2014年01月22日

◆ ウェブアーカイブ

 ネット上のウェブページを保存する……というサービスがある。将来に情報を残すため。 ──

 前項 では「データを超長期にわたって保存する」という話を書いた。
 ただ、(非公開の)私的なデータならともかく、ネット上に公開されたデータならば、すでに「将来のために記録する」というサービスが実現している。

 下記に解説記事がある。
  → 過去のWebページがそのまま閲覧できるインターネット・アーカイブ・サービス

 該当のサービスは下記。
  → Internet Archive: Wayback Machine
    ( http://archive.org/web/

 実例として、2006年2月7日という時点の、本サイト。
  → 過去の Openブログ


 なお、一般的な解説は Wikipedia で。
  → ウェブアーカイブ (Wikipedia)



 [ 付記 ]
 前項を書いたあとで、「超長期の記録を狙うより、現在の情報を収集することの方が大切だろ」と思ったのだが、そんなことはいちいち私が指摘するまでもなく、すでに実現していたのであった。(それが本項の趣旨。)
 ただし、篤志家の善意でやっているだけであるようなので、あるとき突然、データがすべて消失する可能性もなくはない。(バックアップはあるだろうが、バックアップもろとも消えてしまう可能性もなくはない。可能性はゼロではない。……隕石が衝突するとか、核戦争が起こるとか、いろいろと状況は想定できる。)
 とすれば、超長期の記録を考えるならば、一番大切なのは、バックアップ体制の構築だろう。たとえば、地下数百メートルの地中に保存するとか、南極の氷の底部に保存するとか。
 媒体の耐久性を求めるよりは、バックアップ体制に万全さを求めることの方が、ずっと大切だと思える。
posted by 管理人 at 19:49 | Comment(0) | コンピュータ_03 | 更新情報をチェックする
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