STAP細胞で検証実験がなされているが、その方法が問題だ。「作製できること」でなく「コンタミがあること」を証明することを目的とするべきだ。 ──
理研は小保方さんに再現実験をやらせている。それで再現できなければ「STAPは存在しません」(存在するとは言えません)と証明できたことになるだろう。一応は。
しかし、それは「間違いがなぜ起きたか」を証明することにはならない。「間違いがなぜ起きたか」を証明するには、「STAPは存在する」ということを目的とした実験とは別の実験をする必要がある。特に、「コンタミがあったこと」を証明するためには、それ専用の準備をする必要がある。では、どんな?
──
ここで思い出すのは、次の実験だ。
「インフルエンザの感染で、手を通じた感染がとても多いことを実証する。そのために、手に蛍光塗料を付けておく」
このまま数時間を過ごさせる。そのあとで、室内を暗くしてから、ブラックライト(紫外線)を照射する。すると、手で触れた箇所がいっせいに発光する。
では、どこが発光したか? 手で触った箇所のすべてである。具体的には、
・ 自分の体。特に、手や口。(ここからウイルスが出る。)
・ ドアのノブや机や書類。(ここを通じて他人に移る。)
・ 他人の手や口。(こうして他人の呼吸器に感染する。)
要するに、人は無意識的に、あちこちに触っており、あちこちをインフルエンザ・ウイルスで汚染してしまうのである。
以上は、テレビの番組で放送されていた内容だが、同様のことは、個人レベル(大学の研究室)でも実験した人がいる。下記に画像がある。
→ リビングでの接触感染の危険(リビング実験)
→ オフィスでの接触感染の危険(オフィス実験)
──
さて。上記のように、ウイルスの感染というものは容易に起こる。
とすれば、ES細胞のコンタミでも、同様のことが起こっても不思議はない。ウイルスは目に見えないほどの微量でも感染を引き起こすが、ES細胞もまた目に見えないほどの微量でもコンタミを引き起こす。(そして多大に増殖する。 → 詳細 )
だから、「ES細胞のコンタミが起こったこと」を証明したければ、単に再現実験をするだけでなく、特別の実験をする必要があるのだ。
具体的には? やはり、上記と同様に、蛍光塗料を使った実験をするといいだろう。小保方さんがあちこちにコンタミを引き起こしていることを実証するといい。そのために、ES細胞に蛍光塗料をつけておくといい。
その後、どうなるか? たぶん、こうなる。
「比較用としてそばに置いておいた ES細胞のシャーレから、本人が意識しないうちに、少しずつ外部への漏れ(こぼれ)が生じる。たとえば、机の上に垂らしてしまうとか。その後、そこに手で接触したりしたあとで、さまざまな汚染経路を経たあとで、STAP細胞用のシャーレへの汚染が生じる」
このことを証明するには? もちろん、蛍光塗料があちこちに広がっていることを見ればいい。そして、そのためには、蛍光塗料を使った再現実験が必要なのである。
理研は現在、普通の再現実験をしているだけだ。それは「STAP細胞が存在しないこと」を証明することはできるが、「ES細胞がコンタミしたこと」を証明することはできない。「ES細胞がコンタミしたこと」を証明するには、それ独自の実験が必要なのだ。
このことを理解しよう。
[ 付記 ]
ついでだが、このような検証実験の必要性を唱えた私の見解に対して、分子生物学会や高橋さんは、批判するかもしれない。
「そのような実験をすることは絶対にしてはならない」
と。もし彼らの本心が、
「真相の解明は断じて許しがたい」
ということであれば、批判するかもね。
さらに言えば、捏造説の人々も、反対するだろう。
「コンタミがあったことを証明する」
ということは、
「捏造説が間違っていたことを証明する」
ということだからだ。とすれば、捏造説の人々が賛同するとは思えない。彼らは真相の解明に反対するだろう。
ま、それこそが、分子生物学会や高橋さんが再現実験に反対する理由なのかもね。かもね。
2014年07月06日
過去ログ
管理人さんの想定の説明するなら、机の上に垂らした場合は同時に存在するバクテリアや菌類に駆逐されて培養液中で速攻で死滅します。
培養細胞と言うのは、自然界では非常に弱い存在。
無菌操作しつつ相当量のES細胞をコンタミでもしないと、ES細胞は生き残りません。
だから、本当にそうかどうか、実験すればいい、と言っているのです。
実際にも、200回ぐらい STAP細胞を作製して、そこから増殖に成功したのは数回にすぎない、と言っています。稀に起こる例外的なコンタミ・増殖が、絶対にないと言えるのか? それを実験で確認すればいいんですよ。
だいたい、机の上というのはただの例示であって、実際に机の上だと主張しているわけではありません。想定外のとんでもないところが場所かもしれない。それを特定するためにも実験が必要なのです。
何だってあなたは真相の解明のための実験に反対するの? あなたもまた、「真相が解明されると困る」という立場なんですか?
