2014年06月17日

◆ STAP事件の真相は?

 STAP細胞事件の真相はこうだ、というのを、まとめてみる。
 (まとめと整理。わかりやすく。) ──

 以下は、特に目新しい情報はないが、まとめの形で示す。

 STAP細胞事件とは、次のようなものであったはずだ。


 (1) Oct4発光?

 研和された細胞で、Oct4発光と見られる現象があった。このことから、
 「痛めつけられた細胞は、多能性をもつようになる。つまり、初期化される」
 という発想が生じた。


 (2) 誤認

 しかし、Oct4発光は、誤認だった。正しくは、次のいずれかだった。
  ・ 自家蛍光 (死滅する細胞が発する多色発光)
  ・ 偽陽性 ( Oct4発光はあるが、少量)

 前者ならば、チェックが可能だった。( → Oct4-GFP と自家蛍光の区別
 後者ならば、新たな現象なので、未知の現象にだまされてしまったことになる。

 いずれにせよ、検証が十分でなかったと言える。能力不足。


 (3) 実験ミス

 通常ならば、上記の (1)(2) における誤認があったとしても、他の方法による多重チェックにより、誤認は避けられる。実際、Nature は多重チェックを指示したようだ。それが TCR 再構成のチェックである。
 これは、小保方さんにはできなくて、笹井さんの指示によってなされたようだ。ただ、ここで、問題が発生した。いくらやっても、「 STAP細胞は存在する」という実験結果は出ないのだ。(当り前だが。)
 通常ならば、ここで「 STAP細胞は存在しない」という結論になったはずだ。ところが、小保方さんは、思い込みが強かった。「 STAP細胞は必ず存在するはずだ」と思い込んだ。その上に、ずさんな実験技術があった。この両者が相まって、ES細胞のコンタミが起こった。
 Oct4発光は 100回以上あったのだが、ES細胞による STAP幹細胞の作製は、2〜3回しかできなかった。TS細胞は1回だけだった。いずれも、実験ミスによるエラーの形で、ごく稀な失敗が起こった。ただしこの場合は、失敗が成功に見えた。真実ではなくて虚偽が発生したのであり、実験は失敗したのだが、自分たちが望んでいる通りの結果が出たことから、失敗を成功だと思い込んだ。
 かくて、ES細胞のコンタミが起こった。それは本の微量のコンタミだった。ところが、ES細胞には特殊な性質があった。それは「急激に増殖する」という性質である。そのせいで、こ民によって紛れ込んだわずかな量の ES細胞が、急激に増殖した。こうして、STAP幹細胞と呼ばれるものが出来上がった。(2〜3回だけ。)
  → ずさんさ/愚かさ


 (4) 再現性のチェックなし

 このようなエラーが起こることは、別に不思議ではない。実験には実験ミスが付きものである。どこでもよくあることだ。
 当然、実験ミスの可能性を排除して、実験が正しいことを確認する必要がある。つまり、再現性を確認する必要がある。
 ところが、理研では、笹井さんも若山さんも再現性の確認をしなかった! ここに本質がある。
  → STAP細胞事件を評価する の (5)
 特に若山さんは、「実験ノートを見るのは失礼だと思っていた」そうだ。
  → 「実験ノート一度も見たことない」若山教授会見 (2014-06-16)


 (5) 笹井さんの秘密主義

 再現性のチェックがなされないということは、本来ならばあり得ないことだ。しかし今回に限り、その「ありえないこと」があった。それは、笹井さんの秘密主義による。[情報が漏れてはいけない」というふうな。
 そして、それはどうやら、笹井さんの功名心が理由だったようだ。
  → 笹井さんの功名心が根源


 (6) データの整合性

 問題はいろいろとあったのだが、そのすべては見過ごされた。というのは、データの整合性があったからだ。データというか、実験結果が。
  ・ TCR の結果は、STAP細胞の存在を示した。(実は ES細胞)
  ・ キメラマウスが現実に製造された。
  ・ 胎盤は光っていた。(実は TS細胞)[ → 若山証言

 これらのすべては、「コンタミ」という実験ミスによって説明が可能である。しかしながら、「実験ミス」という概念が最初から欠けている関係者にとっては、チェックしようという発想すら思い浮かばない。
 かくて、初心者の実験ミスが見過ごされた。


 (7) 大々的な発表

 こうして、ただの実験ミスによる結果が、Nature に掲載されることになった。(その理由は、笹井さんの超絶的に高級な論文能力である。論文執筆者たる若山さんにすら理解できなくなってしまったような高度な話。→ 若山さんの会見
 Nature に掲載されたあとは、理研によって大々的に発表された。
 「 iPSをも上回る画期的な発見。細胞生物学の歴史を書き換える大発見。発見者は若手の女性。美人で、おばあちゃんのかっぽう着を着ている」
 これにマスコミがダボハゼのごとく食いついた。かくて、段取りを立てた笹井さんは、「しめしめ」と大喜び。
 「祖母からもらったかっぽう着」などと、嘘の告白をした。これは完全な捏造である!
 その意味で、私は、この点をもって「 STAP細胞事件の核心は完全な捏造であった」というふうに断じたい。
 ただし、捏造されたのは、実験ではなくて、「祖母からもらったかっぽう着」という告白である。この告白が捏造だったのだ!
( → 理研の解体は妥当か?


 (8) 再現性なし

 しかしながら、誤認による夢が破れるのも早かった。それから1週間ぐらいで、「再現実験に失敗」という情報がチラホラと出て、信頼性に疑問符が付けられた。その後、さらにあれこれと失敗情報が出て、信頼性が薄らいだ。
 その後、画像の捏造(加工)という情報が出て、「論文は不正だった!」という騒ぎが生じた。かくて、てんやわんや。


 (9) 意図は? 

