( ※ 本項は個人的な見解です。) ──
理研は、STAP細胞の論文を撤回すると見込まれていた。今朝と今夕の新聞では、「撤回」という方向の記事ばかりだ。「理研が小保方さんに撤回を同意させた」という趣旨が多い。
→ STAP細胞:理研、論文撤回要請へ
→ STAP細胞論文、理研、取り下げ勧告へ
→ 小保方さんら、撤回同意 STAP論文
→ 理研、論文取り下げ勧告へ
これらの報道を見る限り、昨日の段階では、理研は「撤回」の方針を取って、小保方さんにもそれを強引に同意させたのだろう。
ところが、本日の最終的な結果では、「撤回する」「取り下げる」という言葉は皆無である。
→ 理研の正式発表
→ 報告書(全文)[PDF] (キャッシュ)
記者会見でも、だいたい同様だ。
→ 【STAP細胞】記者会見速報 中継まとめ
以上を見る限り、次のことがあったと考えざるを得ない。
「昨日の段階では(論文の)撤回を決めていたが、本日になって撤回を撤回した」
つまり、やめるのをやめる、というわけだ。(当面は)
( ※ 私の個人的見解です。)
では、どうしてか?
たぶん、どこかのブログのせいだろう。世間が「画像捏造だから、STAP細胞の成果もすべて捏造だ!」と言い張っていたときに、「いやいや。STAP細胞の成果は事実だという可能性が十分にありますよ」と指摘したブログがあったせいだろう。たぶんね。 (^^);
──
さて。それでも、理研が発表するまでは、「論文は撤回へ」という観測が多かった。これを見て、尻馬に乗って小保方批判をした人がいる。
今後の教訓にするためにも彼女を徹底的に査問し、きびしく制裁すべきだ。
いま指摘されている疑惑が事実だとすれば、小保方氏は理研を解雇されて博士号も剥奪されるだろう。
( → 池田信夫 )
「彼女を徹底的に査問し、きびしく制裁すべきだ」って。「解雇」とまで言っている。
これは私の予想通り。「理研が論文撤回を決めたら、小保方さんを迫害する勢力が増えて、研究の継続は難しくなりそうだ」という話を前に書いた。転載すると、こうだ。
論文を撤回すれば、次には「学界からの追放」「理研からの追放」が視野に入る。
「捏造したと認めた人間に研究費を渡すなんて、犯罪者の犯罪を認めるのも同然だ。盗人に追銭だ。捏造グループを追放せよ!」
こうなる可能性が十分にある。
( → STAP細胞:論文を撤回すべきか? )
ここで予想した通りになった。池田信夫は小保方迫害の見解を取っているのだから。
──
現実には、理研は論文撤回を回避した。では、これは、良いことか悪いことか?
私の個人的な見解を言えば、以下の通り。
論文は最終的には撤回されるだろうが、当面は撤回を回避した方がいい。理由は、世間が集団ヒステリーの状態にあるからだ。
今の時点で論文撤退を打ち出せば、世間は「やっぱりすべては捏造だったんだ。STAP細胞なんかなかったんだ」と思い込むだろう。(池田信夫もそう思い込んでいる。例によって無知と誤解によって。)
こういう誤解を避けるためにも、当面は保留状態にした方がいい。その後、白黒が決着したあとで、白黒に応じた方針を取ればいい。
( ※ 白黒の付け方は前項を参照。再現実験で決めるわけだ。)
──
上が私の判断だ。これを見て、「甘すぎる」と思う人もいるだろう。しかし、それは勘違いだ。
白黒が決着するというのは、次の二つのいずれかである。
(1) 白(再現実験は成功)…… この場合、STAP細胞またはSTAP幹細胞は存在すると証明されたことになる。その場合は、新規の論文を提出すればいい。つまり、撤回と新規論文の提出を、同時に示せばいい。(すぐに新規論文を提出する必要はないが、その予定を公言すればいい。)……これならば、「 STAP細胞は存在しない」という誤解を避けることができる。
(2) 黒(再現実験は失敗)…… この場合、STAP細胞またはSTAP幹細胞は存在しないと証明されたことになる。その場合は、理研の実験プロトコル自体が間違いであった(捏造であった)ことになる。この場合は、理研という組織自体が狂っていたことになる。故意であろうと、過失であろうと、こんな大失敗をすることは許されない。理事長は解雇だし、関係した上級研究者たちも解雇だし、場合によっては理研という組織そのものを解体するべきだ、となる。
上のいずれかである。
これは、甘いどころではない。(2) の場合には、ものすごく厳しい裁定を出すことになる。小保方さん一人でなく、理研全体を解体するほどの厳罰が下るのだから。
──
とにかく、このように白黒をはっきりさせてから結論を出すべきだ、というのが私の見解だ。
「博士論文で画像の捏造があったから STAP細胞の論文を撤回する」というのは、もともと筋が通らない。二つのことは別のことだからだ。
「STAP細胞の論文で画像の不適切な使用があったから論文を撤回する」というのは、筋が通る。しかし、それならそれで、どこがおかしいかを判定するべきだ。また、どこが正しいかも、判定するべきだ。
特に、画像の捏造がかりに着目して、理研の実験プロトコルそのものが捏造された(かもしれない)という点を見過ごすのは、まったく筋が通らない。STAP幹細胞が存在しないとしたら、理研の実験プロトコルそのものが捏造されたことになるのだから、こちらこそを咎めるべきだろう。論文の撤回ではなくて、理研という組織そのものを解体するべきだろう。
逆に、STAP幹細胞というものが存在するのだとしたら、論文の撤回がどうのこうのというのは、ほとんどどうでもいい話題になる。その場合には、理研の内部で勝手に降格や減給などの処分をすればいいだけであって、国中で騒ぐようなことじゃない。国中で騒ぐべきは、STAP幹細胞というものが存在するということの方だ。
