2014年04月11日

◆ 理研の再現実験は無駄

 理研は STAP細胞の再現実験を、1年間かけてやる方針だ。しかし、あまりにも馬鹿げている。 ──

 これは、STAP細胞の真偽を話題にしているが、実際には、それはあまり関係ない。単に論理力の問題である。扱うのは STAP細胞の再現実験だが、実は何であってもいい。問題となるのは、あくまで論理力だけだ。

 初めに結論を言えば、こうだ。
 「論理力のない阿呆が、まったく無駄なことを実行しようとしている。論理力を働かせれば、無駄だということはあらかじめわかるので、そんなことはやるべきでない」

 
 比喩的に言えば、こうだ。
 「1+1=3 であることを証明するために、理研は1年間をかけて実験する。しかし、そんなことはやるだけ無駄だと元々わかる。だから、無駄だとわかっていることをやるべきではない」

 以下では、詳しく述べよう。

 ──

 理研は STAP細胞の再現実験を、1年間かけてやる方針だ。
 一方、小保方さんは会見で、「200回も STAP細胞の作成に成功した」と言っている。
 両者を比較すれば、後者の方が圧倒的に早い。だから、理研がいちいちやって1年間を費やすよりは、小保方さんに直接やってもらう方がいい。それなら 10日間で片付く。

 さて。このあとが肝心だ。
 小保方さんが直接やれば、本当に 10日間で片付くか? 場合分けして考えよう。
 (1) もし STAP細胞が真実であるならば、 10日間で片付くだろう。「 STAP細胞ができました。ほれ、この通り」でおしまいだ。めでたし、めでたし。
 (2) もしSTAP細胞が真実でないのならば、 10日間で片付くはずがない。小保方さんが直接やったとしても、そこでできるのは ES細胞のコンタミによって増殖した細胞だけだ。あるいは、自家蛍光の発光だけだ。いずれにしても、 10日間で片付くはずがない。……この場合は、「小保方さんがいくらやっても成功しませんでした」というふうになる。検証に半月〜1カ月ぐらいはかかるだろう。そこで「実験ミスでした」という結論になる。
 結局、小保方さんが直接やれば、半月〜1カ月ぐらいを経て、「実験ミス」という結論が得られる。そして、これが、正しいあり方だ。

 ──

 一方、理研が自力でやるとしたら、どうなるか? 
 (i)もし STAP細胞が真実であるならば、小保方さんならば 10日間で片付くことを、延々と1年間もかけて実験し続けることになる。あまりにも莫大な手間と労力と時間の無駄が発生する。「愚劣」の一言に尽きる。
 (ii)もしSTAP細胞が真実でないのならば、1年間をかけても STAP細胞はできないままだ。しかも、その場合には、「 STAP細胞は存在しない」という結論を出せない。なぜなら、理研チームは小保方さんのレシピを得ていないからだ。「小保方さんはレシピを知っているから作成できるのに、理研チームはレシピを知らないから作成できないだけだ」という場合が残される。ゆえに、1年間をかけても、 STAP細胞については何も結論を得られないままで、ただの無駄となる。「愚劣」の一言に尽きる。
 現実には、そうなる可能性が極めて高い。つまり、今のうちに1年後を予測しておけば、こうなるはずだ。
 「1年間をかけても STAP細胞はできませんでした。ただしそれは、小保方さんのレシピを得ていないから、失敗しただけかもしれません。 STAP細胞の存在については、真とも偽とも言えません。結局、再現実験に失敗しただけであり、最終結論は何もわかりませんでした」
 結局、延々と1年間もかけて実験し続けて、莫大な手間と労力と時間の無駄が発生させただけ、となる。「愚劣」の一言に尽きる。

 ──

 こうして結論は得られた。
 STAP細胞が存在するにしても、存在しないにしても、いずれの場合にも、莫大な手間と労力と時間の無駄が発生するだけだ。「愚劣」の一言に尽きる。
 つまり、「存在する/存在しない」の二つの場合に分けて、それぞれの場合ごとに考察をすれば、「どちらにしても莫大な手間と労力と時間の無駄が発生させるだけだ」とわかる。
 これが論理的な判断というものだ。

