赤ん坊の夜泣きには、いろいろと原因があるが、新生児の場合だと、母親が授乳すると泣き止むことが多い。新生児はもともと1日に何度も母乳を欲しがるものだ。
→ 夜泣きの原因について
そこで提案する。
「授乳ロボットで代替する」
このためにはあらかじめ、授乳ロボットを開発しておく必要がある。
というわけで、新たにそういうタイプのロボットを開発してもらいたいものだ。
新生児というのは、どうせ寝ているだけだから、授乳するだけのロボットというのは、あまり難しくはないだろう。ただ、子供が噎せてしまって、喉を詰まらせたりすると大変だから、ちょっとリスクはある。とはいえ、喉を詰まらせるのは、センサーで検知が可能だから、そのときは母親を起こすようにすればいいかも。というか、喉を詰まらせたら、それなりに対処できるシステムを用意しておけばいい。……ちょっと難しそうだけど。
この手のロボットの必要性は高い。また、使う期間は、3カ月間ぐらいに限られている。いくらか高額だとしても、短期間であれば、払うこともできるだろう。
(例。レンタルで月額 20万円。3カ月で 60万円。/メーカーとしては、月額 20万円で耐用年数が5年なら、1200万円の売上げだ。何とか採算に乗りそうだ。)
[ 付記1 ]
本項の趣旨は、次のことだ。
「殺人ロボットや、原発対処ロボットなんていう、実用で使う場面のなさそうなものを必死に開発するより、生活レベルで必要性の高いものを開発する方がいい」
「介護ロボットなんていう老人対策をするよりは、赤ん坊対策をする方がいい」
世間がロボットというとき、人々の盲点になっている点がある。それが、赤ん坊だ。
人工知能学会の表紙でも、若い女性のことばかりが話題になっていた。だが、もっと赤ん坊のことを考えるべきだろう。赤ん坊は、「こうしてくれ」と声高に語ることはないが、赤ん坊こそ、本当はロボット(などの IT技術)を必要としているのだ。
赤ん坊が泣いているのは、「こっちを見てくれ」と人々に訴えているからなのだ。

出典
[ 付記2 ]
授乳ロボットと言ったが、別に女性型アンドロイドである必要はありません。変に妄想する必要はありません。 (^^);
【 追記 】
授乳ロボットのほか、抱っこロボットもあるといいだろう。(兼用でもいい。)
というのは、夜泣きは抱っこで済むことが多いからだ。下記に参考記事がある。
→ フランス人は赤ちゃんの夜泣きをあえて放置!