003061101.html
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:58
読み返してみると、そちらの話は「原則論」ばかりです。しかし現実には「原則論」では済まないことが多いので、折衷的または中間的な現象が多くなります。こういう場合について私は論じているのだが、そちらは原則論ばかりで通すから話が噛み合わない。

 まず、基本として、超高額の抗ガン剤という問題があります。
 これに対して、私は「放射線」という代替案を出しました。
 しかしそちらは「放射線は代替にならない」と示しました。なるほど、原則としてはそうだし、抗ガン剤と放射線とはきれいに置き換わるものではありません。しかしながら、部分的には、置き換わることもあるはずだ、というのが本項の趣旨です。
 ここで「置き換わらない」というふうにいくら主張したところで、「超高額の抗ガン剤」という問題は解決できません。「超高額の抗ガン剤が使えない」という状況が先にあれば、あとは、
  ・ 放射線
  ・ 手術
  ・ 既存の安価な抗ガン剤
 の組み合わせしかないはずです。
 このうち、放射線には医師の数から制限があるようなので、この制限を取っ払え、というのが、本項の趣旨です。
 これに対して、「そんなことをしても、超高額の抗ガン剤の代替にはならない」と主張しても、論点がズレています。「代替にはならない」というふうにいくら主張してもダメであって、「代替になることは決してない。そのようなケースは皆無だ」というふうに主張するべきです。
 しかし現実には、部分的には代替になることもある。それはジェムザールのリンクでも示した通り。
 
 私が「放射線も充実させよ」という主張をしたときに、それに対する反論としては、「放射線は完璧ではないぞ」という主張では反論になりません。「放射線を充実させてはならない。充実させることに絶対反対だ!」というふうに主張して初めて、反論になります。
 あなたが反論したいのであれば、「放射線を充実させてはいけない」と示すべきであり、そのためには、放射線医療という手段を否定する論拠を示すべきです。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 15:59
>漫画では「たしか 300万円という話だったはず」と思ってググってみたら、その通り。「300万円では足りない」というストーリーだった。

ああ、なるほど。ブラよろですか。

未承認薬使用の医療費、漫画ですので嘘がありますよ。
個人輸入はアメリカで売っているものを日本で使うだけですから、日本での現在の薬価とそうかわらんです(それ以外の医療費の部分に嘘がある)

あの漫画は一瞬リアリティがあるので、だまされる素人さんが多いんです(前半は結構良かったですが、後半はひどかったです)。

なお、未承認の抗がん剤問題は、国の医療費とは関係がありませんので、管理人さんの趣旨である政策論から除きましょう(既出です)。放射線療法をいくら推進しても、未承認の抗がん剤のために国家の医療費が膨張することはありません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 16:37
>私が「放射線も充実させよ」という主張をしたときに、それに対する反論としては、「放射線は完璧ではないぞ」という主張では反論になりません。「放射線を充実させてはならない。充実させることに絶対反対だ!」というふうに主張して初めて、反論になります。

違いますよ。充実させよという主張には反論していません。このことは、3回以上書いていると思いますが。


「放射線療法を充実させることで超高額の抗がん剤の医療費への政策提言になる」ことへ反論しているわけです。

前段は局所療法・全身療法がまたごっちゃになっていますよ。膵がんのような特殊な事例を持ち出しても、がん治療の政策全体への有効な提言にはなりません。そのようなごく少数の例外的で標準とされている放射線治療は、現状でしっかり行われています。例外的事項ですから、500人で足りるわけです。

ですので、本筋を抑えましょう。

>「超高額の抗ガン剤が使えない」という状況が先にあれば、あとは、
  ・ 放射線
  ・ 手術
  ・ 既存の安価な抗ガン剤
 の組み合わせしかないはずです。


何度も言ってますが、このような場合には
・既存の安価な抗がん剤
しかありません(全身療法の話ですから)

単にそれだけです。放射線治療の充実とは関係ありません。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 16:44
そちらのおっしゃっていることはわかりますけど、それでは次の疑問が生じます。
 「どうして日本では米国に比べて圧倒的に放射線医が少ないのか?」
 「どうして日本では放射線医療をもっと増やせと言われるのか?」
 「私の主張と同様のことを厚労省のホームページが資料提供している。→ http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0129-5m.pdf これについて、どう思うか? 」
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 17:52
> 「放射線療法を充実させることで超高額の抗がん剤の医療費への政策提言になる」

