2014年08月26日

◆ NHKの番組の検証(STAP)

 NHK の STAP問題の番組「不正の深層」について、あらためて検証する。 ──

 この番組については、すでに当日に言及した。
  → STAP(NHK・科学雑誌)

 そこでは、たいして情報はない、と述べたが、しばらくたって考え直して、新たに論じるべき点が見つかった。

 (1) グラフの問題

 番組では、グラフについての不自然さが指摘された。





 これについて、次のような声が語られた。
 疑義が浮かび上がる。グラフについては、同じ日に測定すると2つの丸が縦にずれるが、斜めにずれている。
( → Fallen Physicist, Rising Engineer
専門家「だからーFig.5cの黒丸と白丸が縦に揃ってない揃ってない」
山根基世「通常同じ日に測定するため2つの丸は縦に綺麗に並ぶ・・・」
( → 一研究者・教育者の意見:コメント欄

 たしかに、不自然に見える。しかしネット上で、次の指摘があった。
 黒丸と白丸のプロット位置(時間軸)がずれているのはおかしいと言っていましたが、同じ日に測定できず、正直に測定日どおりプロットしただけかもしれません。
( → tetsu's top

 なるほど、その通り。
 ここで改めて冒頭の図を見ると、赤線が斜めになっていることは「測定日が異なる」ということを意味しているにすぎない。
 これは当り前だろう。縦軸が量で、横軸が日付だ。横軸の日付がズレていれば、測定日が異なるに決まっている。それが以外にはどうにも解釈できない。
 つまり、グラフをそのまま見れば、これは「不自然だからデータが捏造された」ことを意味するのではなく、「測定日の異なるデータがプロットされた」ことを意味するにすぎない。
 もともと言っている本人すらわかっているはずだ。
 「通常同じ日に測定するため2つの丸は縦に綺麗に並ぶ」
 しかし、そうではないのだから、通常とは違って、別の日に測定されたというだけのことだ。

 このことは、元の図を見ると、さらによくわかる。Narure の論文(PDF)から採取すると、元の図はこれだ。


stapes.gif


 見ればわかるように、80日〜120日の間は、きわめて間隔が狭い。ごく狭い幅のなかに、多数の点が並べられている。仮に、1日ごとに並べたら、40個もの黒丸と白丸が並ぶことになり、何が何だかわからなくなってしまう。それでは困る。
 だから、ここでは、「同じ日付」というのは、意味がない。もともと日付で揃えるという発想があるはずがないのだ。
 では、どういう基準で並べたか? たぶん、「黒丸同士が重ならない」「白丸同士が重ならない」というだけの基準で、適当にデータからピックアップしただけだろう。

 ただ、私としては、ここで「小保方さんがずさんにやった」という可能性も捨てきれない。「実際に実験ノートをきちんと取って、その数値データからきちんとグラフ化した」という正しい操作を取らず、もっといい加減にヤマカンふうにグラフを作った可能性も捨てきれない。……その意味では、ある種の「不正」はあったかもしれない。
 だが、だとしても、それは本質的な意味での「捏造」ではないのである。たとえば、「どうせ単調増加で増えていくのだから」という理由で、何カ所かのデータを入れたあとで、途中のデータ(黒丸または白丸)を勝手に想像で入れてしまったのかもしれない。 (^^);
 これは、厳密に言えば「捏造」だが、「事実に反する」という意味ではなく、ただの「ズボラ」「手抜き」であるにすぎない。このくらいの「ズボラ」「手抜き」ならば、大学の学生レベルの実験でも大量にあるはずだ。(私もやったことがあるかも。その覚えはないが。 (^^); )

 さらに言えば、もっと決定的なことがある。ここで示されたデータは、実は、STAP幹細胞と呼ばれているが、実際には ES細胞であったはずなのだ。とすれば、両者がそっくりなグラフになることは自明なのである。(せいぜい、 ES細胞の種類が違う程度の差しか生じない。)
 つまり、いちいち捏造をする必要はないのだ。単純に2種類の ES細胞の増殖データを取るだけでいい。こんなことは馬鹿でもできる。馬鹿でもできる簡単な操作について、捏造をする必要はない。
 一般に、捏造というのは、そこに何らかの独自性がある場合に限られる。ところが、このグラフは、特に何の独自性もない。「 ES細胞と STAP幹細胞の増殖ペースが同じだ」ということを示すためのグラフであり、そのために、 STAP幹細胞のつもりで ES細胞を使ってしまっただけのことだ。こんなところで捏造をする必要はまったくないのだ。
 ゆえに、ここでちょっとばかり不自然と見える点があったからといって、鬼の首でも取ったように「捏造だ、捏造だ」と騒ぐのは、あまりにも筋が悪い。それはほとんど冤罪と言える。

 はっきり言って、これを「捏造」と呼ぶのは、そう呼ぶ人の科学的素養が欠けているだけのことだ。
 グラフにおいて、斜めの赤線が出ることは、「捏造をしたこと」ではなくて、「測定日が違うこと」を意味するだけだ。そんな初歩的なことも理解できない人々が、「不自然だ、不正だ、捏造だ」と騒ぐ。馬鹿馬鹿しくて、腹が茶を沸かす。

 《 補足 》
 経験者による指摘もあった。(本項のコメント欄)
 ES細胞は培養皿に張り付いて増えるので、カウントするためにはトリプシン処理で細胞をばらばらにして、洗浄して、と面倒です。その後、まき直すと多くの細胞は死んでしまい細胞数は10-20%に減少してしまいます。よって、半日とか1日ごとに細胞数を数えても細胞数は増えません。1日経った後くらいから生き延びたES細胞がぐんぐん増えていきます。そこで、だいたい、2−3日に1回、剥がしてカウントするのが普通です(私も昔さんざんやりました)。
 もし小保方さんが、細胞を剥がした時を日単位でなく正確に時間単位で横軸にプロットしたとしたら、ES細胞とSTAP細胞とで時間がずれていても何の問題もありません。必ず同時に剥がしたとも限らないし。少なくとも、NHKや中山敬一が疑惑だとする根拠には全くなりません。
Posted by エノケン at 2014年08月31日 03:23


 先ほどのコメントで舌足らずな部分がありました。ES細胞は適切な時に剥がして、カウントし、細胞数を減らしてまき直すという感じで継代していきます。剥がすのが早すぎるとまだ増殖しきっていない、逆に遅すぎると細胞密度が過剰になって死んでしまいます。ですから、顕微鏡で細胞状態を見て、また、培地の色を見て、今だという時に剥がして継代するわけです。ですから、真面目な人なら夜中に剥がしてカウントということも大いにあります。ですから、48時間に1回とか決めた間隔で毎回カウントできるわけではありません。
Posted by エノケン at 2014年08月31日 03:43

 というわけで、「日にちがズレている」ことは、「捏造であること」の根拠にはならないわけだ。全然。


 (2) ES細胞を盗んだ?