──
簡単にまとめよう。
STAP細胞が初めて話題になったころは、「リケジョの割烹着とムーミン」なんてことばかりが話題になった。
画像の捏造が話題になったころには、「嘘つき女」なんてことばかりが話題になった。
いずれにしても人々は小保方さんという人のことばかりを話題にしている。しかし、そんなことは、国中で騒ぐようなことじゃない。国中で騒ぐべきは、STAP幹細胞というものが存在するかどうかということの方だ。
騒ぐべきことは、週刊誌ふうのゴシップ(人の話題)ではなくて、シャーレの上にある細胞という科学的な事実なのである。
人々は、騒ぐべき対象を間違えている。それも、「科学者」を自称する人々ほど、科学的的な事実よりも人間的なゴシップに着目する。
かくて、「シャーレの上にある細胞を調べよ」という私の見解(前項)は、科学者を自称する人々から攻撃される。特に、わずかなお金がもったいないという理由で。
今の日本では、STAP細胞のことを「科学」としてとらえている人は、ごく少ない。たいていの人は、週刊誌的な話題でとらえているだけだ。
シャレにならん。
【 追記 】
本項の趣旨がわかりにくくて誤解されがちなので、解説しておく。本項の趣旨は、次の通り。
理研の発表を見て、「けしからん。理研の対応は生ぬるい。倫理観に欠如している」と理研を批判する人が多い。しかし理研は、倫理観に欠如しているわけではない。では、何か?
世間がヒステリー状態で興奮している状況では、性急な措置は火に油を注ぎかねない。「小保方さんを追放せよ!」という魔女狩りふうの批判が湧き起こって、世論が暴走しかねない。実際、すでにそういう批判は沸きかけている。こういう状況では、性急な措置は取らず、決断を延期した方がいい。人々が集団ヒステリーの状況を脱して、冷静な判断ができるまで、当面は保留にして置いた方がいい。……そういう熟慮をしたのだろう。だから、理研を批判するのは、妥当ではない。むしろ、人々が怒り狂って理研を批判すれば批判するほど、理研の措置が正しかったことになる。
たかが一人の嘘つきぐらいで世間が熱狂するというのは、明らかに異常な状況である。人々はほとんど集団ヒステリーの状況にある。人々がおのれの狂気に気づくまでは、科学者は冷静な立場を取るべきなのである。
そして、人々が冷静な立場を取れるようになったら、そのころ、粛々と正しい措置を取ればいい。
( ※ 本項は個人的な見解です。私の意見だけが正しいと主張するつもりはありません。異論は認めます。反対意見を書く必要はありません。すでに山のようにたくさん聞いていますから。)
( ※ 繰り返します。本項は個人的な見解です。)
[ 付記1 ]
「再現実験をしたが、失敗した」という報告がある。
理研は、小保方博士らの実験手法のもっと詳細な説明(プロトコル)を発表した。
そこでリー教授は、この詳細な手法を用いて再度実験した。最終的に、同教授の研究室は一連の細胞を実験した。例えばマウスの心臓、筋肉、結合組織などだ。人の臍帯(さいたい)からの細胞でも実験した。リー教授は、弱酸性溶液に浸けたが、いずれも幹細胞を作製出来ずに終わったと述べている。
( → WSJ )
意味のよくわからない報告だ。「マウスの心臓、筋肉、結合組織」というが、これは実験プロトコルには従っていない。「新生児マウスのリンパ球(血球)」というのが実験プロトコルの記載なのだが。それもやったのだろうか?
特に問題なのは、Oct4 発光を確認したかどうかだ。そこまでは成功して、その先で失敗したのか。それとも、Oct4 発光の段階で失敗したのか。はっきりとさせてくれないと、わけがわからない。
[ 付記2 ]
画像の捏造疑惑については、「単純ミス」という本人申告がなされたそうだ。
STAP細胞の万能性を示す根拠として掲載されていた3枚の写真は、小保方さんが2011年に書いた博士論文で、別の現象の写真として掲載されたものと判断。
これについては、2月20日、小保方さんらから画像を取り違えたので、正しい画像に変えたいと申し出があったことが明かされ、本来使用すべきだったとする画像が示された。
しかし、理化学研究所の石井俊輔調査委員長は「間違えて使ってしまいましたというのが、彼女のストレートな説明。(信じられないんですけど、そういうことある?)これは客観的に見て、かなりレアなケース」と述べた。
( → FNNニュース )
[ 付記3 ]
記者会見について、次の報告があった。
再現性については、理研内でもNatureの全行程の検証は出来ていないと明言されました。使うマウスが特殊なので、その供給が不十分であり、中々思うように進んでいないとの事です。ただ、STAP細胞らしき物が再現出来ているというのは、複数の人が言っているとの事。
丹羽先生は、STAP細胞に関しては、ゼロからすべての再現実験を責任持って行うと言う事を述べていたそうで、竹市センター長にも名前を公開して良いと述べたそうです。
( → STAP細胞の捏造説は成立するか? (コメント欄) )
「主たる共著者は撤回に向けて動いているが、共著者全員の同意を得るには至っていない」と理解しています。
センター長は、撤回推奨の理由を「科学論文としての体をなしていない」としております。「撤回=ねつ造」と決めつけるのはいけませんね。
(当面は)
という限定句が付いているんですけどね。
あと、しょせんは、私の個人的見解です。異論は認めます。
・バカンティ氏が撤回に反対していること
この2点を無視しているのはなぜですか?