 ここで、大きな謎が生じた。
 「再現性がない。しかし、捏造をしたのなら、再現性がないことは最初からわかっていたはずだ。つまり、バレることは最初からわかっていたはずだ。なのになぜ、バレるとわかっていながら、捏造をしたのか? 笹井さんも、若山さんも、バカンティさんも、それほどにも馬鹿だったのか? そろいもそろって白痴ばかりだったのか?」
 こういう巨大な謎が生じた。


 (10) 名探偵の登場

 誰かが言った。「困ったときの Openブログ!」
 そこで Openブログに行くと、ヒゲもじゃの名探偵が登場した。
 「そんなことは論理的に解決できます。論理的にはただ一通りしかあり得ないでしょう?」
 それを聞いた人々は「どういうことだ?」と質問した。すると、名探偵は答えた。
 「バレることは最初からわかっていたはずだ。誰だってわかっている。なのに、捏造した人がいるとすれば、その人だけはバレるとわかっていなかったことになる。とすれば、捏造した人は、誰もがわかることがわからなかったわけで、白痴であることになる。しかし現実には、白痴ではない。とすれば、結論は矛盾する。あとは、背理法ですよ」
 「背理法とは?」
 「仮定から結論が出て、結論が矛盾であるなら、仮定が間違っているということですよ」
 「仮定と結論とは?」
 「仮定は『捏造した』ということ。結論は『矛盾』。ゆえに、仮定が間違っている。つまり、『捏造した』ということが間違っている。証明終わり」
 「では、真相は?」
 「『捏造した』というのが間違いなのだから、残りは一つしかない。『意図しないまま、その行動を取った』ということ。つまり、『錯誤』です」
 「『錯誤』とは?」
 「平たく言えば、実験ミスですよ。あまりにもずさんだから、実験ミスの形で、コンタミが生じたんです。しかも自分では、そのことに気づいていない。だからいつまでも、『 STAP細胞は存在する』と思い込む。……笹井さんも、小保方さんも、どちらもそうです。そこには、巨大な錯覚がある」
 「いや、彼女らには錯覚なんかない! 彼女は意図的に捏造をしたんだ!」
 「それこそ、あなたたちの錯覚です。あなたたちは『彼女は捏造した』と思い込んでいる。ちょうど彼女が『 STAP細胞は存在する』と思い込むようにね。……その意味で、あなたたちと、彼女とは、そっくりなんですよ。どちらも自分の思い込みを疑うことができない。何とよく似ていることか」

 これに対しては、双方が大声で批判した。
 彼女 「 STAP細胞は存在します! 絶対に存在します! 私は信じています!」
 人々 「捏造(の悪意)は存在します! 絶対に存在します! 私は信じています!」

 そこで、ヒゲもじゃの名探偵は、次のものを示した。















    



( ※ 鏡です。画像をクリックすると、お買い得なサイトへ。)





 [ 補足 ]
 次の反論がある。
 「バカッターでも、おのれの馬鹿さをさらしている人がいるぞ! 世の中には馬鹿な連中はいるのだ!」

 しかし、これは比喩になっていない。次の3点で。
  ・ こんな馬鹿をさらしたところで破滅することはない。
   (実際、今では誰もその人の顔や名前を覚えていない。)
  ・ 本人がバカッターの前例を知っていなかった。(無知)
  ・ もともと低レベルの学歴だった。(頭が悪い。)


 STAP細胞の場合は、次のようになっていた。
  ・ 世界レベルで名前と顔が知られた。身の破滅。
  ・ iPSの捏造の前例はすでによく知られていた。
  ・ 本人が高い学歴をもっていた。(頭がいい。)


 バカッターの連中が馬鹿なことをしたとしても、本人の学歴のレベルとは整合的である。
 STAP細胞の関係者が捏造をしたとしたら、本人の学歴のレベルとは矛盾する。
 ゆえに、バカッターの例は、比喩になっていない。
 
( ※ この程度の違いも区別できない人が多いんだから、STAP細胞と ES細胞を混同する人がいても、おかしくない。小保方さんを馬鹿だと叫ぶ人が、自分の馬鹿さを示すことで、利口な人がいかに馬鹿げたことをやるかを自ら証明している。)



 【 関連項目 】
 本項と似た内容の話は、すでに3月下旬ごろに示していた。そちらの方が学術的な話となっている。
 常連さんは別として、本サイトに初めて来た人は、そちらを読むといいだろう。

  → STAP細胞事件の解明1
  → STAP細胞事件を評価する
  → STAP細胞:取り違えが原因か?
  → ずさんさ/愚かさ



 【 関連サイト 】
 日経の記事がある。一部抜粋しよう。
 論文で「STAP細胞」と呼ばれている細胞は,どれも同じ細胞ではない。少なくとも3種類あり,実験ごとに異なる細胞が使われている。遺伝子解析に使われたのはうち2つ。1つは染色体異常が生じた多能性幹細胞で,ES細胞(胚性幹細胞)とみられる。もう1つは多能性のない普通の細胞で,酸に浸けたマウスの脾臓細胞だと推定される。STAP幹細胞の元になり,キメラマウスを作製したSTAP細胞は,ES細胞の立体培養だった可能性が高い。STAP細胞を培養して作ったとされる「FI幹細胞」のうち,遺伝子解析実験に用いたものは,ES細胞とTS細胞(栄養膜幹細胞)の混合物とみられる。
  論文に掲載された「STAP幹細胞」10株は,すべて途中ですり替わっている。
( → STAP細胞の正体

 詳しくはリンク先で。
 
 ──

 なお、私の考えを言えば、次の通り。
 以上のすべてを説明できるのは、「すべてがデタラメなずさんな実験だった」ということだけだ。
 一方、「何らかの意図を持って捏造をした」というのは、整合的でない。いちいちすり替えをするメリットがないからだ。というより、デメリットばかりが目立つ。TCR再構成では、最初は「あった」と言って、のちに「なかった」と訂正された。もう、滅茶苦茶である。そこに何らかの意図があるはずがない。
 「すべての実験はデタラメで滅茶苦茶であった」と理解すれば、首尾一貫する。「意図的に捏造したものだ」と理解すれば、デタラメな結果を捏造する意図が不明だ。
 これまでの捏造は、すべて、「この実験は正しい」というふうに示すものだった。STAP細胞では、「この実験はデタラメだ」ということを示すものばかりだ。そんな捏造をする意味がない。捏造をするならまともに、捏造をすればいいはずだからだ。
 結局、彼女は自分が何をやっているか理解していなかった、というしかない。
 そして、どこからどこまでデタラメだらけの論文をパスさせたのは、Nature の査読そのものがずさんだったから、というしかない。
( ※ とはいえ、あまりにも専門的だから、仕方ないのかも。世界中の人々がチェックしないとわからないほど高度なものだった、ということ。……論文を書いた笹井さんの頭が良すぎた。ほとんどの人が馬鹿である中で、笹井さんだけが利口だったから、誰もが見抜けなかった。)
  