 「 ES細胞を盗んだ」という疑惑も報道された。しかし、ここれもおかしい。池田信夫もこう指摘している。
(常識的には冷凍庫に証拠を残すことは考えられない)
( → 池田信夫 blog

 その通り。彼女であれ誰であれ、盗んだ人がいるのならば、盗んだ証拠を冷凍庫に残すはずがないのだ。
 要するに、ここに ES細胞があることは、特に大きな意味はない。何らかの勘違いか行き違いかで、ここに ES細胞があった、というだけのことだろう。当時は若山さんは引っ越しでごたごたしていたから、どこかで何らかの手違いがあったのかもしれない。そのようなことはあっても不思議ではない。

 そもそも、小保方さんには ES細胞を盗む動機がない。ES細胞なんて、若山さんからいくらでももらえたはずだし、また、理研の内部でもいくらでも入手可能だったという話も聞く。そうでなくとも、小保方さんが自分の権限でいくらでも ES細胞を入手できたはずだ。
 何か特別なものを盗んだというのならともかく、ありふれた実験道具みたいなものを盗む動機がない。たとえば、ES細胞なんて、誰でも入手できることは、ググればすぐにわかる。
  → Google 検索
 たとえば、これ。
 グローバルステム社では、GFP 発現マウスES 細胞を提供しています。これらの細胞は、CMV エンハンサー/ニワトリβ-アクチンプロモーターによりGFPを発現します。
GFP発現マウスES細胞   ¥116,000
( → GFP発現マウスES細胞|コスモ・バイオ株式会社

 これほど容易に入手できるものについて、「盗んだ、盗んだ」と騒ぐなんて、ことさら「捏造」をでっち上げるために仕組んだ番組だとしか思えない。
 だいたい、こんなことが成立するなら、あなただって容易に盗人の疑いがかかる。
 「会社のおまえの机の上には、××さんの紛失したものと同じ製品がある。ということは、おまえがそれを盗んだということだ。正直に白状しろ!」
 ひどい濡れ衣ですね。同じ製品はいくらでもあるのに、たまたま同じ製品を紛失した人がいるというだけのことで、あなたが盗人扱いされる。…… NHK がやっているのは、それに似ている。
 実は、NHK の疑惑では、ES細胞の同等性が示されている。「若山さんが紛失したものと、小保方さんがもっているのは完全に同じ種類だ。だから同一のものだ。それはまさしく若山さんのところからもってきたものだ。」と。
 それはそうかもしれない。しかし、小保方さんにしてみれば、別に盗む必要などは、さらさらなかったのだ。いくらでも ES細胞を入手できたのだ。
 とすれば、ここでも、「何らかの手違い」が生じたとしか思えない。これをもって「泥棒だ」と騒ぐのは、筋が悪すぎる。初めから悪意をもって見る人だけが、そこに犯罪性を見出すだけだろう。
 歪んだ心が冤罪を作り出す、という見本かもしれない。
 
( ※ というか、NHK も含めて、関係者が無知すぎるんだよ。だから、簡単にわかることもわからないで、勝手に「捏造した」とか「盗んだ」とか言い張る。簡単に論破されることもわからずに、勝手に大騒ぎしている。)



 [ 付記1 ]
 「プロットのグラフはおかしい」と主張している人と同じネタを見つけた。このブログ。
  → 学生がこういうグラフを持って来たら… : ため息ばかりのブログ
  → 10^60 : ため息ばかりのブログ

 NHKの番組と同じことを言っているが、日付からして、NHK の番組を見たあとの見解であるようだ。
 さて。この人は、「細胞数は60兆 ..... なんてこった。小保方が培養した細胞は...全人類の細胞数より多い細胞を培養したんだ」なんていう勘違いを書いて、その後、取り消している。(上記ページ)
 こんなにそそっかしい人だから、グラフについても勘違いするのだろう。正しく分析すれば、「捏造だ」というより、「ズボラだ」「手抜きだ」と見抜いて、「途中数値を勝手に埋めたはずだ」と見なすべきなのだが。
 
 [ 付記2 ]
 この人の主張は、相当、おかしい。
捏造ではないという証拠は凹が出さないといけないわけで、....だから...凹への処分は当然なのだ。
( → ため息ばかりのブログ

 なるほど、「捏造ではないという証拠は凹が出さないといけない」(凹=オボ)という点は、正しい。しかし、「捏造ではないという証拠は凹が出さなければ、捏造だと見なして処分する」というのは、「有罪の証拠があった場合にのみ罰する」という近代法の趣旨に反する。
 仮に「自分が無罪だと証明できなければ有罪」ということになったら、この世のすべての人を監獄に入れる必要がある。実際、この人だって、「×月×日のアリバイを示せ。示せなければ死刑」となったら、この人はあっさり死刑になるはずだ。
 だから、こういう滅茶苦茶は許されまい。
 
 より本質的なのは、この人の頭には「捏造/真正」という二通りしかない、ということだ。実際には、「錯誤」がある。「錯誤」の場合には、「たしかに間違えたらしいが、自分がどこをどう間違えたか、自分でもわからない」という状況だ。こういう状況で、「自分が間違えていないという証拠を示せないから、故意に不正をした」という認識をするのは、道理が通らない。
 たとえば、この人がどこかで実験ミスをしたとする。どこでどう実験ミスをしたのか、自分でもわからない。このとき、「正しい実験をしたという証拠を自分で証明できないから、故意に実験ミスをしたことになる。つまり、悪意があったことになる。ゆえに、悪意の代償として、実験の代金を自腹で支払え。ES細胞の代金 12万円を支払え」となったら、どうする? 
 こんなことが通ったら、あらゆる実験はみんな不可能となるだろう。(実験ミスをしない人などはいないからだ。)

