2014年05月05日

◆ 東京五輪で燃料電池車

 東京五輪で燃料電池車を使う予定だという。しかし「燃料電池車は小便垂れだ」という点を忘れてはならない。 ──

 東京五輪で燃料電池車を使う予定だという。
 
 《 東京五輪に「水素カー」 》
 東京都は東京オリンピックの関係者輸送に、水素を燃料に使う「燃料電池車」を利用する方針を固めた。 都は今月中に、自動車メーカーなどを交えた戦略会議を発足させ、本格的な検討を始める。
( → 読売・朝刊・1面 2014-05-05 )

 「関係者輸送」ということだから、マラソンの先導車とは違うようだ。それでも、けっこう目立つことは請け合いだろう。世界的にも報道されるだろう。
 では、何が報道されるか? 先進技術であることが? そうかもしれない。しかし同時に、「燃料電池車は小便垂れだ」という点も報道されるだろう。

 この件は、前に述べた。
  → 燃料電池車は小便垂らし

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 一部抜粋しよう。
 燃料電池車はエコだと思われているが、実は、小便を垂らす。その動画を紹介する。オシッコを垂れ流しながら走る動画。

 そこで動画が紹介されているので、いかに小便を大量に漏らしているかを、じっくり見てほしい。

 ともあれ、ここで示しているように、燃料電池車は水を排出する。「燃料電池車は水以外には何も排出しない」とクリーンさを訴えているが、水を排出するのだ。それも、大量に。
 これを忘れて、「燃料電池車はクリーンだ」と思っているのが、東京都だ。あまりにも愚かだ。

( ※ できれば、マラソンの先導車に使ってほしいものだ。その垂らした小便でランナーがすべってひっくり返れば、多大な宣伝効果が出る。……実は、ランナーがすべるだけなら、まだマシである。東京五輪の歳に関係者が大量に使えば、「垂らした水のせいで、ブレーキの利きが悪くなって衝突事故が発生した」という事故要因にもなる。道路に水を撒くというのは、そういうふうに危険な行為なのだ。)

 ──

 実を言うと、燃料電池車には、普及の目はあまりない。「将来は普及するだろう」という予測もあるが、何の根拠もない楽観的な夢想にすぎない。「その根拠は?」と問われると、研究者の誰もが口を噤んでしまう。ただの夢想にすぎないからだ。(科学とは正反対の夢想。)

 燃料電池車はダメだということについては、業界内でも批判の声が上がっている。
 自動車業界では、コストや安全性、航続距離、充電施設の整備に関する懸念から販売が頭打ちとなっている電気自動車(EV)に代わる新技術として、一部で燃料電池車の開発が進められている。しかし、日産やEV専業テスラ・モーターズの経営首脳は燃料電池車の将来性を疑問視している。
 ブルームバーグ・ニュースによると、日産のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は、東京モーターショーで「こうした車は燃料の補給所が少なく、必要なインフラの建設は非常に難しい」と語った。テスラのイーロン・マスクCEOも先月「燃料電池車は、複雑すぎてコストがかかりすぎるほか、水素のほとんどは天然ガスから作られるため十分にクリーンではなく、機能するテクノロジーにはなり得ない」と発言している。
( → 燃料電池車の将来性は疑問〜日産、テスラ首脳


 テスラのイーロン・マスクCEOについては、次の記事もある。
  → トヨタ水素燃料電池車発売へ イーロン・マスクは酷評
  → テスラのイーロン・マスクCEO、「燃料電池は面倒」と述べる
  → 動画
  → 英文記事 (機械翻訳
  
 彼の表現によれば、燃料電池車は bullshit ということだが、これは、牛のクソ( bull shit )というよりは、牛の小便だろうね。これなら、ダジャレになる。   (^^);



 【 関連項目 】

 燃料電池車はダメだということは、私はずっと前から何度も何度も指摘した。たくさんの項目がある。
  → サイト内検索
 
 ダメな理由は、これらの項目を読めばわかる。
posted by 管理人 at 09:26| Comment(1) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本のメディアは何故未だに燃料電池車を「次世代車の本命」みたいに報道するのか理解に苦しみます。トヨタのFCVの出来の悪さには本当にがっかりさせられました。経産省と一緒にプレゼンしてましたけど結局水素の生産と輸送に関して全くと言っていいほどロードマップが出来ていない。テスラももうすぐ日本に来ますし、一般車は電気自動車でもう決まりですね。
Posted by K at 2014年07月01日 00:35
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