「ES細胞のシャーレを移動する際に、内容物が飛散して、STAP細胞のすぐそばにも飛び散った。目に見える分はSTAP細胞のシャーレには入らなかったが、目に見えない分がSTAP細胞のシャーレに入った。そのことが蛍光物質の飛散分布から確認された」
こういうことは考えられます。
いわゆる操作上の不手際で起こるのはバクテリアか菌類のコンタミ。
ES細胞のコンタミって言うのは
@同時に培養していたES細胞のdishと丸ごと取り違える。
ASTAP細胞培養中のdishにES細胞を大量混入して、すぐに解析に回す(どっちかがすぐに死ぬので)
@A以外のコンタミは、私は一つ思い浮かんだけど、あなたも考えてみたら。難しくないですよ。
あと、「どっちかがすぐに死ぬ」というのは認識ミス。STAP細胞は最初からすべて死んでいる可能性がある。また、一様に分布しているとは限らず、一箇所に固まっている可能性もある。……こういうことも、実験で明らかにできます。
う〜ん、この辺りの想定が研究者の解釈と管理人さんの推理が食い違う理由でしょうか。
この場合、飛散したSTAP細胞培養液はバクテリアやカビに汚染されるから、起こるコンタミもバクテリアやカビのコンタミです。
こういう例を挙げられると、他に思い付いたという一つも全く信用できないですが。
>STAP細胞は最初からすべて死んでいる可能性がある。
この解釈は確かにあり得ます。
ただ死細胞が浮いてると普通顕微鏡で見るまでもなく分かりますからね。
管理人さんが想定するマヌケすぎる小保方さんにはあり得るかもしれませんが、それを理研の他の研究者が想定しないのは仕方ないと思います。
ついでに言うと根本的な話として、細胞に蛍光塗料ってどういう状況?
技術的な問題点として
GFPやYFPを挿入して、部屋全体を励起するんでうすか?
それともサンプルを回収して(方法は分かりませんが)PCRで検出?
次にES細胞を標識っていうのは具体的にどの細胞を?
そもそも小保方さんはES細胞を所有していないと当初発言していて、その後冷凍庫内に所持していることを発見されましたね。
この状況で疑いを晴らそうと思うと、理研中のES細胞というES細胞を標識するぐらいのことが必要ではありませんか?
この場合再生医療を研究している他の研究者も所有する細胞をすべて破棄する必要があるので、研究に多大な影響が出るでしょうね。下世話な言い方をするなら億単位の。まあ連帯責任としてそれをやっても私は構わないとは思いますが、億単位の損失でしょうね。
それなら、とりあえず小保方さんの実験する部屋を隔離して絶対にES細胞を入手できないようにした方が現実的では?
ES細胞のつもりで、適当な細胞を用意して、それと蛍光塗料を混ぜておく。そのあとで、実験をしてもらう。
この実験は、STAP細胞を作ることを目的とした実験ではなくて、コンタミの経路を知るための実験だ。嘘つきの悪人ならば協力してくれないだろうが、正直な善人ならば協力してくれるだろう。これに協力してくれるかどうかで、小保方さんが悪人かどうかという心理的なチェックもできる。
上記のようにしてコンタミがあったかどうか(さらにその経路も)をチェックすればいい、というのが、私の立場。
なのに、真相を解明するのは絶対にイヤだ、というのが、捏造説の人々。あなたもそうです。
> 絶対にES細胞を入手できないようにした方が現実的では?