 というわけで、「捏造だ!」と騒ぐような人は、たいていが、頭のネジがどこか狂っているのである。「自分自身だって実験ミスをする」ということをまったく失念しているのだ。 
( ※ もしかしたら、実験をしたこともない、ド素人なのかも。ただのアマチュアのおじさんだったりして。)
 
 [ 付記3 ]
 ま、全体として言えることは、こうだ。
 「小保方さんは、研究者としてはずさんすぎる」
 これが結論となるだろう。
 一方、「自分がまともな研究をしたことを証明できないならば有罪」というような主張は、その人自体が論理的にずさんすぎる。
 仮に、小保方さんを「ずさんさゆえに有罪」と見なすのであれば、「ずさんさゆえに有罪と見なす人は、論理がずさんすぎる」という理由で、その人自身も有罪となるべきだろう。
 安易に人を「捏造した悪人」と見なすような人は、そもそも、科学的素養が欠けているのだ。そのような人には、真実を追究しようという理念がない。単に形式的な手続きだけを見て、善悪を判断するだけだ。
 
 [ 付記4 ]
 このような「ずさんさ」から、逆に、「捏造はなかった」と言える。
 仮に捏造をしたのであれば、もっとちゃんとした捏造をしたはずだ。
 たとえば、グラフなら、ちゃんとした捏造データを作り上げたはずだ。架空のデータを作り、それから架空のグラフを作り上げたはずだ。
 ところが実際にできたグラフは、あまりにもずさんなグラフだった。ここで示されたものは、「きちんとしたグラフ」には見えない、ずさんなグラフだった。わざわざ、ずさんなグラフを作る必要がない。
 捏造説の根拠は、「彼女は非常に緻密な捏造をして、Nature の査読者や、笹井さんの目を、ゴマ化した」というものだった。ところが、実際には、どれもこれも「ずさん」としか言えないようなものにすぎなかった。本当に捏造であれば、わざわざずさんな捏造をする必要がないのだ。もっと単純に捏造をすればいいのだ。
 なのに、実際には、そうではなかった。とすれば、彼女はただの「天然ボケ」であるにすぎないことになる。
 


 ※ 以下は面倒なので、読まなくてもいい。


 [ オマケ ]
 ES細胞の増殖速度については、過去記事に、次のコメントが見つかった。

まぁ、どうでもいいことなんですけどね。
マウスES細胞は非常に増殖が速く、おおざっぱにいうと、12時間に1回の頻度で分裂します。ですので、120日間の培養だと2の240乗増える計算です。
あくまで計算上の数値です。
Posted by ABC at 2014年03月07日 18:47
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 なるほど。12時間ごとに半分を捨ててしまえば、120日後にも元の量と変わらないわけですね。別に全部を保存しておく必要はないわけだ。
Posted by 管理人 at 2014年03月07日 18:54

 つまり、半日ごとに半分を捨ててしまっている計算だ。この「捨てる量」だけを記録しておけばいいわけだ。「半日で半分捨てた」とか「1日で4分の1を捨てた」とか。それだけのことだ。
 2.5日毎にカウントするなんてのもおかしいのだ。捏造でしょ。
( → ため息ばかりのブログ

 というのが批判者の見解だが、別に、おかしくはない。「2.5日毎にカウントする」といっても、実際には「半日ごと」または「1日ごと」のカウントだ。その中から、とびとびにカウントするなら、「2.5日毎にカウントする」のは、グラフ作成上では生じる。

 例。  □ □ □ □ ■ □ □ □ □ ■ □ □ □ □ ■ □ □ □ □ ■
    半日ごとに記録を取る。そのうち、5回に1個の割合で
    グラフにポイントを入れれば、「2.5日に1個」となる。
    他は、記録はされるが、グラフ記入はなし。


 つまり、批判者は「2.5日に1回という計測行為は中途半端でおかしい」と言っているわけだが、実際には、「半日に1回の計測行為があったのであり、そこから5回に1回の割合でグラフ化のポイントをピックアップしただけなのだ。
 
 ただ、ES細胞の増加速度というのは、すでに知られていることなのだから、このグラフには何の意味もない。捏造しようとするまいと、もともと何の意味もないグラフであるにすぎない。
(比喩的に言えば、食塩の溶解量を調べる小学生のグラフのようなものであり、そのグラフの正確さを問うことは無意味である。誰でも簡単にわかることだからだ。)
 このグラフで大切なのは、それぞれの測定ポイントが正確かどうかということではない。「どちらも ES細胞にすぎない」ということだ。つまり、「STAP幹細胞というのは ES細胞のコンタミにすぎない」ということだ。……それだけが大切なのであって、測定ポイントのことをあれこれと言うのは、てんで見当違いなのである。
 やたらと「捏造だ!」と騒ぎたいがために、どうでもいいことを拾い上げて針小棒大に騒いでいる。こういう騒ぎ自体が、ほとんど捏造に近い。
 NHK の番組は、それ自体が「捏造番組」だと言えそうだ。
 
 ※ たとえば、朝顔のツルの生長グラフで、「測定ポイントが一定の時間間隔になっていない」という理由で「捏造だ」と決めつけるのは馬鹿げている。それは単に「ズボラだ」ということを意味しているにすぎない。
 こんなことでいちいち「不正だ」と騒いでいたら、ののちゃんに笑われる。
 






 【 追記 】
 
 「(1) グラフの問題」 について、これが(本質的には)捏造でないことが、次のことからわかる。
 「仮にこれが架空の実験だったとしても、そこで示されている内容は真実である」
 
 比喩的に言うと、次のことに似ている。
 「食塩の溶解度の実験について、夏休みの自主研究として報告することにした。しかし、面倒臭いので、実際には実験することなく、既存の実験データを流用して、少し改変して、自分のデータというものを作り上げた」
 
