2013年12月03日

◆ 燃料電池車よりも家庭用燃料電池

 燃料電池は、自動車に使うよりは、家庭用の発電に使うといい。 ──

 燃料電池車については、あれこれと批判してきた。(前項・前々項など。)
 ただ、燃料電池という発電装置そのものは、悪くない。特に、家庭用に使うのなら、悪くない。いろいろと利点があるからだ。
  ・ 小型化の必要がないので、コストが安めで済む。
  ・ 大量の湯が発生するが、それを家庭で使える。(風呂など)


 特に、後者が重要だ。お湯を使えるがゆえに、燃料電池で生じた熱を無駄にしない。おかげで、熱効率がとても高くなる。家庭で発電すると、自動的にお風呂のお湯が沸くわけだ。料理用の湯もできる。これまでかかっていたガス代がなくなる。ついでに、余計な熱が発生しなくなる分、夏のヒートアイランドかも抑制できる。(少しだけね。)

 とにかく、熱効率という点から言うと、家庭用の燃料電池は有望だ。
 逆に言えば、熱を無駄に捨ててしまう(オシッコにしてしまう)燃料電池車は筋が悪い。

 政府は、どうせ推進するなら、燃料電池車のために莫大な補助金を出すより、家庭用の燃料電池のために補助金を出す方がいい。
( ※ 本当は、補助金を出さない方がいいが、どうせ出すなら、家庭用の燃料電池に出す方がいい。)
 


 【 追記 】
 これと同様の話題は、前にも書いたことがあった。
  → 燃料電池の死 4
 ここで記したように、家庭用燃料電池には、「固定酸化型」というタイプがある。これは白金を使わない。しかも、高効率だ。発電効率が 熱効率が 45%で、熱効率は 87%。燃料電池車の熱効率が 30%以下である(廃熱は無駄に捨ててしまう)のに比べると、圧倒的に効率が高い。
 だから、家庭で燃料電池で発電し、その熱は家庭で使う、というふうにするのが、最も効率が高いのだ。(上述の通り。)
posted by 管理人 at 20:09| Comment(1) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後に 【 追記 】 を加筆しました。
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Posted by 管理人 at 2013年12月04日 12:00
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