それじゃ、コンタミがあったことを証明できない。証明することの目的が違います。本項の目的が何であるか、最初から読み直してください。1〜2行目の文句を読んでください。
> 小保方さんはES細胞を所有していないと当初発言していて
「当時は所有していなかった」じゃないの? 昔と今では違いますよ。今保有していることは、過去において保有していたことを意味しません。全然別のことなんだけど。
こういうことを混同しているのが、捏造説の人々。論理が滅茶苦茶。
保存中の細胞なら起こす際に一度washするし、培養中の細胞でも定期的にmediumを交換します。
細胞に蛍光塗料が混ざっているという状況が理解出来ない。
それにその方法では今回の再現実験でコンタミしたかどうかは分かりますが、当時のコンタミ経路なんてわ分からんでしょう。
今回はカメラ撮影までされているんだから、当時以上に神経質に実験すると思いますよ。
管理人さんの言葉を借りるなら、>昔と今では違いますよ。
>今保有していることは、過去において保有していたことを意味しません。全然別のことなんだけど。
こういうことを混同しているのが、捏造説の人々。論理が滅茶苦茶。
あと、そもそも管理人さんって当時所有していたES細胞がコンタミしたと考えているんじゃないんですか?
論理が滅茶苦茶というか、まったく逆の主張してません?
小保方さんは自分が所有しているわけでもない他人のES細胞を勝手に弄くった上に、培養ベンチか何かにぶちまけて、それによってコンタミが生じたのですか?
一度ご自身の主張を整理した方が良いと思います。
混ざっているんじゃなくて、混ぜているんです。わざと混ぜておく。
あと、今回はなるべく当時の状況をそのままに再現するんです。同等であることが前提です。当時と今回とが異なると言い出したら、再現実験そのものが無意味になるでしょう。前提が崩壊する。
> 小保方さんは自分が所有しているわけでもない他人のES細胞を勝手に弄くった上に、
これも誤解。「当時は若山研にES細胞があった」と言っています。他人のものではあるが、公式のものです。だいたい、リーダーでもない一研究員が自分のものを所有しているわけがないでしょうが。
あなたは時系列を混同していますよ。リーダーになったのは第1論文を投稿したあとです。キメラマウスを作ったあとです。(若山さんが去ったとではキメラマウスを作っていません。リーダーになったあとでやったのは、笹井さんの下でやった遺伝子分析であって、キメラマウスの作製ではありません。)
> 培養ベンチか何かにぶちまけて、
ぶちまけなくてもコンタミが起こるかどうかを調べるのが、本項で言う検証実験です。あなたは本項をまったく理解できていない。「本人が知らない間にコンタミができるかどうかをチェックするために実験をしろ」という趣旨で書いてあるのに、「わざとぶちまけた」だって?
あなたみたいに誤読ばかりする人がいるんだから、錯誤ばかりする女性がいても不思議ではないでしょう。錯誤のレベルは、あなたも小保方さんも同程度です。自分が何をやっているかわからない女性と、本項が何を言っているかわからない男性。どっちもどっち。呆れるしかない。
繰り返しますが、冒頭の1〜2行目を読み返してください。本項の実験は再現実験とは「異なる」実験です。別の実験です。別の実験をやれ、と書いているのに、あなたはそれを正反対に誤読しています。「(赤のままでは無理だから)青をやれ」という文章を「赤をやれ」と読み取って、「赤のままではダメだ.そんな提案はダメだ」と勝手にわめいている。相手にならん。
馬鹿馬鹿しいので、コメント欄を閉じます。
培養細胞がどのようなものかご存じないようですね。
ただ、「アホか」というハンドルネームの方は、ES細胞の特性をご存じないようですね。ES細胞は異常に増殖力が強いので、LIF等の培養条件が整っていれば数個コンタミするとまたたくまにシャーレ内を席巻するはずです。
異なる細胞間のクロスコンタミを防ぐ方法論は、長い細胞生物学の中で確立されています。しっかりトレーニングを受けた研究者なら、何種類もの細胞を同時に培養しても混入はあり得ません。もし混入の可能性が排除するためなら、彼女がこうした方法論に沿って培養ができるかどうか見るだけで十分なので、培養作業を1回録画すればすむ話です。
今回の騒動は、筆頭著者がW研に客員として居続けられるかどうか分からなくなった時期に、切羽詰まって意図的に混入を行ったと解釈するのが一番妥当だろうと思います。単なるコンタミで同時に培養していなかったはずの複数種類のES細胞が検出されるはずがありません。
論理が狂っていますね。「可能性を排除するため」じゃなくて、「可能性があることを示すため」です。
比喩的に言うと、「誰かが犯人ではないことを示すため」ではなくて、「誰かが犯人であることを示すため」にやる実験です。