 これは、厳密には「捏造」と呼べるし、「不正」とも呼べる。しかし、「虚偽を真実だと見せかける」という意味の捏造とは違う。「真実を別の真実と見せかける」だけのことにすぎない。そこで示されたことはまさしく真実なのである。ただし、その真実を示す方法が、手抜きによるインチキであった。
 ここでは「虚偽を真実と見せかけた」ということは成立していない。だから、「嘘つき」と批判することはできない。その人はまさしく真実を語ったのだから、嘘をついていない。ただ、真実を示すときに、手抜きをしたのだ。(ずぼらなので。)
 このとき、実験者どうすればよかったか? もちろん、自分で実際に実験すればよかった。しかし、自分で実験したとしても、結果は同じだったのである。自分で実際に実験したとしても、結果が変わるわけではないのだ。

 これが、今回の場合にも当てはまる。たとえそれが虚偽のものだとしても、それをもって大騒ぎするほどのことではないのだ。

( ※ よく考えると、80〜120日の ES細胞の箇所だけ、架空であった可能性はある。80日ぐらいまでは実測して、80〜120日の分だけ架空のデータを作り上げた、という可能性はある。STAP幹細胞については実測データを使ったが、ES細胞の部分だけは既知のデータを流用した、という可能性はある。……しかし、そうだとしても、いちいち大騒ぎするような問題じゃない。小学生が食塩の溶解度のグラフの半分だけを、実測しないまま、既知のグラフから流用したようなものだ。明らかに「不正」ではあるが、そこに嘘はないのだから、日本中で大騒ぎするような問題じゃない。針小棒大すぎる。たとえれば、「大山鳴動してネズミ一匹」みたいなものだ。)
posted by 管理人 at 23:40| Comment(24) |  STAP細胞 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後に [ 付記2 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2014年08月27日 00:23
今回の事件で一番びっくりしたのは、「科学者」と称する人たちが、「科学者」はミスをしないという前提で話をしていたということ。
それで理研の上層部も山中教授も論文のミスが発覚して恥をかいた。
なんで科学会は「ミス」の存在を認めなくなってしまったんでしょうかね?
Posted by リンチ反対派 at 2014年08月27日 01:02
[ 付記3 ][ 付記4 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2014年08月27日 01:25
最後に [ オマケ ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2014年08月27日 06:13
それでも『狡猾な彼女は敢えてトラップを仕掛けたのだ』と裏の裏を見出したかの様に言い募りそうですが、後出しジャンケンですね。
今朝の日経は、理研の中間報告がSTAPの再現性が得られない可能性が高い事を示す事を紹介し、再生研の人員整理(半減)に言及しています。
内部で捏造、不正と騒いでいた人はトバッチリを喰らって失職か、研究費倍増になるか、いずれでしょうか?
前者ならブーメラン、後者はよくわかりませんが、基礎研究の芽を積んだ事で長い目でみた損失になるのでしょう。

例のグラフですが、時系列データを散布図プロットする時、横軸が同じ日付になるとは限りません。
各プロットが同一測定日である必要性がありません。折れ線グラフとは違います。ぱっと見グラフが言いたいことは単調増加で、よく似た増加傾向を示す。これだけでしょう。
横方向のプロット位置のズレを指摘する人の視点は大変興味深いです。
Posted by 京都の人 at 2014年08月27日 06:35
「2.5日毎にカウントするなんてのもおかしいのだ。捏造でしょ。」
「捏造でないという実験ノートは無いに決まっている。」
( → ため息ばかりのブログ )

 実験ノートに、この2.5日毎にカウントしたデータの記載があるのかどうか、気になります。

 管理人さんの言うように
>例。  □ □ □ □ ■ □ □ □ □ ■ □ □ □ □ ■ □ □ □ □ ■
    半日ごとに記録を取る。そのうち、5回に1個の割合で
    グラフにポイントを入れれば、「2.5日に1個」となる。
    他は、記録はされるが、グラフ記入はなし。

 半日ごとに記録した元データを見せてもらえれば、たとえ実験ミスであったとしても実際に実験自体はしていて、してない実験をねつ造したのではないと、考えられるのですが。

 実際に実験していてこのデータなら、ES細胞のグラフとSTAP幹細胞のグラフはほぼおなじなので、STAP幹細胞を増やす実験のつもりでES細胞を増やす実験をしてしまったのだろうなーと、考えられるのですが。

 このデータの部分の実験ノートを見てみたいです。
 ぜひ、見てみたいものです。
 どこかで見ることはできないものでしょうか。
Posted by ihi at 2014年08月27日 13:52
つまりグラフの問題で云えば、管理人さんご指摘の通り、日付の違うデータを提示したものと捉えればよいものを「通常同じ日に測定するため2つの丸は縦に綺麗に並ぶ」等とおそらく専門家なら判りきったおかしな指摘を番組では紹介する。ここに巧妙な意図が見え隠れしているようなのです。
STAP関連の研究室が使う冷蔵庫から発見されたというES細胞の件も笹井さんと小保方さんのメールの件も同じ手法なのですが、番組ではそれを捏造の証拠とは明言しておりません。番組はタイトルからして<不正>という表現は使用していますが<捏造>であるとまでは言っていない。

言ってはいないが、構成によって<捏造である>かの如く視聴者を誘導している。ですからクレジット無しのこの覆面番組はプロットが著しく偏向しています。
理研の調査委員会が不正認定したのだから、STAP研究を<不正>と表現しても間違いではない。けれどなぜか<捏造>という結論が既にあるようで、番組では次の例を紹介しているのですが、
○研究不正対策に30年以上前から取り込んでいるピッツバーグ大学
○画像やグラフの改竄を防ぐ為、50億円かけたミシガン大学
○調査権を持つ米国政府のORI研究公正局

番組でSTAP研究と同時にこれらが提示されれば、予備知識なしに観た視聴者は、STAP研究もやはり悪意ある捏造だったのだ、と自然とそういう結論に至ってしまうのではないかと。

番組内でそのミシガン大学のニコラス・ステネック博士がこう語っています。
「いくら教育をしても、組織に不条理な命令をされたり、大きなプレッシャーがあったりすれば不正は減らないでしょう。ですからそうした組織の風土を変えることがとても大事なんです」

奇しくもSTAP騒動の根幹を言い当てておられるようです。
この番組は、科学界の研究不正に如何に取り組むか、取り組んでいるかという視点だけであるならば良い番組でしょう。しかし番組の中心に<STAP研究は悪意ある捏造である>という決めつけがある以上、この番組自体が公正さを欠いた捏造番組と云う事になりそうです。
Posted by 小平の義太郎 at 2014年08月27日 21:48
本項とは関係がないが、Oct4 の偽陽性については、確認されつつあるようだ。