 【 関連項目 】

 本項の続編。
  → STAP事件の真相は 2[原因]
  → STAP細胞事件の真犯人 (次項)
 
 騒動の原因。
  → 正義の味方ごっこ(STAP)
posted by 管理人 at 21:13| Comment(41) |  STAP細胞 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
??「コンタミは存在します!絶対に存在します!私は信じています!」



……誰とは言ってませんよ?誰とは(^_^;)



↑こういう言い方をする人って、本当に人間性が寂しいですよね。誰とは言ってませんよ?誰とは(^_^;)
Posted by 同じ穴のムジナ at 2014年06月17日 21:53
この類似でコンタミを持ち出すのは筋悪。

 捏造論は「悪意が存在する」と唱えており、私は「悪意が存在しない」と唱えています。
 「悪意が存在しないことが存在する」と唱えるというのは、変な言い方ですね。
 私は、「悪意(捏造)も、STAP細胞も、どちらも存在しない」という立場です。その意味で、先の両者とは系統が違います。
Posted by 管理人 at 2014年06月17日 21:59
以前に書かれているかもしれませんが
小保方氏がSTAP細胞だと信じている細胞が、単なるES細胞のコンタミであるなら
論文中に示されており、小保方氏が行ったとされるFI-SCを用いた2i medium、JakiやMekiの添加実験との整合性が取れないと考えられます。
もしESコンタミであるなら、これらのデータを示すのは不可能なはずです。
その点に関しては、管理人さんはどうお考えなのでしょうか。
Posted by 通りすがり at 2014年06月17日 22:37
> FI-SCを用いた2i medium、JakiやMekiの添加実験との整合性が取れないと考えられます。

 知らなかったので調べてみました。これですね。
  → http://j.mp/1vAapRP
  → http://j.mp/1lvlrpt

 結論は下記。

 ──
Keiko Torii ?@KeikoUTorii 6月16日
@yoshiyuki_seki 要するに「STAPがESではないことを示す実験」は、小保方氏しかやっていない。若山氏は見ていない。ということでOK?
詳細

関由行 ?@yoshiyuki_seki 6月16日
@KeikoUTorii そのようです。ここが一番の疑問だったので、すべての疑問が解けました。
 ──

 上の話で尽きています。何らかの点で整合性が取れないということはないですよ。「すべての疑問が解けました」と書いてある通り。

 単純に言えば……
 小保方さんは「STAPがESではないことを示す実験」をやった。
 若山さんはその結果を知らない。
 小保方さんはその結果を見た。(ただしその結果を報告していない。)

 私の推定では、こうだ。
 小保方さんは、「STAPがESではないことを示す実験」をやって、「STAPがESではない」(¶)という結果を得た。ただしその結果を信じなかった。「自分の実験ミスだ」と思い込んだ。
 つまり、実験ミスの方を真実だと思い込んで、真実の方を実験ミスだと思い込んだ。そういう強い思い込みがあった。

¶ 【 修正 】
× 「STAPがESではない」という結果を得た。
○ 「STAPがESである」という結果を得た。


  *  *  *  *

 なお、次の話もある。( http://j.mp/1q8m9IM )

 ──
らじうむ小山 ?@Ra_koyama 6月16日
@yoshiyuki_seki @asterisk_2012 このほかにも、若山さんのお話で、胎盤が光ったときにコントロールをとるように言ったというのがあったが、比較対照のための実験はほとんど小保方氏がやった(ことになっている)のですね。
 ──
 
 これも同様だろう。
 で、こういうのをろくに確認しないまま、笹井さんが見事な論文を書き上げたわけだ。(その意味では主犯は笹井さんで、実行犯が小保方さんだ。)
 ただ、これは犯罪じゃない。ただの不完全な論文だ。そこを根本的に勘違いしているのが、世間です。そのせいで「捏造だ」と大騒ぎ。
Posted by 管理人 at 2014年06月17日 23:14
「言葉尻を捕らえて誤読しないで下さい」なんてイチイチ目くじらを立てるのは、よしといて(^_^;)

「排他的に自説を絶対視する(もちろん本人は自説に対して、自分なりの根拠を確信している)」という意味では、みんな同じ穴のムジナ。「名探偵」ならば、もちろん「後期クイーン問題」は良く御存知ですよね?


>とすれば、捏造した人は、誰もがわかることがわからなかったわけで、白痴であることになる。

ここに論理の飛躍が存在する可能性がある(「論理が飛躍している!」と断定はしていない。誤読して怒り狂われることの無きよう)。

彼女は白痴ではない。にも拘わらず不正(あえて「捏造」とは言わない)がバレるとは思っていなかった可能性がある。
何故なら「経験則として実際、今までずっとバレなかった」から(呆れるほどシンプル!)。

名探偵なら、名著『毒入りチョコレート事件』はもちろん御存知でしょうから、私が「私の推理こそ『真相』だ!」と言わない理由は良くお判りでしょう。これもまた、所詮は「仮説」に過ぎないのです。

もし「真相」なるものを言い当てられる人間がいるとしたら、それはそう……まさに「名探偵」しかあり得ないでしょう。果たして本当に「(作者によって『神』にも等しく生み出された)名探偵」なるものが、実在するとすれば、ですがね。



あと、とりあえず学歴と良識は、必ずしも一致するとは限らない模様です(どの大学から「高学歴」なのかは曖昧ですが)。
http://m.kimasoku.com/article/7268325?guid=ON
Posted by カガミムジナ at 2014年06月17日 23:21
最後に <FONT COLOR="#000099"> 【 関連サイト 】</FONT> を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2014年06月17日 23:23
実験ミスを成果と勘違いしただけだから捏造してけしからん!と彼女を責めるのはよしましょう。という立場の管理人に「間違っている、考え直せ!とまくしたてるのは、博士や研究者の価値を下げられたからでしょうか?
哀しいですね。
Posted by 京都の人 at 2014年06月17日 23:37
> by カガミムジナ

 面白かったですよ。本サイトに来た反論のなかでは、一番、出来がいいですね。感心しました。

(同意はしないけど。)
Posted by 管理人 at 2014年06月17日 23:39
>小保方さんは、「STAPがESではないことを示す実験」をやって、「STAPがESではない」という結果を得た。ただしその結果を信じなかった。「自分の実験ミスだ」と思い込んだ。
 つまり、実験ミスの方を真実だと思い込んで、真実の方を実験ミスだと思い込んだ。そういう強い思い込みがあった。


