2014年08月17日

◆ 無意味な節電はするな 2

 いまだに節電(省エネ)運動が続いているが、無意味な節電が多い。特に、駅や電車の照明カットは有害である。 ──

 節電と称して、駅や電車の照明カットが続いている。(蛍光灯の半分を間引きしている。物理的に照明ランプが存在しない。)
 だが、これは有害である。わずかばかりの電力を惜しむせいで、薄暗くなり、多くの人に迷惑がかかる。これほど多くの人がいるところでは、電気を使っても問題ないのに、やたらと電力を削減する。

 しかも、時間的に言って、もともと節電(省エネ)の意味がない。
  ・ 夜間ならば、電力不足はない。
  ・ 夏季以外(およびお盆時期)ならば、電力不足はない

 こういう時期に、やたらと省エネをしても、意味がない。のみならず、本や新聞を読む人の視力を悪化させるという意味で、有害である。さらに、「本や新聞を読めないので、スマホを読む」というふうにすれば、各人の消費電力が増えるので、日本全体としては消費電力が大幅に増えてしまう。省エネの逆だ。

  ※ 参考情報 : 夏季の電力消費状況(グラフ)

 ──

 そんな馬鹿げたことをするくらいなら、もっと技術的に進歩をもたらすことでも考えたらどうか。たとえば、点状が全面 LED で証明する車両がある。ジーメンスの未来列車のモデル。





 日本がけちくさいことばかり考えている間に、ドイツはどんどん技術を進歩させていく。
 列車ばかりではない。自動車もそうだ。日本の自動車メーカーがこの 20年間にやっていたことは、軽自動車の売上げを増やすことぐらいだった。みじめ。
 その間に、ドイツ車は大幅に技術を進歩させていった。

   先進技術の高級ドイツ車 v.s. 日本の軽自動車


 ひどいものだ。めざす方向が全然違っている。



 【 関連項目 】

 「無駄な節電が多い」という話は、これまでも何度もしてきた。
  → 節電の緩和
  → 無意味な節電はするな
  → 節電のせいで人が死ぬ

 これらは、2011年〜2012年の話。
 2014年になっても同じことが続くのが、嘆かわしい。
 


 【 関連サイト 】

 山手線では、間引きがなくなって、全部点灯している。蛍光灯を LED に替えて、省エネしたらしい。
  → 『山手線の室内照明が全てLEDに!』 最近山手線の車内が明るくなった
  → LED照明ね…

 別に、LED に交換する必要はないんだけどね。そんなことしなくていいから、蛍光灯のまま、間引きをやめてほしいものだ。
 あと、暗い駅構内も、何とかしてもらいたいものだ。
posted by 管理人 at 09:56| Comment(12) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本人はなんでもビカビカと明るく照らしすぎていると思います
明るければなんとなく華やかで清潔感があると感じるようですが
必要な箇所のみ最低限の光量で良いはず
コンビニ店内なんてあれほど必要でしょうか
体内時計が狂ってしまいそうです
Posted by 先生 at 2014年08月17日 10:24
同感。
暗いと気分まで暗くなるから良くないね。
景気悪いのと合わさるとなお。

暗いところで本を読むと目が悪くなるのは
根拠ないって噂だけど。
Posted by a at 2014年08月17日 11:04
> 暗いところで本を読むと目が悪くなる

 これはホントですよ。被害者は多数。サッカーの本田もそうです。オランダは照明が暗いのだが、暗いところで本を読んで、目を悪くした。だからレーシックを受けることになったんです。

 一方、明るいところで遠くを見続けると、目が良くなります。これで視力を劇的に回復した人の体験談は、あちこちにあります。
Posted by 管理人 at 2014年08月17日 11:35
確か目が悪くなるのは、暗さではなく距離(近くで者をみる)だったような。
まあ暗いと必然的に顔を近づけて本などを読むので、どっちでも同じようなものですが。

意味のない節電反対には大賛成、あれで満足して損を拡大しているようでは救いがない。
Posted by そら at 2014年08月17日 12:01
ついでに言えば太陽光発電の急増により、今では晴れた日の節電も不要です。数年後には晴れた日は電気をなるべくたくさん使ってくださいとお願いされるようになるかも知れません。
Posted by vaceba at 2014年08月17日 14:21
> 今では晴れた日の節電も不要です。

