2014年04月17日

◆ 韓国の沈没事故の続報

 韓国の沈没事故について、続報ふうの情報がある。 ( 前項 の続き。) ──

 いくつかの情報があったので、紹介する。

 (1) 増築で不安定化


 船舶は、日本で建造されて使用されたあと、韓国に売却された。その後、少し改造されたようだ。
  → セウォル号、売却後に改造(読売) (紙の新聞に写真あり)

 のみならず、さらに大幅に改造されたようだ。(画像あり)
  → http://crx7601.com/archives/38306975.html

 こうして大幅に増築されたせいで、重心が高くなり、不安定化して、容易に横転したらしい。

 (2) 転覆


 当初は横転した写真が紹介されていたが、その後、完全に転覆した写真が紹介された。天地がひっくり返っており、船底の一部のみが水上に出て、船体の9割ぐらいは水中に没している。
 とすると、船底部にいる人だけが生き残っていて、あとの大部分は溺死してしまったと思える。
( ※ 船内では扉が閉まって動けない、という人が大部分なので、船底部以外は水没してしまったようだ。そもそも、水没していなければ、船体の9割が水面下になるはずがない。物理学の法則からして、船体の大部分は水没されていると推定できる。)
 まことに残念なことに、死者数は莫大になりそうだ。

 (3) 開口できるか?


 脱出のための開口部をあけることはできるか? できない。そこから船内の空気が抜けるせいで、船体のすべてが沈んでしまうからだ。
( ※ 伏した洗面器は、中にある空気のせいで、沈まない。洗面器に穴をあけると、洗面器は水没する。)

 (4) 酸素注入


 空気が足りなくなるから、酸素を注入するべきだ……と思ったが、すでに実行済みだそうだ。
 海警と海軍は沈没したフェリーに酸素を注入するなど事故海域を中心に、2日めの創作活動を展開しているが、生存者救助の消息はまだ聞かれない。
( → 今日の韓国
 ナム・チョンド教授(機関工学部)は「高速で運航し、突然、衝撃を受ければ、発電機が消え、暗黒天地となる。船室に空気が残っていても人が多いため、酸素濃度が急激に落ちる。さらに水温が11度と低い状態であり、体温を奪われ続け、生存の可能性が低い」と分析した。
( → 中央日報

 韓国の人々がすでにわかって努力しいるんだから、外野はじっと見守っていればいいのだろう。

 (5) 予防策


 事後的にどうするかということは、外野が口に出すほどのことはなさそうだ。
 事前にどうするべきだったかということは、いろいろと教訓を得られる。
  ・ 危険な航路を取るべきでなかった。(前項)
  ・ 事故が起こったらさっさと避難するべきだった。(前項)


 後者については、新たな情報が得られた。
  ・ 船が完全に沈没したのは、午前11時20分。(毎日新聞
  ・ 沈没の1時間以上も前に船長らが脱出していた(同上)
  ・ 午前8時55分に「本船は危険。船が倒れる」と事故の第一報を連絡した(読売新聞)
  ・ 午前7時40分頃、業務日誌を書いていたところ急に船が傾いた。
   通報の1時間以上前に異変が生じ、午前11時まで3時間以上あった。(同上)


 さらに、次の記述もある。
 「船長は、本来の船長が休暇中だったため臨時に乗務していた」(毎日新聞

 いろいろとデタラメな状況が重なったようだ。



 【 関連項目 】

 → 韓国の沈没事故の謎 (前項)
 





posted by 管理人 at 19:55| Comment(4) | 安全・事故 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
朝のニュースによると、船底の機関室にいる乗務員にはいち早く避難指示が出され助かったそうな。
乗客には部屋に留まるように指示しておいて、乗務員だけ脱出。殺人行為としか思えん。
身内だけ大事にする韓国人気質の現れかもしれんが、酷すぎるね。
Posted by T.M. at 2014年04月18日 13:24
(3)の「開口できるか」ですが、開口部が小さければ、相対的に空気の流出も小さいので、少々危険ですが、すぐに閉じることが出来るようなフタを取り付けてから開口し、都度、閉めるというやり方はどうなんでしょうか。
例で出されている洗面器の場合でも、例えば、比重の問題もありますが、針の穴程度であれば、すぐには沈まないように思います。
ポセイドンアドベンチャーを思い出すような話です。
Posted by 素人 at 2014年04月18日 19:18
開口するなら、空気中に開口する必要はさらさらなくて、水面下1メートルのところで開口すればいい。というか、そのくらいの開口部は、すでにある。窓やドアだ。
 窓ガラスが厚すぎて割れないということのようだが、それなら器具で割ればいい。また、ドアを通ってもいい。

 というか、それ以前に、空気ポンプを使って、船を沈まないようにすることが先決だ。もうすべて沈んじゃったけど。
 
 やる気がないのが一番の理由、としか思えない。
 そもそも、クレーン船が到達するのには、12時間も遅れた、という事実がある。その理由は、費用負担で政府がケチったから。
 また、クレーンは、持ち上げることだけを目的としており、「沈まないようにする」という目的のために使わない。だから、クレーン船が到着しても、何もしないまま、船が完全沈没するに任せてしまった。

 やる気のない人々には、何を言っても無駄。
 日本の大震災の対策に似ている。政府は公共事業でいかに土木業界を潤わせるか、ということばかりを考えていて、地元住民のことなんか何も考えていない。地元住民が「やめてくれ」と言っても、数百億円をかけて無駄に堤防を作る。
 それと似たような理屈です。政府がアホだから。
Posted by 管理人 at 2014年04月18日 20:33
非日本人には都合の悪いことばっかり起きて残念ですね。
Posted by ヤマ at 2014年05月01日 07:35
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