撤回について論じるのであれば、当然考慮すべきことですよ。
もしそうなら、次のように言っていたはず。
「理研としては撤回の方針を決めた。ただし1名の同意を得ていないので、Nature に撤回を申し入れることができない。残り1名の同意を得たら撤回を申し入れる予定です」
要するに、理研自体が「撤回の意思」を明示していない。他人に関係なく、理研自体はその意思を明示できるのだが。
「理研、STAP捏造」と言うタイトルにしたいと言わんばかりの匂いがプンプンしている人が数人いましたね。
正確な報道がされなそうな今、撤回は見送った方が無難かもしれません。
>にこにこ視聴者 さん
>(竹市)センター長は、撤回推奨の理由を「科学論文としての体をなしていない」としております。「撤回=ねつ造」と決めつけるのはいけませんね。
私も3時間40分までは見てました。
そうですね。
現在の撤回理由は論文不正であり、不正の内容は、TCR画像の切り貼りと画像の取り違えのミスです(現段階では)。
他の部分についても、捏造らしいと言う疑いはまだないが、不正である可能性はまだ残されていて調査は継続中と調査委員長も述べていました。
丹羽先生が小保方氏の画像の取り違えを認識し、正しい画像に変えたいと申し出があった上で、Natureにその旨も打診したらしく、本来使用すべきだったとする画像もキチンと存在している事が調査委員によっても確認されています。
その画像は、Nature投稿の数ヶ月前に日本で行ったデータだと言う事ですので、博士論文の画像とは異なる物であるとの事。
ただし、取り違えた画像が、博士論分と同一の画像であったと言うことは、調査段階では述べられておらず、何故調査の段階で調査委員にその事実を伝えなかったのか、どのような経緯で取り違える事になったかは、博士論文をコピーしたかも含めて、今後も聞き取り調査を継続するとの事でしたね。
記者からの質問にもありましたが、博士論文から意図的にコピーしたとなると捏造が疑われますので、その部分のヒアリングはこれからと言うことでしょう。
共同執筆者4人に対して撤回勧告した。
これだけ疑義のある内容の論文だとサイエンス的な正誤はともかく、
論文の体をなしてないので撤回勧告に同意し撤回してくれるだろうし事実
4人のうち小保方さん含む3人は撤回に同意したが、
バカンティだけが撤回に最後まで同意しなかった。
論文撤回は共同提出者全員の同意が必要なので結果として撤回されなかった。
これが本日の記者会見での理研の説明です。
いいわけっぽいんですよね。肝心のことは、「撤回」という語句が正式文書には何も書かれていないこと。
あと、バカンティなしでも Nature に撤回の申し入れはできるらしいですよ。そういう解説記事が新聞にあった。
ま、私の個人的見解だから、同意しなくてもいいですよ。何度も書いているが。
>「理研としては撤回の方針を決めた。ただし1名の同意を得ていないので、Nature に撤回を申し入れることができない。残り1名の同意を得たら撤回を申し入れる予定です」
ハーバード関係の残り4名ですね。
>要するに、理研自体が「撤回の意思」を明示していない。他人に関係なく、理研自体はその意思を明示できるのだが。
会見で述べられていたのは、理研としては、今はまだ調査の中間報告なので、現段階では撤回の勧告まではできない。しかし、(センター長が)科学者として撤回した方が良い旨を著者らに伝え、同意を得たと言ってました。また、最終報告の時点で、論文不正と認定された場合、著者らが論文を撤回しないのであれば、撤回を勧告する事があるとも言ってました。
つまり、撤回勧告も辞さない構えで調査を継続している事は今も変わっていないです。しかし、同時に「勧告は、あくまで勧告であり、理研が撤回を決定する強制力はない。撤回には最終的には著者14人が同意したサインが必要だが、理研としてNatureに撤回の申し立てを行う事はありえる。ただし、その最終的な判断は、出版社であるNatureが行う。」との趣旨の事を述べていたと思います。
「たぶん、どこかのブログのせいだろう。世間が「画像捏造だから、STAP細胞の成果もすべて捏造だ!」と言い張っていたときに、「いやいや。STAP細胞の成果は事実だという可能性が十分にありますよ」と指摘したブログがあったせいだろう。たぶんね。(^^);」
そちらのブログも参考に拝見したいです!
アドレスを紹介頂けますでしょうか。
そうそう。それが私の言いたいことです。当面は回避ということ。
> そちらのブログも参考に拝見したいです!