 私は、それについて「いくらかは効果がある」という立場ですが、「あまり効果がない」というそちらの主張にも同意できます。同じことを違う方面から見ているだけだとも言えますから。また、この点は本来は二次的・副次的な論点だからです。

 本項の最初の論点は、次のことです。
 「世間では抗ガン剤の是非ばかりが話題になっているが、放射線医療の方にこそ着目するべきだ。それが医療政策として問題となる」

 この件は、厚労省の資料と同趣旨です。
  → http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0129-5m.pdf 

 また、放射線医療の他に、ガン専門医の問題もあります。これも、残りの半分の問題提起です。
 いずれにせよ、「抗ガン剤ばかりにとらわれるな。もっと別の面に着目することが大切だ」というのが、もともとの趣旨です。
 細かな医療法の技術的な問題は、本項の対象外です。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 18:12
歴史の問題(がん対策基本法以前)と、現在の課題をそれぞれ論じましょう。

まずは歴史の問題です。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0129-5m.pdf

この資料の要旨は
1)がん抗がん剤を専門医がしっかり使うべき
これは、以前(2000年中頃以前、とくに1990年代以前)に日本の外科医が安価な旧来からの抗がん剤を片手間にやることが多かったことに比べ、最新のレジメン(最新の高価な抗がん剤や複数の抗がん剤の組み合わせ)での治療をしなければならない、という意味です。

資料中、たとえば
>非手術例の化学療法の使い方が遅れているのが要因と考えられる。 特に標準的抗がん剤治療が行われていなかったことが大きいと考えられている
この標準的抗がん剤治療が、現在は行われている「高価な抗がん剤をたくさん使う治療」を指しています。

2)放射線療法の施行率に、海外との差、地域間格差がある


ですので、この資料は、かみ砕いていうと

「もっと高価な抗がん剤、およびたくさんの抗がん剤をどんどん使え」
「放射線療法をもっと使え」

この2点を提言しているわけです。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月02日 21:59
もう週末も終わりなので、おしまいにします。
 こんなことにいつまでもかかわっていられないので。打ち切り。


 そもそも、こんなコメントをいっぱい書いているせいで、本日書く予定だった項目を書くことができなくなってしまった。これじゃ、本末転倒だ。読者の迷惑になってしまう。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 22:32
頭のいい人なのにどうして誤読し続けるのだろう? なぜ誤読だということを理解できないのだろう……と不思議に思っていたが、ようやくわかった。
 そちらがガン治療医だからですね。それで、

> 「抗ガン剤をどんどん使え」と主張するなんて、あまりにも脳天気に過ぎる、と思える。「医者はまず頭の治療を」……と言いたくなる。

 というのを読んで、この「医者」というのを、「ガン治療医のことだ」と思って、本項を「ガン治療医を批判している」=「現在の癌治療方針を批判している」と思ったんですね。

 違います。
 本項の批判対象は、ガン治療医ではありません。冒頭に書いてあるように、はてなブックマークに登場する医学系の人々です。
 彼らが「抗ガン剤批判はトンデモだ! 抗ガン剤は素晴らしいのだ! 抗ガン剤をどんどん使おう!」と言っているから、それを「脳天気」と批判したのです。
 ガン治療医はどうかと言えば、そういう脳天気な発想はしないので、本項の批判対象からは はずれます。
 わかりやすく言えば、本項の批判対象は、トンデモマニアです。やたらと「トンデモ、トンデモ」と騒ぐのが好きな人たち。

>  ここでは、「トンデモと正義の味方」という図式が示されている。しかし、そんなに単純なものか?

