2014年07月05日

◆ STAP:分子生物学会の謎

 STAP細胞事件について、分子生物学会が公式見解を出した。これは発狂したとしか思えない文章だ。その謎を探る。 ──

 STAP細胞事件について、日本分子生物学会が公式見解を出した。( 2014-07-04 )
 原文は下記。
  → http://www.mbsj.jp/admins/statement/20140704_seimei.pdf
 これは、ただの文字データである。タイトル以外はフォントまで同じだ。なのに、なぜか PDF ファイルにしている。この点からして、狂気的である。
 そこで、狂人ふうのファイルを、まともな正気の HTML ファイルに転換して、下記で表示しよう。
2014 年7 月4 日
理事長声明『STAP 細胞論文問題等への対応について、声明その3』
特定非営利活動法人 日本分子生物学会
理事長 大隅 典子

  ....多くの論文不正についての疑義がきちんと分析されず、それに関わ
った著者らが再現実験に参加することについては、当分子生物学会会員を含め
科学者コミュニティーの中から疑問視する声が多数挙がっております。このよ
うに当該機関が論文不正に対して適切な対応をしないことは、科学の健全性を
大きく損なうものとして、次世代の研究者育成の観点からも非常に憂慮すべき
問題であるとともに、税金という形で間接的に生命科学研究を支えて頂いてい
る国民に対する背信行為です。

上記のような現状を早期に解決して頂くために、ここに改めて日本分子生物
学会理事長として以下の点を理化学研究所に対して希望致します。
・ Nature 撤回論文作成において生じた研究不正の実態解明
・ 上記が済むまでの間、STAP 細胞再現実験の凍結

 ( ※ 著作権の問題があるので、一部抜粋とする。全文 HTML は → こちら。 )


 ──

 その言い分は下記のことだろう。
  ・ 小保方さんは故意に捏造をしたに決まっている。
  ・ だから証拠は不要だ。(事実の解明は不要だ。)
  ・ 証拠なしでさっさと処分せよ。
  ・ その名目は「画像の不正利用」である。
  ・ それは、「真正の画像を虚偽の画像に替えたこと」ではなく、
   「真正の画像を別の真正の画像に替えたこと」である。
   (ただの手続きミスみたいなこと。→ 詳細


 このように、「ただの手続きミスみたいなこと」を理由に、厳しい処分を下せ、というのだから、道理が通らない。(実際、似たようなことをした調査委員長については、お咎めなしである。あくまで小保方さん一人に極度に厳しい処分を下せ、と主張している。ひどい二重基準だ。)

 こういうふうに「無理が通れば通りが引っ込む」みたいなことを主張するのは、なぜか? 常識的には、「真相を解明することを徹底的に拒否しているからだ」としか思えない。
 つまり、こうだ。
 「検証実験が開始されると、真相が判明する。すると、『故意の捏造ではなくて、ずさんさゆえのコンタミが理由だった』と判明する。それでは、小保方さん一人に全責任をなすりつけることはできない。そいつはまずい。だから、何としても、真相の解明を阻止しなくてはいけない。そのためには、検証実験を阻止しなくてはいけない」(陰謀説)
 こう考えているのだろう。これならば、合理的に説明が付く。
 ここまでは、私がすでに別項で述べたことだ。(理研の高橋リーダーの心理を推測する形。)
   → iPS臨床研究が中止?

 ──

 さて。以上のことが正しいとすれば、次のことが成立する。
 「高橋リーダーだけでなく、分子生物学界の人々もまた、すべて陰謀に加担している。彼らの全員が、悪意に染まって、真相の解明を阻止しようとしている」
 では、このような陰謀説は、成立するだろうか? どうも、成立しそうにない。一人だけ(高橋)が悪意に染まっているというのはありえても、会長(大隅)を含む大多数が悪意に染まっているということはありえそうにない。

