2014年05月07日

◆ 子宮頸がんワクチンが再開?

 子宮頸がんワクチンについて「再開を」との要望があり、その方向に決まりそうだが、いろいろと問題が指摘されている。 ──

 (1) 医者の要望

  子宮頸がんワクチンについて「再開を」との要望がある。特に、専門家と見なされている産科医などがそうだ。
 子宮頸(けい)がんワクチン接種後に長期的な痛みを訴える人が相次ぎ、国が接種の推奨を中止している問題で、日本産科婦人科学会(日産婦)など4団体は26日、一刻も早い推奨の再開を求める声明を出した。
 声明は日産婦、日本産婦人科医会、日本婦人科腫瘍(しゅよう)学会、子宮頸がん征圧をめざす専門家会議の共同。
 厚生労働省の検討会は1月以降、ワクチンや痛みの治療の専門家の報告などをもとに、勧奨を再開するか結論を出す方針だ。
( → 朝日新聞 2013年12月28日

 これを見ると、「専門家はこういう見解を示している」というふうに見えるが、ここでいう産科医などは、専門家というよりは、業界の利害関係者である。
 彼らは統計的に問題を評価しているわけではない。(統計学なんかろくに知らない人々だ。医学の知識だけはあるが。)
 彼らはどちらかといえば、「ワクチンをいっぱい打てば、接種の代金でがっぽがっぽ儲かるぞ」という利害関係者である。欲の皮の張った連中だ。そう思って、話半分で聞いた方がいい。


 (2) 袖の下

 この問題を審議するワクチン審議委員がメーカーから講演料をもらっている。
 審議している厚生労働省の審議会委員の実に7割がメーカーから講演料などを受けていたとして、委員の構成や規程を見直すよう田村厚労大臣あての要望書を提出した。
同ワクチンの副作用問題で審議会はメーカー寄りの判断を示しており、疑問の声が高まるのは必至だ。
 厚生労働省の厚生科学審議会のワクチン分科会副反応検討部会と、薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会の合同部会。2014年1月、ワクチンの副反応は「心身の反応で、ワクチンの成分が原因ではない」と、メーカー側に有利な見解を打ち出していた。
ところが、外部の指摘を受け、厚生労働省が調査したところ、合同部会の委員15人のうち11人がメーカー2社のうちの1社または2社から講演料などを受け取っていた。厚生労働省には関連メーカーとの利益関係をあらかじめ申告する規程があったが、4人は申告せず、 2人は金額の少ないランクとして申告していた。受け取っていなかった委員は4人いたが、うち1人は子どもがメーカーに勤務していた。
( → J-CASTニュース 2014-05-04

 これもまた、利害関係者によるものだ。というか、袖の下をもらっているのだから、もっと悪質だとも言える。ひどいものだ。


 (3) 組織的な捏造

 では、上のような不正がまかり通っているのは、どうしてか? おそらく、不正をしないと、「子宮頸がんワクチンは不要だ」という結論が出てしまうからだろう。
 ということは、「子宮頸がんワクチンは不要だ」というのがもともと真実だ、ということになる。
 逆に言えば、「子宮頸がんワクチンは必要だ」という説は、一種の捏造なのである。それを伺わせる話もある。下記だ。
 《 子宮頸がんワクチン 国の推奨再開、納得できぬ [斎藤智子] 》
 国に報告された副作用の発生率は、既存の他のワクチンをはるかに上回る。中には、頻繁に激しい痛みに襲われたり、震えや脱力で歩けなくなったり、物が二重に見えたりする重い症状の少女もいる。厚生労働省の検討会は1月、そうした重い症状はワクチンによるものではなく、接種時の予想外の痛みや不安、恐怖など「心理的要因」で引き起こされたと結論づけた。
 だが、この説明を根拠に接種の推奨が再開されるとすれば、私は納得できない。
 検討会は「免疫反応」「神経異常」「アルミニウム中毒」などの項目ごとにワクチンの成分が引き起こした可能性を検討したが、根拠となるデータに少しでも弱点があると、その可能性を否定した。
 十数の重症例を含む40人以上の患者を診察した信州大のグループは、痛みが出ている皮膚内部の末梢(まっしょう)神経に異常が起きていることを突き止めたが、検討会は「比較できる健康な子のデータがない」と取り合わなかった。過半数が回復した治療効果も「病因とは無関係」とみなした。
 一方で「心身の反応」とする結論を出すにあたっては、データに多少の弱点があっても認めている。カウンセリングを組み合わせた治療を受けた人の6割が改善したことを根拠に挙げるが、改善しなかったケースには触れていない。「現代の医学で原因がわからなければ心身の反応が原因である可能性が高い」との精神科医の知見に頼り、消去法で導き出した結論に過ぎないのではないだろうか。
( → 朝日新聞・2014年4月9日

 上の話からわかるように、子宮頸がんワクチンの問題では、国そのものがデータの捏造をしている。STAP細胞の捏造どころじゃない。

 ──

 以上で、(1)(2)(3) の問題を示した。
 ではなぜ、こういう問題があるのか? それは、子宮頸がんワクチンには、多大な利権がかかっているからだ。ワクチン会社や産科医などは、これによって巨額の収入を得ることができる。STAP細胞ならば、誰の損得もないが、子宮頸がんワクチンには、多大な金がかかっているのだ。だからこそ、業界の圧力とか、袖の下とか、国による捏造とか、いろいろな問題が出てくるのだ。
 で、この真実を隠蔽するために、STAP細胞の問題で騒いでいるのだろう。[ ネタです。  (^^); ]
 真実とは? 「国自体が捏造をして、少女たちに多大な被害を発生させて、その裏で自分たちはがっぽがっぽ儲ける」ということだ。
 そしてまた、もう一つ。「子宮頸がんワクチンなんて、本当は必要はない」ということだ。(十分な検査と治療で足りる。)
 この件は、先に論じた。
  → 子宮頸がんワクチンの方針転換
 一部抜粋しよう。
  ・ 子宮頸がんワクチンの有効性は、あまり高くない。
  ・ むしろ、検診の方が重要である。
  ・ 十代女性の場合には、危険性が高い。(小学生ならともかく。)
  ・ 乱交する人ならば、ワクチン接種をした方がいい。

