2014年06月17日

◆ 政府のロボット支援

 政府が格安のロボットの普及を推進するという。自立型ロボットではなくて、パワードスーツという種類で。 ──
    ( ※ 本項の実際の掲載日は 2014-06-17 です。)


 記事を紹介しよう。(一部抜粋)
 《 低価格ロボット、普及を支援…政府が「戦略」 》
 価格が低くて使いやすいロボットを世界に先駆けて普及させることを目指した政府の「ロボット戦略」の全容がわかった。
 ロボットを人手不足や高齢化の問題を解決する切り札と位置づけ、〈1〉介護〈2〉農業〈3〉インフラ(社会資本)点検・災害〈4〉工場――を重点4分野として集中的に支援する。20年の東京五輪・パラリンピックに合わせ、世界各国が性能を競う「ロボットオリンピック(仮称)」も開く。
 政府の試算では、25年に介護職員は約100万人不足する。職員が要介護者を抱えて移動させる作業などが楽に行えるように、身に着けると力が増幅される「パワーアシストスーツ」などの低価格化を進める。
( → 読売新聞 2014年06月16日

 ──

 さて。これをどう評価するか? 
 私が政府の案を紹介するときは、たいていは「これはダメだ」という趣旨だ。(褒めるためだったらいちいち紹介なんかしない。)
 では、本項は? けなすかわりに、次のように言いたい。
 「そんなことは私が 10年前に言っていたことだ。遅すぎる」

 まず、次の項目を見てほしい。
 実は、似た話は前にもあった。
  → 介護用のロボット,パワースーツ (2013年04月29日)

 ここでも、上記記事と同趣旨の話が紹介されている。そして、この項目の後半には、私が前に述べていた言葉が引用されている。2004年には、私が「ロボット開発としてパワードスーツを開発せよ。それが実用的だから」と言っていたのだ。
 これは本田のアシモ( 2000年〜 )がかなり話題になっていたころだ。世間は「もうすぐロボットが普及するぞ。2014年ごろにはアシモみたいなロボットが1家に1台(1人?)ぐらいは普及しそうだ」なんて浮かれていたものだが、私は「そんな夢みたいなことより、実用可能なパワードスーツを開発せよ」と言っていたのだった。
 そして、それから 10年たって、政府はようやく、私の提言に追いついたのである。(言うだけなら 10年前に言えたのに。政策だけでも、10年前に政策を出せたのに。)

 ──

 政府が良さそうなことを言っても、たいていはずっと前に私が言っているのである。政府や世間は、私よりも 10年遅れている(こともある)。



 [ 余談1 ]
 そう言えば、遠隔操作事件の犯人もそうだった。世間(特にネット世間)は、「無実のゆうちゃんが誤認逮捕されている冤罪だ!」と騒いでいたが、私は最初からずっと「この人が真犯人だ」と言っていた。結局は、世間のほとんどが間違いで、私が正解。

 [ 余談2 ]
 STAP事件もそうかも。「捏造だ」と騒いでいる人が多いが、「捏造ではない」というのが真相だと、やがては判明するかも。
 ただ、捏造ならば本人が告白することで決着が付くが、捏造でないならば本人が告白することはあり得ない。
 では、どう決着する? 捏造でない場合の決着は? 
 最悪の場合、世間の圧力のせいで、彼女が自殺することもある。この場合、無実の女性を冤罪で殺したのは世間だということになる。ちょっと実験ミスをしただけの女性を、世間がよってたかって大犯罪者のごとく非難して、ついには死に至らしめた……という最悪の事件。1億人が殺人の真犯人となる。

 捏造論者の方へ。
 あなたもまた殺人犯だ、ということになるのかも。(殺してから反省しても手遅れだよ。)

 世間が私の意見に同意するには、10年はかかりそうだ。



 【 関連項目 】
 パワースーツについて、似た話がある。過去記事。
  → ロボットスーツ? (2006年10月29日)
 これらの機器は、正しくは「パワード・スーツ」(パワー・スーツ)もしくは「パワー・アシスト・スーツ」と呼ぶべきものである。
posted by 管理人 at 20:45| Comment(1) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

小保方さんが自殺するかどうかはねつ造か錯誤かという事実追求にはまったく関係ないと思いますよ。

たしかに彼女が自殺する可能性も十分に考えられるでしょう。

だから議論は真摯におこなうべきではありますが、自殺を考慮しておこなう必要はない。


ネットの根本は娯楽です。

STAP細胞の一件ではノーベル賞を取るとまで言われた世紀の発見が覆りねつ造事件にまで発展するかもしれないスリル、

それと、シンデレラのごとく現れた清楚で色白、チョイぶすチョイ美人、鼻が少し上を向いた絶妙な愛らしさを持つ親父キラー・小保方晴子の研究者生命の行方を、匿名という卑怯な立場から楽しんでいるんです。


そんなネットの悪人たちにいまさら自殺を考慮しての議論しろと言われても野暮というものですよ。
Posted by 佐藤毅 at 2014年06月17日 22:56
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