彼女が犯人でないことを示すためなら、録画をするだけで十分でしょう。しかし彼女が犯人であることを示すには、録画だけでは不十分なんです。
> しっかりトレーニングを受けた研究者なら、何種類もの細胞を同時に培養しても混入はあり得ません。
これまで高度な研究者が行った実験で、コンタミによる実験ミスで論文撤回という例は、枚挙に暇がありません。プロなら知っていることなんですけどね。ま、無知な人が知らないのは仕方ないが。
> 単なるコンタミで同時に培養していなかったはずの複数種類のES細胞が検出されるはずがありません。
逆でしょ。意図的な混入なら、わざわざ複数種類を混入させるはずがない。それじゃ「混入させている」とわざわざ証明しているようなものだ。意図的であれば1種類だけのはずです。複数種類であることは、偶発的なミスであることを強く裏付けます。これがまともな推理です。
> 単なるコンタミで同時に培養していなかったはずの複数種類のES細胞が検出されるはずがありません。
あなたがそう思うのは勝手だが、それを実証する必要があります。だからこそ検証実験をする必要がある。
あなたは実験の目的が「何かを実証するためだ」という基礎を理解していない。「推測だけあれば十分で、実証する必要がない」というのなら、あらゆる実験は必要がなくなる。実験科学を否定するようなことはやめた方がいい。
あなたが抱腹絶倒するしかないのは、実験科学というものを知らない素人だからです。だから推測だけで済ませて、実験を否定したがる。自分の推測が間違いだとも気づかないで。
管理人さんの説く<組織欠陥説>=<小保方さんの実験ミス&笹井さんの指導の複合>が真相だと思います。
でも理研の都合は別。<研究不正の実態解明>をしてしまうと組織的関与が明るみになりますから何としても避けたい。よって小保方博士参加の再現実験に踏み切り、STAP細胞を作製できない一研究者の問題と決着させて、組織的関与をうやむやにしたい。
騒ぎを観ていると、そういった組織の思惑以外にも真相解明を望まぬ理由がそれぞれにあるようです。
根本的な誤読を私もよくやります。
読解力の無さは如何とも為がたくこちらで勉強させて頂いております。誰しもが間違う。思い込みもあれば、歪曲する意図もあり得る。だからこそ集団から個人に向けられる刃は恐ろしく、気付いた人間が声を挙げねばなりません。
そしてこの騒動が炎上する理由の一つが読解力の無さと云うよりも共感力の無さに起因しているように感じます。読解力に欠けていても思いやりのある人間は無闇に人を攻撃しませんから。
筆頭著者は、博士論文でバイオサイトの写真をコピーし、あたかも自分の実験の結果であるかのように用いている人です。市販の肝臓の細胞の写真を、自分がマウスから初期化して作った細胞の証拠として用いています。博士論文ではそれ以外にたくさんの剽窃、捏造を行っているし、他のTissue Eng、Nat Biotechなどの雑誌に投稿した論文でも見られる事は調べてもらえば分かると思います。
こうした非常識を過去に行って来た人物が、複数のES細胞を不正に入手し、文脈にあわせて「STAP細胞」として用いてきたとしても決して不自然ではありません。
その件はすでに議論が済んでいます。
たしかに不自然ではない。彼女が捏造したとした可能性は十分にあります。あなたがそう推定したとしても問題ありません。
問題は別のところにあります。「すり替え」や「混入」ぐらいならば可能だが、「遺伝子分析をうまくつじつま合わせするように計画的にすり替え・混入」をするという、計画的な能力が欠けている、ということです。特に、ES細胞の性質について、最高レベルの知識がないと、うまくつじつま合わせができません。特に、 2i + LIF と ACTH + LIF についての高度な知識が必要です。あなたはそれを理解していますか? たぶん理解していないでしょう。そのことを小保方さんが誰にも教わらずに知っていたとしないと、計画的な捏造はできないことになります。
しかし小保方さんにはその知識はない。ゆえに計画的な捏造という説は破綻してしまいます。
この件は下記で詳しく述べています。
→ http://openblog.meblog.biz/article/22813112.html
> 文脈にあわせて「STAP細胞」として用いてきた
この「文脈にあわせて」というところが問題です。そのためには高度な知識が必要なのです。それを彼女は持っていません。
彼女が捏造をすることは(心理的には)不自然ではありません。しかし能力的には「不可能」なのです。不可能なことをやったと見なすという点で、捏造説は破綻してしまうのです。
それよりは、「本人は捏造しようとはしなかったのに、結果的には捏造と同じことになってしまった」と見なす方が、はるかに合理的です。それが上記リンクで示した真相です。
コンタミだとして…STAPだと信じて実験した若山さんは胎盤にもなるSTAP幹細胞をコンタミ細胞で作ってしまったのでしょうか?