すいません、↑これ本当によく判らないです(汗)。

せっかく「STAPがESではない」という結果を得られたのに、『何故』、彼女はそれを「自分の実験ミスだ」と思い込んだのでしょうか??彼女の行動パターンなら、喜んで飛び付きそうものなのに……。


「『STAPがESではないことを示す実験』は、小保方氏しかやっていない。若山氏は見ていない」→「ここが一番の疑問だったので、すべての疑問が解けました」

ここで言う「疑問が解けた」というのは、文脈的にむしろ「『STAPがESではないことを示す実験』に若山氏(第三者)は関わっていない。つまり、小保方氏が『恣意的』にデータを加工した可能性が、論理的にゼロではない」という理解を示しているのでは……?
Posted by カガミムジナ at 2014年06月17日 23:40
> 「STAPがESではない」という結果を得た。

 済みません。書き間違えました。修正しておきます。
Posted by 管理人 at 2014年06月17日 23:46
>管理人さん

う〜ん、この文脈での関さんの「全てが解けました」が意味するのは、言葉をあえて濁していますが、小保方氏が意図的に捏造していたで間違いないだろう、ということだと思われます。

というのも、これらの「STAPがESでないことを示す実験」によって始めて「STAP細胞が出来た」と小保方氏が論文で主張しているためです。

>小保方さんはその結果を見た。(ただしその結果を報告していない。)
とありますが、これらの結果は全て論文のメインフィギュアにSTAP存在の強いエビデンスだとして載せられております。
(私もこのデータを見てESのコンタミでないと信じてしまいました。)

もし若山氏が小保方氏を疑ってACTH+LIF培地のみならず、2i+LIF培地でSTAP細胞を培養していたなら、今回の事件は起こらなかったでしょうね。
Posted by 通りすがり at 2014年06月17日 23:47
> この文脈での関さんの「全てが解けました」が意味するのは、言葉をあえて濁していますが、小保方氏が意図的に捏造していたで間違いないだろう、ということだと思われます。

 関さんはそう思っているのかもね。
 ただ、私は違う解釈を示しました。
 で、事実はどうかというと、人間心理のことだから、客観的な物証などはない。科学者としては何も言わないということでしょう。
 人間心理について語るのは、名探偵の出番であって、科学者の出番じゃない。

 ──

> 論文のメインフィギュアにSTAP存在の強いエビデンスだとして載せられております。
> (私もこのデータを見てESのコンタミでないと信じてしまいました。)

 なるほど。そうか。
 だとすると、「捏造した」と推測したがるのも、わかります。常識的には、「捏造した」という判断になるでしょうね。
 ただしそれは、実験して論文を書いた人が、ちゃんと意味を理解していた場合。
 「陽性かくにん よかった」
 と書く人が、そこを理解していたとは、とても思えない。KCl を KC1 という誤記に気づかないレベルですよ。中学生以下。高度な実験の意味を理解できていたと思いますか? 
 
 彼女が理解できたのは、Oct4発光まででしょう。そこから先の高度な実験はすべて理解できなかったと思います。笹井さんの指導を受けて、機械を操作しても、意味はわからなかったでしょう。
 たぶん彼女は、デタラメな実験をたくさんやっただけだと思います。その後、適切だと思える実験を取捨選択したのは笹井さんで、そのとき選択された結果から論文を書いたのも笹井さんでしょう。
 その意味では、主犯は笹井さんだと考えればいい。それですべて筋は通る。
 ただ、笹井さんにしても、実験データそのものは真実だと思っていたはずです。デタラメ実験だったとは思っていなかったのでしょう。

 結局、次の組み合わせ。
  ・ 多様なデタラメ実験 (小保方)
  ・ 都合のいいものを取捨選択 (笹井)

 これによる結果は、捏造による結果と、まったく同じになります。悪意はないまま。
Posted by 管理人 at 2014年06月18日 00:01
>管理人さん

かなり無理のある解釈手法に思えますが、、
少なくとも2i+LIFの実験は小保方氏には思いつかない実験でしょうね。リバイス時にレフェリーに言われたのでしょう。

ただ、「理解していない」のにこれらの実験を行って、笹井氏の希望のデータを出すのは無理でしょう。
JAKi添加ではESが死滅しますので、仮に小保方氏がESコンタミをSTAPだと信じていた場合、JAKiを添加した時点でデータが出せなくなるわけです。

もし私が小保方氏なら、JAKiを添加したことにして、意図的に「STAP細胞が存在する」かのようなデータを作り上げます。

管理人さんのおっしゃる「高度な実験を理解できなかった」状態では、小保方氏は死滅したSTAP細胞(実際はES細胞)のデータを笹井氏に提出することになるでしょう。
Posted by 通りすがり at 2014年06月18日 00:14
> もし私が小保方氏なら、JAKiを添加したことにして、意図的に「STAP細胞が存在する」かのようなデータを作り上げます。

 それと同じことが実験ミスで起こります。JAKiを添加したつもりで、添加していない。
 「小保方さんがちゃんと実験をやったはず」
 という前提がおかしい。彼女がまともに実験をやると、どうして信じられるの? 私は彼女の善意は信じられるが、彼女の実験能力はまったく信じられない。
 あなたは彼女の実験能力を信じているから、「きちんとやったはず」「ゆえに意図的にやった」と思っていますけど、買いかぶりでしょう。
Posted by 管理人 at 2014年06月18日 00:21
記者会見での言動にしても、論文取り下げに至るまでの経過にしても、捏造を自覚している人間の言動とするより、最初から捏造の意識すらなかった人間の言動とするほうが、しっくりきますよね。

彼女は思い込みが強いから、今になってもSTAP細胞の存在を信じていると思いますよ。
で、監視のもとで堂々と再現実験をやってみせて、手法の不備をその場で指摘されるか、何回やっても成功できない現実を目の当たりにして、ようやく自分の間違いに気付くと予想。
Posted by BAK at 2014年06月18日 00:25
上の
>少なくとも2i+LIFの実験は小保方氏には思いつかない実験でしょうね。リバイス時にレフェリーに言われたのでしょう。
は 2i+LIFではなくJAKiのミスです。