 しかし、それにもかかわらず、分子生物学界は検証試験の実施に反対しているのだ。つまり、真相の解明に反対しているのである。それはなぜか?
 これは大きな謎である。

 ──
 
 この謎を解明しようとして、いろいろ考えたすえ、ようやく事実をつかむことができた。それは、実に意外な事実であった。

 まず、論理的に考えよう。

 (1)
 次のことを前提とする。
 「実は、彼らは真相の解明を拒否していない
 これを大前提としよう。このことは、上の引用文の次のことからもわかる。
以下の点を理化学研究所に対して希望致します。
・ Nature 撤回論文作成において生じた研究不正の実態解明 

 研究不正の実態解明を望んでいるのだから、検証実験に反対するはずがない。そう理解するべきだろう。

 (2)
 次に、上の引用文の、次の箇所に着目する。
論文不正に対して適切な対応をしないことは 〜 憂慮すべき問題である

以下の点を理化学研究所に対して希望致します。
・ 上記が済むまでの間、STAP 細胞再現実験の凍結
 

 再現実験については「中止」ではなく「凍結」にする、ということだ。つまり、「今はやらないが、処分したあとでやる」ということだ。
 
    *        *        *

 結局、以上の(1)(2)をまとめると、次のようになる。
 「検証実験そのものはやる必要がある。だが、検証実験は、処分の後にやるべきだ。まずは処分を先にやるべきだ」 …… (
 これが、彼らの主張であることになる。しかし、これは驚くべき結論だ。

 ──

 彼ら(分子生物学会や高橋さん)は、()のように考えていることになる。つまり、
  「処分の後で検証実験をする」

 ということだ。
 しかし、これが成立しないことは、常識だろう。理由は、こうだ。
 「いったん解雇した職員を、職場で働かせることはできない」
 …… (
 こんなことは、子供でもわかる。「クビにした職員を職場で働かせる」なんて、とうていありえない。逆に言えば、小保方さんに検証実験をさせるには、小保方さんを解雇してはならない。
( ※ ワタミの社長だって、クビにした社員を働かせるようなことはしない。残業代を払わないことはあっても、一切無給のままタダ働きさせるようなことはない。また、職員でもない客を厨房で働かせることもない。職員を働かせるためには、どうしても職員の地位を保っておく必要がある。)

 要するに、彼ら(分子生物学会や高橋さん)は、できもしないこと()が、可能であると信じているのだ! ほとんど狂気!

 ──

 こうして、彼ら(分子生物学会や高橋さん)がほとんど狂気であることが示された。彼らは、別に、悪質な陰謀をもって、検証実験を阻止しようとしているのではない。頭の混乱した狂気ゆえに、
 「いったん解雇した職員を、職場で働かせることはできる」

 と思い込んでいるのだ! ほとんど狂気! 

 では、彼らは揃いもそろって、発狂してしまったのか? あるいは、子供にもわかるようなことがわからないほど、どうしようもない愚劣な知性なのか? 
 いや、それも不自然だ。彼らがそれほど愚劣な知性だとは思えない。その証拠に、彼らは(猿と違って)日本語が書ける。また、( HTML ファイルを作れなくても)PDF ファイルを作れる。そのくらいの知性はある。
 しかるに、彼らは、とうていできもしないことを「できる」と信じて、気違いじみたことを主張しているのだ。それはいわば、
 「土星まで移住できるロケットを今すぐ寄越せ」
 とでもいうような無理難題である。とうていできもしないことを「できる」と信じて、気違いじみたことを主張している。





 ──

 ここまで見た末に、すべてを説明する理屈が、たった一つだけ思い浮かぶ。こうだ。
 「彼ら(分子生物学会や高橋さん)は、狂気でもないし、愚劣な知性でもない。ただし、そういうことを主張しているのは、彼らがうっかりしていたからだ。つまり、いったん解雇した職員を働かせることができない、という法制度を忘れていたからだ」
 これが最も可能性の高い推論だ。

 そして、このことは、次のことを意味する。
 「小保方さんはひどいうっかり屋さんで、ひどい勘違いをした。しかし、それをを批判して『処分せよ』と主張する分子生物学会や高橋さんは、小保方さんをはるかに上回るほどの、ウルトラ級のうっかり屋さんで、ウルトラ級の勘違いをしている