 以下、引用。

 ──

  複数の関係者によると、弱酸性の溶液にマウスの細胞を浸すとSTAP細胞ができるはずが、万能性の目印となる遺伝子の働きはとても弱く、万能細胞の代表であるiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)にはるかに及ばないという。
( → 日経 2014/08/27 )
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG26H0Z_W4A820C1MM8000/?dg=1

 ──

 なお、偽陽性については、下記。
 → http://openblog.meblog.biz/article/22155779.html
Posted by 管理人 at 2014年08月27日 21:59
小生の記事を批判されているので;
1)NHKの番組より後なので後だしじゃんけんでは?
たしかに番組より後に書いた記事ですけど、記事を書いた時点では番組を見ていませんでした。論文のグラフを見て、何か違和感があったので細かく見た結果ですね。専門が違うので電気泳動の図とかを解釈する力はありません。グラフは読めますよ。だから理解できそうなグラフを見ていて違和感があったわけですね。全てのプロットに赤線を引いて、傾きを見たり、プロット数をカウントしたりして、なにが違和感を生むのか解析したわけです。「査読者が細かいところも見る」とかタイトルが「学生がもってきたら」とあるのはこの解析をおこなったからです。
2)0.5日毎にカウントして間引いてグラフにしたという管理人の主張はありえないでしょ。実際に実験した人はそんなことはしないでしょう。普通カウントしたなら全てのデータをプロットするし、間引くのなら最初からカウントしないでしょ。「間引く」では最後のほうが押し詰まっていることを説明できないでしょ。すべてのプロットが縦に並ばないとおかしいとかはいってませんよ。ずれてもかまわないですよ。そのずれが最終日になくなるようになっているというのはおかしいでしょ。この場合、STAP幹細胞のほうがプロット数が少ないとかになるでしょうね。同一間隔で測定する必然性はありませんからね。
3)細胞数のカウントについては訂正してある。管理人を含めた誰かに言われて訂正したわけではない。訂正部分をあげつらうのはフェアではないでしょ。
4)「このグラフで大切なのは、それぞれの測定ポイントが正確かどうかということではない。」というのおかしな主張です。正確なデータを元に論理を組み立てるのが論文なので、主張が正しければ細かいところを問題にするなという態度は、科学者の態度ではないです。管理人は科学者ではないからいいのかも。
5)「有罪の証拠があった場合にのみ罰する」という近代法の趣旨は法律の世界で、科学の世界では捏造を疑われたら疑われた研究者が捏造ではないことを証明しない限り、有罪なのです。サイエンスの世界の常識ですね。
6)捏造/錯誤の区別がついていないとのご批判ですけど、錯誤だけでこんなにたくさんの疑義がでるのでしょうかね。いくつかには錯誤はあったでしょう。しかしこういうデータが有るべきだという指示にしたがってあるいは誤解して作成したデータも混ざっているんでしょうね。外からみて捏造/錯誤の区別はできないですね。本人は捏造した意識がないという管理人の見方に賛成できるところはありますけどね。
Posted by ため息ばかり at 2014年08月28日 13:40
> 主張が正しければ細かいところを問題にするな
> 有罪なのです。サイエンスの世界の常識ですね。

 あなた、日本語を理解できていませんよ。
 私が言っているのは、「科学的に有罪ではない」ではありません。「科学的に有罪」つまり「論文の取り下げ」で決着しろ、ということです。
 私が批判しているのは、「科学的に有罪」(論文取り消し)を越えて、「日本中で『処罰しろ』と騒いで死なせてしまうこと」つまり「魔女狩り」の是非です。
 あなたは「サイエンスの世界」で倫理を語りながら、「社会的制裁」を是としている。「サイエンスで有罪だから、社会的にも有罪だ」→ 非論理。

> 普通カウントしたなら全てのデータをプロットするし、

 小保方さんは普通じゃないんだから。実験ノートすらまともに取れないし。「普通ならば……」という前提自体が成立しない。「ずさんならば……」という前提にしたがって論を組み立てないと、砂上の楼閣になります。
 砂上の楼閣って意味、わかりますね? あなたの主張はそういう論理になっています。

> 訂正部分をあげつらうのはフェアではないでしょ。

 そんなことしていませんよ。単に「そそっかしい」と書いているだけです。

> 管理人は科学者ではない

 これは悪口でしょうけど、私は別にめくじらを立てません。
 
> 錯誤だけでこんなにたくさんの疑義がでるのでしょうかね。

 何十万個もある論文の中で、たまたま一つぐらいは大きな疑義の出る問題があったとしても、少しも不思議ではない。科学的に考えれば、確率的にわかるでしょ。ハインリッヒの法則の法則。

 ──

 あと、「そもそもこんなグラフは簡単すぎて(捏造するだけの)意味がない」という根本点が書いてありませんよ。ろくに意味のないグラフについて騒ぐこと自体が無意味。

 「いちいち捏造する必要のないことについては、ただのミスだと見なす」
 という方が科学的に合理的です。下記を参照。
  → http://openblog.meblog.biz/article/21863268.html

 ES細胞が存在しないなら捏造する必要はあったけど、(STAP幹細胞だと勘違いした)ES細胞は存在するんだから、いちいち捏造する必要はない。

 p.s.
 本項がそちらのブログに対して批判的な口調になってしまったことは、失礼をお詫びします。申し訳ありませんでした。
 書く前にちょっと勘違いをしていて、(悪い方向に)過大評価して、失礼な口調になってしまいました。
 そもそも内容は、NHKの内容と同じですから、特にそのブログを叩く趣旨ではないのですが、右代表という形で、あげつらう形になってしまいました。この点はお詫びします。ごめんなさい。
Posted by 管理人 at 2014年08月28日 20:20
本当は『不正と捏造の深層』と云うタイトルにしたかったのではないかと思うほど、内容はそういうものでした。続きになりますが、不適切な諸々の齟齬があるから、科学的に有罪=不正認定=論文の取り下げと現実なった。けれど<悪意ある捏造>である決定的証拠は、番組でも提示出来なかったのです。ここが重要です。
確証不在の時点で、捏造偏向番組が作られ、関係学会が捏造であるかのような処分要求をする。これが大問題。何故この様な冤罪活動が公に行われてしまうのでしょう? 恐ろしいことです。