そんなクソブログ、読まない方がいいですよ。時間を大幅に食われますから。オマケにコメント欄にはものすごい分量が来るし。
いちいち書かなくても、わかっていますから。耳にタコができる。
記事が中途半端なので憶測にしかなりませんが、文章を文字通り読むと、
「最終的に」一連の細胞を、「例えば」〜などだ。、とあるので、はじめはプロトコル通りの組織を用いたが失敗したため、最終的には別の組織もいろいろ試した、と受け取ることもできます。普通ならまずは材料手順ともプロトコル通りやると思いますし。
理研の会見を一部聞きかじった個人的な感想ですが、著者らが調査委員達のスキルを超えたテクニックをもって証拠の隠蔽なりをしていた場合、検出不可能だろうということです(この例にかぎらずのことですが・・)。出禁などの処置による、証拠の保全なども特に行っていないようですし。この点、少し疑問に思いました。
返信ありがとうございます。
つまり管理人さんは
「バカンティ氏ら著者全員が撤回に同意しようがしまいが、撤回は当面回避される」
という認識なのですね。
疑問が晴れました。
頑張って下さい。
>そうそう。それが私の言いたいことです。当面は回避ということ。
そうですよね・・・
現時点でも切り貼りの部分で論文不正である!し、取り違えのミスは論文の体をなさない!これも不正であろう!と、河合理事が明言したのにもかかわらず、撤回を勧告するのは時期尚早と言うのは、歯切れが悪いですよね?
中間報告の時点でも確実に不正だって言ったんだし。
竹市センター長は「不正」ではなく、「不適切」と言い直していたけども。
実験によって「○○は存在しない」と証明することは不可能である。
(再現実験の失敗は、必ずしもSTAP細胞またはSTAP幹細胞の不在を意味しない。)
よって、
>とにかく、このように白黒をはっきりさせてから結論を出すべきだ、というのが私の見解だ。
との見解をとると、永久に結論は出せない。
理研のサイトに会見時に使用したスライドがあるので確認できます。
以下会見時の石井調査員の説明
付記2のnature論文の画像3枚について、博士論文からのコピペが騒がれる前の2月20日に笹井、小保方両名から理研の調査員に骨髄の血液細胞を酸処理した画像を間違えて掲載してしまったと説明し、脾臓由来の細胞の画像に変えたいとの申し出があったらしいです。
そのあとで石井調査委員は、問題のnature論文の画像3枚が博士論文のものと酷似していることを知ったとのことです。
2月20日時点の笹井、小保方両名の説明では付記2のnature論文画像3枚は骨髄の血液細胞を酸処理したstap細胞と調査委員に説明しています。
しかし、実際はこの画像は博士論文によると骨髄の血液細胞を細いピペットでストレスを与え多能性細胞にしたスフェア(酸処理のstapではない)なので、笹井、小保方両名は理研に対して事実と異なる説明をしていることがはっきりしました。
早稲田時代の博士論文の実験画像もバイオ系の会社のサイトからコピペした疑惑も出ていますし、その博士論文も小保方氏は早稲田に下書きを間違えて提出して製本した、とWSJの取材メールに対して返信しています。
今回の論文騒動はこれ以上関わらない方がいいと思います。小保方氏はこれまでの行動を考えると研究者としてはかなり悪質であるので、彼女が残したものすべて再検証が必要になっています。
キメラマウスの胎盤の蛍光についてもstap再現実験を行っていた関西学院大学の関由行さん(エピジェネ、生殖、発生専門)がツイッター上で
『今回の論文ですが、一般的に言われている胎盤(栄養外胚葉由来)へSTAP細胞が分化したことは示されていません』
『胎盤組織に含まれるES細胞でも分化できる細胞がGFPで光っていることは示されていますが。』
と発言しており、stap細胞が胎盤へ分化していないとの見解を示していました。(詳しくは関さんのツイッターで)
再現実験は理研の丹羽さんが0から全て行うと会見で説明していたので、あとは丹羽さんの結果待ちでいいと思います。
管理人さんもこれ以上stapには関わらないで、stap以外の理系の最新ニュース、話題について触れて頂きたいです。
長文になり申し訳ありませんでした。
これからも管理人さんの記事を楽しみにしています。
自称「研究者」さんの発言のなかには、「そんなクソまみれの研究よりもオレの研究のほうが価値が高いんだから予算をコッチによこせ」・・・ってゆうのがSTAP批判の本心じゃないのとカングリを入れたくなるのもあります。
もちろん、丁寧かつ科学的な対応をみせてくださってる尊敬できる方たちも複数いらっしゃいますが。
↓
「との見解をとると、STAP細胞またはSTAP幹細胞が存在しない場合、永久に結論は出せない。」
そうですね。私もそう思っていたところ。読者からも言ってもらって、有り難いです。
「昨日の段階では(論文の)撤回を決めていたが、本日になって撤回を撤回した」→「たぶん、どこかのブログのせいだろう」
ということは、そちらのブログは一定程度の影響力を理研に対して発揮できる可能性があるわけですよね?