 つまり、巨大なブーメランである。小保方さんがうっかり屋で勘違いをしていると思ったら、分子生物学会や高橋さんは、小保方さんをはるかに上回る規模で、うっかり屋さんで勘違いをしているのだ。小保方さんがやったミスは、たかが実験室レベルのことだったが、分子生物学会や高橋さんは、日本中に嵐を巻き起こすほどのうっかり屋さんで勘違いをしているのだ。
 これが真相だろう。

 ──

 で、そうだとしたら? 彼らはお詫びをするべきか? いや、お詫びをするぐらいでは足るまい。
 彼らは小保方さんのちょっとしたミスを理由に、彼女を解雇などの処分にせよと主張するのだ。そうであれば、分子生物学会や高橋さんに対しては、解雇をはるかに上回る規模の処分が必要でしょうね。懲役3年ぐらいが必要かも。(名分は、名誉毀損とか何とかかな。)
  → 名誉毀損罪 - Wikipedia (法定刑は懲役3年)
 というか、その前にさっさと謝罪して辞表を書くべきだろうね。できもしないことを理由にして、あれほどにも攻撃的な文句を書いたのだから。

 ──

 結論。

 うっかりとか勘違いとかは、誰にもある。しかし、それをひどく責めれば、下記のようになる。
    人を呪わば穴二つ
 


 [ 余談 ]
  ※ 細かな話なので、読まなくてもいい。


 「いったん解雇した職員を、職場で働かせることはできない」
 というのは当たり前のことである。給料も払わないで無償で働かせるなんて、ブラック企業よりももっとひどい、とんでもないブラックさだからだ。
 ではなぜ、彼らはこういうとんでもないことを主張するのか? およそ常識からはずれた、とんでもないブラックなことを? それは、彼らの常日頃の行動を見ればわかる。

 そもそも、生物学の大学院というのは、そういうものなのだ。つまり、こうだ。
 「大学院生などを、朝から晩まで、無給でこき使う」
 こういうウルトラ級の職場が、医学・生物学系の大学院の研究室である。大学院生どころか、ポスドクの一部まで、無給でこき使われる。
  → 専攻別にみた博士課程修了生の惨状
 これは、大学院生の立場から見たものだ。
 だが、立場を変えれば、教授の視点から見ることもできる。こうだ。
 「無料で大学院生やポスドクをこき使うことが、やり放題」
 こういうことをやっているのが、医学・生物系の教授クラスの人たちなのである。
 そして、そういう制度にどっぷりと嵌まっていれば、
 「いったん解雇した職員を、職場で働かせることができる」
 と思ったとしても、不思議ではない。
 「どうせタダ働きするんだから、またタダ働きしろ。おまえたちに人権なんかはない。命令されたら、命令されたとおりに、言いなりに働け。おまえたちはただの奴隷なんだよ」
 という意識になっているのだろう。
 こうして、彼らがなぜ滅茶苦茶な主張をしたかが、解明できたことになる。……つまり、もともと法制度なんか守っていないから、法制度を守るという発想が欠落しているのだ。要するに、自分自身が違法なブラック経営みたいなことをしているからなのだ。そういう普段の行動が、彼らをして、気違いじみた結論へと導くのである。



 【 追記 】
 コメント欄に、新たなことを記したが、以下に転記しておく。(一部省略)

   ̄ ̄
 分子生物学会の見解がおかしいことは、「研究不正を解明せよ」と言っておきながら、「(研究不正を解明するための)実験を中止せよ」と主張していることだ。つまり、「やれ」と「やるな」を同時に主張している。

 これを解決するとしたら、こう解釈するしかない。
 「分子生物学会の言う研究不正とは、捏造のことである。コンタミであってはならない」
 つまり、再現実験の結果、「実はコンタミであった」と判明しては困るから、何が何でも「捏造であった」という結論を出せ、ということだ。それも実験をしないで結論を出せ、ということだ。

