2014年06月15日

◆ うまく捏造をする方法

 論文で捏造をするための方法を知らない人が多いようだ。そこで、うまく捏造をする方法を示す。(悪の指南)  (^^); ──

 論文で捏造をするのならば、バレないように捏造するべきだ。バレてしまえば、元も子もないからだ。これまでに築いてきたすべてを失う。それはリスクが高すぎる。だから、捏造をするならば、バレないように、上手に捏造をするべきだ。
 では、どうすればいいか? その方法を具体的に教えよう。


 (1) 秀逸なアイデア

 大切なのは、アイデアだ。それが秀逸であることが必要だ。具体的には、次の二点。
  ・ 大きな業績となる、画期的なアイデア。
  ・ いかにもありそうで、信頼性があるアイデア。

 この二点は、両立しがたい。信頼性があるアイデアは、たいていはすでに知られているからだ。誰も知らないような画期的なアイデアで、かつ、信頼性がある、というのは、そうやすやすと思い浮かぶものではない。こういうアイデアを思い浮かべるには、かなりの才能を必要とする。
 具体的な例としては、次のアイデアが秀逸だ。
  ・ 有機物質による高温超伝導
  ・ リウマチと免疫との関連性

 こういうのは、なかなか思い浮かばないが、言われてみると、「あ、なるほど」という気もする。こういう秀逸なアイデアを思い浮かべるのが、何よりも大切だ。ここで大半が決まる、と言ってもいい。

 ──

 なお、その点では、STAP細胞は落第だ。画期的ではあるが、信頼性が最低だからだ。「細胞生物学の歴史を侮辱する」とまで言われたほどだ。信頼性はほぼ皆無である。論文を提出しても、何度も却下された。
 とすれば、こんなテーマで捏造をするとしたら、ただの馬鹿である。よほど知能指数の低い阿呆でない限り、こんなテーマで捏造をすることはないだろう。(「これは間違いに決まっている」と思われるようなことを捏造するのは、あまりにも馬鹿げている。捏造をするなら「これは真実だ」と見えるような捏造をするのが常道だ。)


 (2) 追試のしにくさ

 捏造をしたら、バレないことが大切だ。では、バレないためには?
 「そんな実験は成立しない」ということがバレないためには、追試がしにくいことが大切だ。たとえば、次のように。
  ・ 高温超伝導の設備が必要である。
  ・ リウマチの患者の細胞が必要である。

 これらは、一般には入手難である。金を払えばポンと買える、というようなものではない。こういう制限があれば、なかなか追試はされないので、捏造だとバレることは起こりにくい。

 ──

 なお、その点では、STAP細胞は落第だ。「マウスと酸性溶液」ということぐらいで、簡単に追試ができてしまう。実際、発表後まもなく、あちこちで追試がなされた。kaho さん ある研究者や、関由行さんの場合には、手持ちの実験用具だけで、すぐに追試をしたそうだ。まともな研究所であれば、どこでも容易にできるような、平凡な実験だった。
 とすれば、こんな容易な実験で捏造をするとしたら、ただの馬鹿である。よほど知能指数の低い阿呆でない限り、こんな容易な実験で捏造をすることはないだろう。(すぐに実験は成立しないとバレるからだ。)


 (3) 大宣伝はしない

 捏造をしたら、バレないことが大切だ。では、バレないためには?
 「世間の注目を浴びない」ということも大切だ。世間の注目を浴びれば、あちこちで追試がなされる。となれば、バレる時期が早まるからだ。
 そもそも、世間の注目を浴びたところで、何一つ良いことはない。世間が職を与えてくれるわけではないからだ。世間で注目を浴びるのは、百害あって一利無し、とも言える。実利を得るためには、専門分野で脚光を浴びるだけでいい。(たとえば、大雑誌に掲載されれば、それで十分だ。)

 ──

 なお、その点では、STAP細胞の発表は落第だ。あちこちのマスコミを招いて、大々的に発表した。さらには、かっぽう着という脚色までした。そのせいで、日本中で注目を浴びた。結果的には、ただちにあちこちで追試がなされて、あっという間に「再現性はない」と判明した。
 とすれば、捏造をした後で、あれほどにも大宣伝をする(本人もテレビに出る)のは、あまりにも馬鹿げている。よほど知能指数の低い阿呆でない限り、こんなふうに大宣伝をすることはないだろう。(大宣伝をしても、自分の首を絞めるだけのことだ。無意味というより逆効果。)