だから、そのブログの執筆者さんに、管理人さんのブログを紹介することで、管理人さんの主張が理研に届く可能性も増すと思うんですよ。もしかしたら、そちらのブログの執筆者さんは、ひょっとしたら政治的な理由で立場を明かせない、理研の関係者とかかもしれませんし。
あと、蛇足ながら池田信夫氏を擁護する余地があるとするなら、
「科学の世界は、基本的に性善説である。特に多くの研究者が分業して研究を行なう場合は、誰かがデータを捏造しても、他の研究者は元のデータを確認できない。若山氏はSTAP細胞から幹細胞を複製する役割だったので、『小保方氏から受け取った細胞がSTAP細胞かどうかは知らない』という」
と書いているように、「小保方チーム全体」を非難しているのではなく、「小保方氏個人」の捏造責任を糾弾しているように読み取れます。
「小保方氏が解雇された時点で、残されたメンバーだけで研究を継続するのは不可能」というぐらい小保方氏個人の能力に研究が依存しているのでなければ、「小保方氏を解雇せよ=STAP細胞の研究を中止せよ」という趣旨を、池田氏の当該コラムの内容から読み解くことは、私にはできませんでした。
不可能じゃなくて、やってはいけないことでしょう。解雇するというのは業績を否定するということなんだから、プロトコルを含めて、業績を一切利用するべきではありません。さもなければ、泥棒です。
「あいつは悪党だ。だからあいつの全財産を盗むことは正しい」
と主張する泥棒。
小保方さんを解雇するなら、その全業績を否定するべきであり、実験プロトコルを含むすべてを廃棄して、利用を禁止するべきです。そして、小保方さんを雇用した機関または会社が、研究を継続するべきです。
あいつのものを盗んで利用することは可能だ。だから無料で盗んでやれ……そういうのは、捏造よりも百倍ぐらい悪質な泥棒です。嘘つきよりも泥棒の方がはるかに悪質だ。
池田氏は「泥棒をせよ」と言っているわけじゃないでしょう。「STAP細胞は捏造なんだから一切の研究を中止せよ。やるだけ金の無駄だ」という主張でしょう。それはそれで首尾一貫している。スパコンの開発も否定したんだし。
彼の主張はすべて、「国の投資を最小限にして、浮いた金で民間企業に法人税減税をせよ」です。STAP細胞の研究を中止できれば、大喜びでしょう。
なので、テクニカルスタッフとして研究室運営される可能性もあるかもしれませんね。
良いのかどうかは解りませんけどね。
竹市センター長は、まずは理研でキチンと再現するしか、第三者の意欲をかき立てる事は難しいだろうとも会見で述べられていました。
なので、まずは丹羽先生が再現する事を待つしかないでしょうね。
私の発言の中でですか?○○研究者とかではなく?
私、そんな発言したかなあ・・・
可能なら、予算回して欲しいというのは本心にありますけどね(笑)
お金云々ではなく、良い研究を行って成果を出すのは楽しい事なので、小保方氏も原点に立ち返って、キチンと科学者らしくやって貰いたいと思います。
これはあなたの個人的意見ですか?
それとも、何らかの法的・倫理的・論理的根拠をもとに「禁止するべき」と主張しているのですか?
一番上に書かれていますよ。
本項は個人的な意見ですと。
こうなると、わからないのは動機だな。たぶん一度は(まぐれで)幹細胞ができたんだと思う。それが再現できないのに学位を取り、理研が売り出したので…という展開かな。きっと同僚を失望させたくなかった、いい人なんだと思う。
2014年3月10日 - 7:19pm
理研はこういう人の意見を聞くべきだ。単なる勘違いか、手法の問題か。|STAP細胞論文、共著者の米教授が撤回に難色 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ow.ly/uuJgm
2014年3月12日 - 3:21pm
どんなめちゃくちゃな論文でも第三者が独立に再現すればOKだが、Vacanti氏はその証拠を示さない。彼は理研の追試にも加わっていない。実は理研の追試でも、証拠(TCRの組み替え)は見つからなかった。常識的には助からない。
2014年3月12日 - 3:25pm
これを私が読んだ素直な感想は、下記になります。
◆池田氏は、(論文に関係無く)幹細胞ができていた可能性を否定していない。
◆池田氏は、第三者が独立に再現できれば、論文の内容はメチャクチャでも構わないと考えている(「何をもって証拠とするか」の、池田氏が考える定義の正誤については、ここでは触れません。私には判断できませんが、誤っているかもしれません)
ついでに本筋からは逸れますが、こんなことも言っています。
遺伝子工学って私も昔1年ぐらいつきあったことがあるが、「先端技術」というより「農業」という感じ。いろいろ思いついて組み合わせた細胞をたくさんのシャーレに入れて待つ。ほとんどは失敗だが、わずかに希望のありそうなサンプルをさらに加工して待つ…の繰り返し。鋭い頭脳より根気が必要。
2014年3月14日 - 10:52am
別に私は池田氏のファンではありません。「たまにアゴラに何か書いてる人」ぐらいの認識で、氏の思想の全体像などは把握しておりません。
そして管理人さんに対して「誰かを批判するなら、Twitter含めて、その人の言動を全部調べてから批判しろ」と言うつもりもございません。そんなことは現実的に不可能です。
だから、誤読だ捏造だといきり立つのではなく、もっとソフトになろう。私も、あなたも、みんな悪意でも偏見でもなく、間違える時は間違えるんだから。
ただ、それだけ、言いたかっただけです。
以上、失礼致しました。
「研究者」さん、あなたを指してるつもりじゃなかったんです。
たくさんの○○研究者とか○○科学者とかいっぱいのコメントを読んで・・・私が頭の中で作り出してしまった「研究者」でした。
ごめんんさい。謝ります。
多分、そうだろうと思って見てましたので、ご安心を。
今日(昨日ですね)初めてこのブログを拝見させていただき、最初から読んでいたらこんな時間になってしました。
読書の感想文のような幼稚な言葉で恐縮ながら投稿させていただきます。
管理人様と、傍観者@様のやり取り、実に興味深く拝見させていただきました。