この番組では<不正>と<捏造>が同義でない事を慎重に分けて予防線を張っている。STAP研究を捏造とは表現していないのです。科学者達が論文の約7割に何らかの疑義があると語る場面がありますが、番組でその全てが提示された訳でもなく、例として挙げられたグラフの疑義も、冷蔵庫のES細胞も捏造の論拠には有り得ない。管理人さんご指摘の通りだと思います。
TCR再構成の結果が書かれていない件は、笹井さん自身のメール回答がありました。
番組で紹介されたものはどれも研究の齟齬を示すものであっても、捏造の根拠にはならない。なのに公平を期すべき公共放送の良心を曲げてまで、研究が捏造であるかの様に偏向構成したのは何故なのか? NHKの深層こそが不可解なのです。組織として承認された番組なのですから。

個人レベルであるなら、自説を死守する為、強情になっている。と云う解釈もできそうですが、学会や放送局のような組織が何故、研究が捏造であるという方向に進んでいるのか大きな謎です。
番組中のニコラス博士が不正の顕れる原因を<組織の風土>と示したように、理研の経営事情があり、その背景には、管理人さんが別記事で指摘している様に、政府の<選択と集中>という科学政策がある。そんな政府の意図に沿った利害意識が働いているのか。不正批判している側にも同じ不正温床の風土があるのでしょうか。

<悪意ある捏造>の根拠がないのですから静観すべきであり、NHKは謝罪か修正番組を制作すべきなのです。学会は声明文に不正と捏造とが別である事を銘記するか、処分要求を凍結か取り下げるべき。世間を誤解させる罪は軽くないからです。全貌解明以前の処分はあり得ない。

STAP研究が社会的レベルまで騒動が拡大したのは事実。その責任はやはり小さくはない。しかし全ての責任を個人に負わせるのは誤り。何故一研究者の不正・捏造という決着を付けようとしているのか。冷静に事態を検証すればそうではない事が分かるはずなのです。
Posted by 小平の義太郎 at 2014年08月29日 00:02
最後に <FONT COLOR="#dd0000">【 追記 】</FONT> を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2014年08月29日 01:24
謝っていただいたのでこれ以上議論してもしょうがないのですが、小生は決してNHKをフォローしているわけではありません。ほかの記事を読んでいただければかると思いますが。

『正しく分析すれば、「捏造だ」というより、「ズボラだ」「手抜きだ」と見抜いて、「途中数値を勝手に埋めたはずだ」と見なすべきなのだが。』とおっしゃっていますが、この数値を勝手に作ったことを錯誤とは言いません。事実、管理人も『「厳密に言えば「捏造」だが、「事実に反する」という意味ではなく、ただの「ズボラ」...大学の学生レベルの実験でも大量にある』と「捏造」とおっしゃっていますよね。
また追記の部分でも、『実験者どうすればよかったか? もちろん、自分で実際に実験すればよかった。しかし、自分で実験したとしても、結果は同じだったのである。自分で実際に実験したとしても、結果が変わるわけではないのだ。』と書いてグラフの点を増やすためにデータを作った事は、捏造だが、たいしたことではない、事実は変わらないからと主張されています。このような態度ははっきり言って誤りです。実験はやってみないとわからないのです。データを作ってはいけないのです。作ったら、たとえ結果的に事実と同様であっても、捏造です。
『何十万個もある論文の中で、たまたま一つぐらいは大きな疑義の出る問題があったとしても、少しも不思議ではない。』と錯誤/捏造問題をすりかえないでください。数個の論文のなかから沢山の疑惑が取りざたされているのです。
『ろくに意味のないグラフについて騒ぐこと自体が無意味。』という態度も小生の考えと大きな隔たりがあります。意味があるから論文に掲載したわけです。限られた紙面に出す図に意味がないことはあり得ません。

「0.5日毎にカウントして5回に1回分だけプロットする」というプロトコルは机上の空論です。120日間も持続するのは無理なのがすぐわかります。実験補助員一人を1日12時間以上拘束できないから、2人雇用して、それぞれ朝と夜の細胞数をカウントすることにして土日祭日なしに毎日4ヶ月続けるという実験計画を立てますか?3日毎とかが誰が考えたって合理的で実現可能な計画です。土日にぶつかったら代休をとってもらえばいいですからね。小保方氏本人がカウントはできないでしょ。毎週のように出張があったらしいので。
Posted by ため息ばかり at 2014年08月29日 07:22
>  by ため息ばかり

 まだ誤読しているようだけど、私は科学的な意味での倫理では「良くないこと」「禁止されること」と認識しています。
 私が指摘しているのは、「この程度のことは日本中で大騒ぎして指弾するようなことじゃない」という点です。「科学の分野で論じればよく、社会問題にすることではない」ということです。
 私がこれほど何度も説明しても理解できないようですね。頭のいいあなたでさえ、これほどの誤解をする。ひどい勘違い。なのに、「勘違いがあったから」というだけで、日本中から指弾されるべきでしょうか?
 もう一度、よく考えてください。「科学的に間違いをしたかどうか」ではありません。「日本中で大騒ぎして人を死なせるほどの問題なのかどうか」です。私は「あまりにも小さな問題であり、学生のミスレベルだ」と考えます。あなたは核爆弾ぐらいの巨大な問題だと考えます。

> 意味があるから論文に掲載したわけです。

 それは「STAP幹細胞が存在する」という前提の上では意味があるということです。「STAP幹細胞はES細胞である」と判明したあとでは意味がない、というのが私の論点です。

 他の箇所もそうですが、かなり誤読・誤解していますよ。

> 数個の論文のなかから沢山の疑惑

 そうですよ。そういう巨大なエラー論文が稀に生じる、という意味。
 この箇所、誤読されそうだな、と思っていたら、やっぱり誤読された。よく読めばわかるんだが、あなたはやはり、「勝手読み」をするタイプです。相手の論旨に沿って読むのではなく、自己流の解釈に沿って相手の言い分を曲解して、「相手の間違いを見つけた」と批判するタイプです。自分が曲解しているとは夢にも思わないタイプ。
 あなたは小保方さんとそっくりですよ。思い込みが強くて真実を直視できない。
 しかも、これほど大量に誤読があるとすれば、単なる勘違いではなくて、意図的に悪意ある曲解をしているとしか思えない。私の意見を勝手に捏造していることになる。だから、日本中から指弾されて、自殺するのが当然かもね。……あなたの主義に従うならば。

