ネット上のウェブページを保存する……というサービスがある。将来に情報を残すため。 ──
前項 では「データを超長期にわたって保存する」という話を書いた。
ただ、(非公開の)私的なデータならともかく、ネット上に公開されたデータならば、すでに「将来のために記録する」というサービスが実現している。
下記に解説記事がある。
→ 過去のWebページがそのまま閲覧できるインターネット・アーカイブ・サービス
該当のサービスは下記。
→ Internet Archive: Wayback Machine
( http://archive.org/web/ )
実例として、2006年2月7日という時点の、本サイト。
→ 過去の Openブログ
なお、一般的な解説は Wikipedia で。
→ ウェブアーカイブ (Wikipedia)
[ 付記 ]
前項を書いたあとで、「超長期の記録を狙うより、現在の情報を収集することの方が大切だろ」と思ったのだが、そんなことはいちいち私が指摘するまでもなく、すでに実現していたのであった。(それが本項の趣旨。)
ただし、篤志家の善意でやっているだけであるようなので、あるとき突然、データがすべて消失する可能性もなくはない。(バックアップはあるだろうが、バックアップもろとも消えてしまう可能性もなくはない。可能性はゼロではない。……隕石が衝突するとか、核戦争が起こるとか、いろいろと状況は想定できる。)
とすれば、超長期の記録を考えるならば、一番大切なのは、バックアップ体制の構築だろう。たとえば、地下数百メートルの地中に保存するとか、南極の氷の底部に保存するとか。
媒体の耐久性を求めるよりは、バックアップ体制に万全さを求めることの方が、ずっと大切だと思える。
2014年01月22日
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