 ──

 ところが、理研は、そのような場合分けをしない。真であるとも偽であるとも想定せずに、単に「再現実験をして調べます」というだけだ。
 その際、「真だったらこうなる」「偽だったらこうなる」という想定をまったくしていない。先がどうなるかをまったく想定していない。単に、「真か偽か、どちらであるかわからないので、実験をして調べます」と言うだけだ。
 しかしながら、先を予想すれば、「真であるとしても、偽であるとしても、単に莫大な無駄が発生するだけだ」とわかる。
 結局、理研がやろうとしていることは、「真偽を突き止めること」ではない。「先がどうであるかも見通せないまま、単に闇のなかを突き進んでいく」ということだけだ。あまりにも愚かだ。
 要するに、論理力を持たない人は、「二つの道のどちらも行き止まりだ」ということを理解できないまま、「二つの道のどちらか一方は大丈夫だろう」と思って突き進んで、そのあげく、失敗してしまうのである。

 ──

 では、どうすればいいか? こうだ。
 「単に再現実験をするのは無意味だ、とあらかじめ理解しておくべきだ。その上で、再現実験をやめた方がいい。かわりに、小保方さん自身に再現実験をやってもらえばいい。そして、小保方さん自身に再現実験を失敗させた上で、『 STAP細胞は実験ミスによる誤認でした』という判定を下せばいい」

 これが正しい道である。   …… (

 なお、万が一、「 STAP細胞が見事にできました」という結果が得られたなら、それはそれでいい。「小保方さんにやってもらったら、たったの 10日間で STAP細胞ができてしまいました。これまでの大騒動は、まったくの馬鹿騒ぎでした」となる。それはそれで、めでたしめでたしだから、問題ない。(……ただし、そうなる可能性は、きわめて低い。)

 ともあれ、上の () に「正しい道」を示した。理研はこの道を取るべきだ。そうすれば、莫大な手間と労力と時間の無駄が発生するのを防ぐことができる。
 一方、現状のままでは、莫大な手間と労力と時間の無駄が発生する。その愚は避けるべきだろう。

( ※ なお、「実験ミスによる誤認でした」という結論が得られたなら、「悪意のある捏造である」という捏造説もついでに否定されることになる。一石二鳥だ。うまい話。)



 [ 付記1 ]
 「STAP細胞は実験ミスによる誤認でした」ということを示すには、どうすればいいか? 悪魔の証明をするべきか? いや、そんなことはない。次のことを証明するだけでいい。
 「小保方さんに STAP細胞を作ってもらった上で、それが ES細胞に由来するものであること(コンタミによるものであること)を証明する」
 これで実験ミスは証明される。簡単だ。悪魔の証明なんかは必要ない。

 [ 付記2 ]
 実験には、1年間をかける必要はない。10日間で足りる。
 「 Oct4発光を確認したあとで、それを特殊培養地に置いて、急激増殖させて、STAP細胞を作成する」
 これでOKだ。STAP細胞ができたならば、それでもう実験は成功したも同然であるからだ。一方、できなければ、「実験ミスだ」と確認される。

 なお、STAP細胞ができたように見えも、実際には ES細胞のコンタミである可能性が極めて高い。それゆえ、小保方さん自身に STAP細胞を作成してもらった上で、「それは実は ES細胞のコンタミでした」ということを実証すればいい。これで問題は解決が付く。(「実験ミス」という形で。)

 なお、理研はキメラマウスを作ることを念頭に置いているようだが、その必要はない。仮に STAP細胞ができたなら、その段階で、話は決着が付く。
  ・ それが ES細胞であるならば、「実験ミス」で片付く。
  ・ それが本当に STAP細胞であるなら、それでもいい。

 ともあれ、こうやって、STAP細胞の真偽について、決着が付く。それも、たったの 10日間ぐらいで。
 それに比べれば、「再現実験に1年間をかける」という理研の方針は、あまりにも無駄だらけである。こんな馬鹿げたことは、やるべきではない。

( ※ こんなことは、ちょっと論理力を働かせれば、「ただの無駄だ」とわかるはずなのだが。本来、私がいちいち指摘するようなことじゃないんだよね。)




 馬鹿げたことについての話はしたくないので、コメントは受けつけません。馬鹿げたことについて話せば話すほど、馬鹿げてしまうので。
posted by 管理人 at 19:44|  STAP細胞 | 更新情報をチェックする
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