 あと、あなたはそもそも、私の主張を読んでいないでしょ? そちらのブログのコメント欄で教えたのだが。
  → http://openblog.meblog.biz/article/22813112.html

 相手の話を読まずに自分の主張ばかりしている、という感じですね。
Posted by 管理人 at 2014年08月29日 07:40
内容が空っぽなゴミコメントがいくつかあったので、削除しました。
Posted by 管理人 at 2014年08月29日 21:43
操作を間違えて、ちょっと削除しすぎてしまったが、いちいち復活させるのも面倒なので、放置しておきます。
Posted by 管理人 at 2014年08月29日 21:55
この番組では理研の自己点検検証委員会々長がこの様に述べるシーンがあります。
「本当に大きなものを本人達は失ったのです。たったいっぺんとは言ってはいけないけど、本当に一つの論文のためにね」
これは騒動の一面の真実ではあるけれど残酷な事を仰ると思いました。この言葉の根底には成果や結果が全てであり、失敗は許されないと云う価値観がある。諸々の齟齬や失敗を含めて研究であるという視点は、この研究に関しては無いのでしょうか。そしてこの騒動の原因が組織にあったという事実を暗に否定しているようにも聞こえます。違うなら良いのですが。さらに云えば、八方塞がりでこれ以上の道はない、だからこそ新しい可能性が思いがけず拓かれるという眼差しも励ましもない。人生に無駄はない、躓くから新しい眼差しを獲得し組織再生のチャンスも生まれる。そういう発想はないようです。この発言に限りませんが、理研の責任者の切り捨てる様な姿勢には悲しいものがありますが社会の縮図でもあるのでしょう。

この騒動に限らず、落伍者は切り捨てて構わないという偏見が社会にはある。その証拠が根拠誤認の非難の嵐です。核心の理由等どうでもよいのでしょう。躓いた人間・不愉快な人間の人権は蔑ろにして構わぬと云う暗黙の了承が共有されてしまう。そもそも遠い人達の生き死には眼中に無い。正論で切って捨てて痛みを感じないでいられる。想像力と云うか共感力と云うか、温度差の異なる視点では論点が噛み合わない。
経験上大多数の論争は不毛です。殆どは感情の応酬に為りがちですから。

この様な偏向番組を作る事により、反証の機会を与えぬ理不尽な行いにより、核心を観ることのない非難により、我々自身が本当に大きなものを失うことになるかも知れないのですが。今以上に。
Posted by 小平の義太郎 at 2014年08月30日 02:06
ため息ばかり です。
都合が悪いと削除するのですな。
管理人さんが「相手の話を読まずに自分の主張ばかりしている」ということですね。
Posted by ため息ばかり at 2014年08月30日 06:21
> 都合が悪いと削除するのですな。

 <!-- 自己陶酔もいい加減にしたらどう? 
 削除するわけをあれほど詳しく説明しても、まだわからないの? あなたにはそもそも論文を読む能力すらないということがよくわかりました。

 自分の書いたゴミにほんの微量でも価値があると思うのなら、自分のブログに掲載したらどう? 私の反論もいっしょにね。そうすれば、世の中に自分のアホさを公開できますよ。
 腐臭の漂う-->ゴミを掲載したければ、自分のブログに掲載しましょう。
 なお、最初のゴミは、そのまま残っていますよ。これだけでも大サービス。
Posted by 管理人 at 2014年08月30日 07:23
何か勘違いしているようなので、私がどこをゴミだと言ったか、要約しておきます。

彼「あれは故意にやったに決まっている」
私「そうです。単なるミスでなく、意図的なミスだ、と私は言っています。リンク先を読んで」
彼「いや。彼女は意図的にやったのだ」
私「だから、意図的だと言っているでしょ。ちゃんと読んで」
彼「読む必要はない。彼女は意図的にやったんだ」
私「だからリンク先を読んで」
彼「読む必要はない。彼女は意図的にやったんだ」
私「読んでから書いて」
彼「彼女は意図的だ。オレは正しい」
私「読まないで書くなら、ゴミは削除します」
彼「おれ、勝利!」
Posted by 管理人 at 2014年08月30日 16:16
このNHKの番組の大問題は、現段階で傍証でしかない問題点を羅列して、さらに海外の研究不正の取り組みを平行させ、STAP研究が如何にも<悪意ある捏造>であるかのように構成している処にある。ですから偏向番組だと批判しています。グラフの疑義についても作為が認められるなら<不正に当たる捏造>という表現は可能。しかしそれは研究全体を<悪意を持って意図した捏造>を意味する訳ではない。焦点はそこなのです。

この番組にしても<悪意ある捏造である確証>は示されていないのです。今の処どこにもないのですから、その様な決めつけをするならそれは冤罪です。様々な不適切行為がある事は判明している。それの批判が加熱して、過去の捏造事件と同等に語られている事がおかしいのです。

白か黒か解らない。在るはずと実験の過程で信じていたまでは良かったが、慎重な点検なしに大発表したから社会的な問題に発展しているのです。<悪意ある捏造>である証拠がない段階で、そうに決まっていると発言したりブログに書いたりするのは、同じ誤謬を犯していると云えます。研究の誤謬と相似形なのです。同じ事を管理人さんも度々指摘しています。諸々の疑義を一つ一つ客観的に、Openブログの様に検証するか静観すべきなのです。
そしてそれ以前に当時者の人権や研究上の権利は守られるべきです。関連学会の抗議等にその侵害が認められます。

自説に都合のよいデータの取捨選択。心ない決めつけ。偏向したバッシングの最たる標本として、このNHKの番組は記録・記憶されるべきかも知れません。今後、新情報が開示され全貌が明らかになる時まで<悪意ある捏造>としてこの研究は語れないはず。

