2014年06月29日

◆ 太陽光パネルと鳥の糞

 太陽光パネルには、鳥の糞が付着する。傾斜があればまだしも、傾斜がないと悲惨だ。 ──

 太陽光パネルには、鳥の糞が付着しがちだ。特に海際や山間で、鳥の多い地域は問題だ。この件は、前に述べた。
  → 太陽光発電の問題

 現実にはどうか? ちょっと調べてみた。

 まず、現実に鳥の糞が付着する例は、たくさんある。
  → 太陽光発電における最重要課題はパネルの“汚れ”
  → 屋上に上った時にこんなものを見つけてしまいました

 ただし、通常は雨によって流されるので、特に問題がないという。普通の屋根でも鳥の糞は付くが、雨によって流される。それと同様だという。
  → 太陽光発電ソーラーパネルに鳥の糞が付着してます 故障の原因になりますか? 知恵袋

 では、本当に安心か? よく考えると、雨で流されるためには、傾斜が必要だ。しかるに、(個人宅の屋根でなく)ビルの広い屋上に設置タイプは、平面設置だ。たとえば、これ。
  → 大阪府吹田市アパート屋上設置の太陽光発電システム
  → JA山形市本店ビル
  → 太陽光発電パネル:屋上平面設置
 こういうのは、いっぱい例がある。
 
 そのなかでも、特に気になる例があった。シャープと関電だ。これは、冒頭のリンク項目で懸念したとおり。現状はどうであるか、調べてみた。
  → シャープ亀山工場の屋上 画像
  → 関西電力堺港発電所と堺太陽光発電所 画像

 画像を見ればわかるとおり、ほとんど平坦であり、傾斜はとても小さい。これでは、雨水で汚れを落とす機能は小さい、と思える。鳥の糞はいつまでも残っていそうだ。

 ちなみに、シャープ亀山工場は郊外にあり、隣は山になっている。これでは鳥がたくさん飛来するだろう。
  → http://goo.gl/maps/3AQHA

 関電の堺太陽光発電所は、もっと条件が悪くて、港湾部の海辺だ。これでは海鳥の糞が山のように降ってきそうだ。
  → http://goo.gl/maps/PPu4a



 [ 付記 ]

 ここで一句。
   夏草や 兵どもが 夢のあと

 をもじって、 
   太陽光 平面パネルは 糞のあと

 


 【 関連サイト 】

  → 太陽光パネルについた鳥の糞( Google検索 画像一覧)

  → 漫画(太陽光パネルと鳥の糞)
posted by 管理人 at 20:20| Comment(4) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
車の窓ガラスとかに鳥の糞が付着して雨では落ちないような塊になってることが多々あるのに、本当に太陽光パネルなら雨だけで落ちるのでしょうか?
Posted by 通りすがり at 2014年06月29日 23:41
> by 通りすがり

 きれいには落ちないが、大きい奴の9割ぐらいは落ちる、ということかもね。私はよく知らないが。

 あと、薬剤を使うと、付着しにくくなるそうです。でも薬剤は高額だから、利益が減る。
Posted by 管理人 at 2014年06月29日 23:57
古い問題で、鳥の脱糞が離陸時であることから、パネルエッジに鳥よけのワイヤーを立てると、聞いたことがあります。鳩よけで避雷針か、アンテナがたくさん生えている感じです。
あと、普通に考えたら表面ガラスは酸化チタン仕上げか、フッ素コートでしょうね。
Posted by 京都の人 at 2014年06月29日 23:57
鳥の糞尿爆撃は困ったものですが、溶岩が固まった無人の火山島に森林が覆うようになるのも鳥のお陰。
自然の摂理だと思えば、物理化学的な対応策で、手間をかけず鳥糞を流し去るのが合理的ですね。
 太陽光発電パネルの表面の白板強化ガラスに、光触媒製剤を塗布し、自己洗浄機能で10年以上の期間、
太陽光パネルを自動的に洗浄、帯電防止機能が働くようにすれば、太陽光パネル表面に汚れが付着しにくく
なり、綺麗な状態が保たれる。理にかなっていますね。例えば、
http://www.nanophos.jp/shield_g/

 省エネ住宅(高断熱・高気密)に太陽光発電パネルを載せると、消費エネルギー=発電エネルギーとなる
「ゼロエネルギー住宅」が販売されるようになったのは、技術の進歩ですね。
 省エネ住宅といえば、スウェーデンハウスや一条工務店が突出していたが、パナソニックなども基礎的な
研究を重ねて、ゼロエネルギー住宅を販売するようになったのは頼もしい。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/03/jn140331-1/jn140331-1.html

 エネルギー資源の輸入は日本国にとって大きな負担になっているし、今後、その高騰は日本経済に深刻な
ダメージを与えることを考えれば。環境技術を推し進める企業には、ますます頑張ってもらいたいです。
Posted by 思いやり at 2014年07月01日 09:02
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