>管理人さん
その理論ですと、彼女はJAKiだけでなく、MEKi実験もやっていないことになりますね。
それだけでなく、2i+LIF培地ではSTAPは「生存できない」ためACTH+LIFでSTAPを培養してくれといって若山氏にサンプルを渡したのは変です。
ここは本人がちゃんと理解した上で2i+LIFで育たないと主張しております。
ES細胞は2i+LIFで生存できるからです。
Posted by 通りすがり at 2014年06月18日 00:31
ちなみに阻害剤添加実験はまさに培地上に薬品を添加するもので、小学生でも出来ます。
そのレベルの実験がJAKi、MEKiともに「やらなかった/できなかった」と強弁するのは無理があります。

実験を一回でもやったなら、STAP細胞が全て死滅してしまいますので、管理人さんが上で述べてる
>ただしその結果を信じなかった。「自分の実験ミスだ」と思い込んだ。
と合致し、きっと彼女は「STAP未確認、よかった」となるでしょう。
Posted by 通りすがり at 2014年06月18日 00:43
>管理人殿
訂正の件は了解しました。ビックリした……(^_^;)

「もちろん」私の「仮説」に同意して頂く必要は「まったく」ございません。

私の「仮説」に異を唱える人を「馬鹿だ、愚かだ」とこき下ろすつもりもなければ、「間違っている、考え直せ!(by 京都の人さん)」などと説得するつもりも無い。

何故なら、私は「名探偵」じゃないから。

そもそも「『名探偵』なんて存在しない」と考えているから。

以上、親愛なる鏡の国のチェシャムジナでした……(笑)。
Posted by カガミムジナ at 2014年06月18日 01:29
単にデータの捏造はしたけど、結論は正しいと信じていただけでは?

@Oct4発現の誤認でSTAP現象の存在を確信する。
Aその後、それを補強するデータが取れないので捏造する。

これなら都合良く実験ミスが起こる可能性の低さも、捏造がばれないと考える有りないレベルのお気楽さも、どちらも問題になりません。

データ自体は怪しいけどその後に他の論文でちゃんと再現が取れて補強されていく論文や、捏造と認定されたけど結果に影響しないって言い逃れはこの業界ではよく聞く話。
有名どころだとメンデルの遺伝の法則なんかも実際にある現象だけど、メンデルのデータ自体は捏造を疑われている。
でも発覚前に再現実験が至るところで成功したから問題とされなかった。
小保方さんもたぶんこの展開が狙いだったんじゃないかと。
Posted by 通りすがり at 2014年06月18日 08:02
ひとつ重要だと思うのは、小保方さんの記者会見の中で記者からESコンタミの可能性を指摘された際に、「実験環境内にES細胞が存在しないためESコンタミはあり得ない」と、きっぱり、はっきりと明言していることです。
しかし、実際はESと書かれた容器が存在しており、この発言は事実と異なるわけです。
これが「ES容器の存在を失念していた」ことによるものなのか「故意に虚偽の発言をした」のか、判断はできませんが、いずれにしても、彼女の頭の中で、思い込みの激しさのあまりに「あった事をなかった事にする」「なかった事をあった事にする」という変換が、頻繁に起きているのだということが、この発言からも窺い知れます。
今回の問題が、「あった事をなかった事にする」「なかった事をあった事にする」の変換の積み重ねで起きたとすれば、たとえそれが彼女の頭の中での「真実」だったとしても、それはやはり、正当な意味での「ミス」や「錯誤」の範疇を超えています。
悪意はなかったにせよ、「無自覚の捏造」「善意の捏造」といったようなことが、起きていたと思えてなりません。
Posted by はるお at 2014年06月18日 08:34
@彼女は「STAP細胞が偽である」と知りながら「STAP細胞は真である」と捏造した。
A彼女は「(Oct4発現の誤認により)STAP細胞が真である」と盲信するがゆえに「STAP細胞が真である『証拠』」を捏造(ES細胞を混入)した(そして恐らく彼女にとってそれは、コピペや画像の流用・改変と同じぐらい「ルール違反だとは思っていなかった」のだろう)。

この両者を管理人さんが一緒くたに「捏造論」と括るから、管理人さんとコメント欄が噛み合っていないように見えますね。

同じように管理人さんの説を纏めるなら、下記のようになるでしょうか。

B彼女は「(Oct4発現の誤認により)STAP細胞が真である」と盲信していた。(その盲信とは関係無く)ずさんな実験ゆえに、偶然にもES細胞がコンタミした。すべては『不作為の誤認』であり『故意の捏造』ではない」
Posted by 整理 at 2014年06月18日 10:10
いつも興味深く読ませて頂いています。
管理人さん、以下の関先生の記事読まれましたか?
https://t.co/MpC5nle24h
Posted by Cinnamon at 2014年06月18日 10:29
Aに対する管理人さんの反論として

 意図的な混入なら、毎回成功しているでしょ。現実には、200回の「陽性確認」のあと、ES細胞(STAP幹細胞)の作製には2〜3回しか成功していません。
 かくて捏造説は破綻する。
Posted by 管理人 at 2014年06月17日 00:33

というのがありましたが、一つ考えられる話として、単純に「2〜3回成功した時点で、笹井氏が充分だと判断して、同フェイズを切り上げた」だけという可能性はあり得るかと。笹井氏がストップを掛けなければ、引き続き20回でも30回でも「実験は成功し続けていた」かもしれません。
Posted by 追記 at 2014年06月18日 10:41
故意の捏造にせよ実験ミスにせよ、
小保方氏は相当頭が悪いという前提でないと様々なことが整理できないわけですが
早稲田→ハーバード→理研 と進んだ彼女が本当にそこまでアホでマヌケなのかという疑問は
どうしても残ってしまいます。

誰も嘘はついておらず、実験を妨害した第三者が介在していた可能性はないものでしょうか。
被害を被る著者たちの誰かではなく、研究や実験に関われる内輪の誰かの仕業として。
オホホポエムにしても、研究のごく近いところに、
2ちゃんの生物板に書き込むような人が実際にいたのではないかと思うのです。

小保方さんをやっかんでいる人が
失敗続きの実験にいたずら心でESを混入したら成功と信じ込まれてしまって、
引っ込みがつかなくなったとか。

小保方さんや笹井さんが功を焦ったのは間違いないところでしょうが
すぐバレる上に彼らが損をする事ばかりで、どうも収まりが悪い気がしてなりません。

あー、でもあの実験ノートとか画像の取り違えとかコピペとか、
確かに小保方さんは驚くほど愚かではあるんだよなあ。。。
Posted by 腑に落ちない人 at 2014年06月18日 10:55

しかし【ずさんな研究ゆえの混入】ならば、スタップ幹細胞がなかなか出来ない研究後半に【ずさん度】が増して混入に至ったわけですかね。

小保方さんの【ずさん度】が均一ならば最初から混入が起こるはずでしょう。

実験の行き詰まりからくる【ずさん度の高まりゆえの混入】と、実験の行き詰まりからくる【スタップの存在への偏狭な確信(熱望)、その高まりゆえの無自覚ねつ造】と、この2つに差異はないのでは………?