 これが本項で掲げたテーマです。それに対する回答を与えています。
 これを読んで、「現在の癌治療方針を批判している」と思うのは、被害妄想みたいなものです。自分が言及されていないのに、言及されていると思い込む。だから、「現場の治療方針については言及しません」と何十回言っても、それを理解できない。……最初に、「自分が批判されている」と思い込んだから。
 そうじゃないんですよね。本項の批判対象は、トンデモマニアです。お間違えなく。
Posted by 管理人 at 2014年11月02日 23:54
長らくおつきあい頂き、ありがとうございました。
おかげさまで、お互いの意見は十分出し切れたと感じます。

最後に宿題、答えておきます。政策の話です。特に追加のご質問等なければ、これで最後にします。

A)「どうして日本では放射線医療をもっと増やせと言われるのか?」

2007年に施行されたがん対策基本法は、大きな二つの柱からなっています。

一つはがん治療成績の向上(がんによる死亡の減少)で、基本路線は早期発見→手術です(抗がん剤を主に使用する段階では、延命はあっても死亡率は下がらないため)
また、延命率の向上のために腫瘍内科での抗がん剤使用の適正化(もっと最新の薬を使え)もあります。

二つ目はQOLの向上です。放射線療法は主にこちらの役割です。
・手術の方が確実に治療できるが、周囲に重要臓器が隣接しており、術後の機能障害が避けられない頭頚部癌(発声機能、嚥下機能)、食道がん(嚥下機能)、前立腺癌(排尿・排便・性機能)、子宮頚部がん(同)、乳がん(手術前後の併用で乳房を温存できる場合)などは、進歩してきた化学放射線療法等でを使い、単に治療成績だけではなくQOLも高めるのが大切だろう、という考え方です。

これらから、放射線医療をふやすのがよい、とされているわけです(ほかにもありますが)


B)「どうして日本では米国に比べて圧倒的に放射線医が少ないのか?」

アメリカの放射線科医の平均年収は3500万ほどです。これにつきますね。アメリカ全医師中トップで、全医師の平均は2000万円です。ちなみに、日本の医師の年収は1400万ほどで、科による差は基本的にありません。さらに、過労死水準が標準の日本と違って、ワークライフバランスもとても重視されています。
http://ameilog.com/atsushisorita/2012/08/06/223931
(私の方で、1ドル100円に換算し直してあります)

がん対策基本法で、腫瘍医は増えました。しかし放射線医は増えてません。当たり前の話なのです。腫瘍医の元は化学療法をやっていた 外科医や内科医などで、とくに仕事が変わるわけではありませんから、政策で「腫瘍専門医を病院で増やせ」といわれたら、少し資格を取るだけでできます。仕事は大して変わらないので個人としてもやってみようという気になります。

一方、放射線科医は基本的に「主治医となって患者を なおしたい人」はなりません。一日中、パソコンの画面を見たり、依頼をされて検査をしているのが主な仕事ですからね。なので、政策で増やせといわれても、誰も「オッケー」とはいわないわけです。職業選択の自由から、政策で個人の職を強制することはできませんので、必要なのはアメリカのようなインセンティブです。

しかし、これには大きな障害があります。日本の保険医療制度は全国一律という建前の共産主義で形成されており、医師同士の年収の差などもつけない料金制度で成立しています。ですので、保険医療制度を根本から修正しないと、制度上で医師の年収の差をつけることができません。

現状の制度のままですと、国立病院の医師に対しては、公務員の給料体系は掃除のおばちゃんから管理職まで、職種により給料の差をつけないことで成立していますので、公務員全体の給料体系を変更しない限り、不可能です。民間病院の医師の給料に差をつけることを国が規定することは、憲法上できません。

日本の医療はWHOも認めるとおり、世界最高のコストパフォーマンスで、最高の結果(平均寿命世界一)を達成しています。アメリカ医療が最先端とおっしゃっておられますが、この単純な事実から否定されます。アメリカの一部の富豪が受けている医療は日本より最先端ですが、総体で見れば、日本は生活保護者であってもアメリカの大半の人より良い医療を受けています。

日本は世界最高の結果およびコストパフォーマンスですから、これ以上質を上げるためにはコストをかけることが必要です。これ以上コストを下げるには、質を下げることが必要です。

あとは政策により、平均寿命を縮めるか、お金をかけるか、現状のままかを決定することになります。

なお、興味深いデータを最後におまけとして出しておきます。
http://ganjoho.jp/data/professional/statistics/backnumber/2013/fig14.pdf
75歳以下に限ると、医療の進歩(含む抗がん剤)をはっきりと恩恵を受けられるということです。75歳以上に高価な抗がん剤を行うことが妥当か国民的議論を行うことで、医療費を下げられるという論点は実は存在します。

同様に、人工透析や集中治療など、75歳以上に施行することを公的保険で制限すると、医療費の費用対効果は向上し、総医療費は劇的に下げることができます(平均寿命はある程度下がります)