 [ 付記 ]
 以上によって、捏造を上手にやる方法を示した。
 と同時に、STAP細胞の研究が、そのすべてに反していることも示した。
 STAP細胞の研究は、それが捏造であることの条件を、ことごとく満たしていない。満たしていないというより、正反対である。(逆方向に満たしている。)

 一般に、捏造研究というものには、独特の傾向がある。その傾向を、STAP細胞の研究はまったく満たしていない。
 一方で、この研究が、ずさんな研究(正直だが粗雑な研究)であることの証拠は、山のように見つかっている。
 とすれば、真相が何であるかは、火を見るよりも明らかだろう。……とすれば、それに気づくだけの勘の良さがあるかどうか、だ。
 火を見ても、火だと理解できる人もいるし、火だと理解できない人もいる。理解できない人は、現実とは違う形で対象を誤認してしまうのである。
 


 [ 余談 ]
 直接は関係ないが、関連する話題。
 自分では上手に隠したつもりでも、うっかり馬脚を現してしまった……という例もある。二つ示す。

 第1に、調査委の委員長。自分自身が画像の加工をしていた、と判明して、辞任した。
ここでは、「故意と悪意は同義である」という滅茶苦茶な論理が、自分自身に降りかかった形だ。ブーメランが自分に当たった。
  → Open ブログ: 《 お知らせ 》(故意と悪意)

 第2に、(これはここで新たに述べることだが)改革委の委員。あまり知られていないが、次の問題がある。
  → 川合眞紀氏のコンプライアンス (国家資金の不正配分)
  → 再現性のない研究の虚偽発表(彼女の夫)
 詳しくは、リンク先を読んでほしい。この二点については、どこまで事実であるかは、私には判定できない。
 この二点は、私の印象としては、真偽不明という感じだ。STAP で 11jigen 氏の告発を初めて聞いたときの印象に近い。
 とはいえ、世間では知らない人が多いようだから、ここに一応、疑惑を示しておく。
posted by 管理人 at 12:00| Comment(6) |  STAP細胞 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
捏造であったかどうかはどうでもよくて、非科学的なことを信じてさも分かったように講釈をたれた、ということが重きをなすと思います
その点ではここの読者と管理人さんは合格です
Posted by まだやってたんですか at 2014年06月16日 02:42
まずもって、小保方氏が管理人氏と同じ知性を持ってると考える根拠が聞きたいですね。



(1) 秀逸なアイデア
>こういうアイデアを思い浮かべるには、かなりの才能を必要とする。
・・・小保方氏にそれだけの才能がなかっただけの話です。画期的だったのは間違いないのだから、アイデア自体は有りでしょう。

(2) 追試のしにくさ
・・・生物学の分野では再現性3割くらいだそうです。個人の技量によるところも大きいようなので、追試しにくいといえますね。

(3) 大宣伝はしない
・・・小保方氏が大宣伝を主導したわけではありません。


以上3つに対して、捏造論に対して何の反論にもなっていないことが示されました。

・・・何のための記事なのか、意味が分かりません。
Posted by tomo at 2014年06月16日 12:24
> 何のための記事

 タイトル通りですよ。
 捏造論は、オマケ。本気で反論しているわけじゃない。そっちは主眼じゃない。
Posted by 管理人 at 2014年06月16日 12:53
>  by tomo

 への返信。

 (1) は「信頼性」の方を論じている。「画期的」の方じゃない。画期的の方に着目するのは誤読。

 (2) は追試する設備のことを言っている。再現性の方じゃない。再現性の方に着目するのは誤読。

 (3) 小保方さんが大宣伝を主導したとは言っていません。これも誤読。
Posted by 管理人 at 2014年06月16日 19:41
それでは小保方氏が捏造したことをこの記事では否定してないと認めるのですか。。。

>とすれば、真相が何であるかは、火を見るよりも明らかだろう。……

と言っているのに?
Posted by tomo at 2014年06月18日 21:08
> 否定してない

 主たるテーマの外ということです。ちょっと言及はしている。それだけ。論じてはいない。
Posted by 管理人 at 2014年06月18日 21:22
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