 結局、分子生物学会が言っていることは、真相(コンタミ)を隠蔽して、虚偽(捏造)を真相だとして示せ、ということだ。それはつまり、この事件の真相を捏造しろ、ということだ。
 ま、言っている本人は、捏造を主張しているという自覚はないのだろう。たぶん誤認による錯誤であろう。しかしその結果、実質的には捏造しろと主張していることになる。

 人は、錯誤のせいで捏造(と同じことを)することもあるのだ。そのことを、分子生物学会は、身を以て示しているのだろう。
 


 【 関連サイト 】

 高橋さんは知らないようだが(本人も「よくわからない」と主張しているが)、理研が再現実験をするのは、「STAP細胞は存在しない」と示すためである。
 他の人が「再現できませんでした」と示しても、それは「実験者が下手だったから」ということになるだけだ。「再現できないから存在しない」と示すには、小保方さん自身にやらせる必要がある。だからこそ小保方さんの参加を求めるのだ。(STAP細胞が存在しないことを示すために。)
 このことは、すでに理研が公的に発表している。(記者会見の場で明らかにしている。)
 これは多くのメディアで報道された。朝日新聞から引用すると、こうだ。
 「ないというには本人が参加して、どうしても再現できませんでしたねというまでやることが最善」。理研発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)の相沢慎一・実験総括責任者は2日の会見で、「論文を撤回するのに検証実験をする意味があるのか」との問いにこう答えた。
( → 朝日新聞

 朝日以外にもある。
 → Yahoo ニュース
 → http://scienceandtechnology.jp/archives/3886

 だいたい同趣旨の報道もある。
 → http://j.mp/1qXpg6J
 → http://j.mp/1mTrm2p
 
 高橋さんはたぶん朝日新聞を購読していないのだろう。朝日新聞ぐらい読めばいいのに、それだけのリテラシーがないから、自分の勤める理研の公式発表も知らないわけだ。そして、自分の無知を棚に上げて、「理研は何も発表していない」と批判するわけだ。本当は発表済みなのに。
 無知ほど恥ずかしいものはない。
posted by 管理人 at 19:17| Comment(19) |  STAP細胞 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
再現実験が、故意の捏造を裏付ける証拠になるという理屈が、全く分からない。
それに、高橋女史は、小保方さんを解雇せよとは言ってない。
この件に関しては、管理人さんの記事は無茶苦茶の暴論です。
Posted by わかりにくい at 2014年07月05日 21:34
大々的に報じられた研究論文が、撤回という醜態に終わった。これだけで、理研の信用は失墜した、だから処分を下すというのはあり得る。
別に解雇しろというわけでなく、解雇より軽い処分も勿論あり得る。
問題は、結論を先延ばしにして、可能性の低い再現実験をまだやるという愚かさにある。そんな組織に異を唱えることが、何故非難されるのか理解不能。
Posted by 常識で考えると at 2014年07月05日 21:48
> 高橋女史は、小保方さんを解雇せよとは言ってない。

 明言はしていないけど、言っているのも同然でしょう。「不正に対して処分しろ」というのは、何を意味しているんですか? 懲戒免職以外にはないでしょう。理研の規定でそうなっているんだから。
 
 「論文不正を処分しろ」と言っていながら、「懲戒免職にしろとは言っていない」なんて、詭弁もいいところだ。
 というか、そんなことを言っている人は、自分が何を言っているかわからないような、狂人だけでしょう。
 「論文の不正は原則として懲戒免職」
 これが理研の規定です。理研の規定ぐらいは理解しておきましょう。
 
 あ、わかった。あなたは「懲戒免職」と「解雇」が等号で結ばれるということが理解できないんですね。なるほど。それならわかる。
Posted by 管理人 at 2014年07月05日 21:52
理研の規定を示して下さい。
懲戒処分と解雇がイコールだと、どこに書いてありますか?
Posted by ならば at 2014年07月05日 22:01
一旦解雇した職員を職場で働かせることができないという決めつけも間違いです。
有期労働契約を新たにすればいいだけのこと。
今回は、管理人さんのコンピュータが狂ったとしか思えません
Posted by それから at 2014年07月05日 22:12
> 理研の規定を示して下さい。

 すぐにわかることぐらい、自分で調べなさい。

> 懲戒処分と解雇がイコールだと、どこに書いてありますか?