さて、これは純粋に統計上の話で、日本社会において倫理上どうするか、政策上で高齢者を切り捨てるような施策が打ち出せるか(自民党じゃ無理)など、そのへんはテクニカルな問題です。

なお、たとえばイギリスでは公的保険でこのような年齢制限を設けています。
Posted by 一介の医療者 at 2014年11月03日 00:22
管理人さんは口癖のように使う「誤読」って単語を禁句にした方が良いんでないかな。
それを言い訳にして深い議論を避けている様にしか見えないことが非常に多い。
Posted by 通り須賀 at 2014年11月03日 02:21
> 深い議論を避けている様にしか見えない

 まさしくそうですよ。私の言及していないことについては、議論するつもりはありません。
 今回もそう。「どういう治療をするか」は、医者の領分であり、私の領分ではありません。深い議論をするつもりは毛頭ありません。私は医学の専門家ではなく素人ですから。
 「正しい癌治療は何か」を知りたい、という気持ちはわかりますが、私はその分野の専門家ではないので、そういう議論を私に求めるのは、期待過剰です。私はそれだけの知識を有していません。議論などできるはずがない。

 どうも、私をあらゆる分野で専門知識を持っていると誤解する人が多いようだが、そんなことはありません。私は謙虚ですから、自分の知らない分野には口出しするつもりはありません。

 なお、私があらゆる分野に口出ししているように見えるかもしれないが、通常は、「思考の穴」を見つけているだけであって、その分野について抜群の知識を有しているわけではありません。
 これに似たことは、ファインマンもやっています。まったく専門外のことについて、「思考の穴」を見つけることがある。するとそれを指摘された専門家は驚く。「どうして素人なのに思考の穴を一目で見つけることができたのか。私にはまったく理解できません」。
 思考の穴を見つけることと、その分野について深い知識を有していることは、まったく別のことです。お間違えなく。
Posted by 管理人 at 2014年11月03日 07:33
現場を知るものさん
ご回答ありとうございました。
今はQOLを優先にするよう変わってきた点安心しました。
また一介の医療者さんが言われるようにがん対策基本法にも、
方針転換がうたわれているのですね。

また私がその後調べた中で、下記情報がありました。
75歳以上であるなら、がん放置というのもトンデモでなく
十分選択肢に入るものと考えます。

1.がんで死ぬ2ヶ月前で5割、2週間前で7割の患者が痛み
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-9043
2.モルヒネ、鎮痛薬を使用すればがんの痛みの9割以上を取り除ける
http://www.okayamasaiseikai.or.jp/disease/n1310454815
3.肝臓がん、胃がんは痛みがないか少ない(転移していない場合)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2042

1.→末期のがん患者でも3割は痛みがない
2.→仮に痛みがあっても取り除く手段がほとんどある
3.→がんの種類によっても対処がある
Posted by gunts at 2014年11月03日 07:44
最近の管理人さん、コメントする人の意見を誤読と誤読することが多い気がしているのは私だけではないはず。

一介の医療者さん、誤読はしてないと思いますよ。
ついでにいえば、攻撃もしてない。
攻撃をしていると感じたのであれば明らかな誤読。
私の誤読でなければですが(笑
Posted by Max at 2014年11月03日 19:47
> 一介の医療者さん、誤読はしてないと思いますよ。

 そうかな? たとえば、次のコメント。

> 管理人さん、かなりイタいです。命に関わることですから、論理に真剣に向き合うのなら、最低限の知識は習得されることをおすすめいたします。

 これで、局所療法と全身療法の違いを教授していますが、そんなことぐらいわかっています。この時点ですでに誤読・誤解が発生しています。
 そもそも、本文を読めばわかるように、私が書いたのは、私の意見じゃなくて、他人の意見の紹介です。それを私の意見だと勘違いしているところに、誤読の根幹がある。
 あなたもそうでしょ? @A を、既存の見解だとは思わず、私の見解だと思ったんでしょ? 私は同意して紹介しているだけなんですけどね。
Posted by 管理人 at 2014年11月03日 20:06
「リベートがあるらしい」という私の記述に対して、「それは都市伝説にすぎない」という反論があったが、これに関連して、次の記事があった。転載しよう。