あと【無自覚ねつ造】ならば無自覚とはいえキメラマウス生成に向かう小保方さんの意志が入りますが、【ずさんさゆえの混入】ならば誰の意志も入らずキメラマウスが奇跡的にできるわけですよ。

その【誰の意志も働かない奇跡的な混入プロセス】を知りたいですね。

そこを具体的に論じずに【とにかくずさんだったから】の一言で済ますのは如何なものかと………?

そのためにはキメラマウス生成成功時の研究環境や小保方さんの行動、他のスタッフの行動なども知る必要があるでしょう。

そこまで知ってからの【ずさん原因説】でないと説得力を持たないのでは………?
Posted by 佐藤毅 at 2014年06月18日 10:55
>極度の浅はかさを前提としないと成立しない、という点で、捏造論は破綻しているんですけどね。
>Posted by 管理人 at 2014年06月17日 21:28

極度の実験能力の無さゆえに、JAKiもMEKiも添加したつもりで添加していない、
なんてことを彼女が都合のいいタイミングで都合よくしでかしたといったような、
あり得ない仮定を持ち込まなければ成立しえない管理人の言は、完全に破綻している。
先の※欄にもあったが、管理人が言うように彼女が何らの計画も立てられないお馬鹿さんで
何も理解できていないようならば、笹井氏の助力を得る以前にも頻繁にあったであろう
ポスドク時代のプレゼンや研究進捗の報告などを高評価を得る程にこなせたという事実は起こり得ない。
(早稲田時代はおバカでも乗り越えられたのかも知れないが)

悪意かどうかはわからないしどうでもよいことだが、現在明らかとなっている事象が起こるには
何らかの意図が介在する必要があるということは無理な理屈を捏ねなくとも自明であろう。
計画的に捏造する人間ならばSTAP幹細胞の作製成功率が1%だということはありえない、作製成功率 100%であったはずだ、
などと極端なことも管理人は書いているが、n>=3以上の頻度でインヒビターを添加したつもりで添加してなかった、
なんてことを起こす人間であれば計画性があろうとなかろうと混入させること自体の成功率が低くて当然なのだから、
そのような論の展開は無意味だ。

彼女がSTAPを信じていようがいまいが、(彼女だけのものとは限らないが)何らかの意図があったことは疑いようがない。
Posted by Push at 2014年06月18日 10:56
本日夜の項目で、きちんと説明する予定なので、待っていてくださいね。
Posted by 管理人 at 2014年06月18日 12:15
STAPはESではないことを小保方氏一人で確認した。これ証明にならないでしょう。実験ノート他証拠なしで主張してるだけでは。
Posted by JoJo at 2014年06月18日 14:55
こんにちは、皆さん。

彼女の実験遂行の能力を巡って紛糾してしまうのは、彼女の本来の性格とかいうよりも、彼女が(実験科学者を養成する上で)普通はありえない様な教育を受けてきた可能性をきちんと踏まえないからではないかと思えてきました。

変な話ですが、若い時に「その合成がうまくできないのは、君の愛情が足りないからだ」と言った先輩がいました、まあ、半分は冗談なのですが、既に合成法が確立している化学合成でうまく合成できない後輩を見たら、私も似た様なことは言うかもしれません。何か下手なことをやっているからうまく行かないのであり、合成反応そのものは疑う余地がないからです。

これはあくまで、いわゆる実験の技術を磨く上での一種の体育会系的な「根性で腕を上げろ」の精神論ですね。合成方法がわからない未知の化合物合成になると、「根性で」といった体育会系の精神論ではなく、「反応はどう進んでいるか」といった解析的な探究力が必要になります。今やっている合成方法が正しいかどうかわからないからです。

彼女を巡る「研究者としての養成の流れ」を見ていると、なんとなく「根性で」的な部分だけを教育されている気がしてくるのです。おそらく、その教育を最も強く刷り込んだのはヴァカンティではないかと思います。彼は「生物の成体に小さなサイズの細胞が眠った状態の多能性細胞が存在するのではないかとの仮説」を出していますが、誰も追試確認に成功していないものです。彼女は彼のもとで、この確認実験を行っていた訳です。この時に、「必ずあるのだから、それを捕まえるまで繰り返すのが実験というものだ」という刷り込みが行われたのではないかと思います。そして、彼女はその流儀をずっと繰り返したにすぎない様に見えます。
Posted by 分析化学者 at 2014年06月18日 15:06
管理人さんは

>たぶん彼女は、デタラメな実験をたくさんやっただけだと思います。その後、適切だと思える実験を取捨選択したのは笹井さんで、そのとき選択された結果から論文を書いたのも笹井さんでしょう。

と考えられているようですが、これも、笹井氏が彼女に「(STAP細胞の実在を前提とした上で)カクカクの実験をすれば、シカジカの結果が得られるはずだ。実験報告よろしく」と「求める『正解』を提示した上で、彼女に丸投げ」してしまっていたとしたら、まさに分析化学者さんが仰るように「どんな手段を用いてでも『正解』を得る」ことに邁進してしまったかもしれませんね……。
Posted by >分析化学者さん at 2014年06月18日 16:40
こんにちは。

>「どんな手段を用いてでも『正解』を得る」ことに邁進してしまったかもしれませんね……。

そこが意図的に「どんな手段でも」なのか「たまたまの実験ミス」なのかは、正直わかりません。ただ、彼女の「実験とはどういうものか」という認識に、「望みの結果が出るまでやり続け、1回でも出ればOK」がある様に見えるのです。