怠けきっていた私の論理的思考というものを呼び覚ましてくれました。
このようなブログが存在するのだなぁ。と最後まで読み、今は放心状態です。
そして日本にはこんなにも紳士的、客観的に、そして冷静に
一つの物事に対して考え、検討し、そして他の意見を分析し自分なりの結論を持って討論をされる素晴らしい方々がいらっしゃるのだと。非常に感激しております。
叶うのでしたらもっと多くの人にこのブログが届けばなぁと思います。
わたくしはドドドドド素人ですが、管理人様のブログを読んでいて一つだけ。
マスコミやその情報に流される人々への警告だと感じました。
(まったく的外れかもしれません。すみません。感想として受け取っていただけましたらありがたいです)
間違いなくこちらのブログに投稿されている方々はテレビ等から届く限られた情報を、客観的に受け取りご自分の理論・知識等を交え可能性について検討されているかと存じます。しかし私が暮らす世界(一般人と呼ぶべきなのか?)には流れて来る情報をそのまま脳に流し込み、そこに少なからず存在するであろう意図(もしくは簡単にそう捉えてしまうであろう報道内容)にいとも簡単に傾いてしまいます。
村上春樹の「沈黙」という小説を思い出しました。
真実とはこの目で直接見たものが真実。
見ていないものを、その断片的な情報から簡単に「結局偽物でしょ〜」と結論付ける人が世の中に多くいることが悲しく1番恐怖だ。という内容の小説でした。
私も今回の件に関してはまったくをもって無知な人間で
検討するまでにも及ばず、今後の結果がどうなるのかを見届けるしか術がありませんが、
今後、起こりうるであろう様々な事象に対して
皆様のようにしっかりと“自分の目で”物事を考えられる人間になりたいと改めて思いました。
本当にありがとうございました。
私から見た「世間」は、管理人さんが思うほどヒステリーではないが、管理人さんが思うほど善良でもなく、管理人さんが言うところの「泥棒」が多い。そして、その「泥棒」が、そもそも悪いことだと思っていない。
世間の大多数は、科学的な発見の「提供者」ではなくて「消費者」です。だから「STAP細胞(論文通りでなくてもいいから、何か科学を発展させて私達に恩恵を齎してくれそうなもの)」があるのなら、それは欲しい。従って、研究を問答無用で潰すつもりは無い。その上で「STAP細胞」さえ手に入るのなら、その「提供者」は誰であっても構わない。ただし、誰であっても構わないのだが、「ズルをした悪いヤツに提供者ヅラされる」のだけは許せない。
(この文脈で池田氏のコラムを読むと、管理人さんの解釈とは、また違った解釈が見えてくるかと思われます)
そう考えると、「小保方氏は学会から放逐する」「STAP細胞の研究は、他の信頼のおける専門家から見て、まだ可能性があるというのなら続ける」という選択肢は、「世間」にとって矛盾しないし、それが「泥棒」だとは思わない。
それに対して、管理人さんが「泥棒だという自覚が無かろうが、やってることは泥棒だ。認められない」と異議を唱えられるのは、全然アリだと思います。なんせ、その「世間」が「『悪いことだと思ってなかった』ろうが、やってることは捏造だ。認められない」と小保方氏を非難しているのですから(笑)。管理人さんの「泥棒」批判を無視するのは、ダブルスタンダードでアンフェアです。
(私は、個人的な感性として「ダブルスタンダード」を特に嫌っている)
余談ながら、以前に別のところで「『科学的』と言った時の理解」について、下記のように分析しました。
「エビデンス(客観的証拠)に基づかないロジック(論理)を、科学として受け入れてはならない(たとえ、そのために失われる論理的な可能性があったとしても)」
という話のことだと理解するのが、私や外の人さん(守りの科学)。
「ロジカル(論理的)に排除できない可能性を、リリカル(情緒的)に排除してはならない(たとえ、結果として情緒的な予測の方が正しかったとしても)」
という話のことだと理解するのが、管理人さんやNekoguさん(攻めの科学)。
この違いは、私や外の人さんが「消費者」寄りであるのに対して、管理人さんやNekoguさんは「提供者」寄りであることに起因していると、私は考えております。
私にとって「科学的な態度」とは、「マイナスイオンに踊らされない『賢い消費者』であること」なんですね(笑)。
以上、個人的な見解、失礼致しました。
追試を行って白黒つけろというのは理解できるのですが、データの転載疑惑が出てから1ケ月以上経過しているのに、追試で確認中であるなどの報告すらあがってこないのは何故なのでしょう?私は素人なので詳しいことはわかりませんが、この期間にやれることは一杯あっただろうに・・・、と思う次第です。
STAP細胞らしきところまでは、内部の複数人が再現したと会見で述べていました。
他の方が研究する際に、理研の実験設備を再現できる機関はすくないでしょう。
また、マウスも特殊だということなので、皆がやり始めたらますます足りなくなるでしょうね。
さらに言えば、Natureへの回答を作成するなどの作業もあります。
ただでさえ、何年もかかった実験ですから、上記のすべてをやりながら再現するのは簡単ではないと思います。
テラトーマの画像、あれは結構致命的なんです.
組織学を学んだことがあれば、「クサイ」。
上述の話だけではなく、5mm程度のテラトーマが「あんな写真になるはずがない」んです。
本当にテラトーマが実在するなら、あんな「これは適当にどっかからもってきただろう」という写真の見せかたでなく、「テラトーマそのもの」を出せばいいんですよ.なぜか、それはなされていません。
スペースの話も説得力ありません。あそこには6枚の写真がありますが、テラトーマの弱拡大および上段の3枚だけで、世界に類を見ない画期的なテラトーマであることが証明できます。正直、それだけで一本論文が書けるほどです。下段の3枚の特殊染色は蛇足です。
ロジカルに考えてみましょう。
なぜ、普段は下段の特殊染色が必要か。それは、上段のような「一目でOK」の写真にならないからです。下段が必要ということは、上段は虚偽です。そもそも、下段をだすのであれば、本来「よく分からないけどねー」というテラトーマ本来の写真を載せればいいんです.