 完全な誤読。

> 有期労働契約を新たにすればいいだけのこと。

アホなこと言わないでください。解雇したあとで契約する阿呆がどこにいる。しかも、解雇されたあとで、小保方さんが応じるわけがない。

「実験完了後に、契約終了(ほぼ実質的な解雇)」
 というのが常識です。理研もその方針でしょう。有期労働契約を結ぶなんて滅茶苦茶を言っているのは、あなただけです。狂気の沙汰。

 あなたはスパム認定されました。以後はお断り。
Posted by 管理人 at 2014年07月05日 22:28
高橋リーダーの記事

http://mainichi.jp/feature/news/20140704mog00m040001000c.html

このなかで述べられているのは

「実際は、懲戒委員会が検討して結論を出さなければいけないということは分かりますが、理研がどこを問題だと考えているか、どちらの方向へ進もうとしているのかが伝わってこない。そして大事にすべきことがずれている。検証実験も(STAP細胞が)できることを期待しているのか。何のためにやるのかよく分からない。そういう説明が足りないような気がしますね」

ということであって、小保方さんは故意にねつ造したに決まっているから、証拠は不要だ、と言っているとは到底読めません。
ブログの意見は前提に無理があるようです。
Posted by 甘党 at 2014年07月05日 23:17
> 小保方さんは故意にねつ造したに決まっているから、証拠は不要だ

 それは前出項目における推定です。
 本項ではそれを否定して、別のことを主張しています。

 あなた、本項の後半を読んでいないでしょ? 後半が本項の主張ですよ。

> 何のためにやるのかよく分からない。そういう説明が足りないような気がしますね

 よく分からないのは、自分が知らないだけでしょう。理研は「STAP細胞が存在しないことを実証するために、小保方さん自身にやらせる」とすでに示しています。
 高橋さんが知らないだけ。自分が知らないでわからないでいるという無知さを、理研のせいにしているだけ。

 ──

 念のために、該当記事を引用しておきました。本文最後の <FONT COLOR="#000099"> 【 関連サイト 】</FONT>。
Posted by 管理人 at 2014年07月05日 23:57
本文最後に 【 関連サイト 】 を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2014年07月06日 00:10
都合の悪いコメントは知らないうちに消されるシステムとは知りませんでしたW
Posted by 甘党 at 2014年07月06日 00:13
> by 甘党

そうか。「南無妙法蓮華経」というゴミ文句をやたらと送りつけてくるスパマーはあなただったんですね。以後は受付禁止とします。
Posted by 管理人 at 2014年07月06日 00:18
あくまで印象ですが、高橋氏や大隅氏は、潔癖症というか好悪感というか固定観念が強そうですね。

 STAP細胞研究には不確かな点があります。それでも、興味深い研究テーマです。
諸外国の研究の後追い研究ならば、不確かさは少ない。なので、多くの研究者は、確実に成果が上がる
後追い研究をする。しかし、科学的な価値は大きくない。潔癖症的に、間違いのない研究論文を書く人
だけの集団にすべきは過剰反応では。新しいものを生み出すには、若干のカオスが必要不可欠。カオス
だと常識外の結果が出てくる。それが合理的なものか、きちんとチェックする体制があればよい。理研
は笹井氏等が、チェックをさせなくした。

 小保方氏が見つけたものがSTAP細胞ではなかった可能性はあるでしょう。それでもSTAP細胞的なものを
作り出す研究は重要であるし、価値が高い。その代わり成功の保障はない。フロンティアはそういうもの。
 理研が検証実験という名目でSTAP細胞研究を継続すること、それを承認した文科省の判断は、正解では。
その場合、「STAP細胞はないだろう」と思う人よりも「STAP細胞はあります」と思う人の方が熱心にやる。
1)なので、小保方氏をチェックつきで検証実験に参加させることは、合理的です。
2)別働隊は、小保方氏のアプローチ以外の方法を試みると、独立事象なので成功確率が上がる。
 人間は、普通に生活しながら、体内でどこかの細胞を持ってきて、初期化して万能細胞を作っている。
3)なので、そのプロセスを詳しく研究できる医学系の研究者で、物理化学的な知識とセンスがある人が、
 第一発見者になるかも。