胎盤にもなると言うのがそもそも間違いですか?
大隅さんは最初から信じていませんが…
学会声明のほかに自身のブログでも素人が疑いたくなるようなコメントしてますから。。。
最終的には今の理研の対応が真実に向かう近道だと思うのですが???
相沢さんが言っているように…
本人が出来なかったら、当時何かしらの錯誤か意図が有ったと推察すべきではないでしょうか?
2i+LIFの実験は小保方氏の手で行われたそうです。若山先生は関与していません。エア実験との噂もありますが、いずれにせよ、2種類の阻害剤の作用について小保方氏は一応理解していたと推察できます。また、2iやLIF、ACTHについてはES細胞の「基本」であって、決して「最高レベル」ではありません。無駄な誇張表現は不快です。
別に何度もアホを自称しなくてもいいです。読めばわかりますから。
> 2種類の阻害剤の作用について小保方氏は一応理解していたと推察できます。
一応理解していた程度では、計画的な捏造なんかはできない、という点がポイントです。ここでは理解していたかどうかが問題ではなくて、計画的な企画力・構想力が問われています。
特に、JAKi や MEKi との組み合わせでは、既存の知識にない新たな現象を捏造する必要があります。「知識の受け売り」じゃ駄目なんです。未知の現象を構想して捏造するだけの企画力が必要です。独創力といってもいい。
しかし、小保方さんのこれまでの情報を見る限り、彼女には企画力も独創力も皆無です。コピペをして、実験ミスをする以外、ほとんどの能力がない。なのに、「これまでにない未知の現象を構想して捏造するだけの企画力・独創力」を要求しているところに、捏造説の自己矛盾がある。
それが私の見解です。「初歩的な知識の有無」を問うているのではない。誤解しないでください。
> 2iやLIF、ACTHについてはES細胞の「基本」であって、決して「最高レベル」ではありません。
小保方さんはES細胞の専門家ではありません。それどころか、自分のやったリンパ球に付いてすら、好中球とリンパ球の区別さえもできずにノフラー教授に罵倒されているほどです。専門分野の知識のない人が、専門とは違うES細胞の高度な知識(捏造できる知識)をもてるはずがないでしょう。
> 無駄な誇張表現は不快です。
それは、初歩的な知識と、捏造できるだけの知識とを、混同しているからです。
比喩的に言えば、「F1を運転するには高度な技術が必要だから、F1を運転できるはずがない」という主張に対して、「彼女は軽自動車を運転できるのだから、F1を運転できるはずだ。どっちも自動車なんだから」と主張するようなもの。両者には大きな違いがあるのが理解できない。
誤読しているか、非論理的であるか、どっちかですね。自称しているとおり。
> 2iやLIF、ACTHについてはES細胞の「基本」であって、決して「最高レベル」ではありません。
誰もそんなことを言っていません。初歩的な知識と、「捏造して、つじつま合わせをする知識」とは別です。この両者を混同しているとしたら、私の発言を意図的に捏造しているか、アホであるせいで別のことを混同しているか、どちらかです。
あなたがアホでないとしたら、意図的に捏造していることになりますね。
私が言ったのは、「世界トップレベルの笹井さんの目の前で捏造をしてチェックをすり抜ける能力」つまり「笹井さんをはるかにしのぐES細胞の知識と卓見」のことを言っているのです。
専門分野で世界トップレベルの人の厳重なチェックをすり抜ける(捏造する)としたら、最高レベル以外ではあり得ないでしょう。私が言っているのはそのことです。すでに述べたとおり。
( そこを勘違いする人もいるんだから、小保方さん以上にそそっかしいね。世の中には、小保方さんよりも、もっとすごい うっかり屋さんがいる、と証明してくれたわけだ。)