上段が本当なら、下段は必要ありません。それ自体画期的ですし、STAP細胞の特殊性を、少ない写真数でアピールできます。でも、そうしていません。
どちらに転んでも、彼らが言うようなテラトーマは実在しない、という以外の「ロジカルでプロファイルにも合致する解」は存在しません。
上下の写真の選び方が「美しくない」ので。操作して汚くなっちゃ、意味がないですよね。
やっぱり若い年季のない女性が画期的な細胞を作ってしまったのでそりゃ周りの古株が黙ってらんないでしょう〜という事が起こってしまったわっです。それの悪い相乗効果
陰のパワーとでもいうのかな?小保方さんの発表は真実ですよ。当方にはわかります なぜかって? これ言うとせせら笑われますので控えますね^^STAP細胞の再現実験に小保方さんにやらせればいいのです。理研は多分他者にやらせて遅れてるのと違うだろうか 女の子はくじけやすいからね へそ曲がるとなかなか精神も安定できない動物なんで時間はかかるでしょう。 またこんな精神不安定な状態でやらせてもいい結果にはならないですよ 果報は寝て待て ルンルン気分取り戻すまでだね。
http://www.researchgate.net/publication/259984904_Stimulus-triggered_fate_conversion_of_somatic_cells_into_pluripotency/reviews/103
コメント欄の「匿名の有象無象」ではなくて「特定の個人」を名指ししているわけですし。
……繰り返しますが、私は池田氏のファンでも何でもないですからね?
私は批判なんかしていませんよ。コメント欄でちょっとイヤミを言ったけど、それはただの感想みたいな推測だけだし。
本文中で言ったのは、「池田氏が小保方さんを迫害しようという言動(解雇など)をしている」ということを引用しただけだし。
> 「特定の個人」
個人じゃないでしょ。有名人です。池田氏は私よりもはるかに有名な人なので、彼が「小保方さんを迫害せよ」と主張した以上、それについてコメントされるのは当然でしょう。
コメントされたくなければ、大手媒体でコラムなんか書かなければいい。大手媒体でコラムを書いて、「批判されたくない」なんて、ありえない。特に、自分自身が「小保方攻撃」の文章を書いているのに。
「おれは他人を攻撃するが、攻撃するなと批判されるのはイヤだ」
なんて、ありえない。
例えば「2ちゃんねらー」とか「捏造論者」だったら「特定の個人じゃない」です。
「傍観者@」は、このサイトのコメント欄で使っているだけのハンドルネームだから「今のところ特定の個人とは言い難い」ですが、それを何者かがハッキングして住所氏名を晒されたなら、「その瞬間から『傍観者@』は特定の個人」になります。
「ある人物X」を特定できれば、その相手が「一般人」だろうが「有名人」だろうが「特定の個人」です。伝わりますかね?
あとはまぁ、
「ここではSTAP細胞の真偽についてのみ触れる。小保方氏の研究者倫理は関係しない」
っていうエントリの裏返しで、
「ここでは小保方氏の研究者倫理についてのみ触れる。STAP細胞の真偽は関係しない」
っていうエントリもあると考えるわけですよ。
(※「池田氏が小保方氏の排斥を訴えている」という話であって、「池田氏がSTAP細胞を捏造だと断定している」という話ではない。念のため)
ってだけの話なんですけどね。
管理人さんのブログの読者の中には「小保方氏批判者=STAP細胞捏造論者」だと勘違いする人もいそうなので。「それは誤読だ。勝手に誤読する方が悪いのであって、私には関係無い」でも、まぁ構わないですけど。
ただ、その誤読した読者が暴走して「池田っていうとんでもない悪いヤツがいて、STAP細胞は捏造だと決めつけている。池田のブログもツイッターも荒らして成敗してやれ!」という行動に出て、それを注意した人に対して「Openブログってところの管理人さんが、池田がSTAP細胞を潰そうとしてるって言ってた。だからオレは正義だ!」などと言い出して、こちらのブログに騒ぎが飛び火する可能性も「論理的にはゼロではない」。
そういうゼロではない可能性に備えて、あらかじめ予防線を張っておくのは悪いことではないと思う、というのが「私の個人的な見解」なだけです。だから「何らかの追記注釈を加えろ」ではなく「何らかの追記注釈を加えた方が良いかと思う」という言い方をしました(ついでに「池田氏に謝罪しろ」とも、一言も書いていない)。
以上、あとはお任せ致します。
>というのは、筋が通る。
なら、それで終りだな。
STAP細胞の論文で博士論文の画像を使うのは
許されませんね
で、ほかの画像があるんですか?