実は「この中にAがある」という仮説の証明実験としては、この実験観は必ずしも間違いとは言い切れません。99回見つからなくても1回見つければ証明になりますからね。まさにヴァカンティ教授が彼女に刷り込んだ「実験(研究)とはこういうものだ」というのは、このとても特殊な仮説の時にしか使えないものだったのだろうと思えてきたのです。

「こういう操作をすれば、こういうことが起きる」という仮説の証明実験としては、この実験観は明らかに間違っています。一回で諦めるかどうかは別にして、何回かやって「起きない」のなら「起きる」仮説の方を疑うのが、正しい実験の認識だと思います。彼女はそれができない感じがします。
Posted by 分析化学者 at 2014年06月18日 17:12
何かの手違いで初期化したように見える

「この方法ならできるんや!」と確信を持つ

追試してもまるで上手くいかない

「たまたま調子が悪かっただけやからちょっとデータを修正したろ
方法は間違いなく正しいんやから(←思い込み)これぐらい構わないはず」

この思考の流れはありそうと思いました。
錯誤と捏造の中間で悪意はないという・・・
Posted by コピペで恐縮ですが・・・ at 2014年06月18日 17:17
> 笹井氏がストップを掛けなければ、引き続き20回でも30回でも「実験は成功し続けていた」かもしれません。

 勘違いしているようですが、2〜3回成功した《 だけ 》じゃないですよ。あとのすべては失敗です。
 「意図的にES細胞を入れた」のであれば、「99%は失敗した」ということを説明しなくてはいけません。しかし、説明できない。ゆえに、意図的という説は不成立。

 なお、論文発表後に STAP幹細胞の作製に1回成功しているので、それを差し引くと、論文発表前には、 STAP幹細胞の作製に成功したのはたったの1〜2回だけです。たったの1〜2回しか成功しなかった。これは実験ミス以外では説明できません。

 ━━━━━━━━━

>  ポスドク時代のプレゼンや研究進捗の報告などを高評価を得る程にこなせた

 それは愚かさに矛盾しません。プレゼン能力と実験能力はまったく別です。ちなみに、ある研究者は、実験能力はすごく高いが、(実験屋にふさわしく)無口っぽくて、文章表現や、プレゼンが下手です。
 その逆で、テレビのアナウンサーやキャスターは、プレゼン能力は高いが、実験能力は低い。たとえば、滝川クリステルがすごく実験上手かというと、違うでしょ? 
 小保方さんの記者会見の見事さと、実験ノートの低レベルさは、別方向の事実です。そういうことがある、と理解すべき。
Posted by 管理人 at 2014年06月18日 20:28
関由行さんの報告(MEKi や JAKi のこと)について、質問がありましたが、次項で詳しく答えています。そちらをご覧ください。
Posted by 管理人 at 2014年06月18日 20:30
滝クリとかジョブスとかの一方向のプレゼンが上手いというのと科学者のそれとは全然違います。
研究者としてのプレゼン能力の評価は質疑応答の内容が大きな割合を占める。
プレゼンの内容も科学的な推敲を経て組み立てられていなければ、研究者の評価が得られることはない。
雄弁さや、立ち居振る舞いの上手さは付加的な要素に過ぎず、口下手だろうが表現が不味かろうが瑣末な問題です。
彼女の記者会見は大衆相手には見事に見えるかもしれないが、科学者としてみればお粗末なもので、決してうまいものではなかった。
あんなプレゼンで研究者の高い評価を受けてきたとは考えられないため、
研究報告などではそれに見合う科学的な論理展開をもった内容と質疑応答をこなしてきたはずだ。
もちろんその内容は多くの場合彼女自身で作成したはずだし、高評価を得てきたのだから質疑に対してもそれなりに当意即妙に答えていたはずなので、管理人が言うような知的に愚鈍な人間では成し得ない。
実験が上手いとか下手であるとかは関係がない。
管理人の言葉を一部借りれば、実験ノートの低レベルさと、実験内容を理解する能力とは別方向の事実だ、ということを理解すべき。
Posted by quinn at 2014年06月19日 07:51
このブログはSTAP細胞関係記事の中で最高だと思います。
推理の内容の大部分に共感します。そこで思うことは、
実験やデータの扱いが下手な人が、間違ったことを
やってしまったためにその結果が重要な発見と
見なされている例が他にもあるのではないか、という
ことです。再現性が確認されない論文が多い昨今では、
実験やデータの扱いを間違ったために神の手と考えられ、
その分野の偉人になってしまうことがあるとしたら、
もはや科学研究は信じられないという気持ちになって
しまいます。
Posted by カブトムシ at 2014年06月24日 19:13
こんにちは、カブトムシさん。

>そこで思うことは、実験やデータの扱いが下手な人が、間違ったことをやってしまったためにその結果が重要な発見と見なされている例が他にもあるのではないか、ということです。

すこし矛盾があるのは、「重要な発見」というのは、「そこで止まらない発見」ということなんですね。普通の人がなかなか理解してくれない話として、「研究は積み重なるもの」ということなんです。そして、上に沢山の人の研究が積み重なるようなことを見つけるのが「重要な発見」なんです。もし、間違いがあっても「誰も気が付かない」というのは、「誰もその発見の上に自分の業績を積み重ねる気にならない発見」という意味ですから、「全く重要では無い発見」なんですね。

研究不正を説明するのに、「暗黒大陸を多数の探検家が探検をする」というたとえ話をこさえてみました。探検家の間にはルールがあって、自分が探検したところの地図は探検家仲間に公開することになっています。いま、Aさんが「暗黒大陸の中に大きな滝を見つけた」と滝までの地図を公開すると、探検家Bさんはその地図を頼りに滝まで行き、そこで終わらずに滝の上の川を探検して地図を公開する。Cさんがその二人の地図を頼りにその川まで行き、そこで終わらずに川をさかのぼって湖に達してそこの地図を公開するということです。この「その先を探検する」という過程の中で滝もその上の川も他の探検家が確認することになるもつまり「追試」されることになるわけです。多くの探検家がAさんの見つけた滝を「探検の良い目印」と思うほどAさんの発見は「重要な発見になります。それに対し例えばDさんが、「暗黒大陸の海岸に珍しい形の岩を見つけた」と報告しても、それが他の探検家にとって「その先が無い」ものだと、誰もその岩を手がかりに先を探検しようとはしません。そしてもしもDさんの「珍しい形の岩」が見間違いで存在しなくても、誰も探さないので、その間違いはなかなか気づかれないかも知れませんが、正直な話、誰も困らないことになります。つまり「重要な発見」ではない訳です。