 理研は、管理強化の方向ではなく、若い研究者の処遇を改善(任期の延長と研究時間の一部は自由度を
与える等)し、ズル系で権力志向の人は管理職に就けないようにするなど風通しを良くすれば、創造的な
研究機関として繁栄するのでは。
Posted by 思いやり at 2014年07月06日 01:08
今主流の主人公を彼女にする捏造疑惑物語は何か違和感があって、管理人さんの説く、彼女や上司のミス、うっかりや思惑、勘違いの積み重ねなんだ。の方が納得できますね。

捏造陰謀等で蠢く物語は、彼女や理研の広報(或は上層部)ではなく、どこかのまとめサイトにあった(うろ覚えすみません)様に、実は政府(?)がこの技術を完全秘匿軍事技術にするために「無かった」事にしようとする壮大な陰謀説だったという方が、小説や映画として楽しめそうです(STAPでなくても良いし)。
そうするとブラック企業指向の学術研究トップのおかしな発表もそういう支持のもとで成された。という風に面白解釈もできるかなぁ?と。

思いやりさんの進め方は良い方向ですね。
マネジメント能力と実験技術を兼ね揃える人は殆ど居ないのですが、マネジメントの普遍的手法は後からドラッカー等で学ぶ事ができるのでうまく風通しの良い組織になってもらいたいものです。
ズル系で権力志向の強い人は作文・説明能力が高い傾向が強いので、英語での説明能力(会話能力)が高い人程重用されるどこかの自動車メーカーと同じ轍を踏んでしまったのかもしれません。

私は出勤する彼女の後ろ姿を見て、強い意志を持っていると思いました。おそらく現場では庇護者は無く孤立無援の上、様々な悪意に囲まれるでしょう。そうでないことを望みますが、高い学位を持っている研究者と言っても人間です。切り離して対応すことは難しいでしょう。
2-3月頃の理研内部と思われるデータがおかしいという攻撃(というか暴露?)を成された方々は今回の再実験の審査や監査にあたっているのかどうかも気になる所です。
Posted by 京都の人 at 2014年07月06日 07:16
分子生物学会の見解がおかしいことは、「研究不正を解明せよ」と言っておきながら、「(研究不正を解明するための)実験を中止せよ」と主張していることだ。つまり、「やれ」と「やるな」を同時に主張している。
 これを解決するとしたら、こう解釈するしかない。
 「分子生物学会の言う研究不正とは、捏造のことである。コンタミであってはならない」
 つまり、再現実験の結果、「実はコンタミであった」と判明しては困るから、何が何でも「捏造であった」という結論を出せ、ということだ。それも実験をしないで結論を出せ、ということだ。
 これはつまり真相(コンタミ)を隠蔽して、虚偽を真相だとして示せ、ということだ。
 仮に、捏造が真相であるなら、捏造しているところを再現実験でとらえればいいのだから、再現実験に反対する理由はない。どうしても再現実験に反対するとしたら、真相(コンタミ)を示すのが困るからだ、としか思えない。
 
 結局、分子生物学会が言っていることは、真相(コンタミ)を隠蔽して、虚偽(捏造)を真相だとして示せ、ということだ。それはつまり、この事件の真相を捏造しろ、ということだ。
 ま、言っている本人は、捏造を主張しているという自覚はないのだろう。たぶん誤認による錯誤であろう。しかしその結果、実質的には捏造しろと主張していることになる。

