記事を引用しよう。
安倍晋三首相は19日午後、山口県下関市での講演で、少子化対策の一環として「第3子以降に特化し、重点的に支援していく。(従来とは)次元の異なる大胆な施策を検討していきたい」と述べ、3人目以降の子どもの出産や育児を抱える家庭を重点的に支援する政策を打ち出していく考えを示した。
( → 時事通信 7月19日 )
これは、はてなブックマークでは、総スカンを食った。
→ はてなブックマーク
圧倒的な悪評である。ではなぜ、これほどにも悪評なのか?
はてなブックマークのコメントを読むと、第一子と第二子をすっ飛ばして、第三子だけに限定するところが悪評だ。これはどうしてかというと、はてなブックマークを利用しているのは独身男性が圧倒的に多くて、彼らは第一子も得ていないから、第三子なんて遠い夢物語であるからだ。つまり、安倍首相の提案は、「金をもらえない」ということを意味する。
実際、「第3子以降に特化し、重点的に支援していく」といのは、「第一子と第二子は冷遇する」というのと同義だから、独身男性が腹を立てるのも当然かもしれない。
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ただ、私なりに解説すると、こうだ。
「第3子以降に特化し、重点的に支援していく」というのは、財務省が「金をなるべく払わずに済む」という方針を取るからだ。「同じ財源なら、第3子以降に特化する方が有効だ」というわけだろう。あるいは、「効果なんかどうでもいいから、とにかく財源を減らすには、第一子と第二子を排除すれば済む」ということだろう。……で、これを見て、独身男性は頭に来るわけだ。
このことは、実は、次のアイデアに似ている。
「馬の目の前に、ニンジンを吊り下げる。すると、馬はニンジンをめがけて、すばやく駆け出す。しかし、馬が前に前進する、馬に乗っている人もいっしょに前進する。その人がニンジンを吊り下げているので、ニンジンもいっしょに前進する。かくて、馬はニンジンを食えないまま、目の前のニンジンをめがけて、どんどん駆け続ける。結局、馬にはニンジンを一本も与えないまま、馬を無限に走らせることができる」
これぞ、うまいアイデア、というわけだ。
ま、ただの馬なら、そういうゴマ化しにだまされるかもしれない。しかし、人間をそういう馬のように扱うのは、とんでもない。目の前に餌をぶらさげられたあと、餌を得られないまま無限に走り続けるなんて、人間にはあり得ないことだ。
で、そういうことをしようとしているのが、安倍首相なのだ。とすれば、バカげたアイデアを示されて、「これをめざして走れ」と言われた人は、怒り出すだろう。それがまあ、はてなブックマークで見られる反応だ。
「馬鹿にするな」「馬にするな」

意外と話題になっているのは、そこいらへんが一因だったりして…
こんなことなら、少々貧しくとも、今、世界で一番自由な国のロシアに、移住→帰化=移民?したくなってきます。
あーあ
日本、最悪