   ─────────

 私が子宮頸がんワクチンに対して否定的な理由は、「人間の生命は最も大切なものではない」と考えるからだ。
 多くの医者は、「人間の生命は最も大切なものである」と考える。だから少しでも死亡率を下げようとして、ワクチンの接種を推進する。多少の犠牲者が出ても、全体として死亡率が下がるのならば、その方がいい、と思う。
 私はそうは考えない。最も大切なのは、「死なないこと」ではなくて、「良く生きること」である。そして、「良く生きること」とは、「青春を味わうこと」である。
( → 子宮頸がんワクチンの方針転換

 詳しい話は、上記項目を読んでほしい。



 [ 付記1 ]
 産科医などは、「子宮頸がんのせいで多数の人々が死ぬ」と騒いでいる。しかしそこには、詭弁がたくさんある。
  ・ ワクチンを打っても罹患する率は高い。
  ・ ワクチンのかわりに検査でも治療は可能。
  ・ 普通の癌と違って、発見後の治療で間に合う。
  ・ 死者は、中高年が多い。若者が死ぬのではない。


 比喩的に言うと、次の詭弁に近い。
 「70歳以上の老人は、癌で死ぬ人が多い。だから若者たちに、抗ガン剤を飲ませればいい。その副作用のせいで、若者たちが多数死んでも、仕方ない。何しろ 70歳代の死者は数百万人もいるからだ。これほど多数の人々が癌で死ぬのだから、抗ガン剤を飲ませるのは正当である。ゆえに、若者たちに抗ガン剤をいっぱい飲ませよう」
 これは詭弁であるが、ここでは「抗ガン剤を飲ませれば、医者と製薬会社と厚労省が儲かる」という構図が成立する。とすれば、この奇怪な方針が推進されるとしても、不思議ではない。

 それと同様のことが、子宮頸がんワクチンでも起こっているのだ。

( ※ それで被害を受けるのは、若い女性たちである。男は関係ない。でもって、若い女の健康を破壊して金儲けしよう、という男たちの陰謀がひろがっているのだ。[ ネタです。 (^^); ]

 [ 付記2 ]
 再開は、近い将来に決定される見込みらしい。出典は:
  → 朝日新聞
  → 毎日新聞
 はっきりと決まったわけではないが、その可能性がかなりあるそうだ。(もしそうなれば、若い女性の被害が続出するわけだ。かわいそうに。)



 【 関連サイト 】

 → IWJが追う「子宮頸がんワクチン」副反応被害

  さまざまな情報。いろいろと捏造があることもわかる。本項目の (1)(2) に類する。



 【 関連項目 】

 本サイト内の過去記事。
  → サイト内検索
posted by 管理人 at 22:57| Comment(2) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読売新聞の社説がこの問題を論じている。
  → http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140607-OYT1T50156.html
 「子宮頸がんワクチンは、副作用があるから無闇に推奨するべきではない。むしろ検診に力を入れるべきだ」
 という趣旨。

 私と同じ見解ですね。こういう見解が世の中にも広まってきたようだ。好ましい。

 ──

 一方、次の批判もある。
  → このままでは子宮頸がん大国になる・・
    http://www.j-cast.com/2014/06/02206428.html

 これを読むと、「大変だあ」ということのようだが、記事自体が矛盾している。
 記事を読めばわかるように、「現状では検診率が低いから問題だ」ということだ。そこで、「検診率を高くすればいい」というふうに結論が出ることは記事を読めばすぐにわかる。

> ワクチン接種率が85%なら検診ゼロでも6割、検診率が85%ならワクチン10%でも8割以上の子宮頸がんを予防できる。

 大事なのは、検診率を上げることだ。読めばすぐにわかる通り。
 ところが記事は「ワクチン接種が大切」という結論になってしまっている。論理がイカレているとしか思えない。
 
 また、次の話も問題だ。

> 2009年、接種直後の女生徒が亡くなり、大きく報道された。保健省はそれと同じ日に製造されたワクチンを調査、他では特別の副作用がないことを確認して発表した。

 「同じ日」じゃ数が少なくなるから、意味がない。
 また、副作用は、毒とは違う。欠陥品だったから発症したのではない。患者の個体差があるから、確率的に副作用の出る人が生じるのだ。
 なのに、上記の調査は、まるで「毒性や欠陥はありません」という感じの調査だ。頭がイカレているとしか思えない。副作用とは何かを理解できていないんですね。こんな阿呆が「ワクチン推進論」をしていて、いいのだろうか?
Posted by 管理人 at 2014年06月08日 19:13
最近の報道では、この議論はまとまりそうにないという。医学界の側は「再開」の方針だが、患者・被害者の側は「大反対」で、一般の議員も賛否が割れているそうだ。そのせいで議論は収束しないし、結論も出せないままらしい。
 読売新聞 2014/07/19 朝刊に詳しい。

 ウェブ上では下記。
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_0715.html
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/150671
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO74153180S4A710C1EA1000/
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO73278850V20C14A6CR8000/
http://vpoint.jp/feature/cervical_cancer/21570.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014070402000127.html
Posted by 管理人 at 2014年07月19日 15:56
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