 ──

 製薬企業の売り上げ上位10社が昨年度、医師らを対象に開いた薬などに関する講演会は計約7万回で、講師の医師らに支払った謝金の総額は約110億円になることが、読売新聞の集計でわかった。
 年50回以上講演を行い、1000万円を超える謝金を受け取った医師も10人以上いた。
 国内の主要な製薬企業は昨年から、日本製薬工業協会の指針に基づき、医師・医療機関に提供した資金の情報を公開している。個人に支払った講師謝金などは今年初めて対象となった。
 各社が謝金を年200万円以上支払った医師はのべ226人。糖尿病や高血圧など生活習慣病分野が約4割と目立った。10社の医薬品売り上げは全体の約半分を占める。10月末までに公開した65社では講演会は16万回超、講師謝金は約236億円。
 → http://www.yomiuri.co.jp/national/20141102-OYT1T50108.html

 ──

 これはネット上の記事(抄録)である。詳しい記事は、読売新聞 2014/11/03 の朝刊にある。かなり詳しい調査報道だ。
Posted by 管理人 at 2014年11月03日 20:22
自分がやったことには責任をもってほしい
責任がもてないことは やらないでほしい

他人の意見の紹介です

それを自分の責任でやってるのかどうか
もう一度 考えて欲しい

他人の意見に どこまで責任が負えるのか
常識で考えても結論は明白ですがね
Posted by G at 2014年11月03日 21:09
> 他人の意見に どこまで責任が負えるのか

まあ、新聞社やテレビ局と同様ですね。

> 責任がもてないことは やらないでほしい

それを言ったら、世の中で報道する機関は一つもなくなりますよ。
Posted by 管理人 at 2014年11月03日 21:36
>それを言ったら、世の中で報道する機関は一つもなくなりますよ。



少なくとも 朝日新聞が世の中からなくなることには大賛成です。消えれば良い。これは世の中が
それで良くなるかどうかではなく 世の中の規範が保てるかどうかの問題です。
このまま朝日新聞が永らえては世の中がより一層
乱れます。

捏造をやってるといってるわけじゃあ こちらは
ありませんが

責任を持てないことをやっているという
自覚があることは認めているようですね。
Posted by G at 2014年11月03日 22:52
> 少なくとも 朝日新聞が世の中からなくなることには大賛成です。消えれば良い。これは世の中が

あなたのためにぴったりなのが、ありますよ。
どくさいスイッチ というものです。
気に食わないものをどんどん消すことができます。最後にはあなた以外のものがすべて消滅するでしょう。
Posted by 管理人 at 2014年11月03日 23:33
> あなたもそうでしょ? @A を、既存の見解だとは思わず、私の見解だと思ったんでしょ? 私は同意して紹介しているだけなんですけどね。

管理人さん的な言い方をさせて頂くなら、それは誤読、というより完全な誤解ですね。

正直、細かな部分で管理人さんの意図とずれた解釈をしている部分は、私にしろ他の人にしろあるとは思いますが、それでも本質的な部分を理解しているのであれば、それを「誤読」と断じるのは乱暴だと思います。
そんなこと言い出したら、すべての人に対して「誤読」と断じることが可能で、まさにそれを管理人さんがやられていると感じます。

あと、書いていないことを断定して批判するってことを随分やられてます。
「同意して紹介」なんてことは、私も、おそらく一介の医療者さんも分かっていて意見を書いています。
少なくとも「同意」しているわけですから、それは違うんじゃないかと意見することは、別に誤読の結果でもなんでもないです。

どうも、つまらない議論に参加しすぎて、バランス感覚をなくしているんじゃないかと危惧します。

これを批判と取られないことを祈ります。
駄文失礼しました。
Posted by Max at 2014年11月04日 15:34
はじめまして。こちらのコラムは1年以上前のもののようですので、お目に止まることはないかもしれませんが、管理人さん及び書き込みされている皆さんへご意見をお聞きしたく書き込みました。私は近藤誠さんが提言するがん二元論を盲信するものではありません。人様のブログのリンクを貼るのは失礼とは存じますが、一読いただき、ご意見が聞ければと思います。
「tMK陽性の癌には抗がん剤は効かない」
http://blog.drnagao.com/2015/01/tmk.html
Posted by Higeji at 2015年12月26日 12:28
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