 そういう見解はあります。たとえば、下記。
 → http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14127549714
> 「再生可能エネの増加がすごい!⇒ 太陽光だけで総発電量の10%もピークカットする?」

 たしかに数値だけ見れば、そう見えます。

 しかし残念ながら、発電のピーク時は正午です。他の時間では、大幅に減少します。
  → http://openblog.meblog.biz/article/5610109.html
 一方、電力需要のピークは午後2〜3時であり、しかも、午後11時〜午後7時まで、ピーク時の9割ぐらいの需要があります。
  → 同じページのグラフ(2番目)

 ──

 「太陽光発電は、電力需要の多い昼間に発電量が多い」
 という理屈は、不正確なわけです。それは「昼間」という語を曖昧に使っています。
 正確には、1時間単位での変化を見て、「正午以外には太陽光発電の電力は不足しがちだ」と理解するべきでしょう。(ただし夏場のエアコン利用の時期に限る。他の時期ならば電力は余っている。)

 http://openblog.meblog.biz/article/1417854.html
 http://openblog.meblog.biz/article/1200946.html
Posted by 管理人 at 2014年08月17日 14:49
太陽光発電は正午が最大になるのはおっしゃるとおり。それは、真南に向けて設置するのが一日の積算発電量が多くなるから。でも、管理人さんのおっしゃるとおり、人間の電力消費は正午最大、ではない。
そこで、大型太陽光発電所は、12時の方向(従来通りの設置)、ではなく、15時が最大になる方向(南西方向に向ける)にすることを、買い取り割り増しの条件にしたらいいと思います。
もう少し正確に言うと、全部真南に向けたら、正規の料金の70%、全部15時の方向に向けたら正規の100%、あとはその割合に合わせる、とか。
最初だけ南西に向けて、後から変更する詐欺が起こるかもしれませんが…。
Posted by PV技術者 at 2014年08月17日 21:36
> 15時が最大になる方向

 それだと一日の総発電量が減ってしまうので、かえって省エネに反します。デメリットの発生。

 また、現状で電力不足が発生しているわけではないので、そのことにメリットはありません。(仮に電力不足の状況になれば、その方法は電力不足を解消するので、少し意味がありますが。)

 あと、たとえ電力不足があるとしても、その方法だと、12時ごろに電力不足が発生するので、やはりメリットはありません。

 太陽光発電は、サインカーブを描くので、どうやっても問題が発生します。
Posted by 管理人 at 2014年08月17日 22:19
LEDと蛍光灯って消費電力ほとんど変わらないようですが、同じ光量ならLED/蛍光灯/白熱電球=7/11/54(W)となるようです。(参考URL)
http://ascii.jp/elem/000/000/627/627754/
電車とか駅みたいに数が多くて常時点灯だと有効でしょうね。
Posted by 京都の人 at 2014年08月17日 22:57
LED は、LED自体は長寿命だが、回路が熱に弱いせいで、寿命が短めのことが多いそうだ。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0430/655864.htm?g=01

放熱が十分ならば長寿命らしい。その点、上記の山手線の場合は、LED が剥き出しだから、大丈夫だろう。一方、埋め込みタイプの場合には、寿命が短くて、交換費用がかかりそうだ。

光量の点は、新しいものだと効率が高くなっているらしい。
Posted by 管理人 at 2014年08月18日 07:15
以前は昼夜止められない原発が稼働していて、夜間の節電は意味がなかったが、今ではほとんど火力発電となっているので、無用な燃料消費をしないという意味で節電効果はあると思う。また今後リニアが開通すると大幅に電力が必要になる。JRが原発推進派なのはそれが原因と思うが、その口実を与えないためにも更なる節電と代替電力の準備が必要と考える
Posted by gunts at 2014年08月18日 23:06
> 無用な燃料消費をしない

有用な燃料消費の話をしているんです。
弊害:
 暗いところで文字が読みにくい。
 暗い階段で怪我をしやすい。通行人が歩きにくい。
Posted by 管理人 at 2014年08月19日 07:36
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