みっともない話ですが、私なども若い時にはデータの解釈を誤った論文を書いたことがあります。さらにみっともない話として、重箱の隅のような論文だったので、誰もそれに興味を持ってくれず、その誤りは私が自分で気づいて、その次の論文を書くときに「既報においては・・・となっているが、実際は・・・」と修正したことがあります。ある意味で、「害のない誤り」というべきかも知れません(笑)。

ということで「誰も誤りに気が付かない重要な発見」というのは、ある意味矛盾をはらんでいることだとご理解いただければ幸いです。
Posted by 分析化学者 at 2014年06月25日 08:31
STAP幹細胞の作成が2〜3回しか成功していないというのは間違いですよ。

若山さんが第三者機関に解析に出した分だけでも、4種類14株ありますし、そのうちのFLSという名前が付けられた8株は2日に分けて作成したとの発言もありましたから、1つのSTAP細胞塊から複数のSTAP幹細胞株を樹立していたとしても、最低でも5回成功していることになります。これ以外に既に廃棄して残っていない株などを含めると40株以上STAP幹細胞を作成したと報じられていますね。
また日経サイエンス6月号の60ページで、若山さんはSTAP細胞からSTAP幹細胞への樹立成績が80〜100%の高い成功率であることも述べています。

さらに、これに加えて、STAP細胞からキメラマウスを作成することも一度成功してからは安定して成功するようになったそうです(自己点検委員会の報告書の6ページにも書いてありますhttp://www3.riken.jp/stap/j/c13document14.pdf)し、レター論文のグラフを見ても10体は作っていることになります。

幹細胞化に成功したのが少ないということが実験ミス説の根拠になっているようですが、STAP幹細胞化に少なくとも5回成功+STAP細胞からキメラマウス作成に少なくとも10回成功していることになり、しかも幹細胞化の成功率は非常に高く、キメラマウスも安定して作れているわけですが、これほどの高頻度で混入が起こるのであればやはり意図的なものと考えるべきではないでしょうか。

管理人さんがSTAP幹細胞の作成に成功したのが2〜3回くらいしかないと思ったのは、小保方氏が補充説明書で出した「このようにして作成されたSTAP細胞の幹細胞性については、培養系での分化実験、テラトーマ実験やキメラマウスへの寄与の実験などにより複数回再現性を確認しています。」という記述が根拠でしょうか。
この発言は幹細胞性というよりも多能性の確認を言っているんですよね。
自己複製能がないと幹細胞と言えないわけですから。
Posted by ラ・ロマネ at 2014年06月27日 01:52
なるほど。だとすると、何らかの作為ないし意図があったことになりますね。単純なミスとは考えられない。
 といって、捏造でもないとしたら、どうなるか? あり得そうなシナリオは、こうだ。
 「コンタミの起こる実験手順を覚えておいて、意図的にそれを再現する」

 前にも書いたが、「対比用・比較用」ということで、ES細胞を脇に置きながら実験した、と述べられている。これでコンタミが常に起こっていた、と考えれば、矛盾はない。

 理研は小保方さんに再現手順をやってもらうそうだから、そのとき、上記のやり方でコンタミが起こることが判明しそうだ。

> 最低でも5回成功していることになります。

 これは必ずしもそうとは言えず、一度に複数のES細胞が混入したのかもしれない。いっぺんに5種類のES細胞が混入することもあるから、「5回成功した」とは言えない。
 
> レター論文のグラフを見ても10体は作っていることになります。

 10体は細胞の数だから、コンタミの回数とは違う。いっぺんのコンタミのあとで、たくさんのES細胞を増殖させて、そこから10体のキメラマウスを作った、ということもありえなくはない。
 10体という数字は、そのままでは根拠とならない。

> STAP細胞からキメラマウスを作成することも一度成功してからは安定して成功するようになった

 これは、1回つくったES細胞の群れから、何度も安定してキメラマウスを作れた、という若山さんの手順を述べたもの。若山さんはたくさんつくったのだろうが、それは、STAP幹細胞を何度も作ったということを意味しない。最低なら1回だけのSTAP幹細胞で済む。そこから、10体以上のキメラマウスを安定的に作ることも可能だ。たとえば、100回ぐらいキメラマウスを作ることも可能。
 キメラマウスの数と STAP細胞の数は、一致しない。前者は多くても、後者は少なくて済む。

 なお、私は先に2〜3回と書いたが、上記の話を読むと、実際には5回ぐらいかも。ただ、この回数も、あれほど長期にわたって行った実験にしては、少なすぎる回数だ。意図的な捏造ならば、100%の成功率なので、数十回はあっていいはずだ。
Posted by 管理人 at 2014年06月27日 06:51
コンタミの可能性については、記者会見で小保方氏自身が「STAP細胞を作成していたころ、研究室内ではES細胞の培養は一切行っていない状況でSTAP細胞の研究は行われていました。ですからES細胞のコンタミということが起こりえない状況を確保しておりました」と偶然もしくは錯誤によりコンタミが起こる可能性を明確に否定しています。

彼女を信じるのであれば、意図的に行わない限り存在しないはずのES細胞とのコンタミが起こることはあり得ないかと。

(もっとも彼女の発言は「200回成功」に代表されるように嘘の塊のため、一つとして信用できませんが…)
Posted by pooh at 2014年08月29日 19:14
> by pooh

 錯誤というのは本人が意識しないうちにやっていることを言うのですから、「行なっていない」という言葉を額面通りに受け取っても意味がありません。
 間違いをしていると自分でわかっていてやっているのなら、それはもはや錯誤ではありません。

 たとえば、あなたが何か自分でも気づかないうちに間違いをしてしまったとして、それをあなたは気づいていますか? 気づいているとしたら、論理矛盾でしょ? 

> 彼女を信じるのであれば、

 錯誤した人の話を信じるというのは、自己言及分の自己否定と同じ。
 「私の言っていることは間違っている」
 という文章は真か偽か? 

 それにしても、「彼女の言っていることは正しい。ゆえに彼女は嘘つきだ」なんていう論理を組み立てる人の方がどうかしているよね。
Posted by 管理人 at 2014年08月29日 19:28
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