無いものを在ると決めつけてはいけない。本当にそこに悪意があったのかどうか? それは本人の胸の内にある。立証できぬともご本人が背負うのです。どういう行動を取るかは、それぞれが決める事であり、それぞれが背負うのですから、過剰な攻撃も処分も不要。静観していれば、そもそもこんな大騒ぎにはなっていなかったはずなのです。
Posted by 小平の義太郎 at 2014年08月30日 21:21
エクセルでグラフを書くとプロットが小さすぎたり色の区別がつきにくかったりして、自分の思いどおりにならないことが多いです。その時どうするかというと、例えば適当な大きさの黒丸と白丸を実際のプロットの上に自分で貼り付けていきます(もちろんパソコン上で)。手作業ですから、ややずれたりすることもあり、ずぼらな人だとそのまま見直しもせず図にしてしまうかも知れませんね。
 なお、ES細胞は培養皿に張り付いて増えるので、カウントするためにはトリプシン処理で細胞をばらばらにして、洗浄して、と面倒です。その後、まき直すと多くの細胞は死んでしまい細胞数は10-20%に減少してしまいます。よって、半日とか1日ごとに細胞数を数えても細胞数は増えません。1日経った後くらいから生き延びたES細胞がぐんぐん増えていきます。そこで、だいたい、2−3日に1回、剥がしてカウントするのが普通です(私も昔さんざんやりました)。もし小保方さんが、細胞を剥がした時を日単位でなく正確に時間単位で横軸にプロットしたとしたら、ES細胞とSTAP細胞とで時間がずれていても何の問題もありません。必ず同時に剥がしたとも限らないし。少なくとも、NHKや中山敬一が疑惑だとする根拠には全くなりません。
 駄文で失礼しました。ご参考までに。
Posted by エノケン at 2014年08月31日 03:23
先ほどのコメントで舌足らずな部分がありました。ES細胞は適切な時に剥がして、カウントし、細胞数を減らしてまき直すという感じで継代していきます。剥がすのが早すぎるとまだ増殖しきっていない、逆に遅すぎると細胞密度が過剰になって死んでしまいます。ですから、顕微鏡で細胞状態を見て、また、培地の色を見て、今だという時に剥がして継代するわけです。ですから、真面目な人なら夜中に剥がしてカウントということも大いにあります。ですから、48時間に1回とか決めた間隔で毎回カウントできるわけではありません。
 お邪魔しました。
Posted by エノケン at 2014年08月31日 03:43

(BLOGOSへのコメント[2014 08 03]の再録)

「理研のSTAP細胞検証実験の中間報告」(2014. 08. 27)から学び、考えたこと

 そもそも検証実験は改革委員会の「提言書」に基づくものであって、STAP細胞の存在を示すために行なわれているのではありません。ですから、分子生物学会の副理事長さんや、東大医科研の先生が「無意味だ」と思うのは自由ですが、正当な理由もなく「中止を求める」とか「止めろ」というのは、理研の検証実験に対する妨害行為である、と私は思います。学会の然るべき地位にある方が、独立機関の運営に対して、このような不規則発言を繰り返すことは「我が国の科学研究全体に「悪影響」を与える状況を生み出すことに」なるのではないでしょうか。「再現できなかったのだから、止めろ」というのは、今回の検証実験の意味を全く理解していないことを示すだけでなく、研究者・科学者にとしての資質をも疑わせる発言である、と私は思います。また、経費を「税金の無駄」という声もありますが、理研CDB運営の必要経費としての許容範囲内であり、何ら問題はないと思います。

 さて、今回の中間報告は、図らずも実験の現場に関わる研究者と一般市民との緊張感のある意見交換が行われた点で、貴重な交流の場になったのではないでしょうか。昨今「研究者と市民との対話」ということが言われますが、深まりのない表面的な交流になることが少なくありません。丹羽氏の過不足のない言葉でもって、実施された実験の概要と、得られた結果の意味・成果と今後の課題について、ご自身の研究者としての内面の吐露も含めて、聞くことができたことは、「STAP細胞の科学」に関心のある多くの人にとって、貴重な経験だったのではなかったか、と私は思います。聴衆の多くが素人で、やや追求不足であったのは否めませんが。

 実験結果は、予想された通り(私にとっては)、STAP細胞に迫ることにはなりませんでしたが、論文だけでは分からなかったことも示されました。論文の手順通りでは、細胞処理溶液のpHが論文に示された値にはならず、以外と微妙な/手強い手法であることが窺えました。

 頻度や割合はともかく、Oct3/4-GFPが蛍光発色する細胞は出現しました。しかし同時に、赤色蛍光も重なるため、純粋な「GFP発光」はではなく「死細胞固有」の現象が疑われました。実験として示されたのはここまででした。

 ここで、私の疑問点を2つだけ挙げて置きます。

 @対照実験として、GFP遺伝子を持たない同系マウス由来の細胞では、緑色蛍光はなかったと思いますが、併行して酸処理等をした場合、赤色蛍光はなかったのかどうか。また、常時GFPを発現する細胞を、併行して酸処理等をした場合、赤色蛍光はどうだったか調べられたのかどうか。私が聞き逃したかも知れませんが。

 Aまた、酸処理で生じたGFPを発色する細胞塊の中で、生細胞の割合はどの程度なのか。そもそも生細胞はなあったのか、なかったのか。素人目には、トリパンブルー排除試験で簡単に分かることだ思われるのですが。

 たとい「STAP細胞」があったとしても、細胞塊のごく一部に限られる可能性が高く、この段階で、増殖性のない「STAP細胞」の検出・検証実験を進めても、失敗する確率が極めて高いと考えられます。ここで立ち止まるのではなく、ここを通過点にして「STAP幹細胞」の樹立と検証に向かう実験(進行中かもしれませんが)も、他の計画実験と併行してすべきではないか、と私は思います。

 というのは、iPS細胞でも、まず「STAP幹細胞」に対応する細胞が得られた訳で、「STAP細胞」に対応する「原始iPS細胞」は、まだ研究が殆ど進んでいません。それだけ困難だからだろう、と思われます。「STAP細胞」を経て「STAP幹細胞」が生じる訳ですから、理屈の上では、まず「STAP細胞の検証実験」、次いで「STAP幹細胞」となりますが、おそらくその考えが、STAP細胞研究の「落とし穴」なのではないか、とも考えるのです。[2014 08 30]
Posted by Nekogu at 2014年09月03日 10:46
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