あるんならそれを使ってたはずでしょう
そうしなかったのだからないんでしょう
要するにうまくいってないんですよ
うまくいってないなら撤回するしかありません
うまくいってから論文をお書き下さい
他人の勘違いや誤読は、私のせいじゃありません。
それよりねえ。池田さんが本ブログを名指しして、「このブログは、いい加減な希望的観測を垂れ流している。過去記事も二転三転」と非難しているんですよ。
→ http://urx.nu/7gM7
彼のツイッターのフォロアーは万人単位でものすごくいるんですけど。私が彼のせいで受けた被害はどうしてくれるの? 私は彼について誹謗中傷めいたことは言っていないけど、彼は私に対して言っているんですよ。
おまけに、「過去記事も二転三転」だって。読者からは「姿勢がぶれていない」という私に対してですよ。単に仮説をいくつか呈示して変えているだけなのに、誤読して批判している。
そもそも、彼が文句を言わないのに、他人が「月にかわってお仕置きよ」と言うのは、変でしょ。
最近の有名な人というのは
「自分は正しいと思って
荒唐無稽なことを叫んで
バカにされている人」
ですよ。
池田信夫もその一人です
東大出たって賢いとは限りません
(※ここで特に池田信夫氏を代表例として取り上げるのは、右記の通り(http://urx.nu/7gM7)、論理的にSTAP細胞の実在性を考察している当ブログを、「いい加減な希望的観測を垂れ流している」と誹謗中傷したことへの抗議を含んでいる)
って注記された方が、読者に対する「通り」が良さそうですね。
池田氏が文句を言わないのは、単純に彼が当エントリを知らないだけなのでは?……というのは置いておいて。
当該ツイッターでも、
s_matashiro ‏@glasscatfish · 3月10日
全くの擁護という訳ではなく、可能性のあることと無いことを一つづつ検討しているだけではないかと思います > @ikedanob いい加減な希望的観測を垂れ流し
と「管理人さんが文句を言っているわけでもないのに、管理人さんを擁護している」人がいるように、「当人が反論できないところで批判されているのを見ると、その批判を受けている人を擁護したくなる」というのは、人間心理の一面としてあるんでしょう。確かに、論理的には「変」かもしれませんが。
いや、抗議を含んでいません。私はそもそも池田氏に文句を言うつもりはありません。(寛容なので。)
私は小保方さんを迫害しようとしている行為の代表例として紹介しているだけであって、別に、非難しているわけじゃないですよ。池田さんは「小保方さんを迫害しようとしている私の意見を紹介してくれてありがとう」と思っているんじゃないの? 彼の意見を彼の言葉の通りに紹介することが、どこか間違っていますか? それとも、「彼は小保方さんを擁護している」というふうに嘘を書けばいいんでしょうか?
その件につきましては、
◆Posted by 傍観者@!? at 2014年03月16日 21:44
(※「池田氏が小保方氏の排斥を訴えている」という話であって、「池田氏がSTAP細胞を捏造だと断定している」という話ではない。念のため)
ってだけの話なんですけどね。
管理人さんのブログの読者の中には「小保方氏批判者=STAP細胞捏造論者」だと勘違いする人もいそうなので。「それは誤読だ。勝手に誤読する方が悪いのであって、私には関係無い」でも、まぁ構わないですけど。
◆Posted by 管理人 at 2014年03月16日 22:15
他人の勘違いや誤読は、私のせいじゃありません。
ということで、完全に決着しております。以上
ここでは池田氏のことは言わない約束(?)なんですよ。ふふふ、、、
管理人さんももうSTAP関連のコメント欄閉じられたらどうですか?別に掲示板作られたようですし。
仮説はなるべく多種多様に出して試行錯誤するものなんです。それは基本的な姿勢とは違います。
ま、仮説と姿勢の区別もできない人なんでしょう。創造的な思考というものができない人は、仮説とは何かもわからない。自分では何一つ仮説を出したことがない無能な人だから、「おれは仮説を一つも出していないから、ちっとも姿勢がぶれていないぞ。えっへん」と威張る。
はいはい。批判者は何も考えたことがないぐらい利口なんですね。偉いですよ。褒めてあげます。
>STAP細胞の論文で博士論文の画像を使うのは許されませんね
そうですね。
>で、ほかの画像があるんですか?
>あるんならそれを使ってたはずでしょう
>そうしなかったのだからないんでしょう
>要するにうまくいってないんですよ
中間報告の記者会見見てないんですね。
調査委員長の石井先生が、博士論文の画像と取り違える前の本当の画像があり、調査委員会に2/20の時点で提出されたと述べています。
実際に委員長自身で日付入り(Nature投稿の数ヶ月前の日付なので理研に入ってから行った物であると決定できたと)の画像を見て、論文の中で使われるはずだったもので疑いないだろうと言ってましたが?
また、丹羽先生がNatureにもこの画像を指し替えたいと既に回答済みである事も述べられました。
なので、この点については、単なる取り違えであり、調査委員会まで嘘をついていなければ、画像はあることになります。
あとは、ここまで論文不正まみれだと地味に怖いのが、「調査委員会が、またしても不正な画像を掴まされた」可能性ですかね。
調査委員会が入手した「正しい画像」を公表しないのは、恐らく万が一にもその可能性を恐れて、慎重にならざるを得ないからかと推測します。
調査委員会では、画像の信憑性を含めて専門家による加工の有無なども調べているそうなので、この画像に不正があった段階で、悪意のある捏造だと判断が下ると思います。
そこで終了です。
ちなみに理研には画像処理を専門に研究している研究者も多数いますので、これまでの経緯を見る限りの簡単な小細工なんかは見逃さないと思います。
理研の根幹にも関わる事なので、そんな杜撰な調査はしないだろうと思いますし、そもそも調査委員会でバレない画像を出すくらいの用意が数週間で出来るなら、Natureへの投稿時に最初からやったでしょう。
その論文によって存在が肯定されるのかが重要なことであると思います
物理学とは違い理論よりも、再現性の求められる分野ですから、その研究の意義は論文の内容が全てです
構想だけなら誰でも出来ます