私の主張を丸パクリするという時点で、論文の剽窃みたいな不正行為だが、それを私自身に主張するという点で、狂気の沙汰だ。(釈迦に説法ふう。しかもそれを自説であるかのごとく装う不正行為。)
呆れた。もはや当ブログには来ないでほしい。
あとね。他にも下らない見解が二つ寄せられたが、低レベルの誤読に由来するので、いちいち説明しません。あなたの言っていることが完全な間違いだとは言わないが、話の大前提として、私の主張を誤解している。だから反論になっていない。そのことにも気づかないような知性には、いちいち応対できません。
あなたは、学術論争をする以前に、日本語を正しく読む能力(相手の話をきちんと聞く能力)が必要です。それが根本的に欠けているから、自分では論争しているつもりでも、てんで見当違いな揚げ足取りにしかなっていない。科学的論争とは正反対で、犬猫の喧嘩みたいになっている。愚の骨頂。
インフルエンザの感染経路の証明に蛍光塗料の実験が論理的に役立たないことに対する反論はききたかったな〜。
同じ事が、STAPでもいえますから。
「数日後にその通りのデータを持って来た」がんばり屋さんは、2iの実験は捏造(エア実験)で済ませて、若山さんには「STAP」として系統をあわせたES細胞を渡していた、というのが真相じゃないですか?これ、「高度な知識」は必要ないでしょ?
あなたのブログの他の内容はあまり目を通していないので他もそうかどうか分かりませんが、STAP関連の書込みは筋違いの推論を断定的な口調で語る記述が散見されました。あまり専門でない内容について言及されるときは、もう少し控えめな物言いをされた方が良いと思います。専門家の目から見たら噴飯ものですよ。
証明じゃなくて、推定です。本文中にもその趣旨で書いています。「証明」というのはあなたの勝手読みであり、それへの批判は砂上の楼閣への批判です。つまり誤読の上の独り相撲。
> 2iの実験は捏造(エア実験)で済ませて、
そんなことができるわけがない。どうやったらつじつまが合うか、考えるだけの思考力がない。「笹井さんにバレる」と思うのが当り前。実際、バレるはず。
しかも、そこで捏造をするなら、他の部分もすべて捏造だったことになり、壮大な捏造をしていたことになる。大規模な計画的な捏造をしていたことになる。ものすごい構想力。ありえない。
だいたい、そんな面倒なことをしなくても、実験ミスだけで済むんだから、実験ミスがあったと考える方が合理的だ。オッカムの剃刀。ハンロンの剃刀。
http://openblog.meblog.biz/article/21863268.html
http://openblog.meblog.biz/article/21893471.html
> 推論を断定的な口調で語る記述
推論だと記していても「断定だ」と誤読するせいでしょ。引用すると:
「〜が起こっても不思議はない。」
「〜蛍光塗料を使った実験をするといいだろう。」
いずれも断定ではありません。推定の口調です。あなたが勝手に「断定だ」と誤読しているだけ。
私が断定しているのは、「別の実験をすることが必要だ」という点だけ。一方、その具体的な内容は、断定ではなくて、一例の呈示だけです。その部分は推定です。
あなたは両者の区別が付かないんでしょうね。頭を整理したら?
あとね。断定している部分は、ほとんどすべて私の認識であって、客観的な記述ではありません。本サイトはすべて私の見解を示しています。そこでいちいち「私は〜と思う」と書いていたら、あらゆる項目のあらゆる文章がその言葉で埋まってしまいます。そんなことをしたら、読みににくくて仕方ない。
本サイトは客観的な報道ページではありません。そこを理解しましょう。また、本サイトは公正な論文雑誌でもありません。本サイトはあくまで、個人の見解を示すページです。断定はすべて私の個人的な見解です。
それゆえ、他人の見解の部分だけは特記して、引用元を示しており、引用である旨を注記しています。
引用とそれ以外の部分ぐらい、きちんと理解しましょう。