 人は、錯誤のせいで捏造(と同じことを)することもあるのだ。そのことを、分子生物学会は、身を以て示しているのだろう。
Posted by 管理人 at 2014年07月06日 16:21
生物学会の提言は、研究不正の原因究明、再発防止策を明確にしたあとで、再現実験をせよという感じで読みとりましたが。
捏造、実験ミスを『世紀の大発見』と公表することを繰り返しますよ。
Posted by 雑感 at 2014年07月06日 17:25
> 生物学会の提言は、研究不正の原因究明、再発防止策を明確にしたあとで、再現実験をせよ

 それは生物学会の提言、そのまんまですよ。そのことはわかっています。
 問題は、どうしてそういう自己矛盾に満ちたことを語るか、という謎です。
 その謎に対して、「それが自己矛盾であることに気づいていないから」というふうに回答を与えているのが本項です。
 特に、本項末の 【 関連サイト 】 を見てください。さらに、コメント欄の   16:21 のコメントも。
Posted by 管理人 at 2014年07月06日 17:39
こんにちは、管理人さん。

なんていうか「再現実験」という言葉に対して人により受け止め方が違う感じを受けています。大きな事件や事故の時に、被疑者立ち合いのもとで「現場検証」をしたりしますが、私などはそれに近い印象を持っている面があります。

事件の現場検証と言いましても単に現場を見るだけではなく、それまでに分かったことなどを総動員して、現場の警察官が「被害者役」「目撃者役」などとしてそれぞれの場所に待機し、被疑者がその時にどのように行動したのかを再現する場合などもあります。一種の再現実験ですね。その再現の動きをきちんと記録することで被害者から見た被疑者の行動や目撃者から見た被疑者の行動が確認される訳です。例えば喧嘩相手を追いかけていて他の似た服を着た通行人を殴ってけがをさせた誤認傷害事件などでは、この現場確認をきちんとやって「誤認の状況」なども明らかにしておかないと裁判の時に困る矛盾などでてきます。なんていうか、このような現場確認において必ず言えるのは被疑者の動線と被害者の動線の接触点を明確化し、その接触点までの当事者や周囲の動線をきちんと示すことです。被疑者が被害者を喧嘩相手と間違えたのか、それとも盲目的に誰でも良いから暴力をふるったのか、みたいな被疑者の意図を巡る部分などもその動線から考えることになるわけです。

なんていうか、現在、分かることとして、小保方氏の培養物と冷蔵庫に保管されていたES細胞の動線にはどこかに接触点があると考えられます。現場検証的にはその接触点に向けての動線を整理することがまず、大事であって、その動線から小保方氏の意図というのは自ずと表れてくるのではと思います。
Posted by 分析化学者 at 2014年07月07日 09:43
日経サイエンス8月号をお読みください。
立ち読みで良いので。

それでもミス説を取るなら、もう信者と言っても過言ではないですね。
Posted by tomo at 2014年07月07日 15:51
> それでもミス説を取るなら、

 誤解していらっしゃるようですけど、私はミス説じゃなくて、組織欠陥説です。正確には、「小保方さんの実験ミスと、笹井さんの指導」の複合です。下記を参照。

http://openblog.meblog.biz/article/22813112.html
http://openblog.meblog.biz/article/22823045.html
http://openblog.meblog.biz/article/22960084.html
http://openblog.meblog.biz/article/21727375.html

 とにかく、3月19日以降、「小保方さんの実験ミスと、笹井さんの指導(など)」で統一しています。

 さらに、笹井さんの関与については、下記で明確しています。
http://openblog.meblog.biz/article/22775530.html
http://openblog.meblog.biz/article/22831351.html
http://openblog.meblog.biz/article/22960084.html 
 ここでは「限りなく捏造に近い、意図的な工作」と述べています。
 私は、単純なミス説じゃないですよ。
 私が何を言っているか、きちんと理解してくださいね。

 比喩的に言えば、犯罪をした犯人の工作に引っかかって、別人を「犯人だ」と名指ししている(だまされている)のが、あなた。
 で、私は真犯人を指摘すると、「ただのミスにすぎないというのは間違いだ」とトンチンカンなことを言っているのが、あなた。ただのミスじゃない。真犯人がいるんですよ。
Posted by 管理人 at 2